やまりすがたべるもの

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らーめん えるびす

住所 茨城県水戸市千波町2806 市毛アパート 1F
電話 029-241-7242
営業時間 11:00 ~ 15:00/17:00 ~ 22:00
定休日 第2・第3月曜日
P あり
喫煙可
http://ibanavi.net/shop/2662/


そのメタリックな銀色の同体の一部に、日差しの反射光を鈍く輝かせながら、RISU、と、りす7、を乗せた金属質の小ボートが、千波湖の上空を、音もなく、摩擦も抵抗もない様子で、するすると水平移動していく。

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RISU「遠くからも目立つ、看板のデザインがしぶくていいなあ。さて、今日は、油そばをいただきにきた。」
りす7「店の外にも、油そば、と、スタミナラーメン、という幟が出ている。」
RISU「店内の壁に貼られたメニューの先頭に、その二つだけ大きい紙で、油そばがあり、次に、つけ麺とある。」
りす7「今風ではない、年季の入った店内だ。おもしろいし、まあ、広い。」
RISU「スタミナラーメンで有名なようだけど。他にも、いろいろとあるね。今日は、油そばとこってりらーめんをいただく。」
りす7「スタミナラーメンというものを、まだ食べたことがない。昔から知っているけど、永遠の宿題のようになったまま、いまだ手つかずだ。」
RISU「そのうち、いただこうとは思っているけどね。パンチラーメンというのもある。」
りす7「この名前は、おもしろがらなければいけないだろうな。」
RISU「二郎風らしいよ。ちょっとこわい気もするけど、ぜひいただいてみたい感じだね。」
りす7「何か、そそられるような、たまらない感じがするので、次回はこれとつけ麺をいただきに来よう。」

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油そば 650円

RISU「油そばは、濃い醤油ダレに風味油の古典タイプだ。」
りす7「あ、かなりうまいよ。ちゃんと、あの、独得の、玉子風味みたいな、油の匂いがしている。もっと、この風味が強くてもいいな。」
RISU「味は強いね。やや、醤油味がきついか。パワフルといえば、パワフルだ。」
りす7「この、油とタレの絡んだ麺のてらてらした茶色い色、刺激的で、これだけでも、ガツンとくるなあ。」
RISU「まあ、油もタレも、少しずつきつい、のかなあ。それに、後から好みでかける、卓上のラー油も、辛くて風味が強い。しっかりした味で悪くないけど、ぼくは、どちらかと言えば、ほんのりしたタイプの方が好きだ。」
りす7「ぼくは、これくらいでも、ぎりっとして、うまいと思う。慣れない人には、ちょっとおそろしいかもね。いまどきのまぜ麺とも違うし。」
RISU「もやし入りの油そばは、はじめてなので、これが、ちょっと違和感かな。」
りす7「ちょっと合うような合わないような。なんか、もやし入りの醤油ラーメンみたいな味になっちゃうというか。」
RISU「麺は、中太で悪くない感じだ。」
りす7「まあ、手堅くよくできた一品だ。」
RISU「なるともチャーシューも分厚い。」
りす7「炙りチャーシューで今風だね。味もいい。二郎風というパンチラーメンにも載っていそうだな。」
RISU「水戸は、いろいろな油そば‐まぜ麺があって、すごくおもしろい。」

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正油ラーメン こってり600円


RISU「背脂たっぷりだ。見た目だけでも、すごくきれいで、すでに、いい感じだなあ。」
りす7「極上の背脂に、からっとした醤油スープ。昔懐かしいような、背脂チャッチャ系だ。」
RISU「一時、うんと流行った。まあ、一昔前の味、っていう感じではあるけどね。スズキヤスオ(世田谷)とかうまかった。」
りす7「萬笑(国立)とかね。」
RISU「萬笑といえば、昔、TVチャンピオンで、佐々木晶さんが、ラーメンチャンピオンになった時、決勝の問題で、この店の出入り口の引き戸の取っ手の感触だけで、店名を言い当てた、んだよね。」
りす7「なつかしいな。他に、桜吹雪が風に舞う(下北沢)こうや(太田)とか、がんてつ(東久留米)とか、イチロー(目黒)とか、俺の空(高田馬場)、パワー軒(立川)、ばんから(池袋)とか、あったなあ。ガキ大将やラーメンショップ系とか。あと、スープがややくどい感じになるけど、ホープ軒や江川亭やもそうか。」
RISU「背脂チャッチャ系は、決してくどくなく、むしろ、からっとした、上品な味わいが特徴だよね。」
りす7「背脂をたくさん入れるラーメンは、いろいろあるけど、どろくさい感じじゃあない、洗練されたタイプだよね。」
RISU「これも、こってりという名前だけど、舌触りは繊細な感触で、垢抜けた、絶妙な風味だ。」
りす7「細麺は、一見、普通っぽいけど、なんか、ちょっと個性的なうまさがある。」
RISU「こういう背脂チャッチャ系は、麺が普通っぽくて、つまらないことも多い。けっこう、麺が勝負どころじゃあないかなあ。」
りす7「いずれも、手堅いしっかりした品だった。ごちそうさまでした。」
RISU「ラーメンも年季が入っている、こなれた味だね。ごちそうさまでした。」

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(さすらいの星屑兄弟 RISU & りす7)
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by dasenkadasenka | 2011-10-31 18:08 | 水戸市

大盛軒

住所 茨城県日立市みなと町5779-25
電話 0294-53-7070
営業時間 11:00-15:00 17:30-22:00(麺切れ終了、日曜は夜20:30閉店)
定休日 月曜日
P 他店舗共有
禁煙


双子の兄弟、くろりす×2は、サドルが前後に連なった、二人乗り自転車に乗って日立の海岸に沿って、その上空の空中を走っている。

くろりす1「この海岸沿いにいけば、大盛軒に着くよ。」
くろりす2「穏やかに晴れていて、波打ち際の揺れる海面に、太陽の光の銀貨が無数に撥ねているよ。」
くろりす1「風光明媚だね。」
くろりす2「このあたりは、海岸に沿って山並が迫っている。山腹に街が展開しているから、坂が多くて大変だけど、坂の勾配に応じて、起伏に富んだダイナミックな景色の変化が楽しめる。」
くろりす1「海を見下ろす丘が多くて、おしゃれな感じだ。」
くろりす2「そうだね。高台からの、光線の光り輝く広大な眺望の中に、海が見えていたりして、空間が大きくて気持ちい。」

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くろりす1「さあ、着いたよ、大盛軒だ。今日は、まぜ麺を目当てにきた。」
くろりす2「ぎゅい、ぎゅい(そうだ、そうだ)。ここでは、汁なし、と呼んでいるけどね。」
くろりす1「ここの自家製麺を思い浮かべたら、俄然、食べたくなったんだ。」
くろりす2「きょんいー、きょんいー(いいぞ、いいぞ)。とにかく、ここの麺はうまい。」
くろりす1「二郎系インスパイアで、たいていだめなのが、麺だけど、ここは、麺がいい。似ているとかじゃあなくて、ここの、強力粉オーション100%のごわごわした太麺が、とにかくうまい。」
くろりす2「二郎もそれを使用しているようだしね。やっぱり、麺が、ぐずぐずだと、スープがよくても、のれないよね。」
くろりす1「すべての店に言えるよね。スープがうまくても、麺が弱いのは致命的だ。」

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汁なしまぜ麺 玉子抜き 780円

くろりす1「今日は、最初から、生卵を抜いてもらった。そうしたら、味が、断然よくなった。」
くろりす2「本当に、一味違うね。賛否両論あるんだから、好きな人だけトッピングにすればいいのに。なんか、生卵入ると、味が下世話になるっていうか。」
くろりす1「簡単に、贅沢感とかごちそう感を演出できるから、なのかなあ。不思議だ。」
くろりす2「なんとなくセオリーになっているのかもね。ない店も多いけどね。」
くろりす1「と、ぶつぶつ言っているけど、このまぜ麺は、むちゃくちゃうまい。」
くろりす2「ぎゅい、ぎゅい。太麺もたまらない、し、タレもうまい。」
くろりす1「タレの感じは、大須賀(郡山)の油そばに似ている。ブラックペパーが効いているんだけど、あと一味が加われば、かなり、大須賀っぽいかも。大須賀の場合、スパイスの絶妙さが、かなり、決め手なんだよね。」
くろりす2「ここのは、一味が入っていないけど、無料トッピングで、唐辛子があるから、加えてみるのも手かもね。次は、そうしてみようか。」
くろりす1「きょんいー、きょんいー。タレの甘みも油気もグッドだ。もう、中毒症状になっているかも。」
くろりす2「サクラエビや、チーズなどのトッピングもほどほどでいい。なによりも、このほぐれた肉がうまいなあ。これも、よく合っている。」
くろりす1「脂身の部分がとろっと甘くて、またうまい。味付けもすこぶるいい。」
くろりす2「それらを絡めて、この極太麺をわしわしと頬張れば、テンション上がりっぱなしだ。」
くろりす1「きゅあ、きゅあ(最高だ、最高だ)。」

