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2013年 11月 18日 ( 1 )

あじ庵食堂

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住所 福島県喜多方市字二丁目4650-29 (喜多方マーケット銀座内)
電話番号 0241-23-6161
営業時間 7:00〜19:00(スープがなくなり次第終了)/12~3月 7:00~15:00 
定休日 不定休
駐車場 なし
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こくまくくぅ「今回、喜多方に集中的に来ているのは、もっぱら、天高盛と喜一へ行きたいがためだ。でも、その波及効果で、おかげで、他にもいろいろな店にまわれている。」
人形くくぅ「今日は、喜一に行ったら、駐車場満車で行列あり、なので、断念。いわき四倉にも喜一があるので、まあ、無理をしなくてもいいか、という気になったし、せっかく、ここまで来たのだから、他の店にもまわっておこう、と思ったのだ。
こくまくくぅ「で、限定の宿題がこなせていない、あじ庵食堂へ。店内に入ると、おや、ものすごく湿気がこもっているぞ。換気扇の排気が間に合わないらしい。さほど寒くもないのに、窓や扉のガラスというガラスは結露して、雫がだらだら、だらだら、と流れ落ちているありさまだ。なぜ、こんなことを言うかというと、こういう状態だと、カメラのレンズもあっという間に雲って、撮影不能になるからで、いきおい、神経過敏になるのだ。」
人形くくぅ「カメラを出すと、案の定、レンズにすぐ結露。ちょっとティッシュで、レンズを軽く拭いて、試しに撮ると、下のメニュー表のような白く曇った写りに。上の、暖簾の写真でも、戸口のガラスが激しく結露している状態がみてとれるだろう。こまめにティッシュでレンズを拭き拭き、なんとかラーメンの写真を撮った次第だ。
こくまくくぅ「真冬、暖房の効いた、そして換気扇があまり機能していない、熱気と湿気のこもった店に行くと、こういうことがあって、こわい。デポット本店(いわき)や一座(郡山)では、まるっきり撮影不能だったので、よく覚えている。どうしても写真を撮りたい向きには、危険な季節なのだ。まあ、それでなくても、やや息苦しい。建物の自体の構造上、湿気がこもりやすくて、仕方ないのかな。」
人形くくぅ「店主さんは、凝り性の方なのだろう。なので、メニューを見ると、どんどんと、プラス志向で、内容が膨張している様子がわかる。
こくまくくぅ「醤油、塩、味噌、と揃え、×3段階(浅→濃)の構成となっている。炒飯も、カレー味があるし、たまり醤油、山葵、もあり、加算的、だ。サイドメニューも多い。なぜか、鳥もつ、もある。これは以前にいただいたことがある。しっかりと今風の選択肢をおさえているわけだけど、まあ、逆に言えば、これぞ、という一本が見つからないのかもしれないけど。」
人形くくぅ「まあ、凝り性と言えば、店名や、サイドメニューや、メニューの命名のし方やデザイン表記など、すべてに、凝っていて、センスがよく、都会的なおしゃれ感がある。そっくりそのまま、高円寺とかにありそうな雰囲気だ。ちなみに、高円寺では、小法師グループの萬来で喜多方ラーメンをいただいたことがある。店内の狭小さも都会並だ。ひょっとして、これだけのメニュー数の充実もあるので、もっと大きい、そして、しゃれのめした店舗だと、より大当たりしそうな気もするが
こくまくくぅ「そして、ラーメン本体も、しゃれた都会的なラーメンで、今風の志の高さが感じられる店だ。いろいろ勉強しているのだろう。奥手なことが多い、福島県の中では、ずいぶん、さばけた垢抜けた手つきだ。」
人形くくぅ「まあ、ただ、どうも、喜多方では、最近、背脂入りと、ブラック系醤油使用が、新しめ、として、まあ、前からあるんだけど、流行りとして、多くの店が取り入れ始めている、ようだけどね。まあ、単調さに、気軽なチョイ足し感なのだろう。あとは、激辛か。
こくまくくぅ「前回もそんなようなこと書いたけど、スープには2種類ある。加算的に足していくのと、ついで、その飽和から翻って、過剰分を差し引いていくスープだ。足していく方向にある、ということは、既存のものが物足りなく、飽きている、ということだろう。背脂や黒醤油など、足す傾向にある。」
人形くくぅ「これでもか、これでもか、と、強すぎるウマさを追求していくと、今度は、逆に、うんざりして引き算を覚えるようになる。プラスプラスで、確固とした力強さを主張していくことから、余計な力を抜いて、はずしながら構成していく。たぶん、引いていく方が難しい。足している時は安心感があるが、引いていくのは不安なのだ。でも、そろそろ、シンプルなプライマリーが魅力的に感じられる時期に、あるいは、差し掛かっているかもしれない。なんだかんだ、J系と詰め込み型のジャンクなまぜ麺とラーメンとで、頭打ち、みたいな感じだし。
こくまくくぅ「ジャンク・フードなどに使われる、ある種の匂いやうまみは、脳に、習慣性、常習性をもたらす、と、最近の研究では報告されているようだ。それで、たとえば、ポテトチップなどは、食べ出すとやめられず、たくさん食べてしまうらしい。」
人形くくぅ「やめられない、とまらない、だ。油脂や化調や香料などは、クセになる。もちろん、業者や店は、そこを狙うわけだ。習慣性を利用したがる。
こくまくくぅ「ファブリーズのコマーシャルにもあるように、ファストフードの匂いは強烈だ。国会では、ジャンクフード税を検討している向きもあるようだ。ジャンクフードの食べ過ぎで、成人病などの病気になる人が多いからだ。因果関係を調査してる。もちろん、人の健康を気遣って、という以上に、医療費増大のために、財政がひっ迫しているからだ。」
人形くくぅ「自分のからだから、どうなってもいい、と開き直る人は多いからね。アメリカも財政難だから、そういう人に対する無自覚無責任への風当たりはきびしい。保険も効かなくなっている。
こくまくくぅ「まあ、あまり、関係ないけど、自分は、わりと、一つの店、一つの地域で、食べ続けない。たまたま結果的にそうなだけだけど、繰り返しはなんとなく偏る気はする。なので、うちは、あまりいいリピーターではない、のだ。」

