やまりすがたべるもの

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yotsukura喜一

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こくまくくぅ人形「今日、その人形は、どこのものなのか? ときれいなお姉さんに尋ねられましたよ。われ、のことですよ、へへ。」
住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可

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こくまくくぅ「人類みな兄弟、というフレーズがあるけど、結局、世界中の人の意見が一致している場合でも、不一致の場合でも、そのこと自体が理解可能であるのは、われわれの背後には、より大きな共通了解が控えているからだ。もちろん、それは、主体性の空無、という、共通項、だ、」
人形くくぅ「結局、途方もなく大きな、意見の隔たりとは、この主体性の空無の穴埋め作業の違いなのだ。逆に、そうであるからこそ、意見が異なるにせよ、その解釈そのものは可能なのだ。
こくまくくぅ「たとえば、この空所を埋めているのは、神という幻想的な主人、つまり、究極の主体性だ。他人同士がやり取りをする場合、そのコミュニケーションの成立のために、真理の保証人たる神を、前提にし、それを参照している。」
人形くくぅ「公共の場を保証している主人を経由している。
こくまくくぅ「神とは、シニフィエ(意味内容)を欠いた空虚な主人のシニフィアン(意味の容器)だ。」
人形くくぅ「共同体の整合性を保証するのは、この主人のシニフィアンだ。
こくまくくぅ「そのシニフィエは、共同体の各メンバー(構成員)が、それぞれにおける主体性の謎を、幻想的に投射することによって、埋められる。」
人形くくぅ「つまり、主人のシニフィアンとは、それぞれが、神という主人のイメージを好き自由にあてはめることができる、中心の、空っぽの容器だ。この空虚による中心化こそが、秩序的な虚構だ。
こくまくくぅ「だから、神が、真に、何を意味するのかは、誰にもわからない。各メンバーは、他の人は、わかっているはずだ、と思う。つまり、そうした思い込みの共有が共同体を支えている。」
人形くくぅ「誰かは知っているはずだ、と。
こくまくくぅ「神でなくても、それを、民族や祖国や伝統や祖先、などと置き換えても同じだ。これらは、結局、意味のはっきりしないジャーゴンとして流通することによって、有効なシニフィアンなわけだ。全員がそれを使うことで、全員の団結を達成する、共通の空所なのだ。」
人形くくぅ「各々がそこに何を見ているかは、真にはわからない。それぞれの思い込みが投げ込まれている。要するに、グループを束ねているのは、空無(無知)の共有なのだ。
こくまくくぅ「勝手な意味をそこに投げ込み、他人もそう思っているはずだ、と(仮想的に)確信しているわけだ。」
人形くくぅ「連鎖をまとめるのは、普遍を構成する、究極の一、なる、例外であり、この例外は、内実としては、次々に交替し、連鎖しているのだ。
こくまくくぅ「人類とは、人類というまとまりを保証する、例外的な主人、という、空虚な場があればこそ、だ。それが、空転するにせよ。」

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熟成醤油ラーメン 大盛 650円

こくまくくぅ「新しいものや話題性など、結局はむなしいと最近は思う。そうしたことより、もはや、確実に、質の向上を目指している店があるからだ。うまいもの、というより、いいものを食べる、と言った方がいいかもしれない。」
人形くくぅ「もちろん、うまい、わけだけどね。言い方としてはね。
こくまくくぅ「いいものを食べたあ、という、実感がうまいわけだ。なんとなくうまい、満足感がある、ではなくて。道、一直、華丸、そして、ここ、喜一、などを食べていると、時代は、質の向上に突入している気がしてくる。」
人形くくぅ「うまい、を通り越して、いいものに出会えた、という実感がひとしおだ。新しいものを追う必要などない。
こくまくくぅ「質的なレベルアップの方が、もはや新しい。それに比べると、見た目の新しさは、ほとんど、質の劣化、というか、それ自体新しくて浅い、わけだし。」
人形くくぅ「質の向上は、心構えと、スキルが必要不可欠だ。だから、そうそう、やろうと思ってもやれない。
こくまくくぅ「まあ、凡店が、生き延びる道として、目新しさや話題性がある、と思った方がよさそうだ。二流店の生き残り戦術だ。それはそれだ。」
人形くくぅ「商売として成功すればいいだけの話だからね。別にケチをつける気すらしない。
こくまくくぅ「ただ、フィーリングとか、なんとなくいい、ではない、質的なうまさ、も食べ物の道だ。」
人形くくぅ「完全なうまさ、ってあるからねえ。
こくまくくぅ「これ、喜多方ラーメンが、完全な次元に行っちゃってるなあ。夏限定の水ラーメンを食べて、息を呑んだ。鶏だしのうまさのエッセンスだ。あれで、質を学習したようだ。頭にウマさの輪郭がインプットされたために、今日、あらためて、これが、その絶品鶏だしであることがわかった。」
人形くくぅ「喜多方は、別に決まってはいないだろうけど、ポークだしのイメージがある。これは、めずらしく、かなり、鶏だしメイン、なんだねえ。醤油味も滋味あふれるウマさという感じだ。
こくまくくぅ「特に目立ったことをしようとしているわけではない。確実に、ごく確実に、うまいものを達成しようとしている感じの、過不足ないうまさだ。ちょっと、はっとする。」
人形くくぅ「ちょうど、十分な、それだけ、のうまさ、だよね。そのセンスが、しびれる感じだ。この麺も、かなりうまい。水気がつやつやした、滑らかな舌触りだ。
こくまくくぅ「醤油ラーメンでは、最近では、一直の中華そばが絶品だけど、これも、かなり、くる、なあ。両方とも、鶏だしだけど、感じはだいぶ違う。あえて言えば、一直は、ギリっと硬質だ。こちらは、やわらかくやさしいが、芯はしっかりしている感じ。どちらも、鶏感が本当にうまい。」
人形くくぅ「麺も、一直は硬質な極細麺だからね。麺だけでも、真逆の印象と言っていい。
こくまくくぅ「あと、楽しみなのは、華丸がどう出てくるかだ。豚骨ラーメンはすでにできあがった、質的に高い一級品だ。醤油ラーメンは、まだ、動いている感じだ。やはり、鶏だしなんだけど、濃厚に出しているので、それまた、感じはまるで違う。思うに、豚骨で成功している独自の手法を、鶏にも応用しているので、ああいう風に濃くなる、のじゃあないかねえ。醤油も、マイルド豚骨と同じ、くどめのものだし。もうひとつ、双子の兄弟、みたいな。できたら、すごそうだ。」
人形くくぅ「一直の醤油もうまいし、この醤油もうまい。両者とも角の立っていない、ごく、まろやかな風味だ。この醤油味自体が、質が高い感じでうまい。
こくまくくぅ「喜多方も白河も醤油ラーメンのメッカ(聖地)だ。いろいろとおもしろいよね。まさに、されど醤油だ。やはり、いろいろな醤油味があるので、教育される。同じよう、だけど、食べ比べていると、質の違いが見えてくる。」
人形くくぅ「醤油は、あまり自己主張しない方が、概していい気はするけど。
こくまくくぅ「鶏だしもありふれているのに、うまい、と思う店は限られてくるよねえ。昔の、とら食堂ややたべは、好きだったなあ。今は、一直と、この鶏だしが、すごくうまい、なあ。」
人形くくぅ「強い自己主張ではない、けど、じわじわくるよねえ。精髄をとらえた感じだ。これ、模範、規範だろう。
こくまくくぅ「濃厚な鶏白湯では、ない、風味だよね。鶏白湯は、濃度は濃いのに、わりと風味は単調だ。飛んじゃっている、というか。それに、やや気持ち悪い匂いが出てきちゃっている店も割と多いし。まあ、だし風味より、こってり感なんだろうけど。」
人形くくぅ「濃いのは華丸がダントツだ。今は、なくなっちゃった鶏そばだけど。
こくまくくぅ「まあ、夏に、水ラーメンを食べてよかったあ、という感じだ。あの絶妙な鶏だしの感じ、以前にも、どこかで、何度か味わったことはある。これこれ、っていう絶品のうまさなんだよねえ。でも、なかなかない。久しぶりに出会えて、思い出させてくれた。そうしたら、これにも・・・。感激だ。今日はようく味わえた。」