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つけ麺 780円


くろりす1「つけ麺は、はじめていただく。」
くろりす2「まあ、麺は、汁なしと同じで、うまい。冷やしてもいける。」
くろりす1「つけダレは、まず、何よりも、浮き脂が多いのが、特徴かな。」
くろりす2「厚さ7~8ミリはあるかな。それが、濃厚魚介系のスープを蓋している。」
くろりす1「味も、スープより、この浮き脂のラードの味がまさっているくらいだ。」
くろりす2「この感じ、山岡家本店(牛久)のラーメンに似ているな。あそこのラーメンは、チェーン展開している、他の山岡家の店と違って、独特にワイルドで、豚骨臭も刺激的だし、たっぷりすぎるラードがスープを蓋しているんだよね。」
くろりす1「店舗自体も、小さくて独特の古びた感じで、他とは全然違う。」
くろりす2「まあ、僕は、あんまりラードが多いのは、ちょっと苦手なんだ。北海道ラーメンの純連なんかも、ラード超たっぷりだけど、ややくどい感じがしちゃうんだ。」
くろりす1「そうだね、ちょっと重いか。まあ、これくらい多いのは、めずらしくて、個性的だけど、僕は、この半分でいいかな。」
くろりす2「つけ麺のつけダレの浮き脂が、すごく多い、と言えば、和家(福島)が、かなりたっぷり目のチー油が、完全に蓋をしている。」
くろりす1「春木屋(郡山)でさ、醤油らーめんを、油多めで頼んだことがあるんだけど、1センチはあって、あんまり多くて食べるのに難儀したことがあるなあ。しかも、さめなくて、いつまでも、やたらに熱々だ。」
くろりす2「もちもちの木状態だね。あそこなんか、やけどしそうで、食べにくいよなあ。」
くろりす1「ケンチャンラーメン(山形)も、浮き脂が多いよね。」
くろりす2「その下のスープは、魚介(魚粉か)があまりくどくなくて、食べやすい。」
くろりす1「玉ねぎのみじん切りを無料トッピングでつけたけど、もともとタレに入っているけど、これがよく合っている。」
くろりす2「まぜ麺のタレがちょっと残っているから、つけ麺の麺をつけて食べてみたけど、やっぱり、温かい方が断然いいようだ。」
くろりす1「満足できたね。きょんげー、きょんげー(ごちそうさまでした)。」
くろりす2「満腹になりました。きょんぴー、きょんぴー(ありがとうございました)。」

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(やっぱりまぜ麺でしょう くろりす×2)
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by dasenkadasenka | 2011-10-29 18:13 | 日立市

いくよ食堂

住所 茨城県日立市若葉町2-1-22
電話番号 0294-21-1770
営業時間 11:00-14:50/18:00-20:20
定休日 火曜日の夜の部・水曜日
p あり
禁煙


寝ているりすざるの枕元に、不思議な光の球があらわれる。まぶしくて目覚めたりすざるは、頭だけを持ち上げて、まぶしそうに目を細めて、その光を、しばし、茫然と見つめる。すると、その光の中に、おぼろげな影が見えてくる。りすざるは、がばっと起き上がると、光から、飛び退くように退いて、しりもちをつく。

りすざる「やい、あやしいやつ、だ、だれだ、おまえは。」
なるとりす「やあ、こんにちは。ぼくの胴体の模様が目に入らないのかい。」
りすざる「はっ、渦巻き模様!」
なるとりす「なるとりす、だよ。はじめまして。」
りすざる「ひ、ひえー。お迎えに来たのか。」
なるとりす「いや、ちがうよ。遊びに来たんだよ。」
りすざる「遊びにって、どこから? もしかして、天上のイデア界か?」
なるとりす「さあ、そうかもしれないけど、よくわかんない。」
りすざる「イデア界ということは、イデア=なると、というぼくの説はあたっていたのか・・・。」
なるとりす「何を言っているのか、よくわからないけど。」
りすざる「たいへんだ、ぼくは、りすふくろう先生を上回ってしまったのか。」
なるとりす「きみが、しじゅう、頭の中で、渦巻き模様を思い浮かべているようだから、やってきたんだよ。」
りすざる「お、教えてくれ! イデア界のことを・・・。」
なるとりす「何をぶつぶつ言ってるんだ。まだ、眠気眼なのかな。」
りすざる「・・・君がいたところさ。」
なるとりす「それがさ、ここへ来たら、何も思い出せなくなっちゃったんだよ。」
りすざる「そうか、やっぱり、くもりのない天上の世界から、やってきたから、地上のにごりに染まって、目がくもって、頭もぼんやりしてきちゃった、というわけなのか!」
なるとりす「うん、よくわからないけど。そうかもね。」
りすざる「やっぱり、りすふくろう先生の言っていた通りだ・・・。」
なるとりす「よくわからないけど、きっと、きみの言う通りだよ。」
りすざる「現象界の重力で、身動きがとれなくなって、本来のものを失ってしまったんだな。」
なるとりす「きみ、そういう話好きだねえ。」
りすざる「せっかく降臨したのに、普通のりすになってしまったのか。」
なるとりす「なんでもいいけど、ひとつ、目的があるんだよ。」
りすざる「何、なんですか。」
なるとりす「ラーメンを食べに連れてっておくれよ。」
りすざる「うーん、なんか、いつものぼくのせりふみたいだなあ。」
なるとりす「ふふ。」
りすざる「ひょっして、君は、ぼくの夢の具現化なのか・・・。だとすれば、先が見えないのもうなずける・・・。」
なるとりす「そんな話はいいから、どこか連れてっておくれよ。」
りすざる「まあ、いいか、おなかもすいているし、よし、案内するよ。」
なるとりす「わーい、うれしいな。」
りすざる「えーと、そうだな、やっぱり、なるとの浮いているラーメンがいいよなあ・・・。」
なるとりす「車を用意したよ。」
りすざる「あ、おもちゃの車のでかいやつ。」
なるとりす「きみが頭に、お店を思い浮かべるだろ。すると虹の架け橋が、ここからそこにかかるんだよ。」
りすざる「なるほど、画期的だ。」
なるとりす「そのキラキラ光る虹の光にのっかって、この車は走る、というわけさ。」
りすざる「すてきだ!」

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りすざる「お店は改装されて間もないらしくて、きれいだ。」
なるとりす「本当だね、内装も、しゃれた、落ち着いた雰囲気だ。」
りすざる「透明な窓が、大きいのが、気持ちよくて、好きだなあ。」
なるとりす「駐車場も充実しているね。窓から、けやき通りが見えるのがいいね。」
りすざる「やっぱり、僕の好みを知っているなあ。けやき通り、っていう名前がおしゃれだなあ。」

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しおラーメン 550円

りすざる「ああ、塩はかなりうまい。」
なるとりす「おいしいし、それに、見た目がとてもきれいだね。」
りすざる「麺は、細ストレートで、のびやすいけど、食べはじめの、芯がコリコリしているくらいの時がうまい。」
なるとりす「鶏ガラがメインのスープは、過不足がなくて、いい味だね。」
りすざる「あっさり系だけど、ほどよく脂浮きがあって、おいしい。やっぱり、ラーメンは、脂浮きがないと、さびしいよね。」
なるとりす「塩気もちょうどよく、ぎりっとしていて、しまりがあっておいしいね。」
りすざる「申し分ない、という感じだけど、麺のコリコリ感が、もう少し持続すると、なお、いいなあ。」
なるとりす「チャーシューも、やわらかくておいしいね。」
りすざる「それに、このなるともおいしいよ。」

