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ラーメン二郎 茨城守谷店

住所 茨城県守谷市美園4-1-5 美園ビル1F
電話 非公開
営業時間 11:30~14:30/18:00~21:00
定休日 水曜(祝日は営業、翌日休み)
P あり
禁煙



ばっぷくどん「突然、思い立って、食べたくなった、というわけだな。」
かわずまろ「そう、突然、無性に食べたくなった。」
ばっぷくどん「そうしたら、矢も盾もたまらず、もう、出かけていた、というわけだな。」
かわずまろ「そう、車を走らせていた。」
ばっぷくどん「他に、そんな風に思う店は、そうはないな。」
かわずまろ「そう、ない。」
ばっぷくどん「一番近いのが、守谷店だと思って行ったのだな。」
かわずまろ「そう、たぶん。」
ばっぷくどん「やっぱり、どうせ行くなら、少しくらい遠くても、二郎だな。」
かわずまろ「そう、本当だね。」

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ばっぷくどん「でも、まあ、そう遠くもなかったな。」
かわずまろ「そう、谷和原インターから降りて、わりとすぐだし。」
ばっぷくどん「駐車場事情もすこぶるいい。」
かわずまろ「店内も広くて、冷房も効いていた。」
ばっぷくどん「お昼時だったけれど、常時、20人ちょっとは、並んでいたな。」
かわずまろ「でも、みんなてきぱきしているから、回転は早い感じだった。」
ばっぷくどん「行列のお客さんは、みんな、店の指示通りに整然と並んでいた。」
かわずまろ「接客システムがきちんとしていて、やっぱり気持ちいいね。ルールを尊重している。ある意味、私語もない。」
ばっぷくどん「ご主人が、しょっちゅう、さりげなくお客さんの方に目を光らせていて、気配りが行き届いていて、感じがいい。」
かわずまろ「全体的に、ラーメンに対する敬意を感じる、ね。」

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ばっぷくどん「券売機は、例の、本店仕込みの、色つきのプラスチック札が出てくるやつだ。」
かわずまろ「かわいいアイテムだ。昭和っぽい。」
ばっぷくどん「それにしても、安いね。これは、良心だな。」
かわずまろ「まずくて、力もなく、立地もよくない、二郎インスパイアほど高くなる、ってのは、どういうことだろう?」

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小ラーメン ニンニク 650円

ばっぷくどん「今日は、何だかさ、すんなりいただけた。なんでだろう?」
かわずまろ「ああ、そうかもね。店内が涼しいからもあるか。」
ばっぷくどん「こんなに食べやすかったのは、初めての気がする。あまり、くどくなというか・・・。」
かわずまろ「スープがちょっとライトな感覚なのか。量は多い、んだけどね。」
ばっぷくどん「ここも、野菜が少しくたくたしたタイプだ。口がさっぱりするし、食べやすくてうまい。キャベツも多い。麺は多いけど、野菜が少なめなのかなあ。というか、くたっとしている分、嵩が減っているし。」
かわずまろ「脂も多いけど、それも楽な感じ、なのか。確かに、いつもより、苦しくならないで、さらっと行けた感じだ。」
ばっぷくどん「やっぱりさ、この醤油が命だよね。」
かわずまろ「この、いつまでも、口の周りに残るような、独得のスープの風味ね、癖になる。」
ばっぷくどん「麻薬だね。」
かわずまろ「この麺も、うまい。これも、食べやすい感じなのかもね。」
ばっぷくどん「ちょっとやわらかいけど、なんか独特の食感があるね不思議な歯応えというか。」
かわずまろ「やっぱり、製麺所の麺に、この感じはないんだよね。ぬくもり感というか・・・。」
ばっぷくどん「画一的な、既製品っぽくなるっていうかね。」
かわずまろ「でもさ、自分の思っていた二郎の麺のイメージと違うんだけど。もうちょっと、ぼそぼそ、というか、ごわごわというか・・・。何だか自分の記憶があやしくなってきた。」
ばっぷくどん「もう一回まわった方がいいかもね。」
かわずまろ「本当だね。わからなくなってきた。」
ばっぷくどん「君は、よく、どこへ行った?」
かわずまろ「小金井二郎、仙川二郎、生郎、いごっそう、はよく行ったなあ。」
ばっぷくどん「ああ、地元だもんね。」
かわずまろ「あと、八王子野猿二郎、大陸、荻窪二郎、目黒二郎、三田二郎・・・か。凛は直系かなあ?・・・、まあ、確かに、また、いろいろといただいてみたくなってきたかも・・・。」
ばっぷくどん「この定番の厚い肉も、やわらかくてうまいね。ここのは、ちょっと脂身がついている。」
かわずまろ「まったく、二郎は、どれもがよくできている。スープ、麺、野菜、肉、の、四位一体の妙、か。」
ばっぷくどん「あと、刻みニンニクも忘れちゃあいけないな。五位一体のハーモニーだな。」
かわずまろ「おそろしく刺激的だよね。これを一度食べると、微熱を帯びたようになる…。」
ばっぷくどん「心の琴線に触れる、ってやつだね。」
かわずまろ「そう、それが、お店の人やお客さんの、ひたむきな情熱を支えているんだろうね。」
ばっぷくどん「本当にうまいんで、黙して語らず、でもいいくらいだよね。」
かわずまろ「ラーメンのイデアみたいなものを感じさせる、って言うか・・・」
ばっぷくどん「やっぱり、人から尊敬されるよね。商売的成功としてもさることながら、信仰の対象にもなりうる代物だよね。」
かわずまろ「だから、ラーメン一種類でいいんだよね。どこかに、つけ麺があったけど、やっぱり、ラーメンの方がいい。」
ばっぷくどん「まあ、下世話な食べ物なんだけど、ひょんなことで、聖域に入ってしまったんだよね。きっと・・・。」
かわずまろ「いやあ、とにかく、二郎は楽しいよ。」