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味噌らーめん 750円

こくまくくぅ「この味噌スープの香りもいい。語弊があるとは思うけど、まるで、ブランデーとか、みたいだ。」
人形くくぅ「あくまでも、イメージ、ね。ほん田(十条)でも、ブランデー味の味玉があったけど、やはり、質の高い味わいの追求だよね。ラーメンのナポレオン、とか。まあ、何か、酒、的な雰囲気のいい香りは、している。酒そのものの香り、というのではなくて、味の描き方のデザインとして、酒や麹の香りをイメージしているというか。
こくまくくぅ「もろ、そのもの、じゃあだめだよね。魔法のようにつくらないと。えもいわれぬいい香り、というものを。」
人形くくぅ「この味噌は、かなり、妖しいいい匂いがしている。そこがうまいよねえ。心の奥底に訴えてくるような。
こくまくくぅ「バターっぽいような洋風のポタージュのようでもあり、ね。道の駅フードコートで、もはや、とびきりのグルメの世界だよ。これ。」
人形くくぅ「抑えが効いているところがいい。やり過ぎは、なんにしても駄目だろう。ぎりぎり手前で、止める勇気だよね。そこが、うわっ、て思う。才気でも、色気でもある。
こくまくくぅ「色合いは地味だけど、何だかやたら惹き込まれる味噌色だ。味わいは、センシティブで、センスそのものだ。ハイセンスしかない、感じだ。」
人形くくぅ「麺も、本当にいい。喜多方麺って、こんなにうまかったっけ? って感じだ。喜多方の本店とは違うようだけど、そろそろ行って、本店の麺と比較したいと思っているところだ。山塩店にも行きたいし。
こくまくくぅ「なんだか、魅惑的な奥深さがあるよね。ハマると、引きずり込まれる感じだ。」
人形くくぅ「一直の味噌もうまいけど、あのからっと超垢抜けた感じと違う、対照的な滋味深い世界だ。発酵文化という感じがする。この上なく極上な風味、というにふさわしい感じだ。




こくまくくぅ「喜一に来たついでに、四倉海岸で、再び、凧揚げ。
前回の凧名人さんからの、糸のつけ方のさらなるアドバイスがあったので、それを試してみたのだ。




こくまくくぅ「舞い上がった、あやしいくくぅ凧に、カラスたちのスクランブル発進。カラスたちに冷やかされてか、くくぅ凧、きりもみ状に落下(イメージ)。
宇宙の風になりたかったくくぅ凧の夢は、はかなく砕け散って、地上に堕ちた。
動画よりももっと高く飛んではいるのだけれど、どうやら、本体のバランスが悪いようだ。右側へ旋回するクセがある。左右非対称なので、それがイケないのかもしれない。
こうなったらネバー・ギブアップ、修正して、なんとか悠々と空を舞わせたい。今日のところは、試行まで。」


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by dasenkadasenka | 2013-09-30 18:29 | いわき市

いわき凧揚げ大会 くくぅ凧、天高く舞う!

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こくまくくぅ「9月恒例の、いわき凧揚げ大会の会場、四倉海岸へやってきた。向こうに見えるは、道の駅よつくら、だ。」
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こくまくくぅ「広い砂浜だなあ。」
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こくまくくぅ「大きな凧だなあ。」
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こくまくくぅ「じゃん! くくぅ凧を作ったのだあ。
ストローとビニール袋を切り裂いて、セロテープと接着剤で貼って、作った。まあ、製作費は、ほとんど、ただ、だ。制作時間も1時間くらいかな。
凧を完全手作りしたのは、初めて。凧を飛ばしたい、というよりも、くくぅを飛ばしたい、という、ヨコシマな動機。まったく、出鱈目に作った。形だけ、作った次第だ。

で、1回目。まったく飛ばない。大凧を大人数でかかえている、通りがかった凧名人さんが、見かねたのだろう、親切なアドバイスをくれた。で、教わった通りに、凧本体への糸のつけ方をやり直した。

で、2回目。やや飛んだ。でも、不調。またしても、近くで凧を揚げていらした別の凧名人さんが、さらなる改良ポイントを教えてくれた。で、教わった通りに、凧本体への糸のつけ方をさらにやり直した。かなり浮き上がるようになった。それが、下の動画1本目の状態。
しかし、凧糸が太すぎるんだなあ、という今の名人さんからのさらなるアドバイス。で、糸そのものを、凧糸から木綿糸に、つけ直した。

で、3回目。今度はかなり高く揚がった。それが、下の動画2本目の状態。画面中央ですが、かなり高いので、小さくて、よく見えません!」
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こくまくくぅ「親切に教えてくださった方々のお力です。おかげさまで、生まれて初めて作った出鱈目な凧が、けっこう、かなり高くまで揚がりましたよ。感激です!
大空を浮遊するくくぅを見ることができました。ギャラリーの方々からも、目立っていた、などと言われました。
みなさん、ありがとうございます!!!!!!!!!!














