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茨城大勝軒直系 優勝軒(小名浜店)  神様のつけそば  聖なるもの-神人-貨幣

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こくまくくぅ「茨城大勝軒直系の優勝軒、いわきに3軒目だ(知る限り)。」
人形くくぅ「勿来店は、オープニングに行った。しばらくすると、湯本にもできた。元、巨醤屋のところだ。巨醤屋は一度行ったことがある。いろんな凝った醤油ラーメンがあった。巨塩屋という姉妹店も鹿島街道沿いにあった。
こくまくくぅ「優勝軒の湯本店は行ってない。まあ、破竹の勢いで、小名浜にもできた。すごい増殖ぶりだなあ。」
人形くくぅ「茨城大勝軒も行ったことがある。佐貫駅の近くで、カウンターのみの細長い店だ。前は、茨城大勝軒、という店名だったけど、今は、佐貫大勝軒、というのかな。
こくまくくぅ「上の写真の、まさにその店舗の、東池袋大勝軒にも行ったことがある。この店舗だ、なつかしい。あんな風に並んだ。」
人形くくぅ「あれ? 誰かいる! いつの間にか、われらのテーブル席に、知らない子供が座っているぞ!
こくまくくぅ「誰だ? きみは? ・・・ひょっとして子供ブロガーか・・・。」
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小名 浜夫「こんにちわ、おな はまお、とお申します。
こくまくくぅ「なんか、わざとらしい名前だなあ。・・・浜っ子か。」
小名 浜夫「ハマの番長、と恐れられています。
人形くくぅ「嘘だな。
小名 浜夫「ハマー、と呼ばれています。どうぞ、気にせず、そのまま続けてください。このあたりのラーメン店の話ですか?
こくまくくぅ「あ、ランドセルから、帳面を取り出している。」
人形くくぅ「小名浜ラメン・ノト、と書いてある表紙の帳面をめくっているぞ。
小名 浜夫「近くには、こんラーメン店がありますよ。
こくまくくぅ「なるほど、店名が列挙してあるぞ。何々・・・」
人形くくぅ「かくれんぼう・・・
小名 浜夫「町中に隠れています。
こくまくくぅ「味世屋食堂・・・」
小名 浜夫「老舗で、五目ラーメンが有名です。近所の人によるとスープのうまい時間帯があるそうですが、午前中がいい、と言ってましたが、詳しくは知りません。
人形くくぅ「悠悠・・・
小名 浜夫「ひっつめの女将さんのラーメン、うまかったんですがねえ、最近、閉店しました。あとに、新しいラーメン店ができています。
こくまくくぅ「のぞみ家・・・」
小名 浜夫「家系です。移転して、今は、勿来にあります。
人形くくぅ「チーナン食堂・・・
小名 浜夫「老舗です。震災直後に行ったときは、あたりががれきだらけでたいへんでした。お店の方が、津波で胸まで海水に浸かったと、言っていました。壁に水跡の筋がありました。無事に再開できてよかったですね。白いストレート麺が特徴。見世屋もそう。その手の麺使用が、小名浜ラーメンと言われる。
こくまくくぅ「一力・・・」
小名 浜夫「建て替え前から知っています。佐野実氏の弟子だそうです。自家製麺です。
人形くくぅ「朱雀・・・
小名 浜夫「すぐ近所、この通りの並びです。担担麺が有名。
こくまくくぅ「輝・・・」
小名 浜夫「近場で1度、移転しています。移転後は行っていません。
人形くくぅ「ラーメン・ショップ小名浜・・・
小名 浜夫「味噌ラーメンがうまいので有名。
こくまくくぅ「むらさき・・・」
小名 浜夫「朱雀の近くです。昼むらさきで、昼だけラーメンをやっています。古典タイプ油そば、があります。うまし。
人形くくぅ「久の屋・・・
小名 浜夫「とんこつで、自家製麺。初期の自家製麺が、かなりやわらかい独特の食感でおもしろかったんだけど、普通っぽい感じに変えてしまった。風の近くにも、分店があったんだけどね。
こくまくくぅ「ガキ大将・・・」
小名 浜夫「味噌ラーメンが絶品。油そばもうまい。
人形くくぅ「がんこらーめん・・・
小名 浜夫「真っ黒いチャーハンが人気。
こくまくくぅ「ノア・・・」
小名 浜夫「ここのすぐ目の前ですが、未訪。デポット出身です。デポットは何度か行っているけどね。
人形くくぅ「楽笑・・・
小名 浜夫「美食ホテル内にあった小名浜ラーメン、ですが、震災後なくなりました。おいしかったんですけどね。いまいる、このスペースに、震災後、美食ホテルが仮店舗を出していました。
こくまくくぅ「五鉄ららみゅう店・・・」
小名 浜夫「本店は知っていますが、ここは未訪。
人形くくぅ「豊、どさんこ・・・
小名 浜夫「目の前のリスポ内にありますが、二軒とも未訪。北茨城のサンユー敷地内のどさんこと、同じクマの暖簾がかかっているなあ。
こくまくくぅ「で、ここ、優勝軒。」
小名 浜夫「そうです。つけ麺を発明した山岸一雄神は天才です!
人形くくぅ「あれ、別の帳面を取り出したぞ。表紙に、歴史、と書かれている。
小名 浜夫「天才とは、天の才能、つまり、人間業ではない、ということです。
こくまくくぅ「ふむ。天、つまり、人の外のどこか、からやってくる才、だ。」
人形くくぅ「降りてくる、という感覚だ。
小名 浜夫「人間や、その共同体、という経験体の外部から、それはやってくる。
こくまくくぅ「日常の外から、それはやってくる。」
小名 浜夫「平安時代の話です。
人形くくぅ「え、平安時代ですか。
小名 浜夫「11~12世紀頃、共同体と共同体の間、にいる人々を無縁、といいました。
こくまくくぅ「俗世間から縁を切った人々だ。悪党、海賊などだ。」
小名 浜夫「無縁は、神聖な権威(神 仏 天皇)と結びついて、神人組織となります。
人形くくぅ「供御人、寄人、だ。
小名 浜夫「神人は、聖なるもの(神 仏 天皇)の直属民です。彼らは、共同体と共同体の間、を、縄張りとして取り仕切り、聖なる権威(神 仏 天皇)が保証元となって、信用状、通行許可書を持っている。神人は、共同体間の、交易の媒介を司り、信用を保証する組織となる。
こくまくくぅ「ふむふむ。共同体間の、流通や交通網を自律的に支配するわけだ。」
小名 浜夫「各地を巡り歩いて、媒介となり、交易、金融、にたずさわる。
人形くくぅ「離れた別の場所の物を、同じ価値があると認める、保証人だ。
小名 浜夫「縄張り、つまり、共同体と共同体の間、で、勝手にふるまう者を取り締まり、負債を滞らせる者に対しては、実力で、荷物を、海や道で差し押さえる。
こくまくくぅ「手形が、自由に、安全に、流通するためには、そうした媒介人の保証がなければならない、わけだ。」
小名 浜夫「遠隔地貿易を円滑にすすめる、信用保証の機能を果たします。
人形くくぅ「そのおかげで、遠隔地の交易や金融的な活動が可能になり、活発になる。
小名 浜夫「交易や金融が、無から有(利益)を生み出すので、それが、神人たちの神秘性を高め、聖なるもの(神 仏 天皇)の聖性や権威をも強めることになる。こうした神秘性は、貨幣になるわけです。
こくまくくぅ「神人とは、媒介、まさに、貨幣のことだ。」
小名 浜夫「なので、貨幣そのものが発達すると、無縁は、世俗化し、神人たちの組織もゆらぐ。
人形くくぅ「その一部が、博奕打ちなどになる。
こくまくくぅ「金融、交易は、世俗化して、無縁に属する独占物ではなくなる、と・・・、あれ、なんの話だ。」
小名 浜夫「山岸一雄神にも、、直属の、目利きの、有能なお弟子さんたちがいて、こうして、遠隔地にまで、商売を広げ、つけそばやその志を広めている、という話ですよ。
人形くくぅ「なるほど。・・・で、そういう君は・・・。あれ、顔をはずしている。お面だったのか!
こくまくくぅ「お面の下は・・・、ミニくくぅだ! なんだ、おかしいと思ったよ。ははははは。」
人形くくぅ「すっかり、だまされたよ、ははははは。

