ちゅんすけ「お、やまねずみ食堂のちゅう房から、声を合わせた威勢のいい掛け声が響いている。」
小ねずみ1「
ちゅ、ちゅ、ちゅいや!」
小ねずみ2「
ちゅ、ちゅ、ちゅいや!」
小ねずみ3「
ちゅ、ちゅ、ちゅいや!」
小ねずみ4「
ちゅ、ちゅ、ちゅいや!」
ちゅんすけ「ちゅん、ちゅん、ちゅんわー。あ、小ねずみ×4が、ちゅう房から出てきた。」
小ねずみ1「
いらっしゃいませ!」
小ねずみ2「
いらっしゃいませ!」
小ねずみ3「
いらっしゃいませ!」
小ねずみ4「
いらっしゃいませ!」
ちゅんすけ「息があっているねえ。本日のメニューは何かな。」
小ねずみ1「
ちゅい、チュタミナ冷やし、ですよ。」
小ねずみ2「
ちゅい、チュタミナ冷やし、ですよ。」
小ねずみ3「
ちゅい、チュタミナ冷やし、ですよ。」
小ねずみ4「
ちゅい、チュタミナ冷やし、ですよ。」
ちゅんすけ「よし、それだ。かわうぃーねえ、君たち!」
小ねずみ1「
ぢゅー、ありがとうございます!」
小ねずみ2「
ぢゅー、ありがとうございます!」
小ねずみ3「
ぢゅー、ありがとうございます!」
小ねずみ4「
ぢゅー、おいしいよ。」
ちゅんすけ「うん、うまいなあ。ちゅんばらしい。あ、やまねずみ後輩さんが、ちゅう房から出てきた。」
やまねずみ後輩「あ、すずめのちゅんすけさん、ちゅいーす。へへ、まいど。野菜は、ニラ以外の、カボチャ、ニンジン、キャベツは、油通し。豚レバーは小麦粉と片栗粉をつけて揚げたもの。それらの具材を、最後に、熱い、ピリ辛醤油餡に、絡め合わせて、一煮立ちさせて出来上がり。冷凍うどんの上にかけました。」
ちゅんすけ「ほう、なるほど。」
やまねずみ後輩「片栗粉でとろみをつけた、一味唐辛子を多めに入れた、醤油餡は、素の状態で、そこそこの味でも、揚げた具材を混ぜ合わせると、具材の旨味と油の香ばしさが溶けだして、劇的にうまい味へと変化します。」
ちゅんすけ「うん、簡単そうだなあ。手軽にごちそうができる感じだなあ。」
やまねずみ後輩「具材は、炒めるとうまく仕上げるのがむずかしいけど、油で揚げると、簡単においしく調理できますよ。」
ちゅんすけ「おいしかった、ごちそうさまでした。おちびちゃんたち、またね。」
小ねずみ1「
さようなら。」
小ねずみ2「
さようなら。」
小ねずみ3「
さようなら。」
小ねずみ4「
またね。」