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こくまくくぅ「終わりは、さびしい秋の空。じゃあ、またね。」
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by dasenkadasenka | 2013-09-29 17:21 | くくぅの野外活動

麺 一直

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こくまくくぅ人形「一直へやってきた。おや、メニューは、半分くらいしかないぞ。」

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こくまくくぅ人形「新しいラーメンは、まだ、のようだなあ。でも、中華そばがあればいいのだ。へへ。」

住所 茨城県水戸市見川2267-3
電話番号 029-241-1330
営業時間 11:30 ~ 14:30/17:00 ~ 20:30
定休日 月曜日
駐車スペース 有
https://twitter.com/menittyoku
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こくまくくぅ「われわれは、永遠について語る。それは、なぜなのか。有限なわれわれが知りえないはずの永遠について語るが、実は、よく考えれば、そうして語られる永遠は、そもそも、永遠とは何の関係もない、われわれの意識内の概念(言葉)にすぎない。」
人形くくぅ「端的に、空虚な想像、だ。われわれの外部、という、単なる想定で、現実を超える、という幻想なわけだ。
こくまくくぅ「われわれが、そうした抽象的な永遠について、繰り返し語るのは、主体性という具体的な永遠の刻印が、秩序に押されているからだ。」
人形くくぅ「閉じた世界である秩序とは、自らを生み出した主体性という永遠性の安静化としてあるために、空想的な永遠について語り続けなければならない。
こくまくくぅ「永遠の次元とは、われわれが語らなければ存在しない。われわれを介してこそ、永遠は生じるのだ。」
人形くくぅ「われわれは、語ってそれを飼い慣らそうとするけど、それは、まさに、語りに永遠に抵抗する次元があるからだ。
こくまくくぅ「空疎な形式としてしか語れないにせよ、われわれ自身が、いかに、永遠の原動となっているか。逆説的なことに、われわれという、特殊な有限性から切り離された時、永遠も消える。」
人形くくぅ「知覚を超えたもの、とは、仮象だけど、逆に、永遠は、われわれという知覚可能な仮象を通じてこそあらわれる。
こくまくくぅ「主体性は、結局、崇高な仮象、となることがあり、その刹那、不可能な永遠の代役となる、わけだ。それこそが、秩序の開闢だ。」
人形くくぅ「個々の人間的な内容とは相容れないはずの永遠性は、しかし、まさに、主体性という、特定の人間的内容とともに、この世に書き込まれることになる。
こくまくくぅ「永遠という彼岸(神、物自体、自由、など)は、われわれ主体性という、紐帯(臍の緒)を通じて以外には、存在しない。」
人形くくぅ「そのため、主体性は、現実の秩序に、永遠に抵抗する次元となる。
こくまくくぅ「永遠性は、時間を超えて存続する、という単純な意味での非時間的なものではなく、それは、この時間性(秩序)という次元を支え、切り拓く、主体性という切断の出来事であり、秩序におさまりきらない、空無(トラウマ)として、潜在的に存在しながらも、抑圧され、押しつぶされている。その幽霊のような地位は、われわれの主体化を通じてのみ、復活する。」
人形くくぅ「永遠性が、秩序によって完全に承認されることがない(永遠について語るなんて、ちゃんちゃらおかしい、と言われる)、のは、それが、自らの運命を変える、という、自由な選択行為そのもの、だからだ。
こくまくくぅ「自らの運命のありようを自ら確定する、という、神の如き行為、が、なければ、動物としてのわれわれの命運は、動かないままだ。秩序は、自らを生み出す、この永遠の出現を、秩序(現実)と神(永遠)とに分離して扱う。」
人形くくぅ「でも実際には、必ず、われわれの、最初の行為はある、わけだ。われわれという有限の仮象を通じて、永遠があらわれる、ということは、まさに、嘘から出た真、なわけだ。どこか、手の届かない彼方に真実がある、のではなく、真実は、嘘から生じる、わけだ。

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中華そば 650円

こくまくくぅ「ラーメンは、あれやこれやの食べ物とは、ちょっと違う、一種独特の食べ物だ。というのも、自己完結的な宇宙を思わせる、ところがあるからだ。」
人形くくぅ「というか、まあ、単なる食べ物、にすぎないんだけど、時として、独特の小宇宙を思わせることがある。
こくまくくぅ「時として、ハッとするような、独自の世界を持っていると思わせることがある。他のどの食べ物にもまして、つくり手の世界観が伝わる、というか。」
人形くくぅ「その、はっ、とするような、冴えがあるよねえ、この中華そばは。
こくまくくぅ「やはり、これは、うまい。なんか、最近、バターのことが頭にあるんだけど、この味わいは、ちょうどバターに似ている、かも!」
人形くくぅ「単に、単純に、バターそのものを使う、というのではなくてね。バターのようなうまい味わいのパターンを、料理として、別素材を使って、デザインしている、というか。
こくまくくぅ「結局、料理って、いくつかの、なんらかの、うまい味わいのイメージを、様々な方法論で、具体化する作業だ。まあ、バターなら、バターを食べればいいわけで、それでうまいんだけど、それだけなら、芸がないというか、飽きちゃう。結局、事実として、いろんな料理を作り、人がそれを求めるわけだけど、料理って、いくつかのパターンとしてある、うまい味わいの精髄を、いろんなやり方で再現し、再構築して、あらゆる角度から楽しむ、ということなのだろう。」
人形くくぅ「もとは、単品素材でうまい、わけだ。さしみでも、肉でも、バターでも。ただ、料理って、やっぱり小宇宙的な表現に関わってくる。それも、大いにおもしろい、というわけだ。ただ、シンプルに、肉を生食したり、焼いて食ってりゃあいいじゃん、ってのも、一つだけど、工夫や創作性も別次元の楽しみとしてあるのは、否定できない。
こくまくくぅ「で、このスープは、なんともいい香りが立ち上がっているんだけど、なぞらえるなら、バターのような風味だ。そう思って、あらためて、スープを飲んでみると、風味と一体となった味わいも、バターのような品のいい芳醇なうまみ、を持っている。」
人形くくぅ「もちろん、バターではない。鶏だしが、その風味とうまみでもって、バターのような極上の味わいのデザインを描いているわけだ。ますますシェープアップされているような、コリコリ感の魅力的な、この細麺自体の香りも相俟って、いい風味なんだよねえ。
こくまくくぅ「鶏のバターだ。これ、ちょっといい比喩じゃあないかね。アボカドが、森のバターと言われるけど、結局、こうした味の思い描きの豊かさ、なのだろう、食べ物を味わう、って。でなければ、猫とかと変わらない。」
人形くくぅ「文化だからね。ソムリエも、味や香りについて、いろんな比喩を屈指するわけだしね。そうやって、世界が、食べ物に流れ込んできて、より豊かなイメージに膨らむ、わけだ。人間的な贅沢だ。
こくまくくぅ「まあ、単純に、バターを直に入れてもいいんだけどさ、それなら、素人にもできる。やはり、料理人に金を払うのは、バターみたいな味わいを別の食べ物でも表現する、腕前の見事さや、冴えや妙に、感心するからだろう。」
人形くくぅ「このバター感は、喜一(いわき)の味噌ラーメンにもあるよね。あれもおもしろい。もちろん、バターではないけど、バターみたいなしゃれたコクがある。単にバターを使いこなす、という以上に、高度なテクニックを感じるし、ある意味では、それが、バター以上の見事さを感じさせる。
こくまくくぅ「まあ、邪道が本道となるジャンク化では、生卵やマヨネーズやバターやチーズやトマトやカレーを、直に、ラーメンに入れちゃうけど、まあ、それはそれ、で楽しいけど、味覚の未熟さも否めない。あえて、文化程度の低さ、キッチュな蛮行が、スタイリッシュなのは、わかるけどね。でも、結局は、正統派に依存しているわけだけどね。それとの距離感だから。」
人形くくぅ「まあ、味覚というより、ライフスタイルだよね。あえて貧しさを称揚する。きらいじゃあないけど。

