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カテゴリ:常陸太田市( 2 )

白ひげ

住所 茨城県常陸太田市金井町1788-1
電話 0294-72-9601
営業時間 11:30~14:30/17:30~20:30
定休日 月曜日(祝日の場合営業 翌日休)
P 店舗前あり
禁煙

ぎょすけ「すっきり、こざっぱりした、端正な店正面のデザインだ。ちょっと書き割りみたいだけど、好印象な感じだ。」
わきんちゃん「黒っぽい暖簾の、白抜きの、白ひげ、の文字が冴えているなあ。白ひげ、が、風にひらひらと揺れて、おもしろいなあ。店の前に川が流れているのもいいなあ。」

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ぎょすけ「2時すぎに店に入ると、けっこうお客さんがいる。中華そばをいただきたかったんだけど、品切れだった。」
わきんちゃん「久しぶりだけど、店内やメニュー構成に変化はない。安定しているようだ。安定感と固定客はセットだろうからなあ。いつでも同じ安心、は、大事だ。」
ぎょすけ「このあたりには、たぶん、こういった新しめ、というか、進化系の感じの店はないのだろうから、貴重な感じだし、ウケているのだろうなあ。実力のある、安定した感じだね。」

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豚そば 700円

ぎょすけ「ここの濃厚魚介つけ麺の、ラーメン版という感じだ。かなりどろどろのスープに、太麺ではなく、細麺があてられている。」
わきんちゃん「太麺だったら、そのまんまつけ麺と同じだからね。」
ぎょすけ「どろみスープとシャープな細麺の対比がおもしろい感じだけど、おそば屋さんのカレーそばみたいなノリだから、まあ、馴染みのあるような食感だね。」
わきんちゃん「このどろみスープにカレー粉を入れれば、とりあえず、すんなりと、カレーソースになりそうだ。カレーつけ麺があるけど、そんな感じなのかな。」
ぎょすけ「パンチのある、濃厚なスープで、よくできている感じでうまい。まさに、ガツンとくるうまさだ。がっつり今風、という感じなんだけど、とはいえ、それ自体、すでに、ちょっと古いのかなあ、という感じだ。」
わきんちゃん「がっつり、という言葉自体が古いようにね。濃厚魚介は、いまや、横並び的に、惰性的に、ますます、巷に繁茂している。まあ、心ときめく、という感じではなくて、色褪せてきている感はいなめない、けど、スタンダードな定番となっている、というところなのだろう。おなかが空いているのを満たすのには、やはり、満足度は高いだろうな。」
ぎょすけ「全体的に、ノリとしては、喜元門(小美玉)やハリケン(つくば)などと似ている。ほどよく新しめで、おしゃれで、ポップな感じで、ファミレス的なそつのなさ、というか、広く受けるツボを押さえた、標準的で、平均的な、共有感のあるうまさを、手堅く演出している感じだ。」
わきんちゃん「まあ、適度にいろいろな潮流のいいとこどりを巧みにこなしている感じだね。チャーシューの代わりのほぐし肉は、守谷二郎とか大盛軒などでも出しているし、他でも流行りがあるようけど、食べやすくて、うまい。濃厚スープと絡んで、白いご飯との相性バッチリな感じだ。」
ぎょすけ「渡辺(高田馬場)由来の、太いシナチクも、おしゃれ系の定番と化しているけど、これは、ちょっと、歯応えがやわらかいかな。」

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海老まぜ 750円

ぎょすけ「まぜ麺は、ここの通常のまぜ麺の魚粉の代わりに、桜海老の砕片が入っている。喜元門や蒼(つくば)のまぜ麺を思い出す感じだ。桜海老も非常によくある定番アイテムだ。」
わきんちゃん「軽く混ぜながらいただくと、上のスープと同様のものと思われるどろどろのタレと、桜海老の粉末の香ばしさが、ほどよく太麺に絡まってきて、なかなか刺激的でうまい、けれど、後半、全体をまんべんなく混ぜ合わせていただくと、一様なまったりした味になり、単一的な、単調な感じになる。」
ぎょすけ「味もダレるけど、標準的な感じの太麺も、その頃になると、食感がややダレてくる感じだね。」
わきんちゃん「緻密な、様々な味の総合的なダイナミックスが、まぜ麺の持ち味、というか、醍醐味だと思うけど、まぜ麺というネーミングの呪縛で、よくよく混ぜると、単調な、鈍い味になり、ずっとそれでいくと退屈な感じに陥りがちだ。」
ぎょすけ「どこの店でも、やたらに、よく混ぜてからお召し上がりください、と判で押したように言うよね。強迫的な、横並びのセオリーだ。」

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by dasenkadasenka | 2012-04-21 18:13 | 常陸太田市

白ひげ

住所 茨城県常陸太田市金井町1788-1
電話 0294-72-9601
営業時間 11:30~14:30/17:30~20:30
定休日 月曜日(祝日の場合営業 翌日休)
P 店舗前あり
禁煙