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住所 福島県いわき市小名浜字本町18-1
電話 024-684-7474
営業時間 11:00~23:00(LO20:30)
年中無休
禁煙
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もりそば中(小~中まで同一料金) 756円税込

こくまくくぅ「東池袋から、時も場所も離れて、思えば遠くへ来たもんだ。すばらしい普及状況だ。みんな、つけそばを好きになるといい。」
人形くくぅ「優勝軒は、つけそばのエッセンスを守りながら、エンターテインメントに徹する、というコンセプト、のようだ。カレーやとんかつや唐揚げなどもあり、ざっくばらんに、カジュアルに、広く楽しめるようになっている。
こくまくくぅ「勿来の優勝軒では、つけダレが、もっと清湯っぽい気もしたけど、これは、かなり白湯だ。濃厚白湯魚介の趣だ。茨城大勝軒の特徴であるひき肉は、しっかり入っている。こなれたわかりやすいうまさでいい。クリーミーで、魚粉風味もほどよく、食べやすく、よくできている。麺も、食べやすい。そつないね。」
人形くくぅ「この甘さがいい。かなり甘いけど、これがいい。
こくまくくぅ「これが、特徴だし、クセになる。えびバージョンなどもあるので、白湯の方がそういう展開に向いているのかな。他の優勝軒もそうなったのか、それとも、違いをつけているのかな。」

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豚つけ麺中(小~中まで同一料金) 819円税込

こくまくくぅ「豚白湯と豚三枚肉と背脂、の、トリプル豚効果、で、ウマウマのつけダレだっ。新しいタイプで、これいいなあ。」
人形くくぅ「甘くて、コクがある。これねえ、かなりいい。魚粉が好きでないなら、こっちがオススメだ。
こくまくくぅ「ちょっと、うっとりする、うまみ、あまみ、だ。誰からも上手いをもらえそうな、絶妙な線をはじき出している。」
人形くくぅ「精度の高いカジュアル化路線という感じだ。
こくまくくぅ「近辺のラーメン店で、つけ麺は、あまりない。ウケるといいよね。」

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# by dasenkadasenka | 2014-03-26 18:25 | いわき市

小名浜港 くくぅ一行の散策 と たころいどチャッ入り江で飛ぶ

こくまくくぅ人形「今日は、小名浜港散策に来た!」
人形くくぅ人形「天気もいいぞ。
ミニくくぅ人形「広いのであります。
小皇帝くくぅ人形「さあ、歩いてみよう!」
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こくまくくぅ人形「まあ、とにかく、港だから、あたりは何もかも、やたらだだっ広いぞ。」
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こくまくくぅ人形「長~い桟橋だ。端まで行ってみよう! 右のガラス張りの建物はアクアマリンだ。」
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人形くくぅ人形「りっぱなお船だ。
ミニくくぅ人形「あぶくま、ってどんなクマ?
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人形くくぅ人形「おや、目があるぞ。
ミニくくぅ人形「クジラかな?
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こくまくくぅ人形「われは勉強家。看板をよく読む。」
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小皇帝くくぅ人形「広い!」
人形くくぅ人形「桟橋の端まで来た。
ミニくくぅ人形「遠くて、疲れたのであります。
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こくまくくぅ人形「桟橋の角を曲がったところ。カモメさん、こんにちわ。」
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小皇帝くくぅ人形「桟橋の向こう側には、海上に、・・・何の機械だ、あれは?」
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こくまくくぅ人形「わからない。巨大だ。」
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こくまくくぅ人形「船。」
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こくまくくぅ人形「船、船、船。」
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人形くくぅ人形「船がいっぱいだなあ。
ミニくくぅ人形「船がいっぱいであります。