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しょうゆラーメン550円

りすざる「醤油も、塩と同じスープのようだから、まあ、同様の感じなんだけど、醤油の香りがやや強い感じ。」
なるとりす「こちらも、見た目がきれいで、おいしそうだ。見た目は、大事だ。」
りすざる「ぼくは、どちらかというと、醤油の匂いが立っているのは、少し苦手なんだ。」
なるとりす「ぼくは、醤油の香り、好きだけど。」
りすざる「まあ、出汁の香りがする方が好きだ。」
なるとりす「ふむ。醤油のえぐさが嫌いな人も割といるよね。」
りすざる「まあ、あっさり系で、仙台屋(小野)、とか、みずさわや(仙台)、とか、三福(仙台)、を思い出すかな。」
なるとりす「オール手作り、だから、お店のやりたいことが、ストレートに表現されている感じだね。」
りすざる「こういうラーメンをつくりたい、っていうのが、素直にわかる感じだね。」
なるとりす「奇をてらわない、誠実なラーメン、って感じ。」
りすざる「基本がしっかりした、実直なラーメンだね。」
なるとりす「こういう、端正さを美学とするラーメンは、たいてい、細ストレート麺だね。」
りすざる「多くの人に愛されるラーメンをつくりたい、って、メニューに書いてあるけど、まあわかるよね。」
なるとりす「路線がはっきりしているし、それが、うまくいっているね。」
りすざる「ぼくは、塩ラーメンの方が好きだな。味噌味と、つけ麺もあるけど、両方とも、この細麺なのかなあ。ちょっとこわいけど、今度は、それも試してみたい感じだ。」
なるとりす「そうだね。ぼくも呼んでね。とても、おいしかったよ。ごちそうさまでした。」
りすざる「ごちそうさまでした。」

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(どこからきたのかなあ なるとりす)
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by dasenkadasenka | 2011-10-28 17:34 | 日立市

やまりす食堂 なんちゃって花月嵐焼きらーめん

ねこしろこ「おや? 誰もいない。今日は、わたしひとりか・・・さびしいな。」

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ねこしろこ「店内は、しーんとしている。・・・だけど、店の外が、なんだか騒々しくなってきたな。何か大きな音がしているようだけど、さっきから、だんだん近づいてきているみたいだ。何だろう…大きな声が響いているのか・・・うーん、よく聞き取れない・・・町内放送の巨大スピーカー化の音か?・・・何か緊急事態でも起きたのかなあ?…天から響くような声が、何か喋っているけど、声が、空中で割れてしまっているらしくて、うまく聞き取れない・・・何だかよくわからないから、戸を開けてみようか・・・・・・うわ!・・・店の出入り口の外は、大きな足で塞がれている!・・・桁外れの巨大な足だ!!」
だいだらりす「わ・た・し・は・
ねこしろこ「何だ!? 巨りす、か!?!」
だいだらりす「や・ま・か・ら・き・た・だ・い・だ・ら・り・す・で・す・
ねこしろこ「うげえ、あたりに響き渡る、桁外れのばかでかい声の振動で、あたりのものがびりびりしているし、うるさくて頭が割れそうだ!」
だいだらりす「や・ま・り・す・し・ょ・く・ど・う・は・
ねこしろこ「天から降ってくるような声の、一語一語の間が長くて聞きづらい・・・」
だいだらりす「ど・こ・だ・か・
ねこしろこ「・・・ひずんだ割れた巨声があちこちに反響して、こだまを返してくるから、残響の声の乱反射がいくつも被って、ごちゃごちゃ重なり合って、何と言っているのかわからないよ!」
だいだらりす「だ・れ・か・し・り・ま・せ・ん・か・
ねこしろこ「ああ、でも、慣れてきたら、何となくわかってきたぞ。ここを探しているのか?」
だいだらりす「や・ま・り・す・し・
ねこしろこ「おーい! ここだ! ぼ、く、の、こ、え、が、き、こ、え、る、か、あ、ぁ、?!!」
だいだらりす「ょ・く・ど・う・は・こ・
ねこしろこ「何と言っているのか、やっとわかってきたぞ。どうやら、ここを探しているようだ!」
だいだらりす「こ・で・し・ょ・う・か・
ねこしろこ「おーい、聞こえるか! こ、こ、だ、よ!! こ、こ!!!」
だいだらりす「あ・あ・こ・こ・だ・っ・た・の・か・
ねこしろこ「そ、う、だ、よ、こ、こ、だ、よ。」
だいだらりす「や・っ・と・み・つ・か・っ・た・
ねこしろこ「でも、そんなに大きくては、入れないよ。・・・あ、大きすぎて上までよく見えない巨体が、おぼろげにかすんで、消えていく!」
だいだらりす「お騒がせしてすみませんでした。」
ねこしろこ「うわ! いきなり小さくなって、目の前にあらわれた!」
だいだらりす「やあ、こんにちわ。」
ねこしろこ「はあ。」
だいだらりす「だいだらりす、です。はじめまして。おどろかせてすみません。」
ねこしろこ「しろこです。よろしく。いやあ、小さくなれるのなら、はじめから、その方がよかったのでは?」
だいだらりす「ええ、でも、そうもいかないんです。あの大きさが、ありのままのわたしです。念力を使って、小さくなっているのですが、この縮小体では、無理な力を必要とし、余計なエネルギーを消耗するのです。」
ねこしろこ「そうか、たいへんだな。」
だいだらりす「とても、疲れるので、念力がなくなり次第、終了です。こうしていられるのはわずかな時間です。」
ねこしろこ「そうか、じゃあ、早く入って食べなよ。食べに来たんだろう?」
だいだらりす「はい、では、おじゃまします。」

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ねこしろこ「どう? おいしいかい?」
だいだらりす「ええ、とても。焼きらーめんは、いただいたことがないので、山奥からやってきました。」
ねこしろこ「ぼくも、花月嵐で食べただけで、本場ものは食べたことないよ。というか、本場ってあるのかなあ。それすら知らない。」
だいだらりす「まあ、焼きそばみたいな感じですけど、ソースではなくて、豚骨スープで味付けされているんですね。」
ねこしろこ「具もラーメンの具だし、味的には、けっこうラーメンだよね。ラーメン・スパゲッティというか・・・。」
だいだらりす「けっこう、いけますね。ぼく好きだな、これ。生ねぎがうまい。まぜ麺に、似ているといえば似ている、のかな。」

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タルトタタンやまりす風

ねこしろこ「無理をしてまで来ていただいた、めずらしいお客さんだから、やまりす先輩が、特別に、デザートもだしてくれたよ。」
だいだらりす「ああ、これもうまいなあ。紅玉ですね。焼かれた紅玉の酸味がたまりませんね。」
ねこしろこ「砂糖の甘さとバターの風味に、この独得の酸味が、ベストマッチだね。」
だいだらりす「ああ、おいしかった。ゆっくりしたいのに、もう、時間切れのようです。」
ねこしろこ「もう、かい。早いな。いや、たいへんだなあ。」
だいだらりす「ごちそうさまです。おいとましなければなりません。お別れです。さようなら。」
ねこしろこ「ひゃあー、また、巨大化した。でも、幻影のような実体のないからだなんだな。建物を壊すことなく、通過して、帰っていく。足音も響かない。外に出てみよう。ゆっくり歩いているみたいだけど、どんどん遠ざかってる。」
だいだらりす「あ・り・が・と・う・ご・き・げ・ん・よ・う・
ねこしろこ「遠い上空から声が響いてくる・・・いやはや、大変なお客さんだった・・・日本昔話みたいだったな。こんなこともあるんだな。」



(大きなお客さん だいだらりす)
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by dasenkadasenka | 2011-10-26 17:56 | やまりす食堂

麺屋 むじゃき

住所 茨城県水戸市東台1-5-31
電話 029-231-9008
営業時間 11:30~14:00/18:00~21:00
定休日 月曜夜の部 木曜日
P 有
禁煙
http://05.xmbs.jp/menyamujaki/


どぐろねこ、と、やまねこ、が、スワンボートに乗って、千波湖の湖面を、くるくると走り回っている。湖面には、白鳥や黒い白鳥が泳いだりしている。彼らのスワンボートは、ほとんど実体のない念力の産物で、やがて、湖の端まで来ると、透明になったが、彼らは、そのまま、透明なスワンボートに乗っているかのように、運転する姿勢で座った格好のまま、湖面上を水平移動し、ついで、そのまま、今度は、上陸して、陸上を移動しはじめ、千波湖から続く道路上の中空を、その運転する姿勢で座った格好のまま、さらに滑走していく。無表情な顔はまっすぐ前を向いたままで、全身の毛が風に靡いている。途中、一度間違えて、四つ角を曲がってしまい、線路を超えて、水戸駅の北口の方に行ってしまったが、すぐに気づいてUターンし、引き返してきて、何事もなかったような澄ました顔で、また、もとの道に戻り、疾走し、そして、しばらく行って、その道路沿いのラーメン店に着くと、彼らは、透明なスワンボートを止め、そこから降りた。

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どぐろねこ「やあ、久しぶりにボート遊びは楽しかったな。」
やまねこ「爽快だったな。」
どぐろねこ「途中、ちょっと間違えたが、うまく来れた。」
やまねこ「水戸駅周辺の道はむずかしいな。」
どぐろねこ「いやあ、この店は、行列店だ。何人か並んでいる。」
やまねこ「店の正面も、周囲も、せいせいしていて明るい感じだ。」
どぐろねこ「好感度のよさそうな店構えだ。」

