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やまりすがたべるもの

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龍のひげ

住所 茨城県水戸市元吉田町2-20
電話番号 029-231-7825
営業時間 11:30〜14:00/18:00〜21:00
定休日 月曜・第3火曜
喫煙 不可
駐車場 あり(店の前と道路を挟んだ向かいで7~8台くらい)



こくまくくぅ「現実であるところのわれわれが、現実を超えた理想(真理-神)を語ることは矛盾だ。この解決法は、そもそも、理想とは首尾一貫したものではない、とすることだ。」
人形くくぅ「この矛盾を体現しているものこそ、まさに、キリストという神人の形象だ。神(理想)であり、人(現実)である、という矛盾を、一身に担う。
こくまくくぅ「あらゆる超越性(つまり神)の幻想は、こうしたわれわれの現実-理想が首尾一貫していない、という事実の幻想的な反映であり、他ならぬわれわれ自身の分裂、なのである。われわれは、自分自身の生来的な矛盾(ギャップ)を、その副次的な効果として、幻想的な彼方の超越性に投射するのである。」
人形くくぅ「われわれの分裂とは、われ思う、ゆえに、われあり、という、空虚な視点としての自分と対象としての自分との自己意識の二重化のことだ。そして、この間(あわい)にのみ、世界は対象として存続する。
こくまくくぅ「世界から遊離した自由で自発的な無の視点(われ思う)に対してのみ、世界は一つの全体性として立ち現われる。ところが、この無の過剰のために、世界は、完結せず、不完全である。この無を隠蔽するためにこそ、幻想が生じるのだ。」
人形くくぅ「世界の座りの悪さに、人は幻想で対応する。
こくまくくぅ「世界には穴があいており、それは、他ならぬ主体の視点の空虚であり、しかし、まさに、それこそが、自由(自発性)の核心を形づくっている。」
人形くくぅ「そうでなければ、われわれは、意志のない、ただの自然(因果連鎖)の自動人形にすぎない。
こくまくくぅ「こうした、自己の不協和、世界の非完結性を、自己完結性へと錯認するために、超越的な自己(われ思う)を、虚空の外部に排除するのであり、それが神という、幻想的な究極の主体(視点)なわけだ。われわれが、こうした、自己二重化の分裂、としてある以上、思考の任務は、理想を語ることなわけだ。」

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こくまくくぅ「ここのメニューで、唯一いただいていない、冷やし肉そばが出ているので、久しぶりに来てみた。相変わらずの繁盛店のようだ。」
人形くくぅ「まあ、店内もほどよく広いし、立地もいいのだろう。繁華な街並みから、ちょっと引っ込んだ感じが、使い勝手のいい感じなのかもしれない。つかず、はなれず、みたいな。ほどよく駐車場もあるし。
こくまくくぅ「まあ、ここは、ベースは、しゃもだしに、しゃも肉、ということで、そのあたりに、人気があるのだろうことはわかるんだけど、なんか、自分には今一つ、ピンとこないところもある。」
人形くくぅ「しゃも塩ラーメンは、前にいただいた時に、わかりやすい味だと思い、ここのメニューで一番いいかな、と思っていたけど、今日は、鳥臭さが、どうも気になるし、なんかくどい感じだ。
こくまくくぅ「しゃもの味、なんだといえば、そうなのかもしれないけどね。しゃも肉のかたい食感も、今一つ、よさがわからない感じかなあ。」
人形くくぅ「冷やし肉そばの方は、まあ、その冷えた醤油版という感じだけど、これも、くどい感じや、冷えた食感のよさが、今一つピンとこない。ここは、香り油やワサビなど、こじゃれた、付け足し小物類も多いけど、それも、説得力を感じない。ちょっとうるさい感じで、むしろ、気持ちが散漫になる感じだ。決め手の味、というより、おしゃれ感、蛇足のサービス感、優先な気がしてしまう。若い娘とかがが、またすぐに、条件反射のように、オシャレ、とか言うのだ。まあ、雑誌なんかも、ステレオタイプで取り上げやすいところなのだろう。お洒落な店ですよ、とか言って。プラスアルファの、一粒で二度おいしい的な、ちょっと得しちゃった感ねらいなのか、味変とか、そういう店は最近多い。無駄なアクセサリーは取って、その分、安くしてもらった方がいい。付属品は、結局、商魂だ。全体に、いわきの、いまの家分店も、ここと似ているノリの感じかなあ。負けないくらい繁盛店だし。
こくまくくぅ「麺も、イマイチしっくりこないかなあ。まあ、こちらの勉強不足、修業不足だろう。まだまだ、全方位というわけにはいかない、というところか。」
人形くくぅ「麺やスープの種類は、まあ、好き嫌いがなく、一通り、何でもイケるんだけどね。

