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やまりすがたべるもの

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麺 Glitter (めん ぐりったー)

住所 茨城県水戸市石川2丁目4288-3
電話 029-357-0759
営業時間 11:30~14:00/18:00~21:00(スープ無くなり次第終了)
定休日 月曜夜、火曜
喫煙 不可
駐車場 あり(店前に3台、道路向かいに5台)
http://www.d1.i-friends.st/index.php?in=glitter



かめれおん大佐「店をさがして、りすかーで、50号線から斜めに逸れる道に入り、ほどなくして、左側にそれらしき物件を発見するが、惰性で、すでに、その前を通り過ぎているので、一瞥しかできなかったが、その刹那、視界の片隅に、ちらりと認められた店の外観だけで、奇妙な高揚感にとらわれる。」

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かわずまろ「シンプルな店舗外観がいいですねえ。というか、店名のロゴが、一目でいい感じだ。バチッときまっている。」
かめれおん大佐「ロゴ・デザインもさることながら、店名自体もおもしろいしね。思い切っている。初来店だけど、断然、気持ちが盛り上がってきたぞ。」
かわずまろ「駐車場も、店舗前と、店の前の道路を挟んだ向かい側にある。」
かめれおん大佐「立地もいい感じだ。表通りから一本裏手にあるくらいが、ちょうどいいよね。ほどよく便利で、ほどよく落ち着いた雰囲気だ。」
かわずまろ「店に入ると、中山きんにくんの料理ショー(料理笑)でおなじみの、あのワイルドな曲が出迎えてくれる。うーん、なんだか気持ちが乗ってくるなあ。」
かめれおん大佐「店内は白黒基調のおしゃれなデザインで、悪くない。広いし、すっきりしている。」
かわずまろ「扉の取っ手も、券売機も、白黒の迷彩まだら模様だ。凝っているし、変わってていいなあ。」
かめれおん大佐「券売機の時点では、メニュー内容がやや不案内だ。とりあえず食券を買って、テーブル席に着くと、テーブルの横に、小さなモニター画面があり、そこにメニュー写真がスライドで流れている。これを先に見たい感があるが、まあ、昨今はワイルド・ブームだからいいのだろう。」
かわずまろ「総じて、お店のプレゼンテーションはいい感じだ。なんていうか、ほどよく、若々しく、斬新さもあるけど、落ち着いた雰囲気もある。空間設計が魅力的だ。」
かめれおん大佐「ほどよく、チープで、ポップで、ね。そこはかとない、ちぐはぐ感も、むしろいい感じだ。」
かわずまろ「その空間を流れるBGMは、ロック・ヒット・メドレーだ。いいセンスだ。ちょっとなつかしのベスト・ヒット・USA みたいな。」
かめれおん大佐「なぜか、ぽつんと、壁に、かわんちゃんの絵葉書が貼ってある。」

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海老香味そば(醤油) 720円

かめれおん大佐「これは、ひさびさのスマッシュ・ヒットだ。ウケるぅ~。エビの香ばしさが、ぷんぷんしていて、実にうまい。」
かわずまろ「これだけ、やってくれるといいなあ。エビ油と、小エビを揚げたものが、魚だしの醤油ラーメンの上に載っている、のだけれど、このエビエビのダブル・テイストが効いている。気が利いた、冴えたエビウマだ。」
かめれおん大佐「はっきり言おう。なんかやたらうまいんで、一口目で、笑っちゃったよ。食べた瞬間、ファースト・コンタクトで、中居君が頭の中に飛び込んできた。うーん、これは、天ぷらそば、どん兵衛、だっ。」
かわずまろ「このエビ風味は、まさに、エビのかき揚げの風味だね。そして、スープは魚だし醤油だし、さらに、この細麺が、ちょっとそばを思わせる、というか、どん兵衛のそばを思わせるような感触だ。確かにうまい。」
かめれおん大佐「私は、一口目で、頭の中で、何かが弾けてしまったよ。これを、グリッター、というのか!」
かわずまろ「この味のデザインの描き方は斬新だし、買えるなあ。エビの香ばしい風味、細麺の、ボソッとした硬質な食感、選択、組み合わせのセンスがいいなあ。」
かめれおん大佐「まあ、どん兵衛は、さておいてもいいんだけどね。個人的なイメージだ。そっくりというのではない。でも、エビ天そばインスパイア、という感じだ。中村屋(神奈川)も、インスタント・ラーメンインスパイアだし、これからの味覚、かもね。」
かわずまろ「エビ油も香ばしくてうまいし、とりわけ、この、小さな揚げエビの香ばしい風味やカリッとした感触が、エビのかき揚げを彷彿とさせるんだよねえ。この、細麺がかなり変わった食感で、おもしろいし、うまい。まあ、喜元門に似ているといえば似ているのかな。」
かめれおん大佐「これは、傑作だ、と思うなあ。次は、このエビの塩バージョンをいただいてみたいなあ。いろいろなエビラーメンをいただいたけど、突出した個性だ。」
かわずまろ「エビが強すぎる、エビ臭すぎる、と言う人もいるかもしれないね。かなり、パンチの効いた、強いエビ風味だ。思い切りがよくて、興味深いなあ。五鉄(いわき)、小櫻(土浦)、むじゃき(水戸)、などのエビ攻撃で、エビにハマっている、けど、それらに負けない感じだ。」

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鶏魚介そば(醤油) 750円

かめれおん大佐「鶏パイタンは、むじゃき(水戸)由来かなあ。ちょっとノリが似てる感じ。どろっというか、のろっとした濃厚さだ。第一印象は、鳥のいい匂いがぷんぷんしている感じだ。けっこううまいし、これもちょっと個性的な感じだ。ちょっと同じような感じは知らないかな。」
かわずまろ「かなり甘みのあるうまみの、濃厚な味わいだね。鳥パイタンといっても、店によっていろいろでおもしろいなあ。ちょっと粗い感じながら、そこは、若々しさでカバーかな、という感じだ。」
かめれおん大佐「魚介といっても、魚粉は入っていないようだ。魚粉臭くなくていい。いまや、新店で、相変わらずの魚粉は、芸のない感じだ。」
かわずまろ「濃厚魚介も、新段階に来たのかな、という感じがするね。同じことは繰り返さず、新味が感じられる。賢い選択だ。より、うまい線が、練り上げられつつあるのではないかなあ。太麺も、やはり、ぼそっとした、ちょっと変わった食感でおもしろい。」
かめれおん大佐「まあ、濃厚どろどろスープは、蔓延していて、食傷気味の感はあるけど、ずいぶんと、食べやすく進化している気もするね。」
かわずまろ「ここは、喜元門よろしく、チャーシューが、バラロール、直火焼き、炭火焼き、の3種類から選べるシステムだ。個人的には、プロが最適のチャーシューをチョイスしてくれた方がいいけど。お金払っている上に、考えるのは面倒くさいしなあ。」




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by dasenkadasenka | 2012-05-15 18:22 | 水戸市