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手打ちラーメン 英 (はなぶさ)

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住所 福島県白河市二番町6
電話 024-822-1250
営業時間 11:00~15:00/17:00~20:00
定休日 毎木曜日、第三水曜日
P あり
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こくまくくぅ「主体性の空無とは、すなわち主人の欠如であり、つまり、主体性の空無と、主人(のシニフィアン)が構造的な空所であることは、厳密な相関関係にある。」
人形くくぅ「主人とは、新しいものを、どこでもない場所から発生させる、創始者だ。創始の身振りとは、既存の現実感を、束の間、宙吊りにする始原の無、という、暴力的な一撃、だ。
こくまくくぅ「前例のない、初発の行為、という現実の裂け目は、自由の狂気というトラウマ的恐怖であり、それが切り拓くことになる秩序の中では、その自らの起源のトラウマは、時間を遡行して過去を全面的に書き換える作業によって、英雄的な主人の形象へと反転されて、そのもとにトラウマ的事実としては、消去される。」
人形くくぅ「暴力的な一撃は、神話的な英雄譚にすり替わる。
こくまくくぅ「こうした抑圧によって、違和-裂け目(トラウマ)のない、すべてのことを既存の状況の結果として説明する、因果論的な内閉鎖としての、象徴的な秩序の循環性が、効果的に機能するようになる。」
人形くくぅ「秩序とは、すべてのことを一元的に説明している、という見かけだ。経験的な解釈に覆い尽くされているのが秩序だ。だが、それを創り出した行為は、経験外なわけだ。
こくまくくぅ「こうして、主人とは、生身の人物であるよりは、空虚な信仰であり、自明の確実な基礎であるどころか、空想的な空間を空回りして循環しているものだ。」
人形くくぅ「空虚な幻想的虚構だ。つまり、神様のことだ。
こくまくくぅ「こうして、主人の虚構化とともに、主体の自己意識の精神構造において、構成的な役割を担う、超越論的自由という神秘的な事実(主体化)は、行為そのもの(主体性)という次元としては、表向き抹消され、見えにくくされる。」
人形くくぅ「主体性も、現実(秩序)の中には、完全に統合することのできない過剰だからだ。
こくまくくぅ「しかも、その真の居場所といえるような他の場所も存在しない。だから、欲望は、幻想的な対象として、それを求める。」
人形くくぅ「幻想によって、空っぽの主体性を満たそうとする、際限のない欲望に囚われる。
こくまくくぅ「だから、欲望の対象は、突き詰めれば、不可能性-限界をこそ、追い求める。」
人形くくぅ「つまり、欲望がある、ということは、秩序は、すべてを説明しているわけではない、ということだ。
こくまくくぅ「限界を超える不可能性をこそ、求める、欲望があるからこそ、現に新しい何かが無から発生する、わけだけど、この、どこでもないという否定性の場所こそ、既存の状況の結果として説明することのできない、主体性という次元なのだ。」
人形くくぅ「主体性とは、自律性であり、それは、経験的解釈を当てはめることのできない、無からの介入、という謎、なわけだ。

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ラーメン 600円円

こくまくくぅ「今日は、くくぅ人形たちが、白河の南湖に行ったことがないので、連れて行け、とせがむので、白河へ、行った。」
人形くくぅ「物見遊山の紀行ついでに、ラーメンを食べる、ということに・・・。
こくまくくぅ「御斎所街道(県道14号線)をひたひたと走っていく道すがら、下調べもなく、どのラーメン店に行こうか、考える。」
人形くくぅ「旧ふるどの、の、支那蕎麦屋、は、別の店になっているなあ。ふるどの、の、そば粉入り太麺中華や油そばはうまかったんだけどなあ。
こくまくくぅ「ついで、天山、の前を通る。ここの白河ラーメンは、かなりな絶品なんだけど、まだやっていない。ここは、いつも、場所的に、ついつい通過点になってしまう店だ。」
人形くくぅ「ついで、餐、があらわれる。ここもうまいが、、本日休業、だ。
こくまくくぅ「ついで、ふくみや、ここも、本日休業。実は、ここはかなり行く気になっていたのになあ。何年か前に食べて、かなりうまかった。隠れた名店か、という感じだ。道路からやや引っ込んでいて、まず、気づかずに通過してしまう立地だ。知る人ぞ知る、的な、感じが、できる! という感じだ。」
人形くくぅ「穴場的な店だ。前へ前へ、という出張りアピールの店って、まあ、たいていはうまくないよね(笑)。
こくまくくぅ「ところが、店主さんがご病気のため(という噂を聞いた)、長らく休業していたので、自分的には、幻の名店、となっていた。最近、また復活したようなので、ぜひ、と思ったんだけどね。やってなくて残念。」
人形くくぅ「ついで、とら食堂を通過し、要屋のあたりまでくると、要屋の向かいに、雅、ができていた。雅は、移転前の白坂の店舗(現在、風心凪のあるところ)に何度か行ったことがある。めずらしく、背脂入りがあっていいんだけど、値段がお高めだ。最近は、激辛ものや豆乳などにカジュアルな話題性に走っているようだ。
こくまくくぅ「ついで、田中屋の前を通る。ここでも、よかったが、本日休業だった。」
人形くくぅ「ついで、海、へ行くと、そこも本日休業。で、火風鼎、と、英、に行くことにした。福港、もよかったんだけど、かための白河麺対決にした次第。
こくまくくぅ「白河麺は、けっこうやわらかめが多い。ビギナーの頃、その不思議なやわらかさが、とっつきにくいところ、だった。火風鼎、と、英、は、かためで、すんなり入れた、感じなんだなあ。」
人形くくぅ「でも、近年、全体的に、しこしこ感重視傾向になってきた、気がする。とら食堂をはじめとして、みんな、かためになってきたような。こうなると、むしろ、以前のやわらかめが、なつかしいような。上の田中屋は、かなりやわらかいけどね。ビロビロというのか。
こくまくくぅ「で、英は、比較的かための方なんだけど、やはり、そういう実感だ。ちょうどいい、麺の歯応え、弾力あるかたさだ。」
人形くくぅ「余談だけど、東京にも、世田谷の経堂に、英、という店名の店がある。こちらは、ひで、と読む。豚骨ラーメンの、行列のできる人気有名店だ。しゃれた豚骨スープでうまい。ずいぶん前だけど、ここで、初めて、白濁した、もろ豚骨スープのつけ麺を食べたけど、それも、うまくて感激したなあ。
こくまくくぅ「醤油スープは、見た目にも、まったりした濃度感がある、芳醇な味わいだ。前回の火風鼎のシンプルなウマさに対して、こちらは、重厚な含みの豊かなグラマラスな醤油スープ感だ。醤油のいい香りも立っている。」
人形くくぅ「この店は、サービス精神が豊かで、以前からずっと、ランチタイムは、無料半ライスのサービスがある。高校生なら、麺が特盛まで無料だ。
こくまくくぅ「多彩な豊かな具材にも、サービス精神が表現されている、という感じだ。味わいも、滋養深そうで、重厚で、おいしいものをたっぷり食べてもらいたい、という気持ちのあらわれ、という感じだ。」
人形くくぅ「ラーメンならでは、の、コンパクトなごちそう感、だ。コンパクトなエンターテイメント性というか。
こくまくくぅ「しかも、派手でなく落ち着いている。接客もテキパキと機能的で、摩擦なしの円滑な作動ぶり、という感じだ。手慣れた熟練のお店という貫禄があり、ラーメンも、すこぶる早く出てくる。こういう小気味よい運営の提供も、サービス精神のあらわれだろう。お客さんに、なるべくストレスのない食事時間を提供しようということだ。」
人形くくぅ「それが、結局、同時に、経営のためでもあり、商売繁盛で商売上手なわけだからね。
こくまくくぅ「まあ、いつも、常連客が多い感じだよね。ペンタゴングラフでやれば、トータルな味わいのバランスがすごくいいだろう。」
人形くくぅ「ラーメン自体も、幅のある余裕のあるうまさだ。安定していて手堅い。
こくまくくぅ「スープ構成が、こなれた、うまい複雑さだ。ちょうどいい、職人的なゴージャス感だ。」

