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やまりすがたべるもの

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麺屋 文太

住所 茨城県水戸市中央1-6-25
電話 029-233-1830
営業時間 11:30~14:30/17:00~翌3:00
定休日 月曜日
P 3台
ランチタイムは禁煙

のっぽうさぎ「今日は、パイタンなどをいただこうと思って来たんだけれど、店の前へ来ると、入り口わきにある立て看板に、今日のサービス、えび塩ラーメン、とあるし、さらに、文太特製、冷やし中華、とある。そこで、急遽、それらをいただくことに。」
ひょうたんうさぎ「ちなみに、冷やし中華はじめました、ではないね。サービス・ラーメン500円は、安くていいなあ。さすが、市役所周辺激戦区、競争が激しそうなことを、うかがわせるなあ。」

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のっぽうさぎ「おや、店内には、今日は、えいちゃんの曲が流れているし。いつもは、J-ポップだったけど。」
ひょうたんうさぎ「なぜ、えいちゃんは、流さないのかなあ、と思っていたけど、いよいよきましたか。まあ、太麺ファンとえいちゃんファンは、駆けつけるべき店、じぁあないかね。」
のっぽうさぎ「なにげに、さりげに、えいちゃんのポスターがはってあるけど、今日、初めて気づいたけど、壁にかかった、ラーメンのこだわり書きの大きなボードを、ふと見上げると、その地の何か抽象的な模様と思っていたものが、なんと、えいちゃんの歌っている姿ではないか。ある意味、なぜここに、という感じではあるが。」
ひょうたんうさぎ「ほんとだね、気づかなかった。斜めから見るとちゃんと見える歪像みたいに、突如、えいちゃんのシルエットが見え始めた感じだ。まあ、驚くほどのことでもないけど。」

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文太流 冷やし中華 太麺・無料大盛 750円

のっぽうさぎ「冷し中華は、普段、あまりいただかないし、さほど興味もないんだけど、ましてや、暑いから食べたい、と思うわけでもないし。」
ひょうたんうさぎ「そう、冷やし中華って、まあ、味が決まりきったようなワンパターンで、単調だからね。でも、麺に特徴のある店だと、食べてみようという気になる。それで、当たったのが、会津の雄店、いさみ、だ。あそこの冷や中は、斬新で、年中出している名物メニューだ。」
のっぽうさぎ「タレが、絶妙にすごく甘くて、うまい手打ち極太麺とよく合っていて、独特の絶品だ。あれを食べたので、それ以来、時々、冷や中を試してみるようになったんだけど、あれより印象深いものはないんだよねえ。まず、問題は、タレだなあ。どこでも、同じような、酸っぱい一辺倒な醤油味で、そして、最近は、たいてい、マヨネーズがお決まりでかかっているんだけど、マヨネーズがまた、俗っぽいというか安易な味なんだなあ。」
ひょうたんうさぎ「どのラーメン専門店でも、どうしても、単に、定番の冷や中の味になってしまうようなんだけど、本日も、まさに、その王道のノリでしたね。まあ、悪いわけじゃあ、ないんだけどね。これぞ、冷や中、という、ごく普通に納得のいく、うまい冷や中の味だからねえ。」
のっぽうさぎ「でも、ここは、自家製太麺で食べれれるんで、おもしろい。タレの味は、酸っぱさが際立って勝っているなあ。まあ、暑いさなかの、涼味、食欲増進、ということで、酢を効かせるんだろうからね。」
ひょうたんうさぎ「極太麺なので、冷や中というより、冷やしサラダうどん、というノリになっているね。もうちょっと甘いといい、気がするかなあ。冷されているのと、酢で締っているのか、麺はかなりかための食感だ。」
のっぽうさぎ「無料の大盛りにしたけど、ボリュームはかなりのものだ。具も盛りだくさんだ。穂先メンマ、酢と醤油で味付けしたモヤシ、きゅうり、ナルトの千切り、味玉、チャーシューが2種類、スライスオニオン、紅ショウガ、と、豪勢で、コスパ充実感はバッチリだ。マヨネーズと練りがらしがついて、味もいい。」
ひょうたんうさぎ「オーソドックスな手堅い冷や中の味で、安心感はある。これでいいのだぁー、という感じだ。」

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本日のオススメ エビしおラーメン 太麺 500円

のっぽうさぎ「塩スープは冴えた味だ。ここのスープは、みな、繊細な、上質な、冴えがある。くどいうまみの派手な今風というのではない、じんわりとした味わい、なので、地味に思われてしまいそうだが。」
ひょうたんうさぎ「でも、微妙な複合的なうまみが効いた、垢抜けた、しゃれた味わいだなあ。柑橘系のさわやかな風味が微かにあるのかな。」
のっぽうさぎ「鳥だしのあまみのある芳醇な味わいで、香ばしい小エビの風味にも負けていないね。小エビは、香ばしく炒ってあるのかな。その香ばしさが、コクを与えて華やかな感じだ。」
ひょうたんうさぎ「台湾風の香りラーメンみたいな。この500円は、お値打ちだなあ。」
のっぽうさぎ「太麺もいい感じだ。今日は、少しかたく、細い、かなあ。」
ひょうたんうさぎ「ちょうど、このうまい香り高いスープをすすっている時に、背景音で流れているのは、えいちゃんの、時間よ止まれ、のスローバージョンで、それにかぶるように、開け放したドアの外で、ピーチクピーチクとさえずっている小鳥の声が聞こえているんだけど、奇妙に曲に合っているなあ。」
のっぽうさぎ「小エビと塩ラーメン、と同様、えいちゃんの歌声と小鳥のさえずりが、マリア―ジュしている、というわけか。」
ひょうたんうさぎ「店の奥では、皿小鉢のかち合う音が響いているし、いやはや、なんとも、おつな午後のひと時ですなあ。」


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by dasenkadasenka | 2012-06-02 18:05 | 水戸市