やまりすがたべるもの

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喜元門 水戸笠原店

住所 茨城県水戸市笠原町884-10
営業時間 昼の部 11:30~14:00
       夜の部 17:30~20:30
定休日 火曜日 水曜日
駐車場 あり(砂利の広い駐車場)
禁煙





こくまくくぅ「常連盛り、とかが、とかくどこの土地でも話題になったりしてるけど、我らは、あまり常連となることもないのだけれど、チャーシューや煮玉子をサービスしてもらったりすることが、いろいろな店で、しばしばある。」
人形くくぅ「常連になるともらえるのかどうか、よく知らないけど、我らは、1回目、2回目でもらえることがほとんどだ。これは、むしろ、お店からのプレゼントという事象だと思っている。盛りがいい、厚みがある、隠れている、別皿、惣菜をいただく、などあるなあ。
こくまくくぅ「店主さんと知り合いになることもあまりない、どころか、話をすることもほとんどなく、むろん、それゆえ、身分を明かすことも皆無だ。まあ、いつも通りすがりのただの客でいたいからだ。ところが、お店からのプレゼントはよくいただく。驚くべきことに、福島では、初めて行った店で、帰りに、かなり上等な大きな桃を6個も、おみやげにいただいたこともある。理由はわからない。帰ろうとして車に乗ろうとしていたら、やってきた店員さんに手渡されたのだ。こちらが理由を聞きたいくらいだ。ありがとうございました。」
人形くくぅ「山形では、鳥中華の寿々喜食堂で、まあ、遠いから店名を明かしてもいいだろう、やはり、初めて行ったのだけれど、帰り際に、店主さんが駆け寄ってきて、だしに使った、かなりもののいい、しいたけと昆布とかつお節の残りを、煮直して佃煮にしたものを、かなり大量に大パックでいただいた。半年はもとうかいう量だ。お店で、商品としても売っているものだ。それきり、まだ、再訪していない。ありがとうございました。おいしかったですよ。重宝しました。と、この場でお礼をさせていただこう。同じ山形で、今一つの鳥中華の名店、水車、では、朝一で行ったら、店周りのお掃除をなさっていらした店主さんが、はやく開けてくれたうえに、自ら、鶏中華を作ってくださった。店員さんによると、そんなことはめったにない、ことだそうらしい。やはり、格別においしいお味でした。ありがとうございました。
こくまくくぅ「まあ、ブログをやっているということはあっても、たいていは、向こうは知る由もないはずだ。それに、こうしたことは、ラーメン店にだけ及ぶわけではない。すし屋で、尋常ではないくらい安くしてもらうこともあるし、飲み屋では、ウーロンハイを頼んだら、酎ハイグラスに表面張力いっぱいまで、焼酎が注がれていて、もう一つの同じ酎ハイグラスにウーロン茶が出てきたこともある。ツマミの量も他客の数倍だった。泥酔するほど飲んで、たまたま居合わせた年配のお客さんが支払いを全部してくれたことも何度もある。泥酔帰りに、個人タクシーの運転手さんが料金をうんと安くしてくれた、など、まあ、ほかにもあるけど、そんなわけで、プレゼント、というか、よくわからないけれど、さかなちゃんに訊いてみるべき事象なのではないだろうか。」

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こくまくくぅ「スープ、麺、チャーシュー、のできばえの見事さにおいて、三足のわらじスト、とでもいえそうな喜元門なわけだけど、3大要素の、3つの仕事を、目に見えて明快にきっちりとこなしている。」
人形くくぅ「3つに絞り込んで、強調的に力を入れていることが、わかりやすくて、実に、効果的だ。その帰結が行列なのは当然だろう。
こくまくくぅ「この基本ラインの上で、スープ、麺、チャーシュー、づくりを、個性的にこなせる、優秀な料理人を、四天王、五天王、六天王と、増殖させていけば、化け物のおうな店に膨れ上がっていくのではないだろうか。」
人形くくぅ「スープにおいては、喜元門は、思いのほか、浮き油の使い手だ。なんとも、ちょうどいい油量をだしてくる。けっこう多めに使うこともあるんだけれど、まぜ麺、でも、ラーメンでも、スマートに使いこなしている印象だ。
こくまくくぅ「油感は、良質で、くどいと感じることはない、し、後味が持たれるようなこともない。すっきりした、適度なこってり感によって、うまさの満足度が高い。ラーメンは、油浮きがつきものだけど、やはり、適度に油があった方がうまい。ラーメンらしくていい。」
人形くくぅ「まあ、東京で、一時期、健康志向ブームのようなもので、油浮きのまったくないラーメンがはやったこともあるけど、やはり、たいていは、ちと、さびしい、というか、うまい場合でも、ものたりない。基本的に多め、が、好きだけど、全体のバランスの中で、のことだ。ただ、ラードが多いのもよくない。
こくまくくぅ「ラードが蓋をしている、純連、牛久の山岡家、大盛軒のつけ麺、は、やや苦手だ。しかし、燕・三条系の杭州飯店は、いい。など、場合による。ちなみに、燕・三条系は、自分的には、杭州飯店のみ、だなあ。なにはさておいても、おススメはここだ。」
人形くくぅ「なんにしても、うまい適量があるから、たいていは、まず、スタンダードでいただいて、油多め、は、あまりやらない。たいていはよくない。いいのは、必ずするのは、かまや(須賀川)のみ、かもなあ。二郎の多め(仙川店)は、本当に多くて、不透明な脂身もたっぷりで、かなりきつかったなあ。あれ以来やらない。郡山の春木屋も、多めにすると、すごく多くてきつい。北方(郡山)も、油多めきついなあ。
こくまくくぅ「山形のケンちゃんラーメンは、たっぷりの浮き油でうまい。富士雄(常陸大宮)も背脂たっぷりでうまかった。やはり、油の適量は、スープと麺の質、との関係で、決まるんじゃあないかなあ。そこが合ってないとうまくない。」
人形くくぅ「相性が良ければ、多めでもいい。麺とスープに合っていないのに、ただ増やしてもなあ、というところだ。
こくまくくぅ「やはり、お店は、最適のところをコーディネートしてほしい。基本、多め少なめなんか、なしでね。」

