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カテゴリ:喜多方市( 25 )

さゆり食堂

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住所 福島県喜多方市清水が丘一丁目11
電話 0241-23-1317
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜日
駐車場 有 
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こくまくくぅ「マルゴ食堂(郡山)が、さゆり食堂インスパイアだと聞いているので、まあ、それは、旧さゆり食堂のこと、なのだろうけど、逆照射で、あらためて再確認しておこうかと思って、新さゆり食堂に来てみた次第。」
人形くくぅ「前のさゆりとの関係とか、こまかいことは知らない。あらためて、第二次さゆり、ということなのだろう。内容はともかく、店の形態自体を復活させている。
こくまくくぅ「ここは、まず、場所がいい。まず、飲食店にとって、場所のよさ、は、死活問題だ。単に、商売に適した立地条件というよりも、それもさることながら、場の持つ力、のようなものが、大きく影響することは、だれもが実感として知るところだろう。」
人形くくぅ「ここは、空間が開けていて気持ちいいし、駐車場も広くて使い勝手がいい。このあたりでは、これくらいの駐車スペースの利便性、規模の大きさ、が、まず、繁盛店の基本的な前提条件だろう。
こくまくくぅ「近くの、はせ川もね、同様だ。家族連れや会社などの団体さんなどが利用するのに必要な要件としての店内外の広さの確保を、端的に、満たしている。ある意味、そういう大人数系で賑わうのは当然と言える。中心街はなにかと狭いからね。」
人形くくぅ「まあ、内容的には、旧さゆりもはせ川も、際立って個性的にうまいというよりは、カジュアルにスマートにそつなくうまい、という印象だ。
こくまくくぅ「商売に、場所取り、は、重要だ。まあ、この場を捨て置くのはもったいない、という慧眼は正解だろう。」
人形くくぅ「下手をすると、いい場所に巡り合うだけで、90パーセントくらいは成功だろう。あとは、内容の10%を、手堅くはずさなければいい。
こくまくくぅ「その場所、に見合う、内容をきちんとそろえればいいのだ。映画だって、ロケハン、次第、だからね。」
人形くくぅ「世界で起きている、戦争や紛争の原因は、結局、大方、場所取り、と言っていいだろう。領土の取り合いだ。土地取引の価値や値段もそうしたことによるわけだし。
こくまくくぅ「ここは、おそらく、場所がいいのだろうし、前店の実績からいっても確かだ。土地、位置、店舗形態、風通し、日当たり、店名、など、人が集まる環境条件に恵まれているのだ。この場所そのもの、や、店舗そのもの、や、店名そのもの、を手放すのはもったいない。」
人形くくぅ「そして、内容も、前店に準じれば、まあ、まず、間違いがない、だろう。
こくまくくぅ「だいたい世の中、ひとたびブランドになれば、強い。多少、内容が落ちても、ネームバリューでいつまでも人が来るようなものだ。ブランド名の力が、90パーセントくらいだ。」
人形くくぅ「味なんて、どのみち、バラバラな主観の判断だから、確固たるもの、でもない。定義があるわけでもない。ブランドなら、それで安心する。すでにブランドとなっている店を追認してほめていれば、いっぱしの食通のような格好がつく。
こくまくくぅ「場所や店名などの諸条件がよくて、ひょんなことで、人気店になれば、あとから、やはり内容に力があるのだろう、と見做され、そう確定される。遂行的に味は出来上がっていく。ひとたび、ブランドになると、現状追認型の付和雷同者は多いから、自分はわからなくても、これが、おいしいいのだ、と学習する。だから、結局、それが、おいしいもの、になる、わけだ。」
人形くくぅ「まあ、裸の王様と同じだ。裸でも、立派な衣装を身にまとっていると誰もが言えば、そうなのだ。観光雑誌などで取り上げられていれば、人は、半ば、そに行くことだけで満足だ。味は二の次だ。舌でより、はるかに頭で食べている。目的はその店に行ったという事実だ。うまいという理由だけで、行列ができていると思うのは、素朴過ぎるだろう。社会的な力関係の網の目なわけだ。
こくまくくぅ「ひとたびブランドになれば、もう、それが独り歩きする。ひょんなきっかけで、ブランドになった店は、そうでない店からは、羨望の的だろう。みんななりたい。内容の精査や努力は、誰だってみんなやっているわけだし、実力の自負だってある。でも、当たらないことも多い。」
人形くくぅ「本当に、当たる、ってことがあるからね。やはり、何らかの力だ。みんな、神頼みもしてるんだけどね。
こくまくくぅ「まあ、当たった店主さんは、ゆめゆめ、すべて自分の実力だ、とは、思わない方がいいだろう。」
人形くくぅ「場所を変えても、どこでも、腕前だけでも通用するはずだ、とはね。意外と、引っ越したり、多角的に事業展開すると失敗する。そういう例は、多い。目に見えないバランスを崩すと、ガタガタっとなりがちだ。
こくまくくぅ「まあ、ともあれ、この絶好の条件を継承すべく、現店主さんが立ち上がったのだろう。この場所、店舗、ネームバリューを捨て置くのはもったいない、という、さゆりストたちの、強い、要請や要望もあったのだろう。」
人形くくぅ「観光地でもあるしね。観光資源だ。
こくまくくぅ「店主さんは、けっこうプレッシャーが大変そうだ。暖簾継承だからね。いろんな期待に、同調した、それに見合う、相応しい、仕事を求められる。見た感じ、そうしたことを踏まえて、すでに与えられている条件を、完璧に、うまく使いこなすべく、正攻法で、そつのない、売れ筋をきっちり押さえている、という印象だ。」
人形くくぅ「一般ウケする線で、食べやすいうまさを作りあげて、カジュアルな繁盛店にしなければならない、という、細心の気配りをしている感じだ。
こくまくくぅ「まずは、冒険はせず、手堅いビジネスライクで行く、というところなのだろう。ネームバリューからすれば、それで、十分なわけだし。」
人形くくぅ「0からのスタートでないところが、店主さんのご苦労だろう。
こくまくくぅ「与えられた条件の継承に腐心しなければならない、という使命を果たす、というところでは、成功しているようだ。」
人形くくぅ「課せられた使命って、喜多方エンターテイメントの実現-再現を果たすこと、だろうからね。さゆりストのためにも、町の活性のためにも。

