やまりすがたべるもの

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中華そば 風 KAZE  決められないキメラの時代

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住所 福島県いわき市平作町一丁目1-14 第2鈴木ビル
電話 非公開
営業時間 11:00~14:00/17:30~材料なくなり次第終了
定休日 月曜日(祝でも休み)
P あり(『ほっともっと』さんを間に挟んだ、二軒隣共有スペースに5台分)
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小皇帝くくぅ「青りす×2を連れてきたぜ、てててて。」


こくまくくぅ「現在、大衆資本主義の生き残り戦術は、民主主義的な再定義によって市場開拓を切り抜けること、にある。」
人形くくぅ「結局、いいものは何か、の諸限界を再定義するわけだ。
こくまくくぅ「一方では、ミュシュランなど、食通評論家などの通人(エリート)の権威主義が連綿とある、のだけれど、他方では、匿名の、無名の、一般不特定多数の、かなり曖昧なランキングなどを参照することで、そのエリート的な世界観の限界を掘り崩すようにして、いいもの、を再定義するわけだ。」
人形くくぅ「格付け会社を、完全な素人に任せてもいるわけだ。商売だから、大衆的に売れているもの、頭数をそろえることが、民主主義的な善、となる。
こくまくくぅ「俳優でもアイドルでも、いまや、あらゆるジャンルが、昔のエリート的な価値基準を崩壊させている。こうした、民主主義的なプロジェクトの生き残り戦術は、いいものを、順次、置き換えていくことにある。そうすれば、新し物好きの大衆的欲望を、恒常的にうまくキャッチできるわけだ。」
人形くくぅ「こうした流れが、ジャンク化(大衆化)を引き起こしている。ラディカルになるジャンク化が、既存の価値権威に対する、際限なく、ばかげたパロディと挑発行為を自動化させる。
こくまくくぅ「そうしたB級化、C級化の、流れの中で、いいもの、を作らなければならない。崩壊的な構築という離れ業をおこなわなければならない。たとえば、ゆるきゃらでも、やはり、自ずと、デザイン性の優れたものがヒット商品になる。」
人形くくぅ「いっそうの薄汚さがウリの、ふなっしー、には、やはり、いいもの、があるわけだ。
こくまくくぅ「もちろん、限界の更新、後退は、際限なく続くので、この過程に、最終的な勝利など、どこにもない。」
人形くくぅ「今までは社会の周辺的な、蚊帳の外、だったようなジャンクを、社会的価値の中へ再同一化する、ということは、ありていに言えば、ゴミのようなもの、屑のようなもの、を再同一化していく漸進的な過程にある、ということだ。
こくまくくぅ「すし屋が回転ずしに、レストランがファミレスに、というように、ラーメンそのものが、A級的なモノに対するB級グルメとして、国民食と言われるまでに急浮上したわけだけど、普通のラーメンさえ、とりすましたものとして、さらなるパロディ的な、挑発的な、ジャンク化が、進む。」
人形くくぅ「狂ったようなデカ盛りとか、キッチュなフュージョン的ハイブリット、があらわれ、次々に乗り換えられる。
こくまくくぅ「結局、ジャンク化のやることは、雑種(ミックス、キメラ)化の進行だ。由緒正しいもの(血統)が権威、だとすれば、それしかない。」
人形くくぅ「もちろん、同時的には、需要は多岐にわたるため、いろんなものが享受されている。
こくまくくぅ「そもそも、そうしたあらゆる偏向を尊重する風土もジャンク化(民主主義)だけど、そうしたあらゆる偏向を肯定するマルチチュード(多様性)を形づくりながら、既成のヘゲモニーに対抗するわけだ。」
人形くくぅ「しかしながら、パロディ的、挑発的な破壊行為、侵犯行為は、反権威主義的に見えて、実は、当の権威に依存している、それとの距離感覚のゲームだ。実際には、相互依存的な共存関係にある。
こくまくくぅ「問題は、欲望が、逸脱を際限なく求める、という事実だ。大航海時代を考えればわかるとおり、人は、住み慣れた土地をいいように言い、できればそこにしがみついていたいようにも言うけれど、案外、そんな風ではない。フロンティア志向がはるかに強い。」
人形くくぅ「冷たく人を突き放すような暗黒の宇宙にも行こうとしている。このジャンク化するマルチチュード的混沌に、目的や到達点などない、ということだ。
こくまくくぅ「民主主義とは、結局、中心のヘゲモニー(覇権)の空白に固執するオブセッションなのであり、だとすれば、それは、常なるずらし、というギャップそのものを欲する欲望といえるわけだ。当然、最悪の場合には、決定力を失う。恒常的に権力者(リーダー)を否定するからだ。」
人形くくぅ「よく言われる、何も決まらない、決められない、という民主主義的政治だ。
こくまくくぅ「なんでもあり、を肯定すると、何も決められない。つまり、価値は、無数の原因の集積による、一時的な、偶然的な結合にすぎない、と言ってしまえば、価値は絶対でなくなる。」
人形くくぅ「たとえば、人の味覚(好み)は人それぞれ、と言ってしまえば、特に何をも認める必要もない、ということになってしまう。
こくまくくぅ「よって、ジャンク化は、軽薄化になり、価値の喪失や価値の宙吊りによる、痴呆状態になる。」
人形くくぅ「よく言われる、末人、と言われる状況だ。英雄時代が去って動物的な凡庸化が進行する、というわけだ。
こくまくくぅ「民主主義化は、価値を失いながら価値を紡ぐ、というキメラになるわけだ。」