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(りすファーム溜池管理人 かわずまろ)
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by dasenkadasenka | 2011-09-17 11:13 | 守谷市

拉麺厨房 北斗(らーめんちゅうぼう ほくと)

住所 福島県いわき市四倉町上仁井田字前原37-1
電話 0246-32-6747
営業時間 11:30~14:30/17:30~21:30
定休日 火曜日(事前に確認してください)
駐車場 店舗前数台
禁煙




ふえふきどり「このお店、やまりす先輩は、あまり行きたがらないんだ。」
けけけどり「へえ、なんで?」
ふえふきどり「美味しくて好きらしいんだけど、麺の量が少ない、って言うんだ。そんなことないと思うけど。あの方は卑しいからね。」
けけけどり「ああ、そう、あの方は卑しい。」
ふえふきどり「」撮影者やまりすは大好きなんだ。あの方は、高貴だからね。」
けけけどり「そう、あの方は高貴だ。」

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ふえふきどり「旭川ラーメンっていえば、昔、好きでよく食べ歩いたなあ。」
けけけどり「そう、食べ歩いた。」
ふえふきどり「特一富屋(あきるの市)、とか、好きだったなあ。あと、まるしゅう(武蔵小金井市)、とか、ね。」
けけけどり「そう、好きだった、濃厚な魚だしに、あの変わった、ぽきぽきしたような麺ね。」
ふえふきどり「ああ、濃厚な魚だしって言えば、ろくあじ(世田谷区経堂)もそうか? もう、なくなっちゃったけどさ。」
けけけどり「そう、やめちゃった。あそこ、よく通ったなあ。おやじさん、足腰が悪そうだった、立ち仕事のせいか。・・・いや、あそこは、室蘭ラーメンじゃないか?」
ふえふきどり「え、そうかなあ、室蘭ラーメンっていえば、雷文(町田)だろう? まあ、どうでもいいや。ろくあじ、もう、ないし・・・」
けけけどり「郡山の胆振もいいね。」
ふえふきどり「そう、旭川ラーメンだ。おいしいいね。スープは濃厚だけど、あそこは、ぽきぽきした麺じゃあない。」
けけけどり「ああそうだ、味乃やまびこ(相模原)もそうだっけか。あそこは、いまいちだったなあ。」
ふえふきどり「そうそう、あそこは、たしか、ぺーぱん(横浜)で修業した店主だったね。」
けけけどり「そうだ、ぺーぱんといえば、ゆーから(南相馬)だ。震災前、2月くらいに行ったなあ。麺が変わっちゃって、普通っぽい麺になってた。」
ふえふきどり「小麦粉高騰のため、だったっけ? 独得なぽきぽきした麺じゃあなくなったね・・・まあ、おいしかったけど。それどころか、被災して、横浜のぺーぱんに行って仕事していた、というか、避難していたみたいだね。」
けけけどり「でも、また帰ってきて、はじめたらしいよ、お店。行きたいけど、大回りしないといけなくなった・・・」

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北斗北海道旭川らーめん 750円

ふえふきどり「で、さあ、北斗、の旭川ラーメン、だけど・・・」
けけけどり「この、旭川、って感じの、濃厚な魚介スープは、最高だね。でも、麺は、あの変なぽきぽきした麺じゃあなくて、オリジナルのものだ。」
ふえふきどり「」自家製麺でおいしい。ちょっと白河麺みたいな感じの、中太縮れ麺だ。スープは、とても濃いけど、本当に、品がよくて、うまいね。」
けけけどり「魚粉っぽくないのがいいね。キレがよくて、後で気持ち悪くならない。」
ふえふきどり「やっぱり、これが、一押しのおすすめ品だな。」
けけけどり「本当に貴重な濃さ、うまさ、だね。」

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北斗海鮮チャンポンめん 1000円

ふえふきどり「チャンポンは、はじめてだ。あとは、担担麺をいただけば、このお店のメニューは、一通りこなしたかな。ほんとうにどれもおいしいよね。担担麺は次の楽しみだ。」
けけけどり「チャンポンは、1000円と、一番高いけど、えびやたこや貝など海鮮が入ってて、豪華でおいしそうだ。あ、麺が、ちゃんとチャンポン仕様だ。」
ふえふきどり「この麺もうまいなあ。それに野菜味と絡んだ塩味のスープも濃厚で申し分ない。ここは、塩スープもおいしいんだよね。」
けけけどり「最後にチャンポンをいただいたのは、もう、ずいぶん前だけど、来来来(世田谷区三軒茶屋)だったなあ。あそこは、専門店で本場もの、だけど。久しぶりにいただくけど、いいものをいただいた。たのんでよかった。」
ふえふきどり「ご主人は、なんか、おいしいものをつくりそうな雰囲気しているよね。」
けけけどり「こだわりを持った職人、つて感じだね。」
ふえふきどり「このお店の雰囲気も好きだなあ。こざっぱりしていて、いいな。変な話だけど、窓から国道の見える店、好きなんだよね。」
けけけどり「じゃあ、ばっちりだね。国道沿いっだもんね。」