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塩ラーメン 650円

こくまくくぅ「白河ラーメンは、やっぱり醤油、という思い込みがあり、つい近年まで、塩は、あまり食べていない。」
人形くくぅ「白河で、塩や味噌は、野菜炒めのタンメン、という気がしていたのでね。いくつか食べて、ちょっと、白河麺にはね、と思っていた。鈴木食堂の味噌がうまかったかな。
こくまくくぅ「しかし、この間、茶釜年貢町店で、塩を食べて、感銘を受けた。で、ここでも、塩をチョイスした。で、これもうまい。これ、けっこう好きだ。ただ、驚いたことに、かつお節の風味だ。まあ、醤油ラーメンと同じスープでも食べたかった気もするけど。」
人形くくぅ「醤油ラーメンと同じ、と思われる、ベースのスープに、かつお節の砕粉がたくさん入っている。かなり、かつお節の香りが立っている、ダブルスープ仕立てだ。
こくまくくぅ「いまの家分店(いわき)でも、塩ラーメンが節系魚スープだったなあ。透明で、あっさりな、シンプルな魚だしで、お茶漬けのだしスープみたいな感じだった。で、これも、そんな気がしてきて、これは、もっとこってりしてるけど、ライスと合わせたらうまいので、茶碗に、スープを注いで、お茶漬け様にしたら、うまかった。麺はもちろんのこと、さることながら、ごはんの方も合うかも、なあ。」
人形くくぅ「白河ラーメンは、塩は魚スープが流行りなのか。つむら家(矢吹)でも、魚スープは魚粉だった。魚粉がブームなのだろうか。わかりやすいうまさだけど、ある意味わかりやすすぎる気もするかな。
こくまくくぅ「魚粉だと、やや、安易な気がするし、それに、魚粉風味は、もはや、いい加減食べ飽きているところでもあるかな。」
人形くくぅ「確かに、白河、では、新鮮、は、新鮮、かもね。まあ、だいたい、福島県は、だいぶ遅れて流行が入ってくる感じのことは多いし、よく、そう言われている。今、鶏白湯とかね。まあ、味わいは保守的なのかな。観光地に甘んじるために、受け身になりがちなのかな。積極的に独創性に打って出る感じは、なんとなく希薄だ。だいたい、すでに出回っているものを、遅れ馳せに取り入れる、無難な慎重派のようだ。

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くくぅ人形「小峰城は、工事用の囲いの中で、復旧の工事中につき立ち入り禁止です。大地震によって、盤石と思われるような城の土台の、大きな石を組んだ石垣も崩れてしまったのだ。なるほど、こうして、遠目に、大きく崩れた個所を見ると、崖の土肌の表面上に石が張り付いている、だけのようにも見えてきて、強固なようでいて、脆いのかなとも思えてくる。」

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こくまくくぅ「NG編。一陣の風のいたずらに煽られて、くくぅ人形、落下。写真は、床へ落下する直前の中空のくくぅ。幸い無傷でしたが、脳震とうをおこし、しばらく意識を失う。池ポチャでなくてよかったです。」

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こくまくくぅ「南湖へ行き、ラーメンを食べ、小峰城を見て、家に帰って、カリブーンを飲みました、とさ。いい気ぶーん。」
by dasenkadasenka | 2013-09-13 18:22 | 白河市