街中を流れる川の川面に、空の歪んだ断片が流れている。不意に、川面を漂う光の粒が集まり出すかのように、キラキラ光る無数の光の粒が、ひとところに集中して、ひときわまばゆい光の塊となる。ついで、その光の塊は、立体感をもって川面からせり上がり出し、ついで川面を離れて空中に浮き、ゆらゆらと漂って、川端の地面まで移動し、そこに降り立って、止まり、次第に、輝きを失いながら、あっという間に、二つの物体の形をとる。

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ぎょすけ「川のほとりのお店に着いたようだ。今日は、水の道という異空間を通って出現か。魚だけにね。」
ととり「あの、失礼ですが、さかな、なんですよね。」
ぎょすけ「そうだよ。」
ととり「いや、正直言って、驚きました。」
ぎょすけ「なんで?」
ととり「あまりに、なで肩なんで・・・。」
ぎょすけ「そこかい! ご挨拶だな。」
ととり「いえ、冗談です。いや、なんでも、あり、なんだなあ、と思って・・・。」
ぎょすけ「新人に驚かれるとはな。こんなもんさ。驚くといえば、なにもかも、驚きだ。」
ととり「まあ、確かに。」
ぎょすけ「小っちゃいことは気にするな、わかちこ、わかちこ、っていうだろ。」
ととり「そうですね。でも、呼吸法とか、手足とか、いろいろ気になりますけど・・・。」
ぎょすけ「まだ、言うかい。よく考えてみたまえ、君だってそうだろう?」
ととり「あ、そうか、気づかなかった・・・」
ぎょすけ「都合の悪いところは、よく見えないものさ。それでいいのだ。」
ととり「なるほど。目からうろこだ。あなたは、からだじゅううろこ、なんちゃって。」
ぎょすけ「一言多いなあ。」
ととり「冗談です。勉強になります。なんか、システムが呑み込めてきました。」
ぎょすけ「まあ、不条理な世の中だ、お互い、深く考えるのはやめよう。」
ととり「そうですね。」
ぎょすけ「この世界は、ラーメンを食べるためにあるんだ。」
ととり「はあ。」
ぎょすけ「食事のためのラーメンではない。ラーメンのための世界だ。」
ととり「はあ、よくわかりませんが、先が見えてきた、ような気もします。」
ぎょすけ「呑み込みがいい。」
ととり「一句できました。」
ぎょすけ「ええ! 君も、ラーメン俳句をやるのか。」
ととり「ラーメンは ただの食べ物 じゃないよ」
ぎょすけ「むう、できている・・・」
ととり「前の回を見て、勉強しました。」
ぎょすけ「ああ、ばななりすさん、か。あの方は、りすの細道、っていう本を出しているんだ。」
ととり「そうなんですか!」
ぎょすけ「きつね書房だったかな。」
ととり「読まなくちゃ。」
ぎょすけ「よく、料理に、芸術的という褒め言葉を使うが、単に、技術の最上級の褒め言葉ではなくて、物事から、有用性を取った時に、芸術になるんだな。」
ととり「勉強になります。メモしておきましょう。」
ぎょすけ「とにかく、細かいこと考えても仕方がない。」
ととり「前向きに行きましょう。」
ぎょすけ「そうだ、ポニョだっているんだぞ。」
ととり「え、まだ引きずっている。そうきますか。」
ぎょすけ「おれは、くまのみ、なんかより、ずっとポピュラーな人気の、赤金魚なんだぞ。」
ととり「蒸し返してますよ。まあ、いいですよ、そういうことにしておきましょう。」