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ふえふきどり「あっ! 目の前の空間に、突然、ぱっと、影があらわれた!」
けけけどり「じりす、だ!」
ふえふきどり「瞬間移動であらわれたんだ。・・・様子が変だ、微動だにしない。」
けけけどり「車を運転しているような格好のままで、固まっている。手足を前に突き出して、肘と膝のところで、直角に曲がっている・・・こんな姿勢でも立っていられるのは、しっぽがあるからだな。」
ふえふきどり「りす特有の、どこを見ているのかわからないような目で、無表情に虚空を見つめている。口だけが、微かに、もごもご動いている。」
けけけどり「なんだ、寝ぼけているのかな? 夢遊病か?」
ふえふきどり「あっ、消えた!」
けけけどり「今度は、店の外に、瞬間移動した。そのままの格好で、こっちを向いている。」
ふえふきどり「追いかけてみよう。」
けけけどり「あっ、また消えた。あそこだ、やっぱり、同じ姿勢でこっちを見たまま、遠くへ後退した。」
ふえふきどり「よし、飛んで追いかけよう。」
けけけどり「あっ、また消えて、こっちを見た姿勢のまま、遠ざかった。」
ふえふきどり「あの辺は、やまりす食堂があるあたりだ。」
けけけどり「あっ、また遠ざかった。逃げ水みたいで、追い着かないなあ」
ふえふきどり「小さく見えるじりすの、横の家の、屋根の上のアンテナに、どばとがとまって、鳴いている、のが見える。」
けけけどり「あっ、また遠ざかった。瞬間移動だから、とても追い着かないや。」
ふえふきどり「小さく見えるじりすの、横の家のベランダで、やまねこがラベンダーの匂いをかいでいる、のが見える。」
けけけどり「あっ、また遠ざかった。」
ふえふきどり「じりすがあらわれた四つ角に、ポケットに両手を突っ込んで、突っ立っている、りすひろしが見える。」
けけけどり「あっ、また遠ざかった。あっ、あぶない、タイムスリップで同時にそこにあらわれた、りす男爵と衝突した!」
ふえふきどり「りす男爵が、弾き飛ばされて、転んだけれど、じりすは、あの姿勢のまま、無表情で、動じない。」
けけけどり「あ、また遠ざかった。今度は、りすファームのあたりにあらわれた。」
ふえふきどり「あっ、また遠ざかった。もう、だめだ、どんどん遠ざかって、小さくなっていく。」
けけけどり「もう、追うのはあきらめようか。」
ふえふきどり「そうだね、追いかけるのはやめて、りすファームに戻ろう。」
けけけどり「そうしよう。おなかもいっぱいだし。」


(スタッフ のりす)
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by dasenkadasenka | 2011-09-15 17:33 | いわき市

生江食堂(なまえしょくどう)

住所 福島県大沼郡会津美里町高田甲2835
電話 0242-54-3068
営業時間 8:00(朝ラータイム)~11:00~18:00
定休日 木曜日
P あり
全席喫煙可



わたしがこの店を初めて訪れたのは、たぶん、10年以上、前だと思うけれど、その時は、ラーメンの印象よりも、相席、喫煙の混雑ぶりに気圧されて、そのため、その後しばらくは行かないままになった。

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その感じは、今も健在だ。店内もほとんど何も変わっていない、相変わらず地元の人気店である。
今日は、相席になった。その相手が煙草を吸わなかったからいいけれど、これで煙草を吸われると、二重苦だ。とても落ち着けない。
食べるだけ、ではなく、リラックスも、かなり重要な要素だ(煙草を吸う人は、「そんなにいじめないで」と言うけれど、自分が人をいじめている、人に迷惑をかけている、自覚がない)。

喫煙、相席を情緒(昔ながらの雰囲気、大きな神社の横の食堂茶屋的な雰囲気)だと思う人もいるだろうけれど、そこに苦痛を感じ、そのストレスを嫌って、来なくなるお客さんもいるはずである。もったいない。
煙草は食後の一服ということも多いから、お店の回転も悪くなり、儲けを出そうと思うなら、お店にとっても損だ。

大勝軒系の店で、喫煙、相席の店はない、のではないだろうか、と思った、が、茨城の「ゆう」が喫煙可だった。やはり、田舎なのか(首都圏のブログを読んでいると、喫煙、マンガを読みながら食べる、注文の横入り、等は信じられない、と書かれていることが多いが、こちらでは信じられている)。
でも、「郡山 大勝軒」だって、禁煙だし、相席もない、注文も整然としている。それでも、十分に繁盛店だ(一流の飲食店の格、貫禄、がある)。
お店が客を育てるのか?、客がお店を育てるのか?

