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yotsukura喜一 新世代味噌ラー こくまくくぅの四倉海岸物語テトラ

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こくまくくぅ「われの座った席が見える。真ん中の灰色の男性客が見えるところだ。」

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住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可


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小皇帝くくぅ人形「この窓の外のすぐ下に堤防道路ができるようだ。」

こくまくくぅ「喜一、本年最初の訪店だ。ここは、遠方から来ることも、超おすすめだ。」
人形くくぅ「とりわけ、味噌ラーメンの新世代感覚はすごい! から、少なくともこれを強力に推す。もちろん、醤油、塩、味噌、どれも強力打線、すべてのメニューがオススメ、だけれど、喜多方、というと、醤油、塩にいく人が多いようで、味噌が漏れ落ちがち、なようなので、だから、あえて推したい。これを知らないのは惜しいですよ。たぶん現代味噌ラーの最先端だ。
こくまくくぅ「まあ、できれば、3種類全部だな。砂浜を散歩して腹ごなしして。」
人形くくぅ「喜多方ラーメンを食べたことない、なら、いきなり、最上のマックスがここで味わえる。
こくまくくぅ「喜多方の喜多方ラーメンを、ぐっと洗練させた、垢抜けた進化系バージョンだ。自分的には、次世代型、という気がする。」
人形くくぅ「未来喜多方の先取りだ。
こくまくくぅ「あの、やや鈍重な中太のもちもちの喜多方麺が、苦手、と言う人も多い、けど、まあ、一口に喜多方麺と言っても、俗っぽいものから精度の高いものまで、店ごとに、と言っていいくらい、かなり種類幅があるんだけど、ここのは、本場にはないような、細めの、キレのいいもっちり系で、品のいい食感では、うまさ、ぴか一、だ。喜多方麺と言わなくてもよさそうな雰囲気もあり、たぶん、苦手意識の人にも大丈夫ではないかと思うけど。」
人形くくぅ「麺的にも、喜多方のニューウェーブで、入りやすい上に、極上の味わいだ。ある意味、ありふれた中華めんに飽きている人にもいいんじぁあないかなあ。自分的には、喜多方麺の中で、気に入っている方の筆頭だし、一般論的に言ってもいい方だ。本店喜一も、やや太いけど、垢抜けた平たい麺になっていて、食感がきわめて品よくうまいが、ここのとは違う。形状違い、なのかな。ここは、ここのオリジナルだ。食べ比べればいっそう最高だ。
こくまくくぅ「今、味噌、醤油、塩、をこれだけ、高品質マックスで極めている店は他に知らない。3階級制覇の偉業と言えるだろう。しかも、同じスープの単なる味違い、というようなノリではなく、それぞれに、かなり独特な、独立的な味わいの追求がていねいになされている。四倉喜一限定で話すと、たぶん、だけど、塩は鶏だしがメイン、醤油は豚だしがメイン、という凝りようだ。で、びの杯、は、このダブルスープとなっているもよう。このダブルスープが、また、うまい。かなりうまかった。なんだろう、ちょっと知らない、不思議な高レベル感があり、その名に恥じない。」
人形くくぅ「塩、醤油、味噌、の調味料自体も、それぞれにかなり力のこもった凝った追及をしている。なにしろ、オリジナル調味料の販売も手がけているから、その道もプロだ。この点でも、その精髄を味わえる。こんな店はなかなかない。
こくまくくぅ「味噌、塩、醤油、と、おそらく、オーソドクスなスープとしても、最高到達点を極めているし、しかも、その品質の高さの内実を潜り抜けて、従来の世界観から、別の新世界的な世界観へ突き抜けているような感覚がある。」
人形くくぅ「そっくりそのまま既知のものでありながら、同時に、別の次元へ脱皮してでもいるかのような、不思議なトリップ感に襲われる。だから、普通においしいラーメンと思っても、食べられるし、新しいラーメンとしても食べられる、ような、スグレモノだ。こんな達者な感覚はそうそうない。
こくまくくぅ「まあ、味噌は、目に見えて、新しい、けどね。喜多方ラーメンっていうと、変わらぬ昔ながらの味、昔からの醤油味、という古い世代のイメージも強いけど、喜一と天高盛は、完全に、そうした旧世代の感覚ではない。」
人形くくぅ「新店でも、けっこう旧世代感覚だ。
こくまくくぅ「自分の予感では、若い人の一部は、喜一にしか行かないのでは? という気さえするし、それはそうだね、と、わかる気がする。そうであってもおかしくない。ところが、喜一のラーメンのすごいところは、旧世代も十分にうならせることができる作り、なことだ。老若男女、誰が食べてもうまいだろう。それぞれに、ウマいところを引き出せる。」
人形くくぅ「若い人にしかウケないラーメンもあるからね。独りよがり的な新感覚とかなら、まあ、フィーリング先行というか、安易で簡単だ。
こくまくくぅ「うまさというものの、完全な標準点を正確に射抜いている感じだからね。その精度が高い。」
人形くくぅ「限定などのお遊びもなしで、世代間を超えて通用する納得度の高い新しさを、ぎりぎりと追いつめている感じだ。こんなふうに言うと、通俗的な妥協点のように聞こえてしまうけど、穏健な外見が、確実に内実から化体を被っていくような、凄味がある。この点が、ざら、ではない。
こくまくくぅ「だから、新世代的、だけど、新世代って、若者のこと、ではない。」