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平成ガッツ(20食限定) 醤油 700円

こくまくくぅ「喜多方では珍しく、白湯だ。鶏と豚のブレンドのようだ。表面にコラーゲンの薄膜の皺が寄っている。いい光景だ。不透明な色合いもいい。こんな視覚世界を見せてくれるだけで、この店は貴重だなあ。」
人形くくぅ「ガーリックオイルの風味で輪郭づけをしているので、吉祥寺ホープ軒を思い出す感じだ。一時、あそこの常習者になったことがある。すさまじい行列が連日できていたころだ。
こくまくくぅ「スープは、スマートに、センスよく仕上げられていて、高い志を感じる。すごくうまい。ただ、ある意味、ウマすぎ、というか、しょっぱさとうまみで、かなり、ぎりぎり、びりびり、しているところは、やはり、喜多方、という感じだ。」
人形くくぅ「味の濃さは土地柄なのかねえ。このくらいじゃあないと、だめなのかな。
こくまくくぅ「すごーくうまいんだけど、濃い目でうますぎるために、なんとなく、カップ麺のスープくらいの強度がある、ノリだ。まあ別に、それはそれで、いいんだけど。ジャンク路線は、可能性が大だからね。おもしろいし、うまいんだけど、まあ、しょっぱい。」
人形くくぅ「カップ麺風の味つけに似ている。平成風と言えば、確かにそうなのだろう。しかも、カップ麺より、味がきついかもしれない。
こくまくくぅ「まあ、スープはいいとして、ホープ軒の例も出たので、だけど、このスープに喜多方麺が合っているのかどうかだ。スープとの対比で、太い麺がやや水っぽく感じられるかな。まあ、好き好きなんだろうけど、思ったのは、違うタイトなしまった麺だったら、もっと大化けするかもなあ、と。なんとなくね。」
人形くくぅ「ノリ、としても、プレゼンテーションとしても、なんか、麺も、スープと同様に、いっそ、もっと、現代風で魅せたら、しっくりきて、よりばかウケしそうな。
こくまくくぅ「好奇心旺盛な凝り性で、スープは、がんがんやっているんだけど、凝り性が、自家製麺にまで及ぶといいのかもね。まあ、喜多方麺しばり、なんだろうけど、どうなんだろう。」
人形くくぅ「なんか、カップ麺とご当地フードコートが混じったような印象なのかな。別に悪くはないけどね。
こくまくくぅ「自家製麺で凝っていくと、凝ったスープに見合っていくような。凝ったスープに見合う麺を開発する、フィット感、一貫性、盤石感、というか。」
人形くくぅ「喜一も、だいぶ昔の印象なので、あまり、確かじゃあないけど、開店当初以来、やはり、同じように思った。喜多方でやるなら喜多方麺というしばりなのかもしれないけど、何となく中途半端な気がしないでもないような、と思った気がするんだけど、新生 喜一では、喜多方麺が、ぐっと垢抜けていて、スープに見合っていい感じになっていた。
こくまくくぅ「喜多方麺も、本当にいろいろだからね。チルド麺っぽい感じから、凝ったものまで。」