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もりそば 650円


つけ麺は、かなり、うまい。さすが、大勝軒である。その名を出していないけれど、それでも、受けているのだから、実力だなあ。

つけダレは、かなり甘い。が、この思い切りは買える。「ずいぶん甘いなあ」、と言うお客さんにひるまずに、貫いてほしい。味もとてもよく、このセンスは相当のもの、ではないだろうか。

麺も同様に、おいしくて、センスがいい。ちょっと給食のソフト麺みたいな感じで、「郡山 大勝軒」に似ているかな。

凡百のつけ麺を、遠く突き放す、冴えがある。そう言ってはなんだけれど、こんなのどかな場所にあるのが驚きの、グレードの高さだ。

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中華そば 550円

ラーメンも、同様に、レベルが高くて、本当においしい。
煮干しの風味が抜群にいいし、つけ麺とは違う、こちらの麺も文句なくうまい。



「長谷川」と同様に、休日には、つけ麺をやらないことが多いようで、5月の連休に来て、すっぽかされた、し、お盆の時もやっていなかった。
やはり、それなりの規模、設備、システムの構築がないと、昼の混雑時のつけ麺はむずかしいのか(でも、東池袋の「大勝軒」は、何しろ、あの店の小ささで、つけ麺をやっていてんだからねえ。もう、だいぶ前だけど、わたしの席の真横、1メートルくらいのところで、あの山岸さんがラーメンをつくっていた! あの時は、閉店が迫っていたので、すさまじい行列で、たっぷり3時間は並んだなあ)。



いつかは、茶屋的な雰囲気を脱するのか、それとも、ずっとこのままなのか、興味深いところだ。



(撮影者やまりす)
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by dasenkadasenka | 2011-09-14 12:09 | 会津若松市

黒はせ川(くろはせがわ)

住所 福島県喜多方市字大荒井6
電話 0241-24-5180
営業日 日曜日
営業時間 11:00~15:00
P 店舗周囲にかなりあり
禁煙


先回、黒長谷川に行ったのは、5月の連休で、まぜ麺、つけ麺を目当てに行ったのだけれど、連休中は、それをやっていない、ということなので、まあ、かなりがっかりして、長谷川を通過した。

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その前に、黒長谷川に行ったのは、去年の秋で、まぜ麺、つけ麺をいただき、おいしかったのだけれど、周りのお客さんは、ほとんどがラーメンを食べている。
そこで、ラーメンもいただてみようと、店をいったん出てから、1時間後くらいに舞い戻って、醤油、塩、ラーメンをいただいた。でも、まぜ麺、つけ麺に比べると、あまり、ぱっとしなかった(『霜降り』『全面のせ』じゃないと地味かも)。
わたしは、もともと、長谷川のラーメンは、煮干しの感じが好みではなくて、あまり得意ではない。
でも、最近は、煮干しが後退してきているような感じなのかな。

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で、今日も、まぜ麺、つけ麺をいただきに来たのだけれど、今日も、やっぱり、周りのお客さんは、ほとんどがラーメンを食べている。うーん、もったいないなあ。おいしいんだけどね。
連休中にもはずされないように、もっと、盛り上がってほしいなあ、ガンバレ! まぜ麺とつけ麺。

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まぜ麺 並255g 600円

ここのまぜ麺は、わたしの認識している、油そば、に近い。そして、「大須賀」の油そばは、わたしの認識している、まぜ麺、に近い。だから、クロスして、混ざってしまっている、というわけだ。
油そば、まぜ麺、汁なしそば、などが、クロスオーバーしており、まあ、呼び方はどうでもいいけど、何よりも、油のおいしさにこだわってほしところだなあ(だから、油そばという呼称が好きだけど。まず、油が醍醐味なので、油がうまくなければ、がっかりだ。要するに、中華風の、オイルパスタですよね)。

で、ここの油はうまい。
そして、もちろん、その相手役の麺がおいしくないといけないわけだけど、それもいいなあ。
どっちもいいんだけれど、どちらかと言えば、具がいろいろとのっているものより、こういうシンプルなものの方が好きだなあ(普通のラーメンの具だけ)。
チャーシューがかなり、入っている。切り落とし部分だから、たくさんあるのかもね。
細く刻まれた、なると、も、グッドだ。

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多加水つけ麺しお 大盛340g 700円 (大盛りまで同一料金)

つけ麺もうまい。
前回は、醤油をいただいたので、今回は塩に。
醤油、塩、いずれもとも、あっさりした味で、鰹節が入っているのが、特徴的。
この鰹節が、控え目ながら、独得の風味でおいしい。わたしは、鰹節が、ダイレクトに入ったものが、あまり好きではない、のだけれど、この鰹節、鰹節臭くなくて、微妙にいい味だなあ。
スープ自体も独得で、おいしい。濃厚魚介、魚粉だらけの昨今、この独自のセンスは、頼もしい限りだ。
塩がぎりっとして、全体を引き締めており、不思議に、最後まで味がダレない。

麺は、まぜ麺と同じものだけれど、もっちりした感じがおいしい。


行列ができているけど、てきぱきとしたシステムがよくできているようで、割と、回転が早いようです。


ワンちゃんが、なくなってしまったようですね。
味もさることながら、このお店の人気は、立地全体の雰囲気がいいからではないか、とひそかに思っているのだけれど、ワンちゃんがいなくなって、少しさびしくなったなあ。幸運を呼ぶ、池の金魚にその分も頑張ってもらおう。