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こくまくくぅ人形「漁港のちょっと先の入り江に来た。たころいどチャッ、を飛ばしに来たのだ。」
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こくまくくぅ人形「風は乱脈。」
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こくまくくぅ人形「なので、たころいどチャッは不規則な風に翻弄されたのです。





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人形くくぅ人形「おや! 小名浜に、優勝軒があるぞ! 漁港の近くだ。最近、できたようだ。
ミニくくぅ人形「よし! 行ってみよう。おなかすいたし。

こくまくくぅ人形「次回は、いわき3軒目の優勝軒だ!」
# by dasenkadasenka | 2014-03-25 17:59 | くくぅの野外活動

麺 一直  もはや至福すぎて、怖くなって、もう少し不完全でもいいかなとすら思うくらいだ(笑)

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麺一 直「

こくまくくぅ「さっき、店の外で、店舗写真を撮っている子供がいたよ。」
人形くくぅ「あ、子供ブロガー、か。
こくまくくぅ「それが、よく見ると、カメラを持っているふりはしているけど、手には何も持っていないんだ。」
人形くくぅ「エアー・カメラか。
麺一 直「世界最新型、目には見えない、軽量のカメラ、ですよ。
こくまくくぅ「あ、びっくりした。」
人形くくぅ「いつの間にか、テーブルの横に子供が立っている・・・。
こくまくくぅ「両手ににグラスを持っているぞ。」
麺一 直「水を運んできましたよ。まあ、一杯、水でもどうぞ。
人形くくぅ「店員さんですか?
麺一 直「いえ、違います。
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こくまくくぅ「あ、そのまま座った!」
麺一 直「お邪魔しますよ。
人形くくぅ「おかしいな、ここは、相席はしないはずだけど・・・。
麺一 直「そうです。相席なし、お好きな席にどうぞ、が、ここや喜元門のいいところです。
こくまくくぅ「やはり、そこ、ですよね。4人掛けテーブル席、2人から座らせるかどうかが、分かれ目だ。」
人形くくぅ「ケースバイケースはあるけど、まあ、2人は、テーブル席あり、でしょ。3人から以上から、とするところと、最終的にがどっちが効率がいいかわからないけど、けっこう客を逃すことにもなりかねない。
こくまくくぅ「相席は、もちろん、なし、がいい。相席ありは、うんと安い店に限る。」
人形くくぅ「最初、喜元門小美玉店で、足が遠のいたのは、相席がすごすぎたからだ(笑)。なんとなく、無意識のうちに、行かなくなる。
麺一 直「申し遅れました! めんいち なお、と申します。
こくまくくぅ「ん、なんか、あやしい名前だ。」
人形くくぅ「子供の癖に、なんだか、無精ひげ、濃いし。
麺一 直「薄利多売、は、応援しましょう。味はもちろん、だけど、居住性は大事だ。
こくまくくぅ「この店は、ラーメンがうまいのは、半端ない、けど、居住性もいい。」
人形くくぅ「ゆったりして、落ち着いている。なんとなく、空間性がエレガントで、贅沢だ。周囲のゆとり空間もいい。自然豊かで、しかも、大通り沿いだし。
こくまくくぅ「自ずと、心持ちがよくなり、混んでいたら、さっさと切り上げようという気になる。」
麺一 直「そうです! ここは、魔法の館です!
人形くくぅ「ふむ。
麺一 直「ポテンシャルは大事です。潜在的な諸要因が、表層のあらわれを、重層的に決定づけますからね。
こくまくくぅ「無意識の部分だ。」
麺一 直「点は、いろんな運動の交点です。個人、とは、individualで、それ以上分割できない、という意味、定義、ですが、しかし、そうした点は、いろんな気や波や線の交差点、なわけです。
人形くくぅ「諸状況、諸関係から目に見えない影響をいろいろと被る結節点なわけだ。まあ、意識レベルのアイデンティティが同一でも、細胞レベル、分子レベルは、それと関係なく、常に変化している。数か月くらいで、細胞はすべて入れ替わる。
こくまくくぅ「うかがい知れないポテンシャルがある。人にも、店舗にも、場所にも、ラーメンにも。メンタル面だけでも、サブリミナル効果や、催眠術、暗示、とかあるわけだし。」
麺一 直「そうです。結局、何かをする、という表の現実のあらわれは、ポテンシャルが作用するところが大きい。現実のレベルとは別の、ミクロの潜在的な相互作用のレベルが、形となって表出する。しかも、二つのレベルは、直接的には関連していない。
人形くくぅ「なるほど。解明できない無意識的な領域だ。目には見えない諸状況が、情動の流れを規定してもいるわけだ。
こくまくくぅ「大気や自然や、磁場とか電磁波とかも、影響する。いい場所、や、悪場所、がある。それで、鬱になったり、ハイになったりもする。」
麺一 直「創発性は、こうしたポテンシャルからやってくる。あらわれ、と、水面下の無意識的なポテンシャルの世界、との間には、直接的な関係がない・・・、背景にある、不可視の複雑な文脈(コンテクスト)が、重層的に影響を与える・・・、こうした二重性・・・・・・
人形くくぅ「・・・あれ? 君もなんか、よく見ると表層がおかしいぞ!
こくまくくぅ「あ、ほんとだ。よく見ると、眼鏡は、顔に直描きされているし・・・、それに、瞳の真ん中に穴が開いている! その奥から、別の瞳が覗いている!」
人形くくぅ「誰かが奥から覗いているんだ。子供じゃない!
麺一 直「・・・もうバレましたか。
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こくまくくぅ「あ、顔をはがしているぞ。お面だったのか!」
人形くくぅ「あ、お面の下は・・・、ミニくくぅだ!
こくまくくぅ「なんだ、そうだったのか、すっかり騙されたよ。ははははは。」
人形くくぅ「気づかなかった、おかしいと思ったよ、ははははは。
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住所 茨城県水戸市見川2267-3
電話番号 029-241-1330
営業時間 11:00 ~ 15:00/18:00 ~ 21:00
定休日 月・木曜日
駐車スペース 有
https://twitter.com/menittyoku