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平成チャッチャ 塩 650円

こくまくくぅ「こちらも、スマートで、垢抜けている。背脂の細かさや、質感が、上品でおしゃれだ。背脂がすっきりとうまい。」
人形くくぅ「背脂も、いろいろだからね。たとえば、新潟の燕三条系でも、杭州飯店以外は、どうも、ぱっとしない。鬼あぶら、とか言っているけど、どうも、ただただ背脂を入れました、こってりです、という感じしかしない。背脂+スープの、こなれた妙味を感じないのだ。
こくまくくぅ「背脂自体も、違いがあるし、さらには、単に、背脂を入れれば、こってり好きが喜ぶだろう、くらいの安易な動機で、誰でも入れられるからね。つまらない背脂入りって、多いんだよね。」
人形くくぅ「チャッチャ系、と言うには、それなりの品格が欲しい。東京のチャッチャ系って、洗練された使い方で、むしろ上品なんだよね。さらっとして、ほんのり甘いのが心地いい。地方では、背脂入れればこってりでしょ、みたいな、ラードっぽいこってり感になることが多い。まあ、それが好きな人にはいいんだろうけど。
こくまくくぅ「自分も、昔は、こってりならなんでもいい、というところもあったんだけど、歳のせいか、ラードっぽいのは、あまり好きでもなくなってきた。仙川二郎で、あぶらおおめ、を頼んだことがあって、そしたら、半端なくあぶら、だった。不透明な脂身もたっぷりだ。信じられないほどこってりで、食べたけど、二度と二郎で、あぶらおおめ、はやらない、と思った。あれが、ターニング・ポイントかなあ。」
人形くくぅ「山岡家本店(牛久)や、純連、も、ラードきついよねえ。
こくまくくぅ「平大周やてらっちょなんかは、背脂がたっぷり大量でもくどくない。ラード系の重さではない軽さでうまい。」
人形くくぅ「ここのも、上質で、くどくない。さすがだ。ただ、やはり、塩気やうまみがきついスープだ。隣の上海も、ほぼ同様の印象だった。これくらいじゃあないとだめなのかなあ。仙台も、醤油のかなりしょっぱい味つけだけど、それよりも気になるかな。
こくまくくぅ「背脂より、スープの味の濃さの方に気を取られる。舌がビリビリしてくる。喜多方麺も、やはり、微妙に、合っているのかどうか、気になるかな。自分は、味の濃さは、さほど気にしない方なんだけど、うまいスープなので、がぶがぶ飲めるコンセプトにした方が、よりいいような。好き好きなのでいいのかな。しかし、うまいあじ庵でした。黒いスープも気になるところだ。」

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by dasenkadasenka | 2013-11-18 18:25 | 喜多方市