やまりすがたべるもの

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中華そば 華丸(かわん)  Inspire the Noodle

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住所 茨城県小美玉市羽鳥2732-4
営業時間11:45~14:30/18:00~20:30スープ切れ次第終了
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定休日 毎週 月・木曜日
P あり
禁煙
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こくまくくぅ「人間が根本的に孤独なのは、なぜかといえば、自己意識が、寄る辺ない主体性のもとにある、閉じた自意識だからだ。」
人形くくぅ「万物と有機的につながっている動物に孤独などということはない。
こくまくくぅ「もちろん、自己意識(思考)は、公共の言葉のネットワークに開かれている。」
人形くくぅ「言葉による思考は、他者と共有する共通の土台だ。
こくまくくぅ「なのに、けれど、なお、孤独、なのは、それぞれの主体が、自らの主体性の空虚を埋め合わせようとする、それぞれに独自の欲望に憑りつかれているからだ。欲望は、個別的な情動の蓄積なのだ。それによって、意識は屈折する。」
人形くくぅ「普通、他人の欲望など、およそ理解できない。
こくまくくぅ「特殊な欲望への自己埋没こそが、およそ、その人なりの人生の基盤(ライフスタイル)となる。結局、根本的に、そうした自己満足に制約されているために、むしろ、逆に、たとえば、ネット上などで、他人と、何か関係し、やり取りをしている、という、見せかけに執着し、コミュニケーションの場を演じ、装っていることを、大事にしたがるのだ。たとえば、ランキング(世論調査)に同調するふりをしたりする。」
人形くくぅ「でも、表面的なやりとりの裏で、他人が、真に何を思っているのかは、決してわからない。他人の欲望が、真に明るみに出ることはない。というか、当人すら自覚的でなく、よくわからないのだ。
こくまくくぅ「他人とのやり取りの方法自体、それも欲望であるため、そうしたコミュニケーションの方法は、均衡に達することはなく、常に移ろいやすく、多様で、即興的だ。新しいツールをどんどん開発する。」
人形くくぅ「欲望は、決して満たされないので、どこにも満足することはない。
こくまくくぅ「そのように欲望は決して満たされないために、幻想によって維持され、したがって、この世の正常な状態とは、むしろ、過剰の生産となる。」
人形くくぅ「常に、それ以上の何か、を求めるわけだ。
こくまくくぅ「つまり、(動物のように)必要を満たすため、ではなく、過剰な欲望を満たそうとするために、より多く生産し、まさにそれによって、なお、満たすべき欲望を、過剰に創造してしまうのだ。」
人形くくぅ「拍車がかかるが、満たされることは決してない。それどころか、不満足は常に増大する。
こくまくくぅ「何か憧れのものが手に入っても、一時的に満足すればするほど、不満足を、むしろ大きくする、という欲望の悪循環に陥る。」
人形くくぅ「主体性は、根本的な欠如だから、無理なのだ。
こくまくくぅ「欲望とは、自らの欠落を埋めようとする、不断の置き換え作業だ。」
人形くくぅ「そのために、われわれの社会は、根本的に不均衡なのだ。
こくまくくぅ「結局のところ、欲望の対象とは、現実の何かを通して輝くだけの無、だ。」
人形くくぅ「欲望する者にとっては、現実の何かが幻想的なオーラをまとってあらわれる、ように、見える。しかし、他人には、必ずしもそうは見えない。欲望の対象とは、純然たる見かけ、なのだ。
こくまくくぅ「目的は、満たされること、だけど、その目的は、何か、具体的な対象によりかかってあらわれる幻影的なシャイン、である他はないのだ。」

