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中華そば ことぶきや 完全なエンターテイメント  クリスマスの魅力とは何か

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こくまくくぅ人形「今日も行列ができている。恒常的な行列店だ。」
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住所 茨城県水戸市袴塚3丁目11-9
電話番号 029-224-7584
営業時間 11:30-14:00/18:00-21:00(売切れ次第終了)
定休日 水曜・日曜定休
駐車場 店舗横6台
禁煙
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こくまくくぅ「クリスマスの魅力とはなんだろう。もちろん、ミサの話ではなくて、宗教色をほとんどの場合、ほぼ蒸発させている、この日本でのイベントの話だ。」
人形くくぅ「日本では、多くの場合、クリスマス・プレゼントを中心とした、クリスマス・ツリー・パーティ的な、ポップなイベント事象のことだ。宗教性を喪っている証拠に、お寺のお坊さんが、家族でクリスマス・パーティをやったり、神社が、クリスマス・イルミネーションンの電飾を飾っているのを見かけたことがある。
こくまくくぅ「もちろん、商売づく、であり、商魂たくましく、プレゼントを恒例のイベントとして利用している、側面が強いわけだ。しかしながら、プレゼントそのものの魅力の核心をなしているのは、それが、どこからか贈られてくる、中身の分からないプレゼント、である、ということだ。」
人形くくぅ「クリスマス・プレゼントはまさに、そうしたニュアンスが強い。サンタクロースは、謎の人物だ。誰?
こくまくくぅ「プレゼントは、まさに、われわれ主体性の空虚に相関する(対応する)、欲望の対象、なのだ。」
人形くくぅ「主体性は、自らの欠落を埋め合わせる、その詰め物を欲望の対象として欲望する。
こくまくくぅ「したがって、いかなる欲望の対象も、この主体性の空虚を充たすことはできない。なにしろ、空虚に見合うものなど、存在しない、からだ。空虚を充填するものは、空虚そのものでしかない。つまり、中身のわからないプレゼントの箱、これこそ、まさに、欲望の対象そのもの、なのだ。」
人形くくぅ「究極の欲望の対象は、未知のX、なわけだ。まあ、宝くじもそうかもしれない。ははあ、それで、X'mas、なのか。これは、日本独特の表記らしいけどね。
こくまくくぅ「欲望は、常に、未知の、謎のX、に、憧れ続ける、ことであり、そうする他はないのだ。」
人形くくぅ「欲望の対象であり、文字通り、ないものねだり、なわけだ。
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こくまくくぅ「そして、われわれ主体性が、惹きつけられることになる、よくあるクリスマス的なイメージ、雪の中の明かりの灯った家、これは、世界の中で孤立した、寄る辺ない孤独な主体性、そのものの表象だ。」
人形くくぅ「雪によって弧絶した一軒家だ。
