やまりすがたべるもの

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喜元門 水戸笠原店

住所 茨城県水戸市笠原町884-10
営業時間 昼の部 11:30~14:00
       夜の部 17:30~20:30
定休日 火曜日 水曜日
駐車場 あり(砂利の広い駐車場)
禁煙



こくまくくぅ「情報化が進むと、反省化が極限化し、なにもかもが方法論化される。」
ぶらっくくくぅ「ハウ・ツウーものがでまわる。」
こくまくくぅ「作り方、やり方、あるいは、生き方までが、how-to化される。ある意味では、てっとりばやく、賢くなれる。だから、ウケているものは、あっという間にあふれかえる。成功する仕方も、それ自体、凡庸化するのかもしれない。賢い生き方、で、賢しらになっているようで、実は、結局だんだん凡庸化してしまうとか。」
ぶらっくくくぅ「結局、地道な手さぐりなのかな。知識は、すぐに民主主義的に共有されるから、あとは、人間そのものなのかもなあ。」
こくまくくぅ「おや、喜元門の看板には、魚の文字が・・・。」

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こくまくくぅ「喜元門の非凡さは何だろう。オリジナリティが高い。世にノウハウもたくさんあるので、ラーメンを作ろうと思えば、まあ、誰でも作れるだろうけど、やはり、最後は、感性によるのかな。」
ぶらっくくくぅ「人、それを才能と呼ぶ。ラーメン店でも、専門にしているスープ以外も、限定品などを見ていると、作るだけなら、簡単にできるようだ。あとは、感性的な冴えがあるかどうか、というか、確たるビジョンがあるかどうか、なのかな。喜元門は、感性やビジョンが独特だ。そうそう真似ができる感じじゃあない。」
こくまくくぅ「普通だと、人が、10やらなきゃいけない、と思っているところを、いや、3でいいよ、とやってしまう感じだ。そういうセンスの思い切りのよさがある。」
ぶらっくくくぅ「ある意味、おそろしく合理的というか。」
こくまくくぅ「不合理なほど合理的とかね。凡庸な人だと、くどくどと足していけば、よくなると思ってしまいがちだ。なかなかシンプルにできない。スープでも何でも。」
ぶらっくくくぅ「せっかくスープができても、具材や薬味などのセンスで失敗してしまうこともけっこう多い気がする。なんか、ごてごてとやり過ぎちゃう。余計な付け足しをなかなかとることができない。すごく気が効いているようで、間が抜けている感じになっちゃう。」
こくまくくぅ「おしゃれにしようと思いすぎたりね。結局、野暮ったいおしゃれ、というか、おしゃれじゃあなくなる。喜元門は、飾り気がないのに、オシャレだ。やはり、センスか。」