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麻辣辛つけそば 850円

こくまくくぅ「これも、うまい! というより、もはや、うっとりする一杯だ。」
人形くくぅ「以前の麻辣辛つけは、青ネギだった。今バージョンは、ニラだ。やはり、豚スープに合わせてなのかな。
こくまくくぅ「この白さと張りのあるモヤシなど、どう処理しているのだろう。このモヤシ、チョイスしてくる能力もすごいけど、処理能力もすごい。どういう熱処理なのか。他であまり知らないような質感だし、この大量のモヤシ投入、なのに、モヤシもタレも、最後までダレない!」
人形くくぅ「水っぽくならない。ゴージャス感のある品のいいタレ味は、酸味と甘みがある。フルーティな香りなので、りんご酢とか、フルーツ酢かな。
こくまくくぅ「そして、この唐辛子のチョイスもいい。クリムソン・レーキ色が何とも素敵だし、風味もいい。」
人形くくぅ「深みのある深紅だし、それに見合う深みのある雰囲気を湛えている味わいだ。本当にゴージャスだ。
こくまくくぅ「唐辛子を、辛みだけと思う人も多いかもしれないけど、唐辛子って、味わい、だよねえ。」
人形くくぅ「キムチを考えればわかるよね。あまい、独特のいい味わいだ。
こくまくくぅ「辛さだけだなく、独特のうまみ、として考えてもいいはず。他に替えは効かない風味だ。それに、色彩の素晴らしさ。やはり、香辛料が世界に与えているインパクトだ。その、極上のを持ってきている感じだ。これ、もう、趣味の世界かも。」
人形くくぅ「麻辣は、手放さないしね(笑)。白湯の麻辣ラーメンもよかった。いいのを見つけて仕上げた、という実感があるのだろう。できた! ってツイッターで報告して、そういえば、名前も募集していた。
こくまくくぅ「宝石、みたいな趣がある。単に、辛いもの好き、だけでなく、色、つや、味わいに、など、観点は魅力的に多彩だ。」
人形くくぅ「ちょっと、うっとりするような、ディープな世界かも。
こくまくくぅ「まあ、辛いけど、死ぬほど、でもない(笑)。なにか、不思議な至福がある。はっきり言って、850円を高い、とは決して思わない逸品だ。」
人形くくぅ「確立された、マニアックな作品的雰囲気がある。いい脇役、というかな。脇を固めている。
こくまくくぅ「太麺が、真っ赤に染まるのも、見応えがあるエンターテイメントだ。」
人形くくぅ「太麺が、今季はばらけた盛りつけになっている。吹っ切れたか(笑)。
こくまくくぅ「この太麺が、今日はもっちり感がすごい。ここ3回で、変化している。いずれでもいいけど、すごくうまくなっている。太さは違うけど、組成は同じだと思うので、下で、まとめて、ふれようか。」
人形くくぅ「チャーシューは、ラーメンのと違う。ラーメンのは、醤油が浸みた肩ロース。こっちも肩ロースかな。作り方が違うのかな。こっちの方がバサッとした肉感だ。
こくまくくぅ「前回、一直で一番弱いのはチャーシューかな、と書いたけど、それは、あまりにも、麺とスープのできがいい、ところに比して、だ。この傑出した本体に匹敵するのができたら、もっと、完璧に、すごい、だろう。でも、すごすぎるので、軽く仕上げた方がいい、とすらいえるかも。」
人形くくぅ「完璧主義にご愛嬌をね。わざと手を抜いていいくらいだ。それくらい、本体がすごい。