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鶏油 醤油 720円

こくまくくぅ「まず、不透明な茶色の浮き油の見た目のインパクトが、何よりのうまそうなポイントだろう。ごちそうの色合いで、うまそうな予感に満ちている。食欲をそそるし、見た目だけでも楽しい。」
人形くくぅ「ここは、スープのブレンドが得意だけど、油も、鶏と魚がブレンドされているという凝りようだ。チー油にかつお節粉、なのかな。なんともいえない、ダブル・テイストの妙となっている。
こくまくくぅ「なんていうか、あくまでもイメージだけど、お雑煮っぽい味のような。鶏だしとかつだしの風味があり、それに、ゆずがあり、炙り肉の焦げ味もある、ためだろうか。焦げたおもち、みたいな。」
人形くくぅ「もちが合いそうだ。もちのような、もっちり中太麺が入っている。よく合っていて、うまい。ここの中太麺は、最近、うまさ爆発、という感じだ。味わい、歯応え、舌触り、など、満足度の高い食感だ。色も、もちみたいに、きれいで、うまそうな、すぐれものだ。
こくまくくぅ「そして、茶色の粉油にまみれた、白肌の中太麺が色彩的にもおいしい。黒っぽい茶色の微粒子のつぶつぶ群が、引き立って、一見、何か、スパイシーなごちそうみたいなんだなあ。もちろん、ごちそうテクスチュアーを裏切らない、うまうま味だ。イメージの膨らむ、すぐれた才色兼備だ。」
人形くくぅ「変則的なようだけど、こなれていて、やり方がうまいなあ。鶏油(チー油)とは、こういうものなのか、と思い込んでしまっても、まあ、いいか。
こくまくくぅ「鶏油って、くどい時もあるけど、この相殺の効果のせいか、油が、くどく感じない。絶妙なうまい油になっている。」

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海老風味 醤油 680円

こくまくくぅ「グリッターや東光台店で、同商品が、香ばしく炒られた小海老の本体が、浮き油とともに、上部に載っていた形で、ガツンとくる、うまさだったんだけど、これは、ラーメンの表層に、海老本体の姿はない。きれいな淡い透明な赤色の香り油がういているばかりだ。香りはよいが、同じ海老油を使用の、海老混ぜそばの時のような、海老本体の香ばしさがなくて、最初は、さびしいと思ったけど、慣れると、まあ、いいっか、という感じでもあるかな。」
人形くくぅ「よもや、と思って、丼の底の方をまさぐってみると、案の定、かなり大量のクラッシュされた小海老群の堆積物があった。どうやら、いくらか入っているけど、細かいので、すべて、沈んでしまっているようだ。
こくまくくぅ「砕け散った海老の本他の中に、たくさんの目玉が見えるなあ。その堆積物を食べると、香ばしい、しょりしょり感がうまい。こちらでは、細麺がそれに絡んでうまいなあ。細麺も、うまさの精緻を極めてきている感じだ。こちらは、コリコリとかたい触感があり、かつ、微妙なソフト感もある、おもしろい食感だ。中太麺とは、成分内容は異なるのかな。質感、趣がかなり違う感じで、同じものの、太さ違いではないような感じに思える。」
人形くくぅ「中太麺と細麺の2種類が用意されている。太麺がないけど、まあ、これでもいい感じだ。中太麺のもっちり感が強力で、太麺の感じも併せ持っている。中太をおさえ、太麺もカバーしている、守備範囲が広い感じだ。これが、このまま太麺になったら、あごが疲れるかも。
こくまくくぅ「この2種類を食べ比べながら堪能する、だけでも、十二分に楽しめる。まだ、しっかり攻略できていない、未消化状態なので、3種類は、時期尚早というところか。」
人形くくぅ「チャーシューも、喜元門は、潜在的には、5種類ある。ここの3種類のほかに、あと、直火と、低温がある。これも、まだ、3種類でちょうどいいところかもね。この、スープ×麺×チャーシューの、相当数の組み合わせを、まだ、味わいつくせていない。次の、テイスティングのステージも、可能性としてあると思うと、恐ろしい感じだ。
こくまくくぅ「チャーシューも、いずれも、均質的にうまさが際立ってきている。うまいばかりでなく、飽きがこないところも、強みだ。うまい味わいがクセになるし、繰り返しに耐えうる、うまさだ。不思議に飽きない。それ自体のうまさもさることながら、麺やスープとの組み合わせによる、味のバリエーション変化も巧みなのだろう。」
人形くくぅ「組み合わせの効果が秀逸だ。どう組み合わせてもうまいんだなあ。なかなか攻略できない上に、飽きがこない。こうしたうまさの諸相をおさえていることで、稀有な店だろう。なかなかできるワザではないと思うなあ。



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by dasenkadasenka | 2013-03-21 18:54 | 水戸市