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ラーメン 550円

こくまくくぅ「実は、旧さゆりでは、煮干しラーメンもよかったけど、意外と、らうどんが好きだった。ラーメンの煮干しは、まあ普通にウマい、なんだけど、らうどんは、うどんに見合うように、というためか、油浮きが多く、しかも、その浮き油が煮干しの強い匂いがある感じで、うまかったのだ。」
人形くくぅ「まあ、煮干しラーメンは、どこにでもたくさんあるからね。珍しくはない。らうどんの方が、うどん+ラーメンスープ、で、珍しい形態だし、より煮干し風味が強い感じで、インパクトがあったのだ。まあ、うどん自体は、冷凍うどんっぽい感じだったけどね。うどんがもうちょっと違うと、よりよかった気がする。でも、あれ、おもしろくてうまかったなあ。あれも、やらないかなあ。
こくまくくぅ「らうどん、ってさ、今はなくなったけど、スズキヤスオ(世田谷 用賀)に、同じ商品名であって、だから、すごく興味そそられて行ったんだけど、ただのラーメンの麺の、ラーメンだった。うどんみたいに気軽に食べれるラーメンを昼限定で、500円で、とうコンセプトだった。まあ、名前のインパクトで客寄せもしたのだろう。店の売れ行きが悪いので、格安ラーメンを出したようだった。やはりなくなった郡山の下剋上でも、昼限定の500円ラーメンを、最後の頃に出していたなあ。あれ、すごくお得でうまかった。味を知ってもらおうと、もう、やけくそみたいになっていたのかな。あそこ、なんでウケなかったかな。郡山も難しい。」
人形くくぅ「旧さゆりは、もろ、うどん、だからね。楽しくて、ラーメンより、それの印象が強い。
こくまくくぅ「で、この、新しい煮干しラーメンだけど、シュッとした、よくできた感じの煮干しラーメンだ。特に、凝っているというのでもない。前より、煮干し感は強いような。もう、記憶が曖昧なんだけど。」
人形くくぅ「カジュアルで、おいしく食べやすい感じだ。麺も前より細いのかな。この間いただいた、味采に似た麺の形状だ。あまり、水っぽくなく、普通麺に近い食感だ。わかりやすい感じで、万事そつなくこなしている感じだ。
こくまくくぅ「まあ、マルゴ食堂の現代的な感じの煮干しスープからすると、オーソドクスな感じだ。触発されたけど、違うものになった、ようだ。」
人形くくぅ「ちなみに、最近、一通り食べた店の中では、完全に独断と偏好からすると、一番好きな喜多方の煮干しラーメンは、伊藤食堂、かな。やはり、個性的なのでね。