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ラーメン 650円

こくまくくぅ「これ、豚清湯スープのラーメン、ここのところ、3回続けて食べた、けど、3回とも違う。まず、生姜の香りが、最初、強く、ついで、弱く、そして今回、ほとんどしないない。麺も変化。ざっとで言うと、最初、かたくもっちり、ついで、もっちりしなやかに、そして今回、さらに、もっちりしなやかに。
人形くくぅ「もちろん、うまくなっているんだけど、ちょっとの変化だけど、劇的にうまくなっている!
こくまくくぅ「ラーメンのうまさの実感点数は、95点⇒98点⇒120点だ(笑)。100点満点で考えていたけど、振り切った(笑)。なんだろう、この状態のよさは。恐ろしいものに出会った。」
人形くくぅ「形式的な差異の強調による、相対的な自己主張などとは、無縁の、独自の内容を達成しようという能力に長けた、そうした、うまさだ。
こくまくくぅ「もはや至福すぎて、怖くなってきて、もう少し不完全でもいいかな、とすら思うくらいだ(笑)。今日、前期の、鶏清湯醤油の中華そば、をいったん取り下げた理由がわかった気がした。あまりの出来のよさ、に、少し怖くなったのだ(笑)。それで、封印した。」
人形くくぅ「うまくやりすぎた(笑)。世の中のバランスを崩しかねない(笑)。みんなやる気なくすよ(笑)。
こくまくくぅ「まあ、食べた人はわかるはずだ。それが、また、今回も、やっちゃった(笑)。才能が恐ろしい。至福過ぎる。」
人形くくぅ「あまりに出来過ぎているので、少し下手にして、手加減してもいいのかな、と懸念するくらいだ(笑)。
こくまくくぅ「どううまいか、説明するのが面倒になった(笑)。何か、相互作用が完璧なのだろう。これ、真似できないはず。」
人形くくぅ「優れた料理人って、おそらく、分子レベルを、直覚的に統御し、司っている。達人の違いはそこからくる、のだろう。そういう収斂を積んでないと、やれないし、だから、真似ができない。
こくまくくぅ「創発性とは、天才のことだ。創発性は、継続的な手続きの延長線上には出てこない。積み重ねの達成点、ではなく、そういう過程に加えて、突然、無から生じる創造性のことだ。」
人形くくぅ「でないと、前例のないものは生まれない。俗に、もっている、というやつだろう。あるいは、おりてきた。
こくまくくぅ「エジソンは、99パーセントとの努力があっても、1パーセント霊感がなければ、発明的なものは、何事も達成しない、と言っている。霊感とは創発性のことだ。」
人形くくぅ「コロンブスの卵、と一緒だ。一度できたことは、誰でも簡単に真似できる。しかし、初発の一歩は、前例がないから、たいへんなことなのだ。0から飛躍することは、そうそうできない。
こくまくくぅ「この世で、ものを作るのが好き、な人は、たくさんいるだろう。どこで、差がつくか、といえば、この創発性だ。創発の契機を、つかめるかどうか、なわけだ。」
人形くくぅ「まあ、そんな感覚があるよね。ここのラーメンは。
こくまくくぅ「麺がうまくないと、この手のスープは完成しない。スープそれ自体でも極上だけど、麺のうまさがそこに溶けだして、仕上げをする。うまさが完全になる。」
人形くくぅ「名店はみなそうだ。スープ力があっても、麺力がないことは多い。でも、麺力がわかっていないと、スープも自ずとたいしたことがないけどね。
こくまくくぅ「麺がスープを吸う、麺のトロッとしたうまみがスープに溶ける、その相互作用が独特のうまさになる感じは普遍的なものがある。そうした、中太麺+醤油スープの名店を思い出す感じなので、ざっと挙げてみよう。同じ味、というのではないんだけどね。まあ、大勝軒系のラーメンがそういう感触だ。うまい感、ビンゴ感が似ている。サニー(ひばりが丘)とかね。あと、直久(銀座)、麺彩房(中野)、十兵衛(練馬)、むらもと(大岡山)、珍珍亭(武蔵境)などなど、あたり感の感触を思い出すんだけど、まあ、煮干しとか、スープの違いはあるけど、もっちり麺の風味のスープへの溶け方の相性のいい、これこれといううまさ、なのだ。喜多方にもあるけど、東京に多い感じだ。でも、また、そうした店のどことも、違って、シンプルさにおいて、一直は際立っている。」
人形くくぅ「一直からすると、今揚げたようなのは古くさくさえ感じるね。複雑というか、雑味感が多いというのかな。
こくまくくぅ「一直は、硬質のシンプルさ、というかな。純度が高い。シンプルですっきりしているのは群を抜いている、のに、シンプルなうまみは強烈だ。ここに新しさがある。へんなラーメンくささやくどさや重さがない。後味のすっきり感は、喜元門とともに秀逸だ。」
人形くくぅ「要するに、とびぬけて垢抜けている。洗練されている。名店のうまさ感を確実に押さえているばかりか、純化している。
こくまくくぅ「それが、今日ので感じた。スープは、微妙にとろっとしたうまみだ。生姜風味が後退して、かぎりなく透明感が高まった。最大の変化は、麺のもっちり感だ。これ、うますぎて、ヤバい、ので、前回くらいに戻した方がいいかも(笑)。やや細めになったよう、なのに、しなやかな弾力が、すごい。どこかで食べたことあるような、なつかしいうまさの手応えで、かつ、ここならではの感触だ。今日は、ここの絶品中華そば、さえ、抜いたかな、と思った。」
人形くくぅ「これぞ、ラーメン、だよね。もう、これ以上、でない、だろう。

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# by dasenkadasenka | 2014-03-24 18:25 | 水戸市