(撮影者やまりす)
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by dasenkadasenka | 2011-09-13 18:11 | 喜多方市

ラーメン好面 (はうめん)

住所 福島県いわき市常磐上湯長谷町扇田48-4
電話 0246-43-6739
営業時間 11:15-20:15
定休日 火曜
喫煙可


どばと、と、よたか、は、夜の街に繰り出しました。

どばと「何だか、暗いな。」
よたか「夜だからね。君は鳥目だし・・・。」
どばと「ちがうよ、君のことだよ。」
よたか「ああ、そうか・・・最近、落ち込んでいてさ、理由もなく・・・夜になるとさびしくて、何だかテンション下がりっぱなしなんだ。」
どばと「じゃあ、活気のありそうなところへ、夕食のラーメンを食べに行こうか。」
よたか「うん、いいね。」
どばと「好面に行ってみようか。いい顔、って意味だし。僕は、たまに、思い出した時に行くんだけどさ、このお店。時々、思い出したように、何だか食べたくなって、行くんだ。きっと、お客さんで賑わっているよ。」
よたか「どうやって行く? 飛んでいく?」
どばと「いや、瞬間移動だ。」
よたか「なるほど、夜だし。」
どばと「いいかい、呪文を唱えるよ。・・・ばっぷく、ばっぷく、ばっぷくどん・・・、これでよし。」

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どばと「よし、来た、ここだ。」
よたか「本当だ、混んでいるなあ。駐車場も一杯だ。」
どばと「地元の人気店のようだね。」

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とんこつらーめん 650円

どばと「これがね、とんこつラーメンだけど、ちょっと変わってておもしろいんだ。」
よたか「そうだね、野菜炒めが入っているね。珍しい。」
どばと「玉ねぎともやしを炒めた鍋に、とんこつスープをジャアと注ぐんじゃあないかな。だから、ものすごく、熱いよ。」
よたか「あ、このスープ、甘い旨味があって、おいしいなあ。何か、独得の風味だね。」
どばと「豚骨を長時間炊き出しているらしけど、」
よたか「そんなにくどくはないね。」
どばと「風味づけに、トンビ油(イカのくちばしからとる香味油)使っている、って、前に雑誌で読んだけど、今はどうかね。店の娘さんが、メニューがころころ変わるって、言ってたし。以前は、3種類の自家製麺から選べたらしいんだけど、今は違うし。この麺、一種類のようだけど、これ自家製なのかなあ?」
よたか「うん、でもおいしいよ、この黄色い麺。何だか、面白い味で、割と好きだなあ。」
どばと「そのさ、野菜炒めの味が、強くスープに出ているじゃない。おいしいんだけど、それが強く味を支配していて、気になるんだよね。だから、野菜炒め抜きで、そのスープを飲んでみたいんだけどね。」
よたか「それに、麺も選べたら、面白そうかもね。」
どばと「ちょっと不思議な味なんで、それを、たまに、食べたくなる、って感じなんだよね。」

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醤油らーめん・焼餃子セット 650円

どばと「醤油ラーメンも生姜の香りがしておいしいなあ。」
よたか「そうだね。わりと知っているような親しみやすい味だね。」
どばと「街中中華っぽい味なのかなあ。ついこの間食べた、朱雀@小名浜、の醤油ラーメンももこんなだったかなあ。」
よたか「あっ、このチャーシューかなり好みだな。周りに醤油がぎりっと染みていていい感じだなあ。」
どばと「やまりす先輩が好みそうだね。」
よたか「しっ。」
どばと「どうした?」
よたか「そういう話をすると・・・・・」
どばと「はっ、そうだねっ。なんちゃって熱を呼びおこさせてしまいそうだね。」



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どばと「醤油ラーメンとセットの餃子、皮も餡も手作りで、おいしいよね。」
よたか「何か、素朴な味わいだね。」
どばと「そうそう、餃子ってさ、割と、決まりきったような味じゃない、どこでも。おいしいけど、ありがちな風味っていうか、たいてい、甘いし、くどいし。でも、これ、嫌味のない、素直な味だよね。」
よたか「何か、ほっとするような・・・確かに、餡もくどくない・・・」
どばと「また、皮がさあ、ほんわかして、ちょっとくせになるような・・・」
よたか「それに、これ、一皿5個で、200円は、かなりお値打ちだね。」

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どばと「どう? 元気になった?」
よたか「うん、ありがとう、福餃子も食べたしね。元気になったかも。」
どばと「じゃあ、ねぐらに戻ろうか・・・」


(オフィスやまりす リーダー ばっぷくどん)
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by dasenkadasenka | 2011-09-12 12:39 | いわき市

支那そば 一力

住所 福島県いわき市小名浜中町境4-11
電話 024-654-7765
営業時間 水~土11:00~14:30/17:30~20:00
日・祝11:00~15:30/17:30~20:00
定休日 月曜・火曜(祝日の場合は営業)
P あり
禁煙



めずらしく、夜にラーメン店へ。
夜だけしかやっていない、濃厚魚介つけ麺をいただいた。

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お客さんはまばらに出たり入ったり。

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濃厚魚介つけ麺 750円


以前、お持ち帰りセットを買って、家で、このつけ麺をいただいたことはある、ので、どんな感じのものかは知っている、が、お店でいただくのは初めて。
なぜか、家でいただいた時より、印象が弱かった。