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まぜそば 700円

ととり「今日は、どうして、この店へ?」
ぎょすけ「まあ、一番は、店名で選んだ。」
ととり「しろひげ、ですね。」
ぎょすけ「そう。」
ととり「確かに、なんか、謎めいていますね。」
ぎょすけ「なんの連想も思い浮かばない・・・」
ととり「由来が、すぐに、連想できない、というか。」
ぎょすけ「なんだろう・・・、って立ち止まる感じ、に惹かれた。」
ととり「神様のことかもしれませんね。」
ぎょすけ「なるほど、神様の象徴の白髭か、とにかく、この文字に、心くすぐられる感じだ。あと、まぜ麺があるから。」
ととり「好きなんですか?」
ぎょすけ「うん、まぜ麺も、その文字を見ると、なぜか、心くすぐられるねえ。へっへっへっ。」
ととり「まぜ麺といえば、最近のブームを起こしたのは、ジャンクカレッジですね。」
ぎょすけ「まだ、行ったことないんだ。」
ととり「行きたいですね。」
ぎょすけ「実は、だいぶ前に、ジャンクカレッジという店が、大崎の六厘舎の隣にある、っていう、噂を聞いて、一人でとぼとぼ行ったことがあるんだ。」
ととり「ええ。」
ぎょすけ「大崎の駅を降りて、住宅街を、ずっと歩いて行ったんだ。途中、すれ違う人に、見て、あいつ、すごいなで肩だなあ、などと言われるのも気にせずに、ひたすら歩いた・・・」
ととり「自虐ネタか・・・」
ぎょすけ「ところが、着いてみると、そんな店は、どこにもない。きつねにつままれたみたいだ。それで、六厘舎の方に訊いてみたら、だいぶ前に、埼玉の方に移転したって、言うんだ。本当に、とほほ、だったなあ。」
ととり「いろいろなことがありますね。それで、このまぜ麺は、どうです?」
ぎょすけ「まじめなまぜ麺って感じで、いいなあ。ジャンクさ、はない。」
ととり「そうですね、シンプルで、落ち着いた感じ。」
ぎょすけ「むしろ、それが、斬新な感じだ。いよいよ、まぜ麺も、いろいろなものが出てきそうな気配だ。」
ととり「メニューも、つけ麺が1番目、まぜ麺が2番目、中華そばが3番目、ですよね。」
ぎょすけ「まぜ麺が上に来るのは、うれしいなあ。」
ととり「次は、まぜ麺の時代ですかね。」
ぎょすけ「そろそろ、ジャンクフードって、言うのも、やめていいんじゃあないかね。これなんかも、ちゃんとした、料理だし。」
ととり「そうですね、おもしろいノリ、じゃあなくて、ちゃんと成立していますよね。」
ぎょすけ「味も、オリジナリティがある。まあ、醤油系の、どろどろしたタレだけど。」
ととり「ほぐし肉が独得でいいですね。さらした玉ねぎのみじん切りと。」
ぎょすけ「女性の店主さん、なのかな。若い男女お二人で、女性の方が、主に調理しているようだけど、細やかで、丁寧で、味付けのセンスが光っている。」
ととり「男性の方、少しだけ、かまや(須賀川)、の店主さんに似てますね。」
ぎょすけ「ぼくさあ、チャーシューがちょっと食傷気味でさ。見ると寒気がする時もあるんだよね。ここは、チャーシューがなくて、ほぐし肉を使っているけど、共感できるなあ。」
ととり「あっさりしてて、食べやすい、脂っぽくない、ほぐし肉ですね。麺やタレによく絡んでおいしい。」
ぎょすけ「それに、なぜか、まぜ麺というと、判で押したように、生卵がついてくるけど、それがないのも、いいなあ。シンパシー感じる。」
ととり「トッピングにあるから、好きな人は、別に注文すればいい、ようになってますね。」
ぎょすけ「どこも、そうすればいいのに。生卵入ると、味がぼやけて、どうも好きになれない。」
ととり「魚粉もついてますね。」
ぎょすけ「品のいい、あまりくどくない風味だけど、いっそ、なくてもいいかもね。はじめは、魚粉をまぜないでいただいたけど、それでも、十分にいい。」
ととり「もう、魚粉を、魔法の粉として、使う、というか、頼る、のも、ちょっと新鮮味がない、気がしますね。」

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割りスープ

ととり「まぜ麺に、後から、変わった割スープがついてきますね。つけ麺用の割スープはポットですでに出ているのに。」
ぎょすけ「やっぱり、なんか、謎めいているなあ。かなり、少量のスープだ。」
ととり「割って飲む、というほどではない、なんとも中途半端な量だ。」
ぎょすけ「鶏ガラのお吸い物みたいな味だ。」
ととり「食べ終わった後に、丼の底に残ったタレを洗い清めながら飲む、のかな。」
ぎょすけ「ああ、禅道的に、器をきれいにして、行儀よく、ごちそうさま、ってことかな。」
ととり「これも、印象的ですね。」

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つけ麺 800円

ぎょすけ「つけ麺のたれは、濃厚魚介で、まあ、ありがちなノリなんだけど、ほぐし肉が、たれに混ざると、かなり味を支配する、ので、ちょっと独得の感じになる。」
ととり「店主さんは、相当に、いろいろと計算している感じですね。」
ぎょすけ「この、細い青ネギの繊細な小口切りも、風味だけじゃあなくて、視覚的にも、インパクトがある。」
ととり「まぜ麺と同じ、太麺もおいしい。」
ぎょすけ「東京の製麺所から、取り寄せているらしい。」
ととり「店名が、つけ麺 しろひげ、となっている、けど、つけ麺で育ってきた世代が、ラーメン店ではなくて、つけ麺店をやりたい、って、思ってきているのかもしれませんね。」
ぎょすけ「そういう、つけ麺がメインの新店多いし、増えそうだね。」
ととり「つけ面 しろひげ、にもなりそうですね。」
ぎょすけ「お面のつけひげか、ばか!」
ととり「黒地に、しろひげ、の文字が白抜きの、のれんも、センスいい感じ。」
ぎょすけ「店内もきれいで、女子高生の一団なんかも来ているし、昼時は、かなり、混んでいる。」
ととり「女性店主さんならではの、おしゃれ感が、ありますね。ごちそうさまでした。」

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(りすファーム 溜池の金魚 ぎょすけ)
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by dasenkadasenka | 2011-10-08 13:02 | 常陸太田市