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鶏白湯 むじゃきそば 700円

どぐろねこ「さて、パイタンだけど。」
やまねこ「最近、第いくつかのラーメンとか言われて、流行り出しているようだ。」
どぐろねこ「そう、このあたりは、多いよね。でも、まあ、昔から、あることはある。」
やまねこ「はじめて、濃厚な鶏の白濁スープ、ということでいただいたのは、10年以上は前かな。中野の、たつ蔵、という、新店で、そのころ、豚骨など、濃厚なスープにハマっていたから、楽しみに行ったのをおぼえている。」
どぐろねこ「いや、違うな。オーモリ(東村山)、もそうで、もっと前だよ。」
やまねこ「ああ、そうか。人気店だったなあ。あの店は、新潟の、おもだかや、の出身のご主人がやっていたんだけど、もう店仕舞いしちゃった。おいしかったんだけどね。」
どぐろねこ「まあ、濃厚なとんこつスープの、鶏版、で、豚よりは、くせはない、かな。」
やまねこ「まあ、同じパイタンでも、店によってだいぶ違う。ここのは、かなり濃度が濃い。」
どぐろねこ「とろとろというより、コラーゲンが、もう固まりそうな、ふるふるした感じだ。」
やまねこ「この濃度の感じは、若武者(二本松)に似ている。あそこは、豚骨も入っているけど。」
どぐろねこ「濃いけど、風味は、軽くて、くどくはない。醤油味ではなくて、塩味でいただきたい気がする。」
やまねこ「この、こってりした感じを、玉ねぎのみじん切りが助けてくれる。ただ、もう少し、粗い方がいいかなあ。もっと玉ねぎの味がする方が、助けになりそうだ。」
どぐろねこ「そうだね、そして、塩味だったら、ポタージュみたいになってよさそうだなあ。」
やまねこ「会津の、こうみ家、みたいにね。あそこは、とんこつだけど。」
どぐろねこ「この中太麺は、スープとの相性は、まあまあかな。いつも思うんだけど、パイタン、って、麺を合わせるのが難しい気がする。」

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鶏清湯 煮干しそば醤油 650円

どぐろねこ「こっちは、本当に、あっさりだ。この店は、わかりやすくて、いいね。明快だ。メニューで混乱しない。」
やまねこ「こってりは、あくまでこってり。あっさりは、あくまであっさり。どちらの派にも、しっかり満足してもらえそうだ。人気の秘訣か。」
どぐろねこ「煮干の風味が、ぷんと香って、うまいなあ。」
やまねこ「一口目の煮干し臭さがうまいなあ。でも、ねこが言うと、なんか、あまりにもリアルにハマりすぎていて、具合が悪いなあ。」
どぐろねこ「ほんと、おれたちが、うまいうまいって言うと、ばかみたいだよなあ。」
やまねこ「そのまんまじゃねえか、って感じで、シャレにならない。」
どぐろねこ「まあ、それは、ともかく。この細麺のコリコリ感もいい。最初の何口かは、煮干しと細麺のうまさで、インパクト大だなあ。」
やまねこ「香りって、だんだん鼻が慣れて、というか、ばかになって、あまり感じなくなるからね。」
どぐろねこ「そう。それでさ、食べ終わって、一息ついて、水を飲んでから、また、ちょっとぬるくなったスープをすすると、煮干しの匂いがぐっときてさ、いいんだよなあ。」
やまねこ「やっぱり、ねこが言うと、なんかばかみたいだ。」
どぐろねこ「いやあ、うまかった。最近、煮干しスープも流行っているんだよね。煮干しも、店によって、結構味が違う。」
やまねこ「この店は、流行りの両刀使いで、ツボを押さえているわけか。」
どぐろねこ「和風系の名店、勇次(町田)を思い出すような、ストレート細麺と、澄んだ煮干しスープだ。」
やまねこ「全然、ノリが違うけど、ぼくは、杭州飯店(燕)のえぐいような強烈な煮干し風味がすきだなあ。」
どぐろねこ「角館のいとう、も、強烈だ。男の煮干し、だ。」
やまねこ「いとう、と言えば、喜多方のいとう、も、ガツンとくる。後、いいのは、生江(会津美里)、ラーメン好房(須賀川)、きむらや。(会津若松)、めでたいや(会津若松)、ひかり食堂(多賀)、とかね。」
どぐろねこ「きりがないから、もうやめよう。ねこのばか話みたいだ。」
やまねこ「チャーシューは、炙り豚ばらロールと鳥胸肉の二種類、でおいしい。」
どぐろねこ「鳥は、しっとりやわらかくジューシーで、周りについているブラックペパーも、うまくていいアクセントだ。」


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(煮干し大好きコンビ どぐろねこ & やまねこ)
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by dasenkadasenka | 2011-10-25 18:19 | 水戸市

らぁめん天天

住所 茨城県水戸市笠原町976-28
電話 029-244-3706
営業時間 平日11:30-13:50/18:00-20:30
     土日祝11:30-14:20/18:00-20:30(売れ切れ次第終了)
定休日 月曜日
駐車場 あり



千波湖の上空に、ひときわまばゆい閃光がきらめいた。そこから、紅い光と白い光が飛び出してきて、しばしの間、上空で、着かず離れず、もつれ合うようにして飛び回っていたが、やがて急旋回して、下降し、千波の町のとある一角に、それは降り立ち、すると、瞬時に、紅いりすと白いりすの姿となる。

あかりす「いやあ、新登場だけど、何で、紅白なんだ、運動会みたいに。まあ、おめでたい気はするが・・・。」
しろりす「その運動会とか、紅白歌合戦とか、年末的な季節の想像力が、ぼくたちを結晶化させたのかもしれないな。」
あかりす「季節の無意識の産物か。じゃあ、ぼくたちは幻影か。」
しろりす「そうだね、幻影かもね。」
あかりす「最初から、記憶も経験も備わっている幻影・・・か。実体のない光みたいなものか。」
しろりす「まあ、そうかもね。」
あかりす「ふーむ・・・。」
しろりす「まあ、でも、考えてごらんよ。インターネットの世界なんて、要するに、光の世界だ。」
あかりす「はあ、なるほど。」
しろりす「客観的に見れば、パソコンもテレビもケイタイも、モニター画面の光の明滅を眺めているだけだ。」
あかりす「なるほど、そうだな。何時間も、ただひたすら、じっと光の明滅を眺めているにすぎない。」
しろりす「そう達観すれば、実体のない、ただの光の幻影だ。」
あかりす「でも、現実を動かす、こともある。」
しろりす「でも、その現実も、各々の頭の中の思い込み、なのだとしたら?」
あかりす「え!? それはまた、ずいぶんと厄介な話になってきたなあ。」
しろりす「想念も幻影みたいなものだ・・・。」
あかりす「きみ、いつの間にか、ずいぶんと、達観した、というか、超脱した、なあ。」
しろりす「いやあ、実は、りすふくろう先生の本にそう書いてあったんだよ。」
あかりす「へえー。面白そうだな。それ、ぼくにも、貸しとくれよ。」
しろりす「それがさあ、もう、木の葉化しちゃったんだよ。」
あかりす「うひゃあ、もう、手遅れだったか。世間で言われているところの、いわゆる、きつね事変、だな。残念だ。」
しろりす「だから、ぼくも途中までしか読んでいないんだよ。」
あかりす「そうか・・・。じゃあ、そろそろ、おなかが空いたから、現実に戻って、ラーメンをいただきに行くとするか。」
しろりす「うん。そうだね。」

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あかりす「この、天天、ってさ、ずいぶん前だけど、ひたちなか、だったかなあ、あの辺にあった頃に行ったよね。」
しろりす「うん、新しくできたばかりの頃、だよね。」
あかりす「でも、あの時のあの店と、何か感じ違うなあ。」
しろりす「そうだね、大きくてきれいな店だったけど、ずいぶんとこじんまりした。」
あかりす「でも、看板の文字や図案のデザインとか、店名は、同じだと思うけど・・・。」
しろりす「看板の、あの、なるとをかたどった、と思しき、渦巻き模様、りすざるに見せたいな。まあ、いいや、とにかく入ってみよう。」