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マイルド豚骨 700円

こくまくくぅ「この店には、単にうまい、だけではなくて、何か、特別な感じ、がある。実体+アルファ、がある。」
人形くくぅ「結局、それが、いい店、だ。
こくまくくぅ「本体のうまさを通じて、それ以上の何か、が、立ちあらわれる。」
人形くくぅ「最終的には、うまいものを食べに行く、のではなくて、そうした特別な何か、をもらいにいくわけだ。
こくまくくぅ「結局、いいものは、うまい、だけのことではない。パワーというか、そういうものがなければ、およそ、食べ物に現を抜かす意味などない。」
人形くくぅ「だから、元気をもらう、などと、言うわけだ。オメガ3系脂肪酸とかオメガ6系脂肪酸みたいなものか。
こくまくくぅ「うまいものを食べると、その刺激がインプットされ、ウマいものの曲線が、頭の中に描かれる。そうした経験を重ねると、絶妙なカーブがあることがわかってくる。脳が、自ずと、絶妙な曲線を描くのだ。」
人形くくぅ「その宇宙的な快楽曲線に合致すると、ビンゴ感になる。まあ、UFOキャッチャーで、たいていはとれないわけだけど、うまくとれた時の、あのすべてが嘘のようにうまくいく、少ない確率の絶妙のタイミング感、みたいなものかな。
こくまくくぅ「この感覚は、蓄積して、どんどん研ぎ澄まされて、絶妙なカーブになっていく。」
人形くくぅ「貧弱なカーブもあるし、世の中には、その諸段階があるわけだ。
こくまくくぅ「うまい食べ物は、たくさんある。食べもの屋は、およそ成り立っているなら、どこだって何らかのうまさがあるに決まっている。」
人形くくぅ「ただ、絶妙さの感覚はそうそうない。
こくまくくぅ「この、マイルド豚骨は、絶妙な濃厚なスープに、絶妙なクセのある醤油ダレが絡んで、その組み合わせが抜群だ。」
人形くくぅ「有機的な結合が見事だ。
こくまくくぅ「そして、その絶品スープと、自家製細麺の組み合わせも絶妙だ。」
人形くくぅ「細麺は、前は、どちらかというと、やや、やわらかめだったけど、だんだん弾力を増してきた感じだ。パワフルな歯応えの麺になってきている。
こくまくくぅ「スープは、濃度の密度に決定力がある。濃密すぎず、希薄すぎず、ガツンとくる最適値を叩き出している。」
人形くくぅ「結局、最適化が、なかなかできないことだ。どこに基準があるか、わからない。
こくまくくぅ「その濃度の隙間に、醤油ダレが絶妙にはまり込んでいる。それが、うっとりするような効果を上げている。」
人形くくぅ「ぴったりで、滑らかなのだ。道(亀有)のつけ麺ダレも、そうした絶妙なまったりしたペースト感がある。あのような極上なつけダレを作れる店があるとしたら、まさに、ここ、華丸でしかないだろう。麺にしても同様だ。なぜか、つけ麺はやらないみたいだけどね。
こくまくくぅ「相乗効果を最大に生む、ぴったりのハマり具合だ。」
人形くくぅ「スープ×麺の効果が最大になるように絡んでいる。このピンポイントの絶妙さが至福感でなくて、何が至福だろう。
こくまくくぅ「結局、まずい、という度合いは、効果的でない、ということだ。すべての要素がずれてしまっているのだ。」
人形くくぅ「出会い損ねの状態だ。
こくまくくぅ「下手でも、食べものなら、まあ、基本的には、ウマいわけなんだけど、絶妙さが出てこない。食べものは、微調整で劇的に変わる。この微調整がなかなかできないところだ。食べ歩きって、そこを求めているんでなければいったいなんだろう。」
人形くくぅ「単なる地域内満足なら、よくある。地域ナンバー1店とかね。でも、自己内満足は、どんどん超えられていく。欲望が求めているのは、最終的には絶妙さだからだ。
こくまくくぅ「スープに胡麻が浮いている。前はなかった気がするけど。青ネギとのまだら模様がきれいだ。胡麻の風味はあまり強くは感じない。チャーシューも変動している。やはり、ガスバーナーで炙っているけど、香ばしさは強調されていないので、その目的ではなく、温めているのかな。冬場のぬるさ対策なのか。淡白な肉感で、ある意味、スープ×麺の風味を邪魔しない設計なのだろうか。おもしろいよね。」
人形くくぅ「上のマイルド豚骨の写真だけど、海苔の黒い三角形が、背景の白黒模様と、たまたまシンクロしている。もっとうまく操作すれば、おもしろかったか。