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熟成味噌ラーメン 750円


こくまくくぅ「この味噌ラーは、けっこう、リトマス試験紙的なところはある。これが受け入れられれば、新世代感覚だ。間違いなく、次世代へと踏み込んでいる。前にも書いたけど、もう、10年以上も前に、とっくに次世代へと踏み込んでいる味噌ラーメンの名店、一福(幡ヶ谷)、に匹敵するか、あるいは超えているかもしれない(最近食べていないけど)。」
人形くくぅ「最近食べたいかなる味噌ラーメンとも違うし、また、それらを質的に超えている。
こくまくくぅ「極上のポタージュ感というか、クリーム感があり、それが、会津味噌という土着の風味をも巻き込んで、完全に未来へとトルネードしている感じは圧巻だ。」
人形くくぅ「このまったりクリーミーは、特筆すべきもので、よくあるタイプ、パターンの、濃厚白湯系+味噌、や、練りごまやピーナッツペーストやバナナなどを練り込んだ濃厚仕込味噌を使用した、坦々麺風の濃厚味噌、とは、まったく違う。それらは、よくあるし、さほど珍しくないし、簡単な感じだ。好きだけど、もはや斬新でもなく、軽薄さだけに終わりがちな、子供っぽいクリーミーという側面も多い。
こくまくくぅ「もっと大人のクリーミーだよね。まどろっこいだけでない深みがある。清湯+味噌の、恐るべきクリーミーなんだけど、だから、まるで、食感が違う。喜一のすごいところは、おそらく酒類や麹や味噌やバターなど、発酵食品を駆使して、錬金術的なクリーミーを実現しているところだ。発想、味のデザインの仕方が根本的に違う感じだ。熟達した高度に職人的な味覚ワールドなのだ。」
人形くくぅ「まるで、酒蔵や味噌蔵の息遣いが感じ取れそうなような、イマジネーションに富んだ芳醇な風味のクリーミーなのだ。
こくまくくぅ「伝統を活かす、とは、まさに、こういうことじゃあないかね。ただ使いました、では退屈で、クリエイティブに応用して、アグレッシブに掘り起こしていく、というか。」
人形くくぅ「それが、新世代感覚だ。より高い達成に向かうための過程だ。
こくまくくぅ「職人たちの創意や忍耐や熟練の、豪奢な賑わいの世界が見えてくる、かのよう、なんだよね。感謝感謝の豊饒さだ。」
人形くくぅ「雅趣があり、深い教養にも裏打ちされている感じだ。そういう世界観を感じる。
こくまくくぅ「それが、こんな、明るく開けたパブリック・スペースで味わえる、という、目まいにも似た慎ましさ、というか、目まいを感じるような日本の食文化2014正月だ。こういう店舗形態も次世代感覚かもなあ。」

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塩ラーメン 500円

こくまくくぅ「まろやかな鶏だしの風味うまみと、塩のギリっとしたまろみ、の、絶妙な重なり合い、となっている。常々思うけど、醤油などの調味料の風味を突出させたり、鶏だしなどを際立たせて突出させるのは、どちらかといえば野暮ったい気がする。」
人形くくぅ「うまくても品がない感じになりがちだけど、それのいい反証を提示している感じだ。何かの角を立たせるのではなくて、塩とだしの張りつめた緊張の高さが、極上感を出しているというか。
こくまくくぅ「非常に緊密なバランスなんだけど、穏やかな表情の中に、いくつかの側面がわかり、それぞれの、せめぎ合いがよくわかる感じで、それが、スリリングな味わいの楽しさ、という感じだ。単純明快な複雑さみたいな満足度が高い。それに、この麺の粉くさくない微妙なもっちり感がうまいアクセントを刻む。」
人形くくぅ「いたってまじめに取り組み、いたってきちんとつくられた、真正面、正攻法のラーメンという感じだ。細部の調整に手を抜かない、という徹底した感じが、新しい感覚を生み出すのだろうと感じさせるし、そこからしか出てこないんじゃあないかね。アイデア勝負では。下手な人って、結局ズボラなんだよ、発想も手つきも。詰めがすべて中途半端になる。面倒くさいことだからね。
こくまくくぅ「フードコートよりまずい専門店って何? って気はしてくる。それにしても、ブレはないし、この開けたスペースで、見事に作っている。ブレどころか、今日なんか、ますます冴えた味になっているように思えた。基本がしっかりできているのだろう。」
人形くくぅ「結局、イマジネーションかな。イマジネーションのない人は、ありふれたものしかつくらない。

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こくまくくぅの四倉海岸物語 テトラポット


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by dasenkadasenka | 2014-01-05 18:23 | いわき市