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つけそば 味噌 700円

こくまくくぅ「この味噌つけがおもしろいのは、つけ麺感と同時に、味噌ラーメンを食べているかのような、満足感もあるところだ。ちょっと味噌ラーメンを食べたような味わいでもあって、満足2倍みたいな。」
人形くくぅ「モヤシやひき肉なども、多いしね。スープ感もある。ただ、つけダレだから、味噌風味や、うまみや、甘みや酸味などが、通常のラーメンスープより濃くて、その味わいの強さがかなりガツンとくる点では、味噌ラーメン以上の味わいだ。
こくまくくぅ「これ、かなり香り高くうまい味噌スープになっちゃっているよね。なまじの味噌ラーメンよりうまいかもしれない、強力なうまさを実現している。味噌自体の香りも鮮烈だし、味わいは、強烈にフルーティだ。味噌ラーメン好きなら、絶対ウケると思うけど。半端な味噌ラーメンよりも、強く味噌ラーメンらしい。」
人形くくぅ「純化された感じの、王道の味噌味だ。今日は、上の中華そばもこれも、チャーシューとシナチクが変化している。ますますタイトなうまさになった印象だ。細部を絶えず詰めている向上心がいい感じだ。麺とスープもより、タイトになっている気もするし。
こくまくくぅ「すでに、大筋での完成度は高いけど、細部はいろいろと迷ってもいるようだ。けっこう細部は変化する。」
人形くくぅ「こうした本格志向の味わいを、まるでお手本のように、カッチリとキメる腕前は、他に、そうそう知らない感じだ。ど真ん中の感性が、本当に冴えわたっている感じだなあ。

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by dasenkadasenka | 2013-09-28 18:11 | 水戸市

麺屋 鉄平

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住所 茨城県水戸市米沢町799-1
電話番号 不明
営業時間 11:30~22:00
定休日 火曜日
喫煙 不可
駐車場 あり
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こくまくくぅ「今、ラーメン界の流れは、二つある。上昇志向と下降志向だ。」
人形くくぅ「文化状況全般がそうだ。うまいまずい、とかいうことより、文化現象なのだ。
こくまくくぅ「一つは、ジャンク化志向、もう一つは本物志向だ。ジャンク化は、際限のないパロディ化、インスパイアをも通り越した、反権威主義的な、際限のない嘲笑的な戯画化だ。これは、欲望の行きつく先だ。」
人形くくぅ「欲望は、なんであれ、いずれ、次々と失望に変わるから、欲望の対象の空所を埋めるものは、高尚なものから、最終的には、どんどん実体のない、残り物の、ゴミのようなものになる。
こくまくくぅ「まあ、ふなっしーなどが、ウケるようになる。デザインの劣化こそが、むしろ、求められるわけだ。最後には、屑のようなものに執着してみせる態度が、もはや、一般的な文化状況だ。」
人形くくぅ「残りかすと一体化したい願望だ。もちろん、これは、最後にどこに行く着くわけでもない。
こくまくくぅ「異端とは、そういうことだ。欲望の行きつく先は、失望の連鎖によって、異端化する過程だ。人類の歴史は、ある意味では、そうしたマニエリスム化、イコノクラスムの進行だ。」
人形くくぅ「一方で、どうしても、自分の作りたいものを作る、という、上昇志向の職人的な執念がある。これは、ようするに、欲望としては、神(形而上)への執念だ。
こくまくくぅ「ジャンク化は、神や理想など、どうせ、早晩、失望するだけだから、むしろ、無神論的な崩壊感覚へと向かう。ハイカルチュア―化とロウカルチュア―化の分裂だ。」
人形くくぅ「アートも、一部は、とっくに、崇高化から、廃物、排泄物のようなアートに向かっている。マニエリスム、ダダイズム、以来、その破壊の歴史は古いのだ。デュシャンの便器、以降、本当に、排泄物化している。他の文化が、だいぶ遅れて、大衆消費化時代と連動しながら、そこになだれている格好だ。なんでもあり、素人くさいもの、くだらないもの、最高、というわけだ。その方が挑発的でカッコよく見える。
こくまくくぅ「調和ではなく、不協和音へとなだれる。調和は、退屈ですぐに失望するからだ。もちろん、これは、欲望という幻想過程であり、どこにも行き着くことはない。」
人形くくぅ「形あるものを壊しながら、永遠に、使い切る、ことだ。ベケットが、とっくに、ホームレスの使い切り、を描いている。
こくまくくぅ「蕩尽だ。結局、それも、崇高に感じられもする、というだけのことだ。」
人形くくぅ「結果的には、神や崇高なものを求めるのと構造は同じで、結局は、空回りだ。というか、空回りこそを、あえて、求めている、のだ。