喜元門 水戸笠原店  流行性差異のお遊びの飽和から本物志向の時代へ

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住所 茨城県水戸市笠原町884-10
電話番号 非公開
営業時間 昼の部 11:30~14:00/17:30~20:30
定休日 火曜夜の部、水曜
P あり
喫煙 不可
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こくまくくぅ「あれ、セルフサービスの水を獲りに行って戻ってきたら、いつのまにか、われらのテーブル席に、子供が座っているぞ。」
人形くくぅ「あ、もしかして、子供ブロガーか。スマホをいじっている。
こくまくくぅ「指先でページをめくるような仕種をしているが、でも、手には何も持っていない。素振りだけのエアー・スマホだ。」
人形くくぅ「あ、ランドセルにスマホをしまっている。ランドセルから帳面を取り出した。
こくまくくぅ「喜元門ノト、と書いてある表紙をめくったぞ。喜元門のメニューが書き出してある。食べたものに〇がしてあるようだ。ほぼ全部食べていて、〇がいくつも重複してついている。」
ブルーマウンテン・ジョイ「・・・いやあ、喜元門を食べ出すと、他の店はもう古くて食べられないなあ。
人形くくぅ「生意気なガキだ。
ブルーマウンテン・ジョイ「お静かに。ご声援ありがとう。申し遅れました。ブルーマウンテン・ジョイ、と申します。
こくまくくぅ「ド派手な名前だな。」
ブルーマウンテン・ジョイ「さきほど、エアー、と言いましたね。
人形くくぅ「はあ。
こブルーマウンテン・ジョイ「それでいいんです。指先でページをめくるように、メディアの形態なんて次々に変わります。
くまくくぅ「あ、ウマいこと言いやがった! 座布団一枚。」
人形くくぅ「形態も携帯にかけてあるのか。
ブルーマウンテン・ジョイ「情報など、幽霊みたいなもの、です。傍から見れば、主観的な内容がどうあれ、ただ、操作の姿勢が見えているだけです。
こくまくくぅ「そりゃそうだ。そんな人ばかり見かける。」
ブルーマウンテン・ジョイ「そこです! 昔だったら室内で固定電話の受話器を持って、耳に当てていた。
人形くくぅ「わかるようなわからないような。
ブルーマウンテン・ジョイ「結局、われわれがやっていたのは、そんな姿勢ばかりなのです。要するに、イッセー・尾形、みたいなものです。
こくまくくぅ「パンサー・尾形でないのか。」
ブルーマウンテン・ジョイ「ラーメンも一緒です。ラーメンをすする仕種がある、だけで、その内容は、時代とともに変化します。
人形くくぅ「なるほど。達観している
こくまくくぅ「日本中で毎日、そんな仕種の反復があり、国民食、と言われたりする、わけだ。」
人形くくぅ「仕種だけ見れば同じだ。ある意味、内容なんて、どうでもいい、と。どうせ、主観的印象なんてブラックボックスなんだし。
ブルーマウンテン・ジョイ「よろしい! それが、生活です。実体的内容なんて、はかなく消えてしまう。形式だけが普遍的です。
こくまくくぅ「ほんとだ。形態だけが浮かびあがってきた。世相なんてそんなものだ。表向きのライフスタイル、だ。」
人形くくぅ「個人的経験は様々だけど、仕種は共通だ。ライフスタイルを演じているわけだ。
ブルーマウンテン・ジョイ「その通り! 内奥は不均質だけど、形式は均質だ。それが、ラーメンを食べる、ということです。
こくまくくぅ「うーん。」
ブルーマウンテン・ジョイ「内容は、特定の個人に属している。空っぽの形は普遍的なのです。特定の内容から思考を解放すること、それが、ユートピア、です。
人形くくぅ「なるほど、ユートピア、とは、どこにもない場所、という意味だ。
ブルーマウンテン・ジョイ「これは、われわれという、空っぽの主体性に対応しています。啓蒙や教育、とは、結局、伝統的な共同体の頑なな心性を取り除いて、近代的な市民という形式へと形式化しようとする、ということです。
こくまくくぅ「まあ、上辺だけ、市民の見かけを取り繕えばいいわけだ。」
人形くくぅ「本音より、たて前だ。サンダル履きでホテルやレストランには入れてくれない。人は外見で判断する。
ブルーマウンテン・ジョイ「内容から解放されて、自由に、生き方の形式を選べるのが、近代です。
こくまくくぅ「職業選択の自由、アンガージュマン(自由な自発的な政治参加)、となるわけだ。」
ブルーマウンテン・ジョイ「スマホをいじる姿勢のように、推奨される、模範的なフォーム、というものがあるわけです。何を食べる、とか、どういう車に乗るとか。
人形くくぅ「内容はどうでもいい。形、体裁、を整えることが、秩序、だ。
ブルーマウンテン・ジョイ「そこで、喜元門であります!
こくまくくぅ「そこで、くる!」
人形くくぅ「あれ? なんか、へんな、聞き覚えのある語尾使いだなあ。」
ブルーマウンテン・ジョイ「ラーメンは、流行性差異の刺激的興奮を求めて、の水平運動が飽和して、行き詰っています。
人形くくぅ「わかった、ジャンク化の形式だな。すべてを崩しながら差異を求める。
こくまくくぅ「限定、という形式、行列、という形式、そのものをむしろ消費している。その繰り返しで、中味はあまりない、関係ない。中身は、他店や権威との比較のゲームだ。」
ブルーマウンテン・ジョイ「そういった流行性差異のお遊びは限界に達しているので、次のステージは、本物志向に移っているようです。
人形くくぅ「ゆるい、おばか、から、タイトな本格志向へと、反転し始めている。
ブルーマウンテン・ジョイ「惰性は続くが、消費されつくされているのです。結局、不動に等しい、どこにも行きつかない水平的な差異化の堂々巡りから、垂直方向の自己充足が、最近のラーメンにはみられるわけです。
こくまくくぅ「ここ喜元門のように、スタイリッシュな内容を純化していくわけだ。比較のゲームでなく、それ自体での真の変化だ。」
人形くくぅ「自分自身の資格において、自律的な、強い旨さを実現しようとしている。
こくまくくぅ「そういう、きらめき(ひらめき)、がある。流行性差異が上手でも、凡店には、きらめきがない。比較論だけだ。」
人形くくぅ「混ぜそばに、ただ流行りやノリで、生卵をのせたりしちゃう。味の追求ではない。
ブルーマウンテン・ジョイ「実は! わたしも、市民のふりをしていますが、このマスクの下は・・・
こくまくくぅ「あ、なんだ、自分の顔をはがそうとしているぞ! なにしてる、やめろ・・・」
人形くくぅ「・・・仮面なんだ。つけてるお面をはずしているんだ! 子供じゃない!
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こくまくくぅ「お面の下は・・・、ミニくくぅだ!」
人形くくぅ「どうりでおかしいと思ったよ。すっかり騙された。ははははは。
こくまくくぅ「気づかなかったよ、ははははは。」
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小皇帝くくぅ「↑ばかばかしいったら・・・・・」