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坦々麺 (太麺) 850円 

こくまくくぅ「たいていはつまらない坦々麺の、ありがちな卑小な自己内満足を、これははみ出しているよね。これまた、経験の厚みがすべて流れ込み、その蓄積が描き出す、ややバロック調の理想曲線が見事に実現している。」
人形くくぅ「タンメンもそうだけど、少しずらしていくところが、この店のおもしろいところだ。豚骨でもそうだし、ありふれた処理はしない。一筋縄ではいかない。
こくまくくぅ「やはり、いいものを食べ、いいものを見ている、のだろう。そうした記憶は必ず、蓄積して、脳が勝手に解析し、融和させて、ある時、自分でも思いがけず、創造的な発露になる。」
人形くくぅ「いいものに触れる経験は大事だ。あとあと、思いがけない形で必ず花開く。意識的な操作など、狭い領域だ。無意識の作業が大きい。オートマティスム(自動記述)とはそうしたものだ。
こくまくくぅ「センスとか勘って、そういう経験値によるところが大きい。若い時の、貪欲な、生(なま)の経験が大事だ。歳とってからそれが熟成する。」
人形くくぅ「何でも頭で理解すると紋切り型になる。意外性が出てこない。
こくまくくぅ「まあ、坦々麺、でありながら、見たことも味わったこともない、組成、だよね。」
人形くくぅ「他ならぬベースが、絶妙な豚骨スープだからね。そこで、まず、オリジナリティが高い。
こくまくくぅ「坦々麺なんて、けっこう簡単で、家でもできる。濃厚なゴマペーストさえ用意すればね。店では、やはり、絶妙なゴージャス感を出す、ということに尽きるだろう。」
人形くくぅ「けっこう似たりよったりの意外性のない味わいになっているよね、どこでも。高級なゴマペーストで誤魔化すとか。
こくまくくぅ「要素の質感が高い。肉みそも、絶品感がある。限りなく品がよくて肉感の満足度が高い。肉の粒立ったやわらかい触感が、すこぶるいい。」
人形くくぅ「全体にパワフルなんだけど、上質感があって、上品なんだよね。
こくまくくぅ「今日は細麺でなく、太麺仕様を、無理にお願いした。なんとなく、だけど、、太麺が食べたかったし、太麺で食べてみたかったのだ。まあ、スープのパワフルさには細麺の繊細さの方がいいのかもしれない。太麺でもおいしかったけど、水分率が多い分、やや絡みが合わない、のかもしれない。」
人形くくぅ「スープのパワフルさが逆に弱まるというかね。麺がパワフルだと。パワフル倍増とはならないのかも。
こくまくくぅ「しかし、この豪奢な濃厚さは、他に経験したことがないうまさだ。ごく単純にうまい、ということなら、これ、無条件に、すごくうまい、よね。」
人形くくぅ「ウマすぎる、だよね。なんだろう、これ、って思っちゃう。
こくまくくぅ「チャライ若者ウケではない、大人っぽさだしね。うまくて、一見華やかだけど、チャチなラーメンはたくさんある。」
人形くくぅ「ヤンチャなラーメンとかね。でもやはり、絶妙さだろう、最後に欲望が求めるのは。

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ミニくくぅ人形「おや、鳥の置物がいなくなったぞ・・・。

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こくまくくぅ人形「おや、華丸の近くに、こんな、観察場所、があるぞ。」
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こくまくくぅ人形「白鳥がいるようだ。」
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こくまくくぅ人形「灰色のもいて、かわいいぞ。」
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こくまくくぅ人形「さ、帰ろ、帰ろ。」
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by dasenkadasenka | 2014-01-22 18:18 | 小美玉市