こくまくくぅ「そこに届く、中身のわからないプレゼント。この構図は、主体性の欲望を凝縮している。雪は、一瞬、現実世界から現実感を奪う。雪は、現実の些末的なあれやこれやを、覆い隠し、均質的な、抽象的な世界を出現させる。それは、まさに、ちょっとだけ非現実的なイラストのような世界だ。」
人形くくぅ「雪景色は、もともと、奇妙に人工的にデジタル化された、均質なマット調のイラスト世界、のような、非物質的な仮想現実めいた世界みたいなわけだ。
こくまくくぅ「主体性は、現実的な些末事から、一歩身を引いた、視点そのものとしての、空虚な存在だ。もし、この立場がなければ、われわれは、現実-自然と有機的に結びついた、環境と一体化した動物性のまま、である他はない。」
人形くくぅ「われわれは、空虚で孤独な主体化によってこそ、人間になる。だから、人間を、動物的な特性や脳の特性に還元しようとすることは、限界がある。そもそも、動物はそのような考察を必要としない。生物学的な考察そのものが、すでに、動物的ではない。過剰なのだ。
こくまくくぅ「こうして、雪景色のクリスマス的な情景は、主体性の原風景、へと、われわれを誘う。そして、この光景全体の核心をなすもの、こそ、キリストという形象、なのだろう。」
人形くくぅ「クリスマス、とは、結局は、キリストが、世界を惹きつけている、ということだ。
こくまくくぅ「人間の極北として出現したキリストこそ、主体性という空白のボディの最高の例(体現)であり、そのため、2000年もの間、人目を惹きつけてやまない、わけだけど、まさに、中身の分からないプレゼント、神様のプレゼント、ということなのだろう。」
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こくまくくぅ「入口の外で並んでいると、ドア横の換気扇から流れ出てくる調理の匂い、とともに、微かに聞こえる楽しげな音楽、すらが、心に響く何かだ。」
人形くくぅ「まあ、スイッチが入るよね。トルネード性のエクスタシーに巻き込まれるわけだ。
こくまくくぅ「小暗い室内の奥では、ミュージック-映像が流れている。いつも、オシャレで楽しい、ゴージャスな空間だ。」
人形くくぅ「天井燈の照明さえがきらびやかだ。輝く光の粒があちこちに撥ねている。
こくまくくぅ「誰かが、一瞬、出入りでドアを開けると、冬の傾いた長い日差しが、店内の奥まで貫通して、店内をまばゆく鮮烈に射抜く。店内の美しい照明効果に、日差しさえが参入してくるかのようで、その光の強度を、いっそう輝きわたらせる。こんな美しい店はそうそうないだろう。」
人形くくぅ「この光の眩惑的な効果に匹敵するのは華丸(小美玉)くらいだ。
こくまくくぅ「もちろん、すべての装飾なしでも、この店のラーメンはおいしい。しかし、このゴージャスな付加価値は、いっそうの贅沢として、ブラボーだ。」
人形くくぅ「この室内空間エンターテイメントの上質さは、間違いなく、食べものにも影響を与えている。
こくまくくぅ「店主さんお手製の調度も、充実したエンターテイメント性を演出している。何がいいって、すべてがよくコントロールされている作品なのだ。」
人形くくぅ「接客も含め、ね。心地よくコントロールが効いている。そうとうに、緊張感を持って、ことにあたっている、成果なのだ。
こくまくくぅ「一つ一つのディティールが、表現力を刻んでいるのだ。」

