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やまりすがたべるもの

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2013年 02月 08日 ( 1 )

喜元門 水戸笠原店

住所 茨城県水戸市笠原町884-10
営業時間 昼の部 11:30~14:00
       夜の部 17:30~20:30
定休日 火曜日 水曜日
駐車場 あり(砂利の広い駐車場)
禁煙



こくまくくぅ「今日は、12時くらいに行った。駐車場は、あと2、3台は入るかな、というくらいに、コンスタントに満車、列の長さも、店外の自動販売機のあたりまで、コンスタントに並んでいる、常時、だいたい、そんな状態がキープされる感じだ。」
人形くくぅ「しかし、このくらいの広さの駐車場は必要だ、ということ、なんだなあ。
こくまくくぅ「お客さんもよくわかっているし、店員さんの手際もいいから、回転はいい感じだ。太麺がない、のも、こうした時短の面からは、納得がいく。」
人形くくぅ「細麺と中太麺の2種類しかないからなあ。
ミニくくぅ「でも、一番太いのも、食べたいですよう。

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こくまくくぅ「喜元門のラーメンは、すべてにおいてバランスがいい。麺やスープやチャーシューなどの固有の持ち味においても、それらの組み合わせにおいてもだ。」
人形くくぅ「スープだけみても、そのうまさ、その強いうまみは、バランスのよさ、からくるもの、なのだろうなあ。
こくまくくぅ「味覚バランスが、すこぶるよくて、落ち度がない感じだ。完全無欠、過不足のない調和を、実現している感じで、その冴えは驚くべきものじゃあないかなあ。」
人形くくぅ「味の、落としどころを心得ている、キメどころを知り抜いている、感じだ。
こくまくくぅ「スープ-だしは、単品素材のスープの段階でも、そのブレンドでも、うまさが最大限になる地点を正確にわかっている感じだ。こんなにうまく、うまみをキメテいる店は、そうざらにはないはずだ。」
人形くくぅ「こんなスープの強いうまさ、他に知らない。ペンタゴン・グラフなら、きれいな五角形を描いているはずだ、と思わせるすごさがある。
こくまくくぅ「パーフェクト感が、多角形というより、もはや、円形という感じだ。ベースにある味の決め方が、正円を描いている。まあ、見ようによっては、ある意味、円形はつまらない、とも言えるところもあるかもしれない。よくできすぎているために、何の変哲もないように思えかねない。東光台店や喜乃壺は、このベースにある正円の上で、やや、過激なアレンジを試みる、というか、過剰にアクセントをつけたりしている感じだ。」
人形くくぅ「個性や、アクの強さを付加している。自分の個性も出したいだろうしね。
こくまくくぅ「でも、この根本の正円があればこそ、だし、この正円ぶりは、驚異的だ。こんなふうに、きれいな円を描ける店は、そうそうないだろう。喜元門で食べていると、他の店が下手なように見えてくる。みんな、なにかバランスが悪く偏っていて、なにかもの足りない、気がしてくる。」
人形くくぅ「この味覚センスは才能だね。
こくまくくぅ「下手な店、二流、三流店は、たぶん、このうまさを出せないために、化調に頼ることになる。化調を使って、円形のうまさの見かけを取り繕う。」
人形くくぅ「変な言い方かもしれないけど、化調のような、そつのない、強いうまみを、天然素材で、つくり出している感じだ。いいだし素材をふんだんに使っているのかなあ。
こくまくくぅ「東京でも、ちょっと前は、化調使用は、けっこう普通で、当たり前だ。無化調が、逆に、ブームになるくらいだから。あるころから、無化調が流行り出したけど、化調を使わなかったら、たいていの店がやっていけない、と、よく言われたりしていた。腕前的にも、コスト的にも、ムリだということで。」
人形くくぅ「味が出せないし、採算が合わない。
こくまくくぅ「どうやって、こんなうまみが出せるのか、知りたいくらいだよねえ、素人でも。鶏だしのみでも、ちょっと他とは違うような、強いうまみがあり、しかも、華やかさがあり、垢抜けている。たいていは、もっと素朴で地味な感じだ。」
人形くくぅ「濃厚白湯は、徹底的にうまみを煮だすのだから、とまあまあ思うけど、清湯でも、それに負けないくらいの強いうまみを持っているんだよねえ。
こくまくくぅ「これは、どこでも、通用するんじゃあないかねえ。これ、理屈抜きで、とにかく、やたらうまいもん。」
人形くくぅ「ただ、ちょっとでも、この絶妙なバランスを崩すと、あっという間に、精度の落ちた、つまらない感じにもなってしまいそうだ。チェーン展開すると、どうしても、マニュアル化されたカジュアルになりがちだからなあ。でも、意外と、そういう方がウケたりはするんだよねえ。最後は、ウケりゃあいいじぁん、って感じになりがちだ。