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油そば 650円

こくまくくぅ「前回、二郎系の、〇菅(亀有)、のことを書いたけど、そこで油そばを食べたついでに、また、今回も、油そばを食べに来た。」
人形くくぅ「この店は、鉄風(東海村)、あか土(日立)、の系列店だ。両店とも、カジュアルでハイクオリティなラーメンを出す。ここは、内容的に、やや傾向が違い、ジャンク化、なのかもしれない。まあ、若者ターゲットという感じなのかな。学生大盛り無料、だし。
こくまくくぅ「この油そば、〇菅の油そばとは違って、混ぜそば風ではなく、油そば風で、こまごましたトッピング具材はなくて、シンプルだし、油もかなり、多めだ。一口食べると、うまい油の味がする。一瞬、魚系か、と思ったが、なんかよく知っているウマ味で、そう、たぶん、バターだ。」
人形くくぅ「ちょっと焦がしたようなバターなのかな。そこに醤油を絡めて。だから、連想的に、白身魚のバターソテーみたいな感じがしたのかも。
こくまくくぅ「チャーシューも、豚ばら肉の塩焼き、という味わいで、好きな味なのでうまいんだけど、そういう意味でも、ジャンクだ。高尚な味わいの追求、というより、あえて、日頃、慣れ親しんだ味への傾斜、という感じだ。」
人形くくぅ「なるほど、〇菅でも、油そばは、マーガリン入り、だし、今や、時代はバターなのか。
こくまくくぅ「〇菅では、二郎風のラーメンには、バターをトッピングするのが、お店のイチオシのオススメとなっていたしね。いよいよ、二郎系もバターなのか!」
人形くくぅ「昨今、いろいろなラーメン店がバター化しているようだ。まあ、ラーメンにバターは、大昔から珍しくはない、わけだけど、ジャンク化は、正統派からすれば、やや邪道的なバターへ、正々堂々と向かっているようだ。
こくまくくぅ「これは、透明な油がかなり多めで、しかもそれが、かなりなバター感だ。しかも、味的にかなりうまい。古典派の油そば感からいえば、はっきり、ノーグッド、なんだけど、これはこれで、別物で、うまい。」
人形くくぅ「このかたい、いかにも既製品くさい太麺も、あえて、いい、のだろう。いまさら、麺の質感がどう、とか言ってはいけないのかもしれない。このややありふれた麺にバターでいいのかも。もはや、しゃれた自家製麺など、ジャンク的でなくて、だめなのだろう。
こくまくくぅ「若い人には、こういう方がウケるのだろう。もはやスナック菓子テイストだ。それに、ひょっとして、外国人にも、ウケそうだ。いまや、外国人も、ターゲットの視野に入っているのだろうからなあ。」
人形くくぅ「外国人、正統派には、いかなそうだしなあ。ローストビーフとか、ステーキ入りとか喜んでるし。
こくまくくぅ「さすがに、鉄風系だ。バター味がこなれている。狙いは鮮明なのだろう。卓上の、つけ麺用のウォーマーも、こんなものいるのか、って気はするけど、ジャンク感でウケるのだろう。熱した鉄球とか、若い人、そういうの面白がるよね。」
人形くくぅ「最近、マルちゃんの焼きそば、でも、バター味が出ているし、世の中、知らないうちに、バター流行りなのだろう。
こくまくくぅ「今さらながら、が、いいのだよね。あえて、わかりやすすぎる、くだらないアイテムに向かう。バター万能だからなあ、バターで焼けば、なんだって、たいていはうまくなる。そりゃあ、ごく安直に、うまくなるでしょうよ、という世界だ。」
人形くくぅ「一緒に出てきたラー油は、カラシビだ。最近、市販のラー油でも、この山椒系が出ている。バターに、しびれる山椒、が新しいところのようで。

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らーめん 700円

こくまくくぅ「こちらは、こってりクリーミーで、やはり若者ウケ路線なのだろう。アオイやハリケンなどを思い出すようなノリかな。魚粉もたっぷりで、自分的は、この手の濃厚魚介は、もはや降参だけど、やはり、このパターンがウケるのだろうか。」
人形くくぅ「魚粉はジャンクの王道なのだろう。製麺所の麺もね。あえて、画一的なところで行く、ということなのだろう。麺の追求など野暮なのかも。
こくまくくぅ「マーケティングは、できているんだろうからね。」
人形くくぅ「ウケ狙いのマーケティングから入るか、ウケ狙いとは距離を置いた、自分のどうしても実現したいもの、思うところ、を追求する職人的我が道から入るのか、まあ、ラーメン店は、分かれている感じだ。

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by dasenkadasenka | 2013-09-27 17:56 | 水戸市

くくぅの休日

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by dasenkadasenka | 2013-09-26 15:39 | くくぅの食卓

サッポロ一番 みそラーメン

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こくまくくぅ「サッポロ一番は、やはり、子供のころから、一番よく食べている。一番好きなのは、塩、次に、味噌、だ。醤油は、なぜか、イマイチ。自分的には、ふつうにうまい、ところ。
塩は、味が特徴的で冴えている。他に類を見ない、独特のうまさだ。麺が少し太いのもいい。すりごまが魅惑的だ。
味噌も、独特の、赤味噌系のうまさで、好きだ。七味スパイスが魅惑的だ。ニュータッチの味噌が、ちょっと似たような赤味噌系の記憶だが。
子供のころに、おやつ感覚で、腹が減ると、自分で作ってよく食べた。味噌は野菜炒めをのせたりする。あるいは、バターをのせる。塩はそのまま。あるいは、バターをのせる。醤油は、レトルトのカレーをかけて、カレーラーメンにする。このあたりが定番の食べ方だ。
昔より、洗練された味になっている気もする。麺が昔ほど油臭くないからかな。子供の頃、麺は別ゆでにして、油抜きをしていた。あっさりして食べやすくなる。今はその必要もない感じだ。
子供の頃、麺はカタメが好きで、1分半ほどしか茹でない感じだ。時々、他所で、他人に作ってもらうと、めちゃやわらかめが出てくることがあって、食べられない! って思うくらい苦手だ。子供だし、麺カタメで、とも言えなくて。
実は、大人になってからは、あまり食べなくなった。成長期を終えて、そもそも間食の習慣もなくなったからだ。今日も久しぶりにこれを食べた。いまさら、客観的に、うまい、というのもなんだなあ、という、からだに染みついている慣れ親しみすぎている味なのだ。」

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by dasenkadasenka | 2013-09-25 17:13 | インスタントラーメン