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らーめん 750円

こくまくくぅ「まあ、とにかく、ばりっとしているラーメンだ。貫禄ある、豪勢な味わいだ。」
人形くくぅ「今さら言うのもなんだけど、行列はだてではない。ちょっと値上がりしたけど、勢いが衰えるどころか、ますます熱気に包まれている感じだ。しかも、限定とかは一切やらないで、だ。
こくまくくぅ「限定を一切やらず、また、メニュー変更も一切なし、なところが、共感できるなあ。しびれる。男は、いったん、こうと決めたら黙ってやり通す、みたいな感じだ。」
人形くくぅ「てきっー(って、クリスみたいな裏声口調で)。クリスマスだけに。
こくまくくぅ「まあ、あれこれ楽しませてくれるのもいいけど、登り詰めていく、静かなる色気と言うかね、秘めたるパッションというか、なかなか、グッときますよ。脇目もふらずに、ひたすら修正、洗練化を重ねてきている。貴重だ。」
人形くくぅ「一本筋が通ってる。ぐらぐらしない。きっぱりした男らしさが、好感度大だ。
こくまくくぅ「だいたい、才能があると、はじめからやるべきことはおおよそながら全部見えているものだ。」
人形くくぅ「ラーメンも、自己完結的な完全主義を通している。怖いくらいのうまさだ。
こくまくくぅ「これくらいモチベーションを貫いている店も珍しいだろう。この信頼感が、この行列だろう。まあ、どうですか、このラーメンの表面のゴージャスな赤色! 色気、ですよ。」
人形くくぅ「見た目も食欲そそるゴージャス感だし、味わいもしかり、だ。文句ない。麺やチャーシューも、ますます完全形を極めている。
こくまくくぅ「チャーシューの歯応え十分なかための肉感が、ものすごくゴージャス感だ。うまいなあ。」
人形くくぅ「スープの味の、ちょっと何味かわからないような謎めいた感じもいい。醤油ラーメンなんだろうけど、およそ普通の醤油ラーメンの想定を逸脱している。
こくまくくぅ「まさに、未知のXだ。この唐辛子色の香り油、すごく気に入っている。なんともエキゾチックな味わいだ。ベースのスープは、いたってシンプルでマイルドな鶏白湯なんだけど、割スープで飲むととっても穏やかなミルキーなんだけど、しかし、仕上げは、ものすごく大人っぽくていい。鶏白湯にありがちな、クリーミーなポタージュスープのような仕立て、ではなくて、ぎりっとしたからくちテイストだ。この落差が、色気かもしれない。」
人形くくぅ「ガキ臭い乳臭いスープではない。大人の色気溢れる硬質な穏やかさだ。この、大人っぽい感覚が、なんともセクシーだ。
こくまくくぅ「ほんとうに、ちょっとうっとりするような、魅惑的な色気のあるラーメンだ。細麺のしなり、かための歯応えも最高だ。限りなくしなやかでパワフルな細麺だ。」
人形くくぅ「細麺、といっても、やや太めだ。自家製麺ならでは、を最大に強調する必要のある、充実度の高い細麺だ。
こくまくくぅ「ラーメンン全体のエキサイティングな色彩も味わいも食感も、情熱的だ。」
人形くくぅ「緊張感、スリル、溢れる情熱系だ。扇情のメリークリスマス、といったところか。
こくまくくぅ「まあ、じっくり腰を据えて、おいしさの最大値をはじき出している感じだよね。ゆるいところがない。」
人形くくぅ「製麺所の麺使用って、スープとの噛み合い相性の点で、ゆるいことが多くてね。スープが出来がよくても、なんか緊張感が抜けて残念なことが多い。
こくまくくぅ「パーフェクト感が、なかなか出ないよね。」
人形くくぅ「とにかく、精度が高い。ゆるさや無駄を極力はじき出している感じなのがわかる。
こくまくくぅ「そのぎりぎりした緊張感のマックスに、ふっと上質な色気が立ち現われてくるんだろうねえ。」
人形くくぅ「秘められたメッセージだ。箱の中身は何?

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塩つけ麺 800円

こくまくくぅ「まあ、見てください、パワフルなウマさは、パワフルな見た目にも。この太麺の、しなり具合、肌艶の照り具合、色、張り。とにかく、最良の自家製麺の成果であることを見て取れる、だろうし、それを最大限に強調しておかなければならないだろう。」
人形くくぅ「こんなものでいいだろう感、がないよねえ。
こくまくくぅ「パワフルな噛み応えのクライマックスだ。味も食感も、替えが効かないうまさだ。腕を一本負傷したのも、ムリはない!(はやく治るといいです!)」
人形くくぅ「麺、つけダレ、ともに、これが、つけ麺、だろう。強調しましたよ。
こくまくくぅ「ただ! 一軒を除いては、だ。トップは、道(亀有)だ。あれはすごすぎるぅ。しかし、それを除けば、今、自分にとってつけ麺の洗練の極みの絶対王者はここだっ。」
人形くくぅ「極上の食感の太麺を迎え撃つつけダレも、洗練されきっているうまさだ。魚粉の浮き油も上質な、心くすぐる風味だ。まあ、具がつけダレに総動員されているタイプではここが一番だ。道は、もはや、極上のタレに具は一切入ってない。ネギさえだ。あれは、そうそう真似できないだろう。
こくまくくぅ「もう、極上のキャラメルか何か、だよね。こちらは、オーソドクスな形態を極めている。この厚切りチャーシューの扱いも、頂点を極めているんじゃあないかなあ。」
人形くくぅ「ここのチャーシューは、個性的なうまさを登り詰めているよねえ。これくらいゴージャス感あふれる、噛み応えの肉感は、そうないだろう。いにしえの蛮族の豪奢な饗宴、といったところだ。
こくまくくぅ「この隠微なほの暗い室内空間の陰翳効果も含め、ね。しかも、ハイテク。揺さぶられる演出だ。」
人形くくぅ「ゴージャスな大人の色気溢れる音と光の中で、もう、本能で食べましょう。

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by dasenkadasenka | 2013-12-23 18:37 | 水戸市