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まぜそば 700円


あかりす「おや、この、まぜ麺は、かなり、衝撃的にうまいぞ!」
しろりす「本当だね。このタレ、鰹節が練り込まれているようだけど、ちょっと甘みのある醤油ダレで、すごくおいしい。」
あかりす「油の存在感もあって、タレと油が混ぜ合わさった旨味が、何とも言えずいいなあ。」
しろりす「トッピングされている鰹節もうまくて、いい感じ。」
あかりす「なんか、ちょっと、目の覚めるような、新鮮なうまさを感じるよ。」
しろりす「自家製の麺も、すこぶるうまい。見た目、水っぽそうな、つるつるしたうどん、みたいに見えるけど、絶妙の弾力があって、食感も味もいい。」
あかりす「それが、具とともに、タレや油と絡んで、すばらしい風味になっている。」
しろりす「女性の店主さんが調理なさっているようだけど、このセンス、相当、個性的で光っているなあ。」
あかりす「冷やした麺でのまぜ麺は、はじめてだけど、ちょっと心配だったけど、めちゃいけてるなあ。ゆでたての麺の湯気の風味も好きなんだけどさ。」
しろりす「そうそう、小麦粉臭い湯気に、タレと油の香りが匂いたつ、みたいなのが、醍醐味というかね。」
あかりす「そう。でも、認識を改めさせられたよ。冷たい麺でも、すごくいけてる。」
しろりす「言わずもがな、だけど、魚粉が入っていないのもいい。」
あかりす「まぜ麺にも、こんなに幅がある、って感じで、これからのまぜ麺時代が楽しみになるような逸品だ。」
しろりす「最近、いただいた、まぜ麺の中では、とびぬけているね。」
あかりす「壁に、まぜ麺のレクチャーが貼ってあって、ラー油と酢をかけて、味を変化させていただいても・・・、とあるけど、その必要はないなあ。」
しろりす「このままで、十分おいしいので、むしろ、もったいなくて、今回は、それをやらなかった。」
あかりす「要するに、パーフェクトだよね。」
しろりす「レクチャーと言えば、はるばる亭(世田谷経堂)、がおもしろかったね。」
あかりす「そうそう。だいぶ前の話だけど、まあ、まぜ麺の先駆けだと思うけど、香麺、っていうのがあって・・・」
しろりす「この店にも、ちょうど、味噌香麺(冬季限定とのこと)、っていうのがあるけどね。」
あかりす「まあ、油そばなんだけど、当時は、まだまだ一般的でないせいもあるんだろうけど、食べ進めるにあたって、店主さんが、カウンター越しに、ずっとチェックしていて、食べ方の何段階かを、まずはこうして、次はこうして、と段階ごとに指導する、んだよね。」
しろりす「そう、少し混ぜたら香りを味わって、とか言ってね。次に、何を足して、少し味を変えて、最後に、スープを注いで飲んで、とかね。」
あかりす「まあ、食べにくい、ったらないんだけどさ、すごいリーダーシップだったなあ。ほとんど、強制的な命令だよね。」
しろりす「やまりす先輩なんか、好きに食べたいっていう感じで、おかんむりだったね。」
あかりす「香麺、本場中国のどこだったかで、仕入れてきたらしいんだけどね。まあ、おいしかったね。」
しろりす「チャーシューの代わりに、鶏のオーブン焼きでね、凝ってたね。」

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天天つけ麺 750円

しろりす「いやあ、このつけ麺も、うまいなあ。」
あかりす「麺は、まぜ麺と同じで、うまい、んだけれど、このつけダレもいい感じだなあ。」
しろりす「香りのいい、上品な魚介ダレなんだけど、これ自体、フランス料理店のラーメン屋さん、ボルドー(郡山)みたいで、しゃれた、技ありな感じなんだけど、それプラス、さらに、かなりな酸味があって、それがいい。」
あかりす「なんだろう、ちょっと変わった風味の酸味で、梅酢かなあ?」
しろりす「ちょっと苦いような、お酢の濃度が濃いような。確かにフルーティな感じか。」
あかりす「水戸だけにね。ぼくは、ほんのかすかに梅の風味を感じるような気がするけど。」
しろりす「さりげなく凝った風味で、まぜ麺同様に、微妙な、微細な、こだわりのセンスを感じる。」
あかりす「いつも、思うんだけど、こういううまいつけ麺ダレに、割スープはいらないよね。タレもおしくて、飲んじゃうからね。ほとんどなくなっちゃう。」
しろりす「タレの段階で、味を満喫しているんで、そういう時はスープ割はしない。その前の段階で成立して、終わっている感じ。」
あかりす「たいていの場合、スープ割しても、たいしておいしくないしね。余分な習慣だな。薄めるの、もったいない感じだ。」
しろりす「昔、つけ麺が出始めの頃は、通の人が、わざわざ頼んでもらっている、みたいな感じだったけど、いつの間にか、定番になった。」
あかりす「スープないとさびしいという人がいるんだろうね。まぜ麺の場合でも。」
しろりす「いやあ、納得できる感じだった。」
あかりす「行列店なのが、うなずけるね。」
しろりす「今度は、塩つけ麺とラーメンをいただきにまた来ようと思う。」
あかりす「絶対に来るね。」


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(ラーメンおめで隊 紅白りす)
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by dasenkadasenka | 2011-10-24 18:10 | 水戸市

やまりす食堂 なんちゃって もんじゃそば四代目@花月嵐

らーめん花月嵐の裏メニューの似てないシリーズ


やまりす食堂の外は、雨が降っていて、その、広範囲にわたる無限の雨の、何千何万もの雫の、パラパラという、湿った、偏在的なつぶやきが、尊大なざわめきのようになった単調な騒音が、店内に響いている。

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さなぎ「いやあ、あなたと、こうしてやまりす食堂で相席できて、たいへんうれしいです、が、たいへん派手なツーショットとなっているでしょうね。」
しっぽすーり「ぼくらが、こうしてテーブルを挟んで、向かい合って座っていると、ここが食堂ではなくて、珍奇なオブジェの置いてある、アートギャラリーかなにか、のように見えるかもしれませんね。」
さなぎ「自分で言うのもなんだけど、確かにね。」
しっぽすーり「あなたに、毛が生えた、のが、わたし、みたいですね。」
さなぎ「まあ、何事も深く考えないことです。なんでも、受け入れれば、何もおかしなことはありませんよ。」
しっぽすーり「そうですね。いやあ、達観してますな。」
さなぎ「しかし、失礼ですが、あなたは、要するに、トカゲのしっぽ切り、みたいなものですか。」
しっぽすーり「いやあ、ご明察。いいところに着眼なさいました。」
さなぎ「そうですか。」
しっぽすーり「まあ、当たってはいませんが、当たらずとも遠からず、といったところです。」
さなぎ「ふむ。」
しっぽすーり「あの切り離されたしっぽが、独自の意志を持っている、と考えてくだされば結構です。」
さなぎ「なるほど。で、あの、しっぽの切れたトカゲのしっぽの付け根の、あの切り株みたいな切断面から、また新しいしっぽが再生して、自ずと生えてくる、ように、あなたのようなしっぽの場合は、手足や頭が、生えてくるんですか。つまり、やがては、りすに?」
しっぽすーり「うーん、わかりません。ちょっとぞくぞくするような帰結ですが・・・。しかし、そうなると、えんえんと分離独立して、増殖しそうですね。」
さなぎ「はあ。」
しっぽすーり「でも、わたしは、あくまでも、しっぽですよ。このままでいいし、多くを望んではいません。」
さなぎ「実は、わたしも、ずいぶんと長いこと、さなぎのままで、あんまりさなぎの期間が長いので、たいくつして話しはじめ、腹が減ったので、ラーメンを食べている、というわけです。」
しっぽすーり「ま、先のことを考えても仕方ありません。なるようになれ、ですよ。」
さなぎ「ケセラセラ、ですな。」
しっぽすーり「果報は寝て待て、とも言いますし。今を大切に生きましょう。」
さなぎ「いいことおっしゃる。」

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しっぽすーり「ここだけの話ですが、実は、この間、おもしろいものを見たんですよ。」
さなぎ「なになに、なんじゃ。」
しっぽすーり「偶然、物陰から見てしまったんですがね。」
さなぎ「ええ、なんです。」
しっぽすーり「実は、ふえふきいぬ、の、しっぽ、も、分離して、独りで勝手に飛び跳ねているんですよ。」
さなぎ「ええっ! そうなのか。」
しっぽすーり「まだ、しゃべらないようですが・・・。」
さなぎ「ほう。それで・・・。」
しっぽすーり「勝手に地面を跳ね回っているんですが、ふえふきいぬは、それと、夢中になってじゃれていましたよ。」
さなぎ「ひえー。」
しっぽすーり「一緒になって飛び跳ね、転んだりしていたんですが、あまりにも無心そうなんで、声はかけませんでしたよ。」
さなぎ「ふむ、わかる、わかる。」
しっぽすーり「だから、このことは、内緒にしておいてくださいよ。」
さなぎ「うん、もちろんだ。」
しっぽすーり「ふえふきいぬは、自分では、何も言っていませんし、自分だけの秘密、なのかもしれませんから。」
さなぎ「そうだな。噂話だけが、独り歩きするのは、よくないからな。しっぽだけでなく、噂話も独り歩きじゃあなあ。」
しっぽすーり「変な冗談、言わないでくださいよ。おもしろすぎですよ。」
さなぎ「確かに、頭が混乱してくる。」
しっぽすーり「まあ、こうして、やまりす先輩の油そばも、独り歩きしている、っていうわけですね。」
さなぎ「うまいこと繋げたなあ。」