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つけそば 200g 800円

こくまくくぅ「つけダレの味がいい。東光台店、喜乃壺でも、最近、これと同じようなノリのメニューをいただいたけど、よりインパクトがある感じだ。やはり、味のバランス感が絶妙な感じだ。」
人形くくぅ「このとろみ具合も、独特な感じがするし、とろみ具合そのものがうまい感じだ。どろどろした濃厚白湯は、よくあるけど、こんなとろみ感、の感じ、知らないなあ。喜元門系はこうなんだけど、これは、とりわけ、このだるだるっとした、とろみの感じがうまい。
こくまくくぅ「見た目でもなんとなくわかると思うけど、このやや半透明な感じのつけダレのとろみは、白湯由来なのか、なにかでとろみをつけているのか、よくわからないけど、ちょっと独特のとろみがあって、味と合体したテクスチュアーとして、このとろみ自体がうまい。味的には、真空白湯を割ってあると思しき、煮干しだしの味わい、風味、がうまい。魚粉が載っているけど、それを混ぜる前でも、すでに、魚味がしている。たぶん、煮干しスープじゃあないかな。」
人形くくぅ「この煮干し感と動物系白湯とのブレンド・バランスがうまい。
こくまくくぅ「ノリのいかだに載っている魚粉は、かつおパウダーのようだけど、これは、風味は、かなり穏やかで、まろやかなうまみ成分が作用するのだろうけど、混ぜてしまうと、その淡い風味は、ほとんどよくわからないくらいだ。」
人形くくぅ「酸味があって、それもいい具合だし、緑や赤の点々が見え、青のりと一味とうがらしのようだけど、その色も風味もいい。柚子も入っている。こうした、薬味のバランスもいいのだろう。ほんとうに、ほどよくうまい味がしている。
こくまくくぅ「薬味、味つけ、スープ、とろみ、こうした、すべての参加要素の、総合的なバランスがすごくうまい感じで、なんとなくやっているゆるさがない。ちょっと、他では知らないような、とろみにくるまれたうまみ、なんだけど、もちろん、中太麺との絡み、相性が、ものすごくいいわけだ。」
人形くくぅ「つけダレは、そのままでもうまいし、麺と絡めた時の感じとしても、すこぶるうまい。とろみと一体になった、とろとろ、しゃぶしゃぶした、味わい-舌触りのうまみなんだなあ。この味の作り方、すごくうまいなあ。
こくまくくぅ「煮干しだしで割ってあるから、白湯自体のくどさも軽くて、いい感じだ。ブレンドの巧み、という感じで、今さらながらに、個性的で、新鮮な味わいだなあ。」
人形くくぅ「テイスティングの才能としか言いようがないなあ。冷された中太麺もうまい。

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鶏油 醤油 720円

こくまくくぅ「さて、チー油、といえば、その昔、一世を風靡した中村家の若き店主さんが、ラーメンの仕上げにこれを入れると、すごくうまくなるんですよねえ、と言って、そのチー油という名前を、世間に知らしめ、広めて、一躍有名にした、んだと思うけど、まあ、よくあるように、あの黄金色に輝くチー油がたっぷりかかって、蓋をしているのだろうなあ、と思いきや、何とその名を冠して出てきた品に浮いている油は、何か、不透明に小黒いではないか。」
人形くくぅ「驚き、もちもちの木、だ。
こくまくくぅ「そう、まさに、もちもちの木を思い出すようなルッキングの、魚粉の混じったチー油、のようなのだ。チー油といえば、あの香ばしい鶏の香りを楽しみもの、だが、それすらも魚粉の風味に奪われている。」
人形くくぅ「ネーミングの妙、というか、ネーミングのはぐらかしが、なにか、喜元門流のテクニックなのだろうか。いやはや、ドギモを抜かれる、ずらし方、過激なアレンジだなあ、と思っていただくと、そこはやはり、絶妙なバランス感なのだなあ。
こくまくくぅ「もちもちの木のように、熱々の油だけど、もちもちの木のように最後まで熱すぎる、ということはなく、ちょうどいい熱さのうまさだ。」
人形くくぅ「熱さは、大切な味の一部、だけど、もちもちの木は、いくらなんでも熱すぎだろう。やけどしそうで、食べられない感じだ。
こくまくくぅ「それに、昔のことだけど、魚粉のくどさも、もちもちの木のようにくどくはない。ごく穏やかな、熱々の風味油で、うまい。」
人形くくぅ「このタイプも洗練されてきているんだなあ、といううまさだ。やはり、トータルな設計バランスが見事な一品だ。
こくまくくぅ「風味油も上品でうまいし、その下のスープも、やはり喜元門ならではの、やたらに強いうまみを持っていて、両者の掛け合いのバランスがうまい。」
人形くくぅ「油-スープが、うまい中太麺によく絡んで、張りつめた、文句なしのうまさだ。
こくまくくぅ「まあ、チー油という概念をはずされたけど、文句なしだ。惹き込まれるうまさだ。塩も食べてみたいなあ。最近、思うけど、この水戸店、すごくうまいと思うなあ。」

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by dasenkadasenka | 2013-02-08 18:32 | 水戸市