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海老まぜそば 塩 直火 740円

こくまくくぅ「店長さんシャッフル期間、となっているらしく、本店の青山店長さんが来ている。久しぶりで懐かしい! 小美玉店、本店で、見知っているけど、相変わらず、笑顔の素敵な男前ぶりで、それにお若いなあ。相変わらずリズミカルな機敏な動きだ。」
人形くくぅ「モヒカンも健在だ。これも長いぞ。
こくまくくぅ「喜元門ネットワークは、中心のない、すべての要素が流動的であり、干渉し合いながら撹拌され、再分配される。絶えず新しいものの介入によって、修正が行われるので、固着が意味をもたない。こうしたシステム自体が革命的だけど、ある意味、店長さんにもそれは及んででいるわけし、及んでいくといいのだろう。」
人形くくぅ「まあ、なので、あまり、個々の場面にかかずらっても仕方ない。さらりと受け流しながら、味わうといいだろうし、また、ディティールがしょっちゅう変わる(笑)、というか、マイナーチェンジがしょっちゅうある(笑)、ので、それしかしようがない。
こくまくくぅ「なにか、その都度のうまさが脳裏をかすめて、過ぎ去っていく、という感じだ。それに、いろいろ詳しいことはわからない。今回も、青山店長さんが来ているといっても、方法としてスープ作りなどの内実が違うのか、よくわからないし。作り手の違いの微妙なニュアンスなのかどうか、とか、などなど。」
人形くくぅ「ま、あまり細かいことは、考えても、どうせさほどわからないから、それに、わかったとてどうしょうもないので、小っちゃいことは気にするな、と。
こくまくくぅ「記憶も当てにならないし、同じ作り手でも日により時間により違う。そう繊細に構えてもしょうがないし、その必要もない。食べ物は、消えものだが、うまいものを食べた時の喜びは、残る。一度ついた客は、ある水準維持で、大筋で裏切りさえしなければ、ずっと覚えていて、通うだろう。」
人形くくぅ「ただ、きょうのバラロールは、最近のと全然違うなあ。厚く柔らかく、質感が違う。青山店長さんインスパイア、なのかな。バラロールに関しては、喜元門は自分的には、ベストのバラロール、なんだけど、東光台店の森田店長さんので、最初にそう思った。喜乃壺は、それとやや違って、やや硬めだった。本店もよかった。水戸笠原店の去年の今頃は、その中でも、一番よかった。えるびすのバラロールに似た、白っぽくてほんのり甘くてとろけて厚いやつだ。その後、5月くらいに変わってがっかりだった。それきり、あれは、幻だ。
こくまくくぅ「行列友だちの鉾田のご夫婦さんは、自分でもバラロールを作る人なんだけど、絶賛で、そればかり、食べてたなあ。で、今日のは、その時にやや近い! うまし。これ、いいなあ、やっぱり。質感がちょっとだけ違うかな。それに、直火など、他のもいい! 直火も同じくらい語りたいところだけど、長くなるので。」
人形くくぅ「あと、この太麺。これも、最近食べたのと違うと思うけど。最近食べたのは、まるかったけど、これ、角ばってるような。それに見た目もだけど、ブリッとした食感も強烈だ。これ、青山店長さん持参?(笑)
こくまくくぅ「まあ、こんなふうに、変化変化、なので、いちいちの後追いも疲れる(笑)けどね。」
人形くくぅ「この海老混ぜも、かなり好きだ。森田店長さんのは海老感が、超強烈だった! にがいくらい(笑)で、ガツンとくる品。同じ東光台店の店長さんだったためか、番外編(笑)としては、アンディさんのグリッター初期も、似た感じだった。途中から軽くなり、えび高騰のため後半消え失せた(笑)。
こくまくくぅ「まあ、だいたい、去年ここでも、海老混ぜは、コンスタントにうまかった。イチオシくらいだ。しょっぱい、という噂もあったけど、今日も同じくらいだな。わりと、ギリっとしている。もちろん、自分は、このくらいでOKだ。多少の塩分ブレは気にしないし。頭の中で、ちょうどいいように誤差を変換して味わい考える。その限りで、十分いつもうまい。たまに、しょっぱい、うすい、もむしろ楽しさだ。いつも完全、でなくてもいいだろう。」
人形くくぅ「塩気の濃い仙台に比べれば、ましだ(笑)。ぜひ、茨城の人に行ってもらいたい。
こくまくくぅ「それに、海老感も元に戻ったかな。前回軽くなったように書いたけど、気のせい、かも。撤回。」
人形くくぅ「それに、海老ラーメンになると、海老油タレが、スープに流れて、軽く、薄く感じるからね。
こくまくくぅ「海老ラーメンも軽やかでいいんだけど、ダイレクトに海老感が来る、こちらの海老混ぜのインパクトを知っているので、やや物足りなくは感じてしまう。やはり、これだ! 塩でも醤油でもいい。太麺も活きる!」
人形くくぅ「まあ、森田店長さんのは、海老、煮干し、それに麺、など、すべてにおいて、パワフルで、強烈なパンチがある感じだった。超好き、だけど、一般論としては、どうなんだろう。強すぎるともいえそうな。
こくまくくぅ「さすがに、つけそばの真空タレに魚醤が入っているのは、すごいな。隣の、遠くから来たらしいライダー男子二人は、顔雄見合わせて、何このニオイ! といぶかしがっていた。魚醤というものを知らなければ、少しいたんでいるのでは? と思いかねない刺激臭のインパクトだったからね。ああ、森田店長さん、魚好き、なんだなあ、と思った。」
人形くくぅ「帰り道、車に乗ってたら、つくばの店の近くの路上で、なぜか、すれ違って、追い越しざまに唐突に手を振って走り去っていったなあ、あの二人。憶えているかな?
こくまくくぅ「あ、なんだか、話がものすごく、逸れている。まあ、とにかく、他店にはない、海老感の、そして混ぜそばのうまさだ。」
人形くくぅ「スープが少し入っているスタイルだ。台湾混ぜも海老混ぜも、メチャうまいし、また、オリジナリティが高い。独自のつけ麺世界を確立している傑作だぞろいだ。真空混ぜがまったりしすぎて、ちょっと?だったけど、もう一度食べてみないと。変わることもあるし。何度食べても確定できない(笑)。
こくまくくぅ「台湾混ぜは、他店だと、卵黄が載ることが多い感じだが、ここは、絶対にそれをしない! この混ぜそばに生卵、をやらない点で、他店を圧倒的に引き離して、ここは、まぜ麺の、ダントツの一位だ! ちゃんとした、料理の風格がある。ジャンクはもういらないな。生卵載せないともたないなら、本体ダメなんだし。生卵載せるの、ジャンクでわざと頭悪くしてるんだろうけど、もう本当に頭悪いだろ。」
人形くくぅ「見栄えのキャッチ目的の惰性でなく、それが、完全にいい、時だけ、にしてもらいたい。
こくまくくぅ「そういえば、混ぜそばに、半熟煮玉子もなくなった。まあ、そもそも、煮玉子も、ラーメンに、もういらないかもなあ。なくても、いっこうにさしつかえない。」
人形くくぅ「昔、3軒くらい連食して毎度煮卵ついてくると、まじきつい。
こくまくくぅ「まあ、細部を把握しきれないけど、いつもうまい、という結論でいいでいょう(笑)。」
人形くくぅ「まぜ麺は、うまい油と少量のスープのシンプルにこなれたうまい味、で、麺も際立ってうまく、まぜ麺というものを、一品料理として洗練させた功績、という感じだ。