濃厚とあるが、けっこうあっさり目のスープである。麺も、それほど太くはなく、つるつるした食感で、やはり、あっさりしている。
そのさっぱり感のため、上品な味わいである、が、その分、ガツンとくる感じも弱い。

そこで、

ふと、思ったのだけれど、先日、やはり、夜に、「花月 嵐」でいただいた、tetuとのコラボのつけ麺も、何となく物足りない感じだった・・・。

さらにそこで、

夜には、つけ麺はさびしい、のではないだろうか、と感じた。
夜にのまれてしまっている、という感じか・・・。

つけ麺は昼向きなのだ、きっとね。夜の暗さ、夜気の重さに、どうも負けてしまっているのかも。
と、これが、今日、得られた結論? かなあ。

まあ、私自身が、夜の時間帯に食べ慣れていない、というせいもあるのであろう。いろいろと、昼とは、様子が違うようである。
それで、人は、夜には、勢い、他にも、いろいろとつけ加えて、ボリュームアップしていただくのかな、合点がいく気がする。
まあ、大きなお世話だけど、夜だけ、より、人が元気いっぱいの昼の方がいい気がした次第でです。

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醤油ラーメン 680円

で、ラーメンは、つけ麺にくらべて、ほっとするものがある。
夜を撥ね返している、という感じか。

今日は、いつもより、麺がおいしく感じられた。スープもおいしい。鶏スープにしょうがの香りがほんのり。あと、独得の癖がある気がするけど、何かわからない。しいたけとかか。
でも、まあ、オーソドックスな醤油ラーメン、という感じです。

佐野実氏の「支那そば屋」も、だいぶ前に、いただいたことがありますが、まあ、やっぱり、すごく出来のいい、オーソドックスな醤油ラーメン、という印象でした。
確か、デュラムセモリナ粉を使用した麺(佐野実氏、略して、さのる氏(冗談です、失礼!)は、イタリアン出身}もいただいた、のですが、それは、やはり、何だか麺が、ちょっとスパゲッティみたいで、やや違和感がありました。
ここは、「はるゆたか」(だったかな)で、しこしこした落ち着いた味で、おいしいです。



(りすファーム夜間守衛 よたか)
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by dasenkadasenka | 2011-09-11 08:48 | いわき市

ソースかつ丼の店 新かつ 四ツ倉

福島県郡山市朝日2-17-23
電話;024-933-8825
営業時間;【昼の部】11:00~15:00 【夜の部】17:00~20:00
定休日;不定休
駐車場;店舗前に3台分


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いわき市四倉町で営業されていた『新かつ』さんが 郡山市で営業再開です

開店時 前を通りかかって目撃衝撃おおおーーーーーー で 次回は食べるっ
って決めてたんですが 不運にもお休み またのお楽しみということに

ついては

福島ラーメン巡りをされている方はもれなく知ってるお世話になってる楽しませてもらってる情報が早くて細かくて丁寧ためになるブログ

の大御所無芸さまが 早速足を運んでくださってました ありがたやありがたや
レポ うまそーーーーーー
 

今夜も無芸大食 『新かつ四ツ倉』



帰ってきてほしいと思うけど 味を繋いでいくのであればどこでもいいですよね


(無芸さま 無断リンク ごめんなさいーーーーーーーー)
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by dasenkadasenka | 2011-09-10 11:25 | 郡山市

ボルドー

住所 郡山市堂前町23-24
電話 (以前の番号と違うのかな?すみません不明です)
営業時間 11:00~14:00頃 /17:00~21:00
定休日 不定休
P 店舗前4台
喫煙可



屋根裏部屋だろうか、三角形のとんがりがかわいい。
見えている自転車にツタが絡まっている。

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満席だし、駐車場も一杯なので、一回りして、戻ってくると、もう、客は、誰もいなかった。
 

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店内に入ると、今し方までいた客の全員が吸っていたのでは? という勢いで、煙草のにおいが充満している。こりゃあ、いかんなあ、禁煙にすべきでは? と思った。
給仕の方の受動喫煙も心配だけど、壁に展示されている(貸プチギャラリーなのかな。ご主人の制作した銅版画もあると聞いてますが)作品の品質保護の観点からもよろしくないのでは(画廊で喫煙はありえない)、と思ったけれど、フランス人は、愛煙家の多い文化だから、これでいいのかな?

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ボルドーら~麺 500円


ボルドーラーメンは、店名を冠しているし、値段も500円と手頃だし、メニューカードも特別待遇になっているし、おそらく、ご主人のおすすめ、で、どんどん、みんなに食べてもらいたい、という、一品なのだろう、と思って、いただいてみた。
で、出てきたラーメンは、絶品だった。気になった予感通り、うまい。

コンソメ風で、自慢の、基本のスープ、といったところなのだろう。
セロリなど、香味野菜の香りや、タラゴンやディルなど、甘い系の香草の香りや、タイムやローレルなど、ほろ苦系の構想の香り、など、ブーケガルニが微かに香る気がする(もちろん、憶測)。
香りも味も、絶妙な融合具合で、好きだなあ。もちろん、ラーメンスープとして、いけている。
職人としての、底力、底意地を感じさせる。