ラーメン 〇菅

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住所 東京都葛飾区亀有5-45-8
電話番号 不明
営業時間 11:30~15:00/18:00~22:00
定休日 火曜日
席数 カウンター9席
喫煙 不可
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こくまくくぅ「道で、食べた後、せっかくここまで来たので、亀有で、もう一軒、ということに。道のそばには、亀有駅周辺に、いごっそう出身の店主さんがやっている、ここ、〇菅と、ちゃぶ屋出身の店主さんがやっている、たいせい、というお店がある。環七を挟んで斜め向かいに両店が見えている。」
人形くくぅ「どっちにしようか悩んで、こちらに。まあ、どこどこ出身、という肩書はよくあるけど、ぱっとしないことは多い。有名店出身だと、ほとんどが劣化版という気がしちゃう。
こくまくくぅ「こちらにした決め手は、自家製麺と、油そば。油そばに期待した。最近、油そばは、自分の中で急速にへこんでいて、もういいっか、と思って、あまり食べていないので、もしや・・・、と、ちょっと食べたくなったのだ。」

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まるとく にんにく 650円

こくまくくぅ「まずは、二郎系ラーメンから。いごっそうは、吉祥寺から北に少し行ったところにあり、何度か行っている好きな店だ。だいぶ前だけど、ここの店主さんに見覚えがある気がする。二郎の直系の店で、いごっそうの店主さんは、三田本店で、名助手としてならしていたそうだけど、それについては知らない。ちょっと食べやすい感じの二郎だった、かな。」
人形くくぅ「通りに面したマンションに一階にある。近くの高校生が大挙して押し寄せていることがあり、タイミングが悪いとやたら混んでいたなあ。
こくまくくぅ「いごっそう出身なので、二郎の孫弟子ということになる。で、印象は軽い感じの二郎系だ。実は、最近、二郎系もなんとなく、興味を失っている。歳のせいかもしれないが、なんだか、インスパイアのクオリティが雑に見えて仕方がない。」
人形くくぅ「精度が低いというか。転びバテレンならぬ、転び二郎は、多いけど、期待感がなくなってきている。その意味でも、ここは、と期待したけど、やっぱり軽いかなあ。かなり食べやすいおいしさで、女性客にも対応した住み分けなのだろうけど、ある意味、二郎の独特の食べにくさが抜け落ちている感じだ。
こくまくくぅ「麺も自家製麺なんだけど、かなり、普通にウマい太麺だ。意図的に食べやすくしているのだろう。二郎インスパイアで、がっかりするのは、何よりも、麺だ。麺のインパクトがなくて、違うなあ、とたいてい思っちゃう。単純に、テキトーな既製品の太麺を当てていることもかなり多い。つまり、見かけのかたちだけ、なのだ。やはり、二郎には、麺とスープに独特の冴えがある。うした冴えや凄味が抜けると、雑な食べ物に、つまらない代物に見えてくる。」
人形くくぅ「野菜と肉もね、つまらないこと多し、だ。野菜と肉もたいていがあまりにもラフにやっているだけだ。軽い。今さら、タワーとか言って喜んでいる気がしれない。ここは、野菜も肉も、控え目で少なめなのが食べやすくていい感じなんだけど、やはり、軽い感じだ。
こくまくくぅ「ここは、何年も前から、環七沿いなので、通りがかりに見て知っている。コンパクトな食べやすさで勝負なのだろう。」

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油そば にんにく 680円

こくまくくぅ「油そばと汁なしがある。ネットの記事で、前情報として知っていたけど、違いがよくわからない、という情報しか得られなかった。ので、店員さんに、違いを尋ねると、だいたいは同じなんだけど、汁なしは極太麺で、油そばは上のラーメンと同じ麺で、汁なしは生卵入りで、油そばは、マーガリン入りで、フレーバーが微妙に違う、とのこと。」
人形くくぅ「マーガリン!? と聞いて、食べたくなった。どうせなら、生卵よりはいい。極太麺も知りたかったけどね。
こくまくくぅ「だいたい、生卵って、ゴージャスというよりは、貧しい、わびしい気がしちゃう。昔、卵が高かった時代はいざ知らず、現在(何十年も前から)は、何もないから卵かけご飯でも食べるか、っていうくらいの、貧相なイメージなのだ。学生の一人暮らしみたいだ。おいしいとしても、仕方なしのサブの食事、という感じだし、それに、誰でも、生卵なんてしょっちゅう食べているわけだから、別に、さほどありがたくもない。」
人形くくぅ「モヤシもね。モヤシって、安いし、日頃、たくさん食べてるし。ただし、三田や守谷の二郎のモヤシは別格のうまさだけど。
こくまくくぅ「生卵って、料理に使うか、って、いう、安く、安直に誤魔化される感じだ。」
人形くくぅ「シーザーサラダみたいな定番はさておき、こんなものでごちそう気分になるのもねえ、という安易で芸のない貧しげなごちそう感の感じだ。何らかのかなりな冴えがある以外は、むしろ、さびしい気がする。それに、判で押したように、混ぜ混ぜして、食べよう! っていうのも、幼児的で、なんだか、貧しい。
こくまくくぅ「よく混ぜて、でも、なんだか味が単調で飽きるので、味変を、なんて言ったりしている。」
人形くくぅ「で、マーガリンに期待した。ラーメン店で、あまりマーガリンは知らない。沖縄みたいなのを連想したが、食べてみると、まあ、ほとんど、マーガリン感はない。熱々の麺に少しまぶした隠し味程度のようだ。
こくまくくぅ「どうせなら、過激なら過激で、いい、と思ったんだけどね。過激なのは、冷房の効きすぎだけだ。すげえ寒い。それに、そもそも、油そば、なんだけど、むしろ、油感が希薄で、パサついている感じですらある。これはいかん。ほぐした肉さえ、脂気が希薄だ。やはり、油そばは、油感が潤沢でないと!」
人形くくぅ「そういう店が多いね。ほとんどくどめのタレの味と粗末なふりかけ類で押し切る。食べやすさの追求、なんだろうけど、食べやすい分、上の、食べにくさ、じゃあないけど、なんていうか、恐怖が抜け落ちている。
こくまくくぅ「こちらをおびやかすような味わいの迫力がないんだよね。」
人形くくぅ「それに、これ、かつお節がかかっているんだけど、うっすらあるマーガリン風味とかつお節風味で、なんだか、ねこまんまを食べているみたいで、やっぱり、何だか貧しげだ。この風味の組み合わせ、なんとなく、粗末なものを食べているような気分になっちゃうよ。
こくまくくぅ「かつお節やローストガーリックを雑にかけて、味の追求というよりは、その名にかまけたジャンク気取りで仕上げる店があまりに多い。というわけで、起死回生には至らずだなあ。生ニンニクだけが、インパクトの助けだ。」
人形くくぅ「まあ、食べやすくて楽しいおいしさなんだけど、自分的には、失地回復の起爆剤になるインパクトではなかった。最近、どんどん気分が盛り下がっているので、二郎系と混ぜそば-油そば-汁なし系は、もう食べないかも。
こくまくくぅ「まあ、道、で食べた直後のはしごなので、印象もぼやけたかもしれない。あるいは、もう、歳のせいかもね。若い人は、ジャンクで楽しいのかもね。」