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しゃも塩らぁめん 750円

こくまくくぅ「繁盛店、人気店なのに、自分的には、今一つよくわからない、という店は、けっこうある。人気の秘密がわからない。齟齬を感じるので反省的に考えてみたいし、課題なので、ざっと、あげておこうか。福島だと、伊達屋、正月屋、きらら、山岸家、げんきだま、などが、そんな感じだ。茨城だと、あおい、ハリケン、イチカワ、などがそんな感じかな。」
人形くくぅ「伊達屋は、R114沿いに開店した時に、その初日に行ったことがある。それから今のところに移転したんだと思うけど、どちらでも、いま一つ、よさがつかめないままだ。チャーシューも獣臭いし。本宮あたりに、金丸食堂とか、本宮烏骨鶏ラーメンというのがある。地鶏などの鶏だしをうたい文句にする店は多いが、スープ自体はうまいんだけど、ラーメンとして、全体にどうなのか、という疑問があることは実に多い。スープがうまけりゃ、後は適当な麺を入れれば、自動的にラーメンになる、という錯覚がある気がする。すぐに、安易に、形だけラーメンをやってしまうだけなのだ。
こくまくくぅ「正月屋も、開店した当初に行った。開店一週間以内だったと思う。その時は、あゆだしラーメンだった。そのころ、東京の二子玉川で、あゆだしラーメン(しかも、焼いたアユが載っている。この店はうまかった。)がヒットしていたので、東京から駆け付けたのだ。しかし、ぱっとしなかったようで、実際に印象が薄かったが、その後、あゆだしはなくなり、あまり覚えていないが、行くたびに、メニューが違う印象だった。自家製麺4種類からの選択制も、わかりにくいとろこだった。その後、向かいの新店舗に移転して、なんだか、前とだいぶ印象が違う感じになった。スープが、澄んだ感じから、濁った感じになったのかな。くどめになった。豚バラ軟骨のチャーシューは、めずらしいし、好きだ。悪くないんだけど、なんとなく、それほどピンと来ないんだなあ。やわらかい麺のせいか。」
人形くくぅ「きららは、函館ラーメンだ。函館系が、どうも、合わないらしい。自由が丘や荻窪のルミネ内にある人気店とかでも、どうも、ピンと来ない。結局、総じて、麺×スープの基本的なラーメンセンスが合わないのか。もちろん、うまくない、というのではないのだ。ただ、ものすごくいい、という感じがわからないのだ。


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冷やし肉そば 中太麺 750円

こくまくくぅ「喜元門も、はじめ、小美玉店で、かなりピンと来なかった。が、ここは、克服した。よさがわかるようになった。スープや麺が多少変わった気もするけど。」
人形くくぅ「優れたラーメンなんだけど、とっつきにくいところもあるのかなあ。攻略がむずかしいというか。
こくまくくぅ「喜元門は、いつでも、何かと騒がれている感じだ。そのごたごた感が、疲れる感じでもある。」
人形くくぅ「ラーメン自体よりも、店をめぐるあれこれの話がしんどい感じだ。どうも落ち着かない。
こくまくくぅ「お店は、何も考えずに行って、ただただ食べて帰るだけ、がいいなあ。裏事情的な話は面倒だ。」
人形くくぅ「お客さんなんて、リラックスして、楽しんで、帰るだけ、で、いいわけだから、表面だけきれいに整えて、そこに裏方事情が見えない方がいいね。たとえ、舞台裏がごたごたしていても。
こくまくくぅ「だいぶ前に、2チャンネルで見たんだけど、誰かが、喜元門ファンに向かって、おまえら、喜元門、喜元門って、うるせえんだよ、って、言ってたけど、いまでも、その言葉のこだまが、遠く反響し続けているような感じに思える。」
ミニくくぅ「われらは、もう、すっかりKGMファンなのでありますよぅ。
こくまくくぅ「あれ?最後にそれを言いに?」

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by dasenkadasenka | 2013-06-21 17:58 | 水戸市