麺は、前回いただいた塩ラーメンと同じ細麺なのだろうけれど、今日は、かために仕上がっていて、歯応えがあって、おいしく感じた。このスープに、より合っているのかな。

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手揉み極太つけ麺 800円


つけ麺も素晴らしいなあ。
パスタ、オードブルの肉と卵、サラダの野菜、が、一皿に、という感じなのだけれど、それぞれの、ソース、つけダレ、ドレッシング、の役割を果たす、濃厚魚介スープが、いずれにも合っていて、すぐれものの万能ソースといった感じで、うまさを引き立て、楽しめる(だから、メニュー写真にあるように、スープと具とが一緒になっているより、このセパレートの盛り方の方が、断然、味や楽しみが活きる、と思う。普段、わたしは、一緒になっている方がいいと、思っていたけれど、意表を突かれた感じで、驚きです)。

濃厚魚介スープは、くどすぎない濃厚な旨味、すっきりした上品な味もさることながら、香辛料や魚細片などの、そのざらざらとした食感も素敵だ。
おいしい、だけでなく、相当に斬新な、奥深い一品と言う感じ。
アスパラガスも、普通よりおいしくいただけるなあ(中央のチャーシューの下に隠れてました)。

かわいいポットで登場の割スープも、そのままいただいてみると、正しくコンソメっ! て感じで、おいしい。
なんだか、凄味があるなあ。

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ポットは普通のティーポットのサイズなのででかいです。虚を突かれるけど、これも演出?
あっ、もちろん中のスープは「割スープ」の分量です。

(運転手 じりす)
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by dasenkadasenka | 2011-09-09 10:08 | 郡山市

なかの屋

住所 福島県郡山市安積町長久保3-18-7
電話 024-947-6517
営業時間 11:00~20:00(確か通し営業だったと思うのですが。☎ 確認をお願いします)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日休業)
P 店舗前と隣接地にあり
禁煙



午後4時のラーメン。
飲食をするのに、何とも中途半端な時間帯だ。

ふられることの負の連鎖はよくあることだけれど、まさに、それだった。
無計画に、あてずっぽうに、あれこれ行こうと思ったラーメン店が、次々と、様々な不具合の重なりで、入店を果たせず、必死の形相で息せき切って駆けずり廻った挙句の、その徒労感の中で、開店当時に一度だけ来て、ちょっと忘れてしまっていたこの店にやっと辿り着き、まだ、陽は明るいけれど、何もかもが鈍くなるかのような、この時間にずれ込んでしまったのだ。

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店内に入ると、座ったテーブル席の横の大きな窓に掛かった日よけの布に傾いた日差しが大きく当たっている。
客は他に誰もいない。少し離れた無人の小上がりでは、テレビがついていて、ちかちかと光を明滅させ、その声だけが、電燈の光に明るく照らされた清潔な店内のがらんとした空間に響いている。
僕は、少し疲れた頭の中でこう思う、ふうむ、何だか懐かしいような光景だ。

落ち着いた、きれいな店内だ。一日の終わりの気だるいような感覚が襲ってくるせいか、何か、親戚のラーメン店にでも来ているかのような、既視感じみた、奇妙な懐かしさの感覚にとらわれる。

誠実そうなマスターが、落ち着いた丁寧な物腰で、きびきびと、一人できりもりしている。午後も遅い、何となく停滞して、長く引き伸ばされているかのような時間の中で、それに抗うかのように、マスターの立ち働く微かな物音の気配だけが、その席から見えない厨房の奥で、響いている。

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醤油らぁめん 細麺 600円

どこかのラーメン評論家も、ほろっときたのかもしれないな。誠実なラーメンだ。
いい人なんだろうなあ、という感じのラーメンだ。
あれやこれやの、あざといラーメンに倦み疲れた評論家が、ほっとするひととき、・・・だろうか。

なるとが二つでかわいい(確か、「成」もそうだったか)。僕は、なるとが好きなので、その味比べをしようと思ったこともあるけれど、思っただけのままだ。

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味噌らぁめん 中太麺 680円


箸が緑色だ。
白い丼と交錯する箸の緑色が、印象的。あえてこの色を選んだのであろう、マスターのセンスが窺える。冴えが光っている。ふうむ、気の利いた演出だなあ、珍しい色で新鮮だ。

この、すべて手作りのラーメン、麺もスープもやさいい。いやはや、いい人過ぎるなあ、という感だ。
僕は、悪いりすなので、何だか、後ろめたいような気がして、気がひけてくる。
しみじみとやさしい味なので、心のどこかで、まだ、しみじみしたくはないかなあ、とも思うのだろうか。
困ったな・・・午後4時のせいか・・・。


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(日暮れの、りすすーり)



鶏の甘い匂いと、醤油のちょっと前面に出る迫力が白河を彷彿させます。
とてもおいしかった。麺はわたし個人の感想では中太が好みだったかな。
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by dasenkadasenka | 2011-09-08 13:24 | 郡山市

やまりす食堂(とり中華の巻)

(背景音に「山のこりす」が静かに流れる店内に、「またですって?」「続けて?」「りすのくせに?」「天狗になっているのよ」「どんだけー」・・・などと、ざわざわとした、微かな囁き声が聞こえる。)