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しっぽすーり「ああ、うまいなあ。これは、太麺に、つけ麺用の濃厚ダレを、そのままかけたものらしいですよ。」
さなぎ「うん、そのままでもいいけど、酢とラー油をかけると、なんと、けっこう、油そばみたいになるなあ。」
しっぽすーり「ほんとですね。けっこう、いけますよ。油そばの味になる。」
さなぎ「みなさんも、ぜひ、お試しを、といったところですね。ごちそうさまでした。」
しっぽすーり「酢とラー油が決め手だな。ごちそうさまでした。」


店の外では、相変わらず雨が降っていて、水の静かなざわめきの中に、軒樋や庇の排水の音が聞き分けられるが、あたかも、湿った大気の中に、あらゆるものが、液体化していくかのようであった。


(アートオブジェもどき さなぎ & しっぽすーり)
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by dasenkadasenka | 2011-10-23 13:56 | やまりす食堂

旭川らあめん ひでまる

住所 茨城県水戸市見和2丁目246−1
電話 029-253-9998
営業時間 [月~金]11:30~15:00(L.O.14:55)/18:00~24:00(L.O.23:55)
     [土・日・祝]11:30~24:00(L.O.23:55)
定休日 火曜
P あり
禁煙
http://www.ne.jp/asahi/marushu/ra-men/l_hidemaru.html
http://www.hotpepper.jp/strJ000305487/


りすすーり「わたしのしっぽは、立派で、身体とおなじくらいの大きさだ。あんまり立派に成長したんで、ある時、話しはじめた・・・。」
しっぽすーり「さようです。」
りすすーり「それが、わたしの分身、しっぽすーり。」
しっぽすーり「さようです。はじめまして。」
りすすーり「最初は、腹話術ならぬ、尾話術のように、後ろで、つまり、背後で、話していた。」
しっぽすーり「さようです。」
りすすーり「けど、ついには、着脱可能になって、勝手に離れて、動き回りはじめた。」
しっぽすーり「さようです。分離独立したっていうわけです。分身だけど、独立した存在でもある。」
りすすーり「今では、くっついたり離れたり、半々くらいかな。」
しっぽすーり「さようです。」
りすすーり「時々、勝手に、どこかへ行っちゃう。」
しっぽすーり「でも、あんまり遠くには行きませんよ。もともと一体なんだからね。」
りすすーり「よろしい。わたしも、君がいないと、なんか、バランス悪くてね。」
しっぽすーり「電車に乗る時は、くっついて、一身同体で、一人分料金。」
りすすーり「でも、車に乗る時は、君が、助手席に座っている方が運転しやすい。何しろ大きいからな、君は。」
しっぽすーり「臨機応変ですね。疲れたら、運転代われるし。」
りすすーり「助け合い、支え合い、だ。」
しっぽすーり「一人二役、二人一役、だ。」

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りすすーり「東京の旭川ラーメンのお店、まるしゅう(小金井)、出身のご店主さんらしい。」
しっぽすーり「ああ、なつかしい。昔、行きましたね。そのころは、まだ、一身同体でした。」
りすすーり「それで、店名も、まる秀(しゅう)、秀(ひで)まる、なんだね。」
しっぽすーり「なんか、ちょっとわたしたちみたい、ですかね。」
りすすーり「まるしゅうは、新小金井街道にある、んだけど、あそこは、ラーメン街道でね。」
しっぽすーり「点々とラーメン店があるんだけど、同じ並びに、小金井二郎、がある。」
りすすーり「両店とも、夜のみの営業で、日曜日と祝日だけ、昼の営業がある。今はどうなっているのか、わからないけど。」
しっぽすーり「そうそう、だから、両店とも、昼間に行くと、すごい行列なんですよね。」
りすすーり「二郎の先には、つばき、という店名だったかな、ラーメンショップ椿の店があって、そこも、行列店だ。」
しっぽすーり「あそこは、背脂たっぷりで、ガツンとくる、濃いとんこつスープでしたね。」
りすすーり「あと、陳さんのタンメン屋さん、があったけ? そこは、入ったことないけど、稲城店はある。」
しっぽすーり「タンメンのみのメニューで、野菜炒めが絶妙の、こだわりの絶品タンメンを出すんですよね。」
りすすーり「あと、他にもラーメン店があったけど、もう、店名、忘れちゃったなあ。」
しっぽすーり「隣の小金井街道の方には、大勝軒もありましたね。」

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うしおだし正油らあめん 700円

りすすーり「ああ、なつかしなあ。この濃厚魚介スープに、この独特の麺。とはいえ、昔の記憶は、朧だ。」
しっぽすーり「焦げ目が軽くついた、炒めた、もやしと玉ねぎとひき肉、それに、コーンと、薄切りのほろほろチャーシューが、トッピングされている、けど、麺、スープと絡んで、絶妙の一体感を演出している。」
りすすーり「本当だね。バランスがいい、とは、このことだね。コーンは、普段は、お子様っぽくて、ラーメンに載っているの、あまり好きじゃあないんだけれど、このコーンは、身質が立派で、味もすごくいい、し、スープとも、味がうまく融合してて、うまいし、欠かせないアイテム、かもね。」
しっぽすーり「さすが、北海道ですね。北海道ラーメンに、特有の、醤油のこくもうまい。」
りすすーり「たまり醤油っぽい、こくのある風味の醤油だ。濃厚魚介スープは、濃いけど、くどくなくて、キレがいい。」
しっぽすーり「濃厚好きには、たまらない逸品ですね。」
りすすーり「麺は、ぽきぽき、というか、にしにし、というか、やや変わった食感の麺だけど、慣れるとハマる。少し伸びてきても、またうまい。」
しっぽすーり「湯切りのパフォーマンスが、昔から有名ですけど、やっぱりやっていますね。」
りすすーり「マラカスを振るみたいにね。あんなに、湯切りしているのに、熱々なのは、どうしてなのか。不思議だなあ。」

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みそらあめん クーポン無料煮玉子 750円

しっぽすーり「味噌ラーメンも、基本的な仕様は醤油ラーメンと同じだ。」
りすすーり「白みそ系の甘くて濃い味が、うまい。味噌ラーメンの名店、おやじ(町田)、を思い出させる感じだ。」
しっぽすーり「おやじも北海道ラーメンですからね。やっぱり似ている感じはある。おやじの麺は、かの有名な、北海道は西山製麺所の黄色い中太麺だけど、この北海道から取り寄せている麺と、遠く共通する感があるね。」
りすすーり「濃い味噌ラーメン好きにはおすすめだね。」
しっぽすーり「濃いといっても、やはり北海道ラーメンの純連(高田馬場)、みたいな、ラード多め、っていうか、めちゃたっぷり、の濃厚さではなくて、魚介スープ自体が、とろとろと濃い。」
りすすーり「それに、この煮玉子の、真っ黒なことよ。」
しっぽすーり「やはり、醤油自体が黒くて濃いものなんだろうね。見た目のインパクトの強烈さも印象的だし、ぎりっと醤油味が浸みた、煮しまった、食感、味も、個性的でうまい。」
りすすーり「次は、塩ラーメンをいただきに、また来たいね。旭川ラーメンは、北海道系ラーメンの優れものだな。近いところでは、三春(松戸) の、醤油、味噌も、濃くておいしい北海道ラーメンだよね。ごちそうさまでした。」
しっぽすーり「今風、ではなくて、まあ、スタンダードな感じのノリだけど、ひさびさに食べるとまたハマるなあ。おいしかった。ごちそうさまでした。」

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(りすすーり & そのしっぽ しっぽすーり)
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by dasenkadasenka | 2011-10-22 13:52 | 水戸市

中華そば ことぶきや

住所 茨城県水戸市袴塚3丁目11-9
電話番号 029-224-7584
営業時間 11:30-14:00/18:00-21:00(売切れ次第終了)
定休日 水曜・日曜定休
駐車場 店舗横6台
禁煙


目に見えるというほどでもない、光の通過の気配ようなものが、町から町、街道から街道、へと高速で通り抜けていった。その猛スピードの光の幻影のようなものが、通り過ぎる刹那、しゅん、という通過音とともに、「やい、どこへ行く・・・背中に乗りな・・・どこへ?・・・いいからついてきな・・・」というような声が、幻聴のように聞こえる気もした。その、ほとんど見えない光の通過の気配は、水戸の街に入ると、次第に、走る光として見えはじめ、ついには、疾走する、ととり、と、その背にまたがった、りすざる、であることが、見て取れるようになる。そして、こんな会話も、聞き取れるようになる。