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濃厚煮干し 680円(平日限定10食)

こくまくくぅ「この限定は、期間も限定とのこと。いつまでかは知らないけど、仕入れた材料がなくなるまで、ということなのかな。」
人形くくぅ「なので、あるうちに、もう一度食べに来た。
こくまくくぅ「ただ、今日は、前回より、やや、だけど、しっくりこない。下の塩鶏白湯も同様なので、まあ、良好な範囲なんだけど、めずらしく、今日は少しブレたのかな。なんとなくだけどね、ちょっと浮いたような軽い感じというかな。」
人形くくぅ「ここは、いつも均一的に安定して同じ感じなんだけど、それだけに、こういう日もあるのだなあ、と、ちょっと不調な感じがよりわかるというか。まあ、スープは、生ものなので仕方がないだろう。なにしろ仕入れた鶏の個体差だってあるだろうから。想定外の不可抗力もあるだろう。
こくまくくぅ「だいたい、一般に、化調をつかわないと、ブレる、と言われているようだしね。誤差を化調が埋め合わせるので、たいていの店は、安定している、と。」
人形くくぅ「おいしいけどね。ちょっとだけ風味がいつもと違う感じかな、という程度のこただ。
こくまくくぅ「でもまあ、たぶん、その影響で、僅かな違いながら、この間の煮干しよりは、ブレンド感のパーフェクトペースが乱れているかな。ちょっとだけ、しっくりこない。でもまあうまい。」
人形くくぅ「普段の緊密さがよりわかって、むしろおもしろいけどね。気になるほどではないんだけど、まあ、書いているんだから気にはなっているわけか。難しいよねえ、仕方ないと思いますよ、自分は。ブレがあると怒る人も多いけど、手仕事には付き物なので、まあまあ、とも言いたい。
こくまくくぅ「育てるつもりもないとね。やはり、あらためて食べても、極上のクリームスープのような白湯でうまい。下のラーメンは、えび風味のクリームスープ、こちらは、アンチョビー風味のクリームスープといった趣だ。無理に譬えているのではなく、もろにそんな感じなのだ。」
人形くくぅ「安易な想像かもしれないけど、これ、外国人にウケるよねえ。手法というより、味わいの上で、すっかり洋食テイストも、ラーメンに入り込んでいる。しかも、乳製品なしで、なのだ。
こくまくくぅ「まあ、ウマい味はだいたい世界共通で、素材が違っても、表面の味は似ていることがある。」
人形くくぅ「この濃い煮干し風味、好きなんだなあ。煮干しはどんなでも好きだけど、濃いのや、けっこうえぐくて生臭いようなのも好きだ。いまは、ラーメンも、結局素材はある程度限られているから、そのあたり、薄いのから濃いのまで、まあ、なんでも取り揃って、用意されているよねえ。
こくまくくぅ「煮干しだけでも、百花繚乱だ。どれが好き、と言うのもばかばかしくなるほどだ。あれもこれも状態だ。」
人形くくぅ「あらゆるブレンドとかね。まあ、喜元門なんかは、ブレンドの妙の多メニューでならしているわけだし。