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濃厚魚出汁 塩 炭火 760円

こくまくくぅ「さて、この間、濃厚魚出汁の醤油はいただいたばかりだ。で、こちら塩は、また、まるで、趣が違う、、麺もスープ感も違う。」
人形くくぅ「剛と柔、くらい印象が違う。こちらは、やさしい。
こくまくくぅ「ちょっと、大げさに言えば、お吸い物、とか、甘味処のお雑煮、とか、を想わせるような、和風テイストの品のいいうまみのラーメンかな。麺も極細麺で、ちょっと、そばを思わせるよう、でもある。もちろん、和風でも、そばでもなく、ラーメンだけどね。」
人形くくぅ「勇(町田)を思い出すかもね。もっとシンプルだけど。店主さんは寿司職人出だったかな? 当時石神秀幸氏が絶賛してたなあ。確か、自分の全ランキングでも上位だったような。もろに、和風テイストで、おすまし感覚だ。
こくまくくぅ「麺も、こんな感じで淡白な細麺だ。冷麦に似たような。石神秀幸氏、詳しくは知らないけど、もしかしたら、なんか、あっさり系が基本好きみたいだよねえ。」
人形くくぅ「うちは、なんでもござれだ。どっちでもいい。
こくまくくぅ「そのころ、ひところ、和風流行って、でももう、油浮きなしのめんつゆみたいになると、たいてい好きじゃあないけどね(笑)。西荻窪に、油浮きのない和風で、創やとかはしご(だったかな?)とかあったなあ。まあ、そうした、ラーメンからすると、格段に新しけどね、喜元門は。おいしいとかどうとかより、質的に違うし、斬新だ。」
人形くくぅ「まあ、醤油に比べれば、あっさり、軽やか、かもしれないけど、これ自体はしっかりした味わいだ。魚油みたいなのが少ないのかな。
こくまくくぅ「あれは甘味処なのかな、京ラーメンンの、はないちもんめ、みたいな和風なのではない。」
人形くくぅ「極細麺が、ここ何回かいただいたけど、たおやかなしなやかな弾力でうまいんだけど、前半、にもう少しコリコリしたかたさもほしいような。私的には。
こくまくくぅ「喜乃壺のバキバキというかポキポキの極細麺ねえ、あるといいなあ。」
人形くくぅ「喜元門は、塩と醤油でがらりと変わるよね。麺も違うしスープ感も違う。これがなかなか把握しきれない要因だ。
こくまくくぅ「同じスープの味違いツー・バージョンでなくて、二つ違うラーメンというくらいの感覚、だからね。この、塩と醤油でも、分化、増殖していく感じがすごい。些末的な味が濃いとか薄いとか、ある意味どうでもいい。それも含めて、すでに、多様性に開かれている。複数の料理人のニュアンスの違いも含め、増殖するわけだ。むしろ、それ自体が圧倒的だ。」
人形くくぅ「ある程度限られた要素でも、かなり表情の違うものを作る能力が高い。
こくまくくぅ「一つ一つのラーメンを精巧に仕上げるし、また、ブレンド、アレンジする能力もすごく高い。食べ比べるとよく体感できる。」
人形くくぅ「プロっぽい。巨大な実験工房でもある。
こくまくくぅ「たった一杯のラーメン作るだけでも、そうそうまともにできない、のに、幾種類も、スープも麺も変えて、取り揃えた才能はすごいよね。どれも、粒ぞろいだ。スープ間ブレンドしても、冴えが落ちない。こんな店、たぶんほかにない、だろう。」
人形くくぅ「ある意味、ちょっとの手間で、劇的にうまくなる技法を手中に収めているよね。それをメニューの数だけ表現できているすごさだ。
こくまくくぅ「麺、スープ、チャーシュー、それぞれ手法自体が完全に新しいしね。」
# by dasenkadasenka | 2014-03-23 18:48 | 水戸市

やまりす食堂アジアン ヤム マックワ 蒸しなすのヤム

やまりす先輩「相変わらずヤムヤムしてます。大量のレモンにライム、ナムプラーにパクチー。今まで作ってた家庭料理を忘れてしまいそうでこわい・・・・」
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皮をむいてレンジ蒸ししたなすを、酒で炒った豚ひき肉、茹でたえび、もどした干しえび、きくらげ、パクチー、赤たまねぎ、万能ねぎとともに、ナムプラー、レモン汁、赤唐辛子、にんにくのたれであえるだけなのに、うまいっ!」

こちらは、グリルでなすを焼いて皮をむく焼きなすのヤム。野菜だけのシンプルサラダ。
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セロリとトマトを加えてあります。

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人形くくぅ人形「パクチー、買ったのだ。」
# by dasenkadasenka | 2014-03-22 16:10 | やまりす食堂アジアン