りすざる「やい、君は、走ってるのか、飛んでいるのか、どっちだかわからないなあ。」
ととり「どっちでもないよ。念力の高速移動なんだよ。」
りすざる「へえー、新人のくせに、いつからそんな能力を獲得したんだ。」
ととり「まあ、生まれつきの才能だね。」
りすざる「迷子の新人の割には、ずいぶん、えらそー、だな。ラーメン俳句の才能もある、とかいう噂だな。」
ととり「いや、それほどでも・・・」
りすざる「ちょっといやらしい感じだな。それ、流行ってんのか。」
ととり「さあ、どうだか。」
りすざる「僕もやってみたいな。教えとくれよ。」
ととり「簡単だよ。言いたいことを、5・7・5の文字数にはてはめればいいんだよ。」
りすざる「それだけのことか。」
ととり「まあ、そうだね。」
りすざる「じゃあ、こんな感じか。」
ととり「どれ。」
りすざる「ラーメンに イデアっていう、なるとあり」
ととり「ん、なんか、ちょっとかっこいい感じ。」
りすざる「どうだい?」
ととり「うーん、ちょっとわかりにくいかなあ。」
りすざる「りすふくろう大先生に、教えてもらった、ラーメンの奥義、なんだけどなあ・・・。」
ととり「イデア、って?」
りすざる「そんなこともわからないのか。君、ばかなんだなあ。」
ととり「ちぇ、言われたくないね(くやしい)。」
りすざる「まあ、難しい概念なんだ。つまり、なるとは、渦巻き模様だ。イデアとは、渦巻きのようなもの、なんだよ。」
ととり「うーん、確かに、渦巻いて、目が回る。」
りすざる「僕も、理解したのは、ここまでだ。」
ととり「ぬう、奥深い・・・」
りすざる「もっと勉強したいんだけど、りすふくろう大先生の本が、木の葉化しちゃったんだよ。」
ととり「時限装置付きのきつね本か。ばななりす師匠の本の場合と同じか。」
りすざる「綴じ糸もどんどん解けちゃって、ばらばらだよ。」
ととり「残念だったね。」
りすざる「ばらばらになって、床に散らばっているから、足で踏んじゃって、粉々だよ。」
ととり「くっくっくっ・・・。」
りすざる「ついでに、また、できた!」
ととり「なに!」
りすざる「きつね本 いつのまにやら 木の葉だよ」
ととり「うまいとこ、ついてる。無心なところがいいのか。うーん、じゃあ、お返しだ。」
りすざる「どら。」
ととり「りすざるや いつのまにやら てんぐざる」
りすざる「なに! ぼくは、てんぐざるなんかじゃないやい!」

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ととり「さあ、着いたよ。まだ、開店15分くらい前だけど、もう並んでいる。」
りすざる「並んでいるのは6人。」
ととり「客席数は9席だから、ぎりぎり、座れそうだ。」

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りすざる「写真でわかる通り、店内は、やや薄暗くて、ムーディーな照明だ。ちょっと手狭な店内に、ジャズみたいな音楽が、比較的大きな音で、がんがんかかっている。」
ととり「ぼくは、静かな方が好きだな。」
りすざる「そうだね、それに、ラーメンをいただくにあたっては、自然光っぽい、明るい店内の方が、どちらかといえば、好きだなあ。まあ、おしゃれな夜の飲み屋っぽい雰囲気だね。」
ととり「まあ、人によって、お店の雰囲気の好みもいろいろだからね。」

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つけめん 大盛 ライム付 780円

ととり「つけ麺は、つけダレの感じは、大雑把に言えば、えなみ(福島市)に似ているかな。」
りすざる「うん、ごろごろしたチャーシューの形態も肉肉しさも似ている。」
ととり「くどくなく、甘酸っぱさがあって、味の濃さもほどよくやや控えめな、上品な味だ。」
りすざる「熱々で出てくるね。」
ととり「麺も、自家製麺だから、えなみに似ているけど、タイプは違って、やや細い太麺だし、かたくて、ぼそっとした感じだ。」
りすざる「やっぱり、自家製麺独得の個性があって、それが、評判をとっているんだろうな。えなみと同様に、人気店だ。」
ととり「まあ、良し悪しなんだけど、製麺所の麺は、画一的で、そつがなくて、やっぱり、どこか、既製品っぽい感じがするよね。」
りすざる「大盛り無料で、330gだけど、まあ、つけ麺好きなら、このくらいは普通の量だね。」
ととり「えなみほどの超大盛り感はない、けど、大盛り無料、ができるのも自家製麺の強みだね。」
りすざる「麺は、低加水で、癖があるから、人によって好みは分かれるかもね。ぼくは、さっぱりして、好きだけど。」
ととり「くし型のライムがついてくる。風味の変化に、ということだけど、あっさりした香り、酸味、なので、それほど劇的に変化しない。」
りすざる「味を損なわない程度に、ということかな。」


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塩らーめん 普 700円

ととり「塩ラーメンは、お店のおすすめ、だけど、この白濁した鳥パイタンスープは、さっぱりしていて、ミルキィで、うまいね。」
りすざる「ほんのりと甘いコクがある。それに、浮き脂の、魚粉脂が、合っていてうまい。。」
ととり「一口目は、インパクトあるね。でも、後半は、少し、魚粉風味が飽きるかな。」
りすざる「魚粉入りをはじめていただいたのは、だいぶ昔に、長浜ラーメン(世田谷烏山)で、だと思うけど、すごくうまくて、驚いたなあ。」
ととり「とんこつに入っているんだけど、衝撃的だった。これも、それに似ている。八王子の長浜ラーメンも、ガツンとくる魚粉入りだった。」
りすざる「でも、その後、あっという間に、ありふれて、どこもかしこもで、ちょっと食傷気味だなあ。」
ととり「でも、この鳥白湯はさっぱりしていて、おしいね。」
りすざる「麺は、つけ麺より、ずっと細いけど、やっぱり、噛み応えのある、かたくて、ぼそっとしたタイプで、このほんのり甘いスープによく合う、硬質な感じだ。」
ととり「梅肉がついているけど、これも風味酸味が軽くて、それほど味を変えることのない、アクセントだ。」
りすざる「おいしかった。ごちそうさまでした。」
ととり「ごちそうさまでした。」

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(ラーメン俳句ビギナー ととり & りすざる)
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by dasenkadasenka | 2011-10-21 16:59 | 水戸市

やまりす食堂 なんちゃって 恵比寿 (仙台ラーメン紀行 あれこれ)

やまりす食堂の外で、冷えた大気を引き裂くような、ぎいどり、と、ひよんどり、の、ぎぃーぎぃー、という、かまびすしい鳴き声が、時折、響き渡っている、のが、がらんとした店内に聞こえている。

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りすにゃん1「仙台の、恵比寿、のつけ麺のリスペクトらしい。」
りすにゃん2「ああ、この幅広麺ね。限定品で、普通の麺に添えられてくるんだよね。」

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なんちゃって恵比寿つけ麺1号(幅広麺はなんと『ぺろっこうどん』どぅえす)

りすにゃん1「前にも書いたけど、震災前に、仙台のラーメン店を集中してまわったんだけれど、やまりすパソコンが、崩壊して、そのデータは消えちゃったんだ。」
りすにゃん2「そうだな、思い出すためにも、少し話そうか。」
りすにゃん1「よし、思い出すために、お互いに、話し合いっこしようか。」
りすにゃん2「うん、そうしよう。」
りすにゃん1「まあ、ちょっと忘れちゃって、漠然としたイメージになっちゃったけど。」
りすにゃん2「いろいろな記憶がかすむ中で、強く印象に残っているのは、やっぱり、恵比寿、だね。」
りすにゃん1「インパクトあったね。自家製麺もうまいし。麺の太さもいろいろあるようだし。」
りすにゃん2「もう一回、行きたいのは、ここ、なんだけど、今は、行きにくくなったからなあ、残念だ。」
りすにゃん1「そう、いろんなメニューをいただいてみたいよね。」
りすにゃん2「人気店で、開店と同時に、ものすごく混んだね。恵比寿つけ麺1号と辛味噌ラーメンをいただいたんだ。」
りすにゃん1「味噌ラーメンは、有名で、カップラーメンにもなっている。」
りすにゃん2「味噌ラーメンも、ダントツにうまかった。白系の味噌が、甘くて程よい。中太麺だったかな。刻んだ生ニラと玉ねぎもいい。糸唐辛子もいい。また、食べたいなあ。」