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by dasenkadasenka | 2013-09-23 17:49 | 東京都

つけ麺 道

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こくまくくぅ人形「つけ麺  にやってきた。おや、行列ができているなあ。」

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こくまくくぅ人形「並ぶことに意義あり! 並ぼう!! ( ̄(工) ̄)V」
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住所 〒125-0061 東京都葛飾区亀有5-28-17
電話番号 03-3605-8578
営業時間 11:30~スープが無くなり次第閉店(19時ごろには閉店多し)
       月・火は塩の日(塩ラーメンのみの販売)
定休日 無休(ただし店内に月休み表示あり)
喫煙 不可
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こくまくくぅ「歴史(過去)とは、すでに、ただ単に存在し、客観的に申し分なく構成されている、という、月並みな前提(思い込み)でなく、さらには、歴史とは、常に、現在におけるわれわれの恣意的な理解の地平から、過去を見ているにすぎない、という、やはり常識的な、相対的な歴史観でもなく、」
人形くくぅ「つまり、過去を定義する際に、そこには常に、現在の視点(解釈)が、介在している、という歴史主義的な主張でもなく、
こくまくくぅ「現在の主観によって、過去は、常に、歪められてしまう、という、ありふれた事実は、そうであるとして、また、単線的な歴史、進化論的な歴史、のようなもの(物語)としては、過去は存在せず、過去に存在するのは、具体的な複数の歴史的地平である、としても、いずれにしても、見るべき点は、文明や秩序や自己意識などの各地平の基盤は、それ自身を生み出した、起源における主体性の動き(主体化の衝動)を、排除し、抑圧する、ことによって成立している、という構造そのものだ。」
人形くくぅ「現在の主観(視点)が、なぜ歪むか、といえば、純粋な視点たる空虚な主体性は、必ず、個々の身体性の影響下で不純なものとなるからだ。特殊な利害に汚されて、目が曇る、というわけだ。
こくまくくぅ「だから、主観の数だけ、世界観(パースペクティブ)は異なる。純粋な視点というのは、空無であり、厳密には存在しない。」
人形くくぅ「純粋な視点とは、神の如き、マルチ・パースペクティブ、という、ありえない、幻想としての公正中立な視点だ。
こくまくくぅ「そうした幻想は、主体性という、原初的な行為の空無を穴埋めする、空想物だ。歴史化、秩序化の様態を生み出し、支えているのは、主体的行為の原初的な抑圧、であり、それこそが、様々な社会的布置の特色を規定している。そこで見出される歴史的連鎖は、結局、否認された主体性の決定行為を理解する企図としてある。」
人形くくぅ「過去を、現在の価値観の地平の内部でとらえているために、われわれが扱っているのは、過去の亡霊だ、という見方が見落としがちなのは、過去にも、現在のわれわれにも、共通する、起源の行為そのものたる主体性の亡霊、なわけだ。
こくまくくぅ「つまり、現在の主体性は、そもそも主体性としては、遡及的に、歴史に埋もれている過去の主体性を解きほぐすように見出さなければならないのだ。」
人形くくぅ「永遠性とは、時間を超えて存在する、という、単純な意味ではなく、むしろ、時間性(歴史性)を支え、切り拓いている、主体性という原初的な出来事の、永遠の0地点、だ。
こくまくくぅ「歴史とは、この0地点における始まりの点としての切断を、把捉しようとして、失敗した試みの連鎖のことだ。」
人形くくぅ「共時的な秩序は、自らを基礎づける、主体性の0に対する、一種の防衛-編成であり、構造的な秩序の均衡を妨げる、自らの説明不可能な起源的行為を、説明するのは、常に、創造行為の神話的な物語だ。起源神話は、起源そのものを不可視にするわけだ。
こくまくくぅ「結局のところ、こうして、主体性という出来事を語ること自体も、空想的な地位に他ならない。しかし、われわれが、空想の機能を持たざるを得ないのは、そのためなのだ。」
人形くくぅ「完全には承認できない次元、秩序化できない空白の地位が残ってしまっているからこそ、空想が必要まわけだ。
こくまくくぅ「しかるに、神という幻想は、必要不可欠であり、結局、神は、究極の主体性であり、空想的なヘゲモニーとしての、不可能な統一性の表象、なのだ。」
人形くくぅ「現実には、このヘゲモニーは、なんらかの(誰かの)、ある特定の内容によって、そうした特定の内容とは相容れない、不可能な統一性を表象する、ことに、ならざるをえない、わけだ。

