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やまりすがたべるもの

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らーめん えるびす

住所 茨城県水戸市千波町2806 市毛アパート 1F
電話 029-241-7242
営業時間 11:00 ~ 15:00/17:00 ~ 22:00
定休日 第2・第3月曜日
P あり
喫煙可
http://ibanavi.net/shop/2662/


ほわいとすわん「えるびす、という名に恥じない、味覚のエンターテイメントだ。昭和世代のラーメン文化の、オーソドクスなものから創作的なものまで、一つの集大成というか、極みを見るような思いだ。」
ぶらっくすわん「味覚のワンダーランドというかね。ここには、ラーメンの神様が住み着いている!」

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ほわいとすわん「2時ごろ入店したのだけれど、休日のためか、見事に全席埋まっているのを、はじめて見たよ。なかなか壮観だ。」
ぶらっくすわん「カウンター9席が、ずらりと全部埋まっている、なんだろう、なんとなく感動的だ。奇妙な高揚感だ。」
ほわいとすわん「いやいや盛況だ。ちなみに、スタミナと油そばが、断然多く出ている。高校生や若者がいて、油そばがとても人気のようだ。」

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パンチラーメン 650円

ほわいとすわん「パンチラーメンという変わった名前だが、言わずと知れた、二郎風、だ。これが、うまい。真似事という感じがしない。自分のものにしている、という、迫力というか安定感がある感じだ。」
ぶらっくすわん「きれい、かつ、破調というか、ちょっとワイルドな感じの盛りつけもいかしている。ニンニク、背脂、醤油、もやし、分厚いチャーシュー、の味と香りの組み合わせで、揺るぎない二郎感を演出している。自分の持っているもの、持ち札で、なんなく二郎風をこなしている感じで、その手際のよさが、さすがという感じだ。」
ほわいとすわん「二郎インスパイアなんだけど、たいていの二郎インスパイアにある軽薄さや過剰さがなく、店の他のメニューに、自然に溶け込んでいる感じだ。気張らずに、さらっと食べられる感じがいいなあ。」
ぶらっくすわん「知らず知らずのうちに、二郎風を食べて、知らず知らずのうちに、二郎風を好きになっていた、みたいなね。この地味に控えている感じがたまらない。出色というか、珠玉というか、ある意味、二郎インスパイアで、一番いい、と言えるような気がするかも。」
ほわいとすわん「なんか、シブいんだよねえ。値段もいいし。添えられたキャベツの色味も甘みも冴えている。」
ぶらっくすわん「スープと油の使い方がすごくうまい。とってつけたよう、ではなくて、こなれた味だ。」

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ぺペロンチーメン 750円

ほわいとすわん「いやはや、二大スターという感じで、めまいがしそうだ。これだけでなく、他にも、華やかな看板スターが控えている、と思うと、空恐ろしい感じさえしてくる。ぺペロンチーメンは、まず、盛りつけのゴージャスな美しさが、インパクト大だ。」
ぶらっくすわん「端正なだけでなく、少し崩れたようなところも、美しく魅力的だ。まず、これだけの数の、赤唐辛子の輪っかの美しさが圧巻だ。これを目撃するだけでも、必食の価値ありだ。この、ちょっと度を超えているかのような数のというか量の赤唐辛子の香気が、浮き油、塩スープ、に充溢していて、なんとも贅沢ないい風味を、豊かに湛えている。」
ほわいとすわん「この見た目も鮮やかな赤唐辛子の輪っかは、食べても、それ自体は、さほど辛くはない。何より辛いのは、浮き油だ。これは、まあ、かなりな辛味があり、麺やスープをすする時に、あまり息を吸い込まないようにしないと、むせかえること必至だ。」
ぶらっくすわん「まあ、激辛指定だけど、辛さに慣れているなら、それほど苦でもないかな。鋭い辛みが、直に来る感じで、かなり刺激的だけど、それほど、後に残る感じではない、さわやかな辛みだ。」
ほわいとすわん「この唐辛子の風味感は、タイ風のラーメンの感じに似ている。辛いというか、口の中がヒーハーなので、スープの熱さがつらい、という感じだ。突き刺さるような、辛み+熱さ、との戦いだ。」
ぶらっくすわん「まさに、格闘する感じだね。少し疲れるが、エキサイティングな楽しさで、爽快な克服感もあるなあ。」
ほわいとすわん「この、スープ+油のエキゾチックな辛み+うまみに、絡まる細麺が、また、なんともよく合っていて、うまい。表面のチャーシューの上に鎮座まします揚げニンニク片が、素晴らしい香気を放って、場を盛り上げている。洋食屋のような香ばしいガーリック芳香を、スープの表層に与えているんだけど、このガーリック+赤唐辛子の香味+うまみを漲らせたスープ+油を吸った、フランスパンが、また絶品だ。脇役の単なる添え物、お飾り、とは、言わせない存在感がある。えもいわれぬうまさで、これラーメンか、と疑いたくなる。気恥ずかしい言葉ながら、まさに、グルメという感じだ。」
ぶらっくすわん「パンに、スープやソースやオイルを吸わせていただくのは、洋風料理の常套だけど、大げさに言えば、こんなうまさあるだろうか、という感じだ。安直な思いつきではない、周到な味の演出に裏打ちされている、という感じだ。」

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by dasenkadasenka | 2012-05-07 18:17 | 水戸市