こくまくくぅ「スープも基本的なものの組み合わせには限界がある、し、おおよそ出尽くしてもいるのだろう。喜元門の頭のいいところは、さらに、×チャーシュー、×麺、で攻めているところだ。」
人形くくぅ「新しいものをやろうとするなら、チャーシューも考えないと、もう間に合わない。
こくまくくぅ「ふと思い出したんだけど、世田谷の経堂の行列店、はるばる亭の鶏の丸ごとローストしたやつ、あれ、今思えば先見の妙かもねえ。店に行くと、店内の大きなオーブンで焼いている。匂いだけもうまそうだ。真っ赤な色の香ばしそうな焼き目のついた鶏肉が出来上がって取り出すところを何度か見たけど、あれ、うまい演出だ。チャーシューじゃあなくて、ローストチキンなんだけど、だから、あの頃、10年くらい前かな、まあ、やや余分な贅沢くらいにしか考えていなかったけど、今、あれ、イケるかもねえ。」
人形くくぅ「それをぶつ切りにしたものが、香麺という、まぜ麺に入ってきてうまい。そのころ、まだ、まぜ麺という言葉はなかったはずだ。あそこは先駆けだ。中国のどことかで仕入れた調理だと店主さんが話していた。まあ、油そばは、すでにあるから、そんなに珍しくはなかったわけで、変な油そば、と思ってたんだけど。いま、あんな肉で、インパクトを持たせるのも手だよね。
こくまくくぅ「ワンタンも、別皿で、小龍包みたいな、化け物じみたワンタンが出てくる。さすがに、あのお店、先見の妙があったかもねえ。」

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鶏白湯 塩 730円

こくまくくぅ「スープ、チャーシューと、さて、あとは、麺だよね。麺も難しそうだ。けっこう、どんな麺を使うかで、お店の命運が左右されかねない。」
人形くくぅ「近所の麺遊心も、極上の自家製極細麺だけど、最近、製麺所の普通っぽい麺と選択制にしているしね。どうなんだろうねえ、割合的には。自分は、極細麺派だけど。
こくまくくぅ「ここも、太さ的には同じくらいかな。品のいい細麺で、コリコリかたい、とうよりは、弾力あるかたさの歯応えが魅力的な麺だ。博多豚骨ラーメンに、時折、あるよね、このタイプの感じ。」
人形くくぅ「ラ王の豚骨ラーメンの、絶品細麺に似ている気がする。かなりうまいし、それに、まあ、万人向きだろう。
こくまくくぅ「こういうスープでは、珍しいかな。でも、鶏白湯でもいろいろな麺使用があるからね。虎の道(勝田)の鶏白湯も、見た感じはこんなだった。これで、違う麺だとどんなかなあ、と、自ずと考えちゃう楽しさだ。」
人形くくぅ「ひょとして、麺が一番難しいかもね。自分は、最近、オーソドクスな昔ながらの製麺所の麺は、やや苦手だ。スープがよくても、食べられない時がある。

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by dasenkadasenka | 2013-12-25 18:39 | いわき市