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りす男爵「この席、相席してもよろしいかな?」
のりす「えー、他にも席空いているのに? まあ、いいけどさ。」
りす男爵「わたしは、りす男爵、よろしく・・・」
のりす「山高帽なんかかぶって、ステッキも持っている。なんか変。」
りす男爵「わたしは、タイムトラベラーなんじゃ。」
のりす「えー、またか。(引っぱるなあ)」
りす男爵「過去から、やってきたんじゃ。」
のりす「道理で、時代がかっている・・・」
りす男爵「この時代が気に入ってなあ・・・、どうしてだと思う?」
のりす「さあ・・・」
りす男爵「おいしいラーメンがあるからさ! はっはっはっ・・・」
のりす「ふうん。」
りす男爵「それで、あちこち、いろいろと食べ歩いているんじゃ。」
のりす「じゃあ、ラーメンブロガーか?」
りす男爵「何だそれは?・・・わたしは、手帳に、日記をつけているだけだ、はっはっはっ・・・」
のりす「古いなあ。」

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なんちゃってとり中華@手打ち水車生そばリスペクト風

りす男爵「これは、山形は天童の名物、とり中華をまねしたものだな。」
のりす「そうだね。」
りす男爵「うん、うまいな・・・」
のりす「やまりす先輩が作ったんだ。(片手を衝立のように口元にやり、小さな声で)調子に乗っちゃっているみたいなんだ・・・」
りす男爵「見た目、全然、違うけどな・・・何かおかしいなあ・・・よく見ると、何もかもが野太いな。」
のりす「ええ、まったく・・・、よく見なくても、恐ろしいくらい別物だ。でも、全部、手作りだって、揚げ玉も・・・」
りす男爵「そうか、まあ、揚げ玉も、もっと繊細なんだけど・・・まあいいか・・とりだしに、そばつゆに、蕎麦屋の揚げ玉・・・あれ? 三つ葉が入っておらんなあ。忘れたな。」
のりす「本当だね。」
りす男爵「水車のとり中華はうまいからなあ。初めていただいたのは、もう10年くらい前かな。」
のりす「えー、そんなに前から来ているの?」
りす男爵「わたしは、水車のご主人に、直接、とり中華を作ってもらったこともあるんだぞ、はっはっはっ・・・」
のりす「へえー」
りす男爵「朝一で行って、開店を待っていたら、ご主人が、玄関でそうじをしていてな、二言三言話したら、ちょっと時間前だったけれど、入れてくれて、作ってくれたんだ。とり中華を運んできた仲居さんが、そんなことはめずらしいんですよ、と言っていた。やっぱり、さすがに、その時、いただいたのが、一番おいしかったなあ・・・」
のりす「ちぇっ、自慢話かよ。」
りす男爵「あのとり中華は、まさに、絶妙のセンスじゃ。やたらにまねしても、なかなか、いい感じにはならない。やっぱり水車のは、冴えが光っている。ただ揚げ玉を入れればいい、ってもんじゃない。」
のりす「これは?」
りす男爵「これは、いい方じゃ。(片手を衝立のように口元にやり、小さな声で)としておこう、はっはっはっ・・・」
のりす「胡椒と一味が効いているね。」
りす男爵「そう、それがまた合うんじゃ。」
りすひろし「そうなんです! 胡椒と一味とうがらしがポイントなんです。」
のりす「あっ、りすひろし・・・いつの間にあらわれたんだ・・・あっ、ポケットに両手を突っ込んでいる・・・」
りすひろし「からしです。鶏肉と揚げ玉ととりスープに、からしが絶妙に合うんです・・・、からしです、からしです、からしです・・・」
のりす「強引だ・・・何だか、やけくそみたいだなあ・・・」
りす男爵「いやあ、君は、なかなかおもしろいなあ。気が利いてるよ・・・はっはっはっ・・・」
のりす「ちぇ、調子いいなあ」

(りすひろし、頭を掻き、照れ笑いを浮かべながら退場。)

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のりす「どうやって、タイムトラベルするの?」
りす男爵「この錠剤を呑むのさ。」
のりす「ラベンダーの香りがついている・・・」
りす男爵「白いのが未来、黒いのが過去、じゃ。」
じりす「地味な色だな。」
りす男爵「りすは色盲だから、この方が間違えないんだ。」
のりす「なるほど。」
りす男爵「ああ、うまかった、満腹じゃ。食後の一杯の水で、これを呑むか。」
のりす「あ、呑んだ!」
りす男爵「では、お別れだ・・・はっはっはっ・・・」
のりす「あっ、姿がおぼろげになって、消えていく・・・消えた!・・・」

(りす男爵の姿は掻き消え、その後、その笑い声の余韻のようなものだけが、微かに聞こえ続け、それも、だんだん小さくなり、やがて、聞こえるか聞こえないかになり、ついで、残響だか、気のせいだかわからないようになり、ついには、完全に、何も聞こえなくなった。それから、ほどなくして、外のどこかで、どばとが、くぐもった、ひずんだ、低い、どこか凄味のあるような声で鳴きはじめ、何度か、その独得な単調なフレーズを繰り返し、ついで、唐突に鳴き止み、すると、すべては、忽然と消え失せた。)


(りすファーム門番 ふえふきどり & けけけどり)





手打ち 水車生そば@天童市
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by dasenkadasenka | 2011-09-06 17:18 | やまりす食堂