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濃厚魚出汁 塩 760円

こくまくくぅ「数種類のスープとその掛け合わせの妙が、抜群に上手なわけだけど、これは、魚+魚なのかな。煮干しとあごなのかな。ラーメンは、鶏+魚であまいコクのある風味が印象的だけど、これは、それよりは、シャープな感じかな。」
ぶらっくくくぅ「もちろん、ここの特徴として、うまみは強い。煮干しの香りがする。花のような風味は、あごなのかな。だしがスープを支配しており、その印象が強いので、塩味、醤油味、の区別は、副次的な感じだ。」
こくまくくぅ「塩か醤油は、二の次というか、まあ、どちらでもいいような、さほど重要でもないような、ささいな味つけの違いにしか思えないような。」
ぶらっくくくぅ「ここは、すべてのメニューが、塩でも醤油でも、同等にうまい感じだ。スープ自体の自己主張が強く、前面に出ているので、塩とか醤油の存在感が後退している。こういう感じも珍しい。」
こくまくくぅ「それゆえに、記憶の中で次第に混乱して、両者を比較して、どちらかを選ぶことができなくなる感じだ。」
ぶらっくくくぅ「華がある、というか、華やぎのあるスープで、いつもながら、薬味のネギも、適切感がある。見た目もきれいだし、気の利いた味わいなんだなあ、この二種類の刻みネギが。白ネギの形状は2パターンあるかな。」
こくまくくぅ「ネギの種類、形状、量、が、適確で、最適な感じだ。もちろん、チャーシューやメンマなどにも、同じことが言える。こういうパーフェクト感が、できるようで、なかなかできない気がする。」
ぶらっくくくぅ「薬味や具材はけっこう、全体の出来栄えに与える影響が大きい。ここが下手だと、端的に下手な印象になる。」
こくまくくぅ「なんとなく伊達にやるなら、やらない方がマシ、的な感じは多い。そこに絡む細麺のうまさも適確だ。こういうトータルのバランス感覚が、やはり、うまいへたの分かれ目だなあ。」
ぶらっくくくぅ「細麺は、今日は、ややかための食感で、コリコリ感があってうまい。日によって多少違う感じだけど、ある一定のうまさの幅をつかんでいて、その範囲内を微妙に揺れ動く感じで、それがこちらの神経を揺さぶってくる感じだ。」
こくまくくぅ「それにしても、濃厚、とあるけどk、ちょっとよく意味がわからない。うまさの濃度では、どのメニューも、ほぼ一定水準の感じだからだ。特にこれだけが、とりたてて濃厚を誇っている、という印象でもないけどね。」
ぶらっくくくぅ「言語センスがなんとなく変わっている。どことなく不思議で、煙に巻かれたような、キツネにつままれたような、言語感覚だ。いわし煮干しとか、真空とかね。ヘンでもないけど、何となく奇妙というか。」
こくまくくぅ「支那そばがあって、ラーメンがある、のも、名前というものが、なにか根拠なく、恣意的なもののように思えてくる感じだ。このワード・センスが意図的な戦略なら、すごい気がする。」
ぶらっくくくぅ「人と違った感性なのか。いろいろわからないことがあるんだけど、これが760円で、台湾らーめん・まぜそばが、630円なのも解せないかなあ。内容的に見て、130円の開きがわかりづらい感じだ。」
こくまくくぅ「喜乃壺と東光台店では、チャーシューがつかないからわかるけど、ここは、チャーシューもつくからね。むしろ豪勢なような。このチャーシューがうまさを飛躍させている。」
ぶらっくくくぅ「来るたびに思うけど、台湾らーめん・まぜそばを頼んでいるひとをけっこう多く見かける。この2品は、確かにクセになるうまさを秘めている感じだ。これをメニューに取り入れているのが、理解できる感じだけど、そのあたり、才覚かもなあ。この台湾、ひょっとしてものすごく当たるんじゃあないかなあ。」
こくまくくぅ「とっつきやすく、わかりやすく、食べやすいし、パンチも効いていて、やみつきになるようなツボをうまく押さえている感じだ。ちょっと話が逸れたか。」

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真空そば 700円

こくまくくぅ「小耳にはさんだところでは、この真空そばを、開店以来、ずっと、週に3、4度は食べ続けているファンもいるようだ。」
ぶらっくくくぅ「けっこう、そういう人いそうだなあ。真空は、今まで食べたことある、この手の動物系の濃厚白湯の中で、もっとも食べやすく、もたれない感じだし、味わい的にも一番うまいかもしれない。どろどろだけど、くどくなく、すっきりとして、食後もたれない、のだけれど、うまみは、他とくらべて、絶妙さを誇っている。」
こくまくくぅ「とろみの感触を伴ったうまみが絶品だ。あまり適切な比較ではないけど、五目とろろ汁みたいなうまみととろみを思い出すかな。食べ始めには、麺が持ち上がりにくいくらい、どろどろのもったりしたとろみがあるけど、麺がなくなる頃には、とろみが解けて、さらさらになっていく。なにかで、独特のとろみをつけている状態なのかよくわからないけど、この独特のとろみ感が活きて効いている。この食感が、すごくクセになる感じだ。玉里にあった喜元門小美玉店では、どろみ、と表記されていたけど、これは、とろみという感じかなあ。」
ぶらっくくくぅ「このスープも、濃厚ではあっても、シンプルな味わいだ。ここは、スープも麺もチャーシューも、シンプルで、よけいな感じがない。いらないものはいらないと割り切る判断力が、適切な感じなので、冗長な感じがない。」
こくまくくぅ「必要最低限でやりきっているために、ストレートなうまさで、キレがいい。食後にいやな余韻がない。」
ぶらっくくくぅ「他のラーメンが、雑な重さに思えてくる。見た目の美しさも、こんな感じはなかなかない。」
こくまくくぅ「ただ積み重ねていくだけでなく、積み重ねたのちに、蓄積したものを捨てていくことが、りこうさだと、心得ている感じだ。」
ぶらっくくくぅ「真空のような、軽やかな自由さだ、なんちゃってね。」

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by dasenkadasenka | 2013-03-09 18:30 | 水戸市