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素つけ麺 200g 500円

こくまくくぅ「自分の書いたものを読み返さない、ので、よくおぼえていないが、前回にも、道、は、手放しで褒め称えた気がする。今回、だいぶ間をおいて、まあ、あらためて、心を鎮めて、無心で臨んでみた。」
人形くくぅ「虚心坦懐ね。
こくまくくぅ「そして、直の実感として、やはり、う・ま・い・・・、という、感嘆の声を、思わず漏らした次第だ。」
人形くくぅ「まさに、福は、無欲、無為、より生ず、だ。これ、どうにも、似たようなうまさを知らないね。桁違いのうまさ、というのか。
こくまくくぅ「完全に既知のつけ麺と次元が違うなあ。つけタレの味、だけではない。麺に関してもそうだ。麺ですよ麺。いずれも、味わい、食感、本当に、正直、他でまったく知らないうまさだ。」
人形くくぅ「こんなことが、今さらながら、あるんだなあ、という驚異的な衝撃だ。
こくまくくぅ「素人なので、まるでよくはわからないが、魚介に味だけとっても、他とは全く違う、うまい風味だ。およそ、魚粉というものの味が、単に、雑、に感じられてくる。」
人形くくぅ「つけダレは、形状も味も、驚くほど、濃厚な滑らかさだ。味が似ている、とかいう意味ではなくて、完成された、出来上がっている味、としての、蜂蜜とかメープルシロップとかを舐めているかのような、濃密な舌触りの、固有な味、を持っている。
こくまくくぅ「そういうものに匹敵するよね。」
人形くくぅ「もはや、こうなると、味覚センスが、驚くほど、よい、のに違いないだろう、と思わざるをえない。こんな味の実現は、他にない、のだからね。そうそう誰にでもマネができる感覚ではない、ということなのだろう。
こくまくくぅ「まず、ペースト状の物を作る天才なのだろう。前回のカレーペーストも激ウマだったが、今回の添え物である、梅ペーストも、こんな梅味食べたことない、という、うまさだ。これ、特に、なくてもいいわけなんだけど、出すところがすごいよね。やれるぞ、という感じだ。」
人形くくぅ「タレに混ぜるのではなく、麺につけて、という注釈つきなんだけど、これ、そのまま舐めると、えもいわれぬ美味だ。超うまい、甘酸っぱい梅ジャムだ。梅味の粋だ。
こくまくくぅ「たぶん、パティシエなみの味覚センスだ。スイーツのうまいものをつくれることは、間違いないだろう。自家製のブリュレ、が、デザートメニューにある。守備範囲ではないが、今度はそれを食べてみたい、と思った。」
人形くくぅ「この店主さんのつくる、他のペーストも食べてみたいよねえ。
こくまくくぅ「ここのすごいところは、他にも、飾らない気取りのない店構えとか、接客システムとか、を含め、数々ある。やっぱり、つけダレにはチャーシューやメンマが入ってないとなあ、なんて言う人は馬鹿だろう、と実感させる、タレのみ、の演出だ。この、具の入っていないタレの自己完結的な完成度はすごすぎる。」
人形くくぅ「薬味のネギも、すべて、分けて出す、ところが、才覚なんてもんじゃあないな。
こくまくくぅ「具を入れてナンボの味のつけダレは、結局、それだけではもたない、つまらないしろものの数々として、ごてごてと、アラ隠しの装飾過剰をまとって、凡庸に退屈に世にあふれているのにすぎない。ここでは、ネギすらがいらない、のだ。」
人形くくぅ「ここまで、素で、普通やれないな。素つけ麺、は、なんと、タレと麺のみで成立している。しかも、ワンコイン、って、勝負師だ。そして、つけ麺のみのメニュー構成だ。できる! なんてもんじゃあないな。
こくまくくぅ「タレの量も、濃密なうまさの凝縮を、ほんの少し、だ。うまいタレがちょうど食べきれる機能的な美しさだ。じゃばじゃばと、出来の悪いつけタレを、ばかみたいに大量に出してくる店が、アホ、に見えてくる。ちょうどいい、って、考えたことあるんだろうか。ちょうどよさ、の、感覚、というものが、そもそもがわかっていないのだろう。漫然とやっていて、すべてが場当たり的、惰性的なのだ。」
人形くくぅ「タレの熱さも、一呼吸置いたような、ちょうどよさの温度で来る。微妙な熱さだ。食べないとわからないだろう。タレと麺で、完璧なので、タレはちょうど全部なくなるし、ペーストやネギなどは、もはや、余分な贅沢品にすぎない。自分は、タレの中には何も入れない。何かを投入するのは、もったいない。ネギは、これまた、処理が最高なんだけど、合間に、箸休めのサラダ感覚でいただいた。ネギさえがうまいよ。
こくまくくぅ「チャーシューや肉団子やメンマや味玉なども、同様だね。でしゃばらない、ちょうどいい、しっくりしたうまさだし、気が効いているんだけど、もはや、こうしたものが、成立した味覚の中で、なくてもいい余分な贅沢品に思えてくるのだ。まあ、口さびしいと思う人は、だね。」
人形くくぅ「フルーツ酢は、タレに入れてみた。うまい。これも半端ない出来だ。冴えた味わいの酢だ。味覚感覚は天才的じゃあないかねえ。こんなふうに思える店は、他にないね。自分的には、とみ田(松戸)、も超えているなあ。

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つけ麺 750円

こくまくくぅ「麺は、見ていると、水切りなど、ろくにしない感じだ。それが、かつて知らない、絶妙な弾力のうまさで、言葉のもっとも正確な意味で、一味違う。こんな麺感は、知っている限り、他にない。絶対に超えられないのであろう、一味だ。」
人形くくぅ「かたいもやわらかいもある。全部吸収している、すごい食感だ。もちろん味もいい。いまさら、こんなに、太麺をうまいと思うとは思わなかった。今までのは、なんだろう、って話だよ。
こくまくくぅ「もちろん、麺とタレのコンビネーションの絶妙さの中で、うまい、ことは、言うまでもない。これを、食べて箸を折るつけ麺職人が出ても不思議はないなあ。」
人形くくぅ「真摯ならね。ほとんどのつけ麺が、雑で、粗末な構成に思えてきちゃいそうだ。
こくまくくぅ「濃厚魚介って、これ、だよね。たぶん、志も違うんだろう。この若さで、これ、だからね、ちゃちなつけ麺は、狼狽えるはずだよ。」
人形くくぅ「塩ラーメンだけの日もある。これも、食べたいに決まっている。片道200キロ走破で、この行列だからね。ハードルは高いけどね。ぜひ食べたいなあ、塩ラーメンも。
こくまくくぅ「豚骨ラーメンは、華丸(小美玉)で、中華そばは、一直(水戸)で、つけ麺は、道で、人生観が変わったと言っても過言ではないなあ。」

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by dasenkadasenka | 2013-09-22 18:27 | 東京都

やまりす食堂 チーズスティック

やまりす先輩「お砂糖が全く入らないクッキーです。甘いものはほとんど食べないけど、銀座ウエストのドライケーキは大好物。とくにリーフパイとチーズバトンには目がないのです。で、簡単なアイスボックスクッキーでインスパしちゃいました。」
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バター80gを泡だて器で白っぽいクリーム状にします。おろしたパルメザンチーズ60gを加えよく混ぜ合わせます。
薄力粉140gをふるいながら加え、パプリカ(香辛料)少量も入れ、ゴムべら等で混ぜ合わせ、手でひとまとめにします。
厚手のビニール袋に生地を入れ、上から麺棒で5ミリぐらいの厚さにのばし、冷蔵庫で3~4時間冷やします。
十分冷えて固まったら、スティック状に切り、170度に温めたオーブンで15分ほど焼きます。

仕上げにドリュールを塗って、粉チーズをふったり、粗塩をふりかけても。
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by dasenkadasenka | 2013-09-21 13:52 | やまりす食堂

みのりのあき

じりす「帰京の庭のみのりだってさ。」
こりす「ぶどうはあらかた鳥に食べられちゃうそうだ。でも、庭ぶどうにしちゃ甘いんだよねえ、これ。」
のりす「ゴーヤ、ちっちゃっ!細っ!!」
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お土産、アイコ。
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by dasenkadasenka | 2013-09-20 13:30 | やまりす食堂