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りすにゃん1「あと、他には、北海道ラーメンの、おり久、とか、麺組、とかも、味噌ラーメン有名で、おいしかったね。」
りすにゃん2「両店とも、かなりな行列店だった。」
りすにゃん1「おり久は、味噌ラーメンは、もやしと白菜と玉ねぎの炒めが載っている。一味の辛味が効いているけど、ごくごく飲めるすっきりスープだ。」
りすにゃん2「醤油ラーメンは、魚介香る白濁スープ。焦がしねぎが、浮いていた。」
りすにゃん1「麺組の味噌ラーメンは、変わった、凝った風味で、浮き脂が多いから、熱々なんだけれど、あれは、牛の脂が使われているんじゃあないかなあ。」
りすにゃん2「あと何食べたっけ。忘れた。魚介の醤油だったかな。器は、店内と同じに、民芸調だったよね。」
りすにゃん1「行列店といえば、みずさわや、も、すごく並んでいた。あっさりした醤油ラーメンなんだけど、素麺みたいに麺が細くて、見た目がきれいで、独得の感じだ。」
りすにゃん2「ねぎの細く微塵に切られた、青い部分と白い部分が、きれいで、煮玉子もきれいだった。なにより、見た目がおいしそうなんだよね。やさしい味でね。」
りすにゃん1「まあ、あの美しさで、受けるよね。体験してみて、がっかりしない店かもね。」
りすにゃん2「長町ラーメンの店主さんとみずさわやの店主さんとは、友達なんだそうだけど、長町ラーメン、は、あっさりしていて、煮干が香る昔ながらのラーメンだった。バラロールの大きいチャーシューが新しい感じ。」
りすにゃん1「一草庵も、行列店だった。つけ麺しかないんだけど、辛みそは、もう韓国風辛みだった。チャーシューが厚かった。つけダレに、甘みがあまりないんだよね。」
りすにゃん2「行列店の、とがし、も、インパクトあったね。つけ麺もラーメンも。今風のどろどろのスープだけど、切れがよくて、冴えがある。つけ麺も、海老の粉の入った海老ラーメンも、うまかった。日本人のハマる、品のいい海老風味だった。」
りすにゃん1「でも、まあ、粉は粉だって気もする。海老味と言えば、テレビのラーメン番組のランキングで1位になったこともある、自家製麺のうまい、稲荷(経堂)、の、伊勢海老の殻の風味のつけ麺のタレが、最高にうまかったなあ。でも、伊勢海老の殻の卸業者が、他のラーメン店にもまわすようになって、競争が激しくなって、価格も高騰し、伊勢海老の殻の入荷が難しくなって、味が変わっちゃったんだよね。」
りすにゃん2「五福星も話題店だけど、現在の店が出来たばかりのころは、かなりな行列店だったけど、この間はすんなり入れた。つけ麺は、タレがしょっぱかったなあ。」
りすにゃん1「チャーシューも大きいのが入っていたけど、それもしょっぱい。」
りすにゃん2「燻製玉子は、はじめていただいた時は、不思議な風味で、すごくおいしかったけれど、今回、この不思議な風味は、五香粉だとわかった。」
りすにゃん1「中華そばの肉そばもいただたけど、自家製麺が、ラーメン好房(須賀川)の自家製太麺に似ていた。」
りすにゃん2「五福星は、駐車場の整理係がいるのがすごいよね。この店は、お客さんへのサービス精神が満点だよね。」
りすにゃん1「あと、久しぶりに行ったら、本竈のあったところに、久兵衛があった。」
りすにゃん2「久兵衛の醤油ラーメンは、本竈に似ていた。熱々で出てきたので印象がいい。強い味つけだ。」
りすにゃん1「汁なしは、極太麺で、それが生きる、濃い醤油ダレ。チーズとニンニクの芽がトッピングされていたなあ。全卵がのっていて、白身は、余熱で少し火が通っていた。おいしかった。」
りすにゃん2「それで、本竈は、少し先のお向かいにあった。限定品の、担担汁なしをいただいたけど、かなり、ハマった。太麺との相性抜群でね。」
りすにゃん1「本竈のラーメンは、久兵衛に似ている。」
りすにゃん2「そのあたりは、ラーメン街道みたいになっていて、ちょっと先には、三福という人気店もあった。」
りすにゃん1「あそこは、醤油ラーメン細麺をいただいた。麺は、食感よく、コリコリしている。」
りすにゃん2「手裂きメンマもコリコリしてる。」
りすにゃん1「あと、魚介醤油太麺をいただいた。煮干がすごく強い。スープに甘みはなし。というか、しょっぱい。食べ歩いた中で、しょっぱさは、マックスかもしれない。いやあ、仙台の人は、しょっぱいの好きだなあ。」
りすにゃん2「味へいも、地元の人気店なんで行ってみたけれど、ここは、変わっていた。」
りすにゃん1「高台の住宅街にある、老舗の食堂飲み屋なんだけど、ラーメンは、動物系スープで、油浮きが多い。やはり味は濃い。中太縮れで、こきこきした食感の麺が合っていてうまい。」
りすにゃん2「肩ロースのほろほろしたチャーシューも、メンマも味が濃いめだ。」
りすにゃん1「もう一つは、忘れ難い、鳥骨ラーメン醤油。見た目、味噌かと思うほどの濃厚さ。食べるとゴマ風味。味付けは、超濃い。大油と相まって、かなりなインパクトだ。普段は、あまり好きじゃあないけど、ついてくる紅ショウガが、お助けものだった。」
りすにゃん2「町食では、味のこまつや、というのもあった。魚だしが感じられるあっさり味で、ほっとした。麺は細麺で、まあ、昔ながらのラーメンだ。。」
りすにゃん1「味噌ラーメンもいただいたね。味噌ラーメンは、炒めた野菜から出た甘みのあるすっきり味で、ひき肉のそぼろが載っていた。」
りすにゃん2「ビリーの二郎風ラーメンもうまかった。甘からい脂の多いスープに、全粒粉っぽいく、黒っぽい太麺で、わしわししている。チャーシューは味がしっかりついていて、二枚で、ボリュームがある。」
りすにゃん1「あと、つけ麺をいただいた。流行りの濃厚魚介で、おいしかったけど、やっぱり甘みはない。」
りすにゃん2「太平楽という新店にも行った。つけ麺は、濃度高めの豚骨スープと魚介スープのダブルスープ。卓上の、香ばしい、海老辛味油を入れると、味変が楽しめる。」
りすにゃん1「あとは、あご出汁ラーメン、手もみ太麺。上品な魚だしに、背脂で甘みがプラスされている。あっさりしている。」
りすにゃん2「麺屋八、という新店にも言った。魚だし豚骨醤油ラーメン細麺は、濃い豚骨に、魚だしが強烈だった。やまくらげが載っている、おしゃれな感じ。」
りすにゃん1「味噌ラーメンは、焦がしたもやしが印象的。油多めで、熱々が続く。山椒が効いている。」
りすにゃん2「あと、きわみや、とか、おもと、とか、いぶし、政宗、おんのじ、とか、行ったけど、今回はもういいか。」
りすにゃん1「きみ、よくおぼえているなあ。」
りすんゃん2「きみとぼくは同じだから、それじゃあ、自分をほめてるのと同じだよ。」
りすにゃん1「そうだ、あと、徳島ラーメン人生、が、うまかった。生卵無料で、サービス満点だ。」
りすにゃん2「豚骨臭がほどよく残った、醤油濃いめのうまいスープだった。甘辛く煮つけた豚ばら肉は、生卵と合う。ラーメンは、おかず、と言い切る姿勢がよくわかる。たいていの人がご飯と一緒に食べている。」

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りすにゃん1「恵比寿に戻ろう。恵比寿は、つけ麺も、冴えがあったね。自家製麺が力強い。幅広平打ち麺は、おもしろいけど、まあ、それは、それほど、どうということもない。」
りすにゃん2「まあ、おまけ、って感じだね。スープは、ほどよく甘い濃厚魚介で、おいしい。どこでも通用するような完成度だよね。煮玉子が、ちょっと驚きの味で、他にはない凝った感じ。」
りすにゃん1「ちょっと甘くて、プリンとか、お菓子みたいな風味なんだけど、カラメルの味が浸みているような味だったね。」
りすにゃん2「いろいろ思い出して疲れたね。そうそう、定義山、にも行って、名物の三角あぶらあげ、もいただきました。店舗が新しくなったばかり、のようでした。」
りすにゃん1「やまりす先輩のも、おいしかった。ごちそうさまでした。」
りすにゃん2「本当ですね。ごちそうさまでした。」

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(仙台思い出し隊 りすにゃん×2)
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by dasenkadasenka | 2011-10-19 11:32 | やまりす食堂