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白雪ラーメン 650円

こくまくくぅ「背脂は、やはり、見た目のインパクトが大だ。まあ、白雪と言う感じで、きれいに仕立てている。万事そつない。」
人形くくぅ「かなり、たっぷりと層をなしていて、こってりだ。見た目とコクをうまく求めている。
こくまくくぅ「カジュアル店として、標準的な売れ筋線を、手際よく叩き出している、という感じだ。味も、濃い感じではなく、ちょうどいい感じ。もうすでに繁盛しているようだし。」

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by dasenkadasenka | 2013-11-19 18:26 | 喜多方市

あじ庵食堂

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住所 福島県喜多方市字二丁目4650-29 (喜多方マーケット銀座内)
電話番号 0241-23-6161
営業時間 7:00〜19:00(スープがなくなり次第終了)/12~3月 7:00~15:00 
定休日 不定休
駐車場 なし
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こくまくくぅ「今回、喜多方に集中的に来ているのは、もっぱら、天高盛と喜一へ行きたいがためだ。でも、その波及効果で、おかげで、他にもいろいろな店にまわれている。」
人形くくぅ「今日は、喜一に行ったら、駐車場満車で行列あり、なので、断念。いわき四倉にも喜一があるので、まあ、無理をしなくてもいいか、という気になったし、せっかく、ここまで来たのだから、他の店にもまわっておこう、と思ったのだ。
こくまくくぅ「で、限定の宿題がこなせていない、あじ庵食堂へ。店内に入ると、おや、ものすごく湿気がこもっているぞ。換気扇の排気が間に合わないらしい。さほど寒くもないのに、窓や扉のガラスというガラスは結露して、雫がだらだら、だらだら、と流れ落ちているありさまだ。なぜ、こんなことを言うかというと、こういう状態だと、カメラのレンズもあっという間に雲って、撮影不能になるからで、いきおい、神経過敏になるのだ。」
人形くくぅ「カメラを出すと、案の定、レンズにすぐ結露。ちょっとティッシュで、レンズを軽く拭いて、試しに撮ると、下のメニュー表のような白く曇った写りに。上の、暖簾の写真でも、戸口のガラスが激しく結露している状態がみてとれるだろう。こまめにティッシュでレンズを拭き拭き、なんとかラーメンの写真を撮った次第だ。
こくまくくぅ「真冬、暖房の効いた、そして換気扇があまり機能していない、熱気と湿気のこもった店に行くと、こういうことがあって、こわい。デポット本店(いわき)や一座(郡山)では、まるっきり撮影不能だったので、よく覚えている。どうしても写真を撮りたい向きには、危険な季節なのだ。まあ、それでなくても、やや息苦しい。建物の自体の構造上、湿気がこもりやすくて、仕方ないのかな。」
人形くくぅ「店主さんは、凝り性の方なのだろう。なので、メニューを見ると、どんどんと、プラス志向で、内容が膨張している様子がわかる。
こくまくくぅ「醤油、塩、味噌、と揃え、×3段階(浅→濃)の構成となっている。炒飯も、カレー味があるし、たまり醤油、山葵、もあり、加算的、だ。サイドメニューも多い。なぜか、鳥もつ、もある。これは以前にいただいたことがある。しっかりと今風の選択肢をおさえているわけだけど、まあ、逆に言えば、これぞ、という一本が見つからないのかもしれないけど。」
人形くくぅ「まあ、凝り性と言えば、店名や、サイドメニューや、メニューの命名のし方やデザイン表記など、すべてに、凝っていて、センスがよく、都会的なおしゃれ感がある。そっくりそのまま、高円寺とかにありそうな雰囲気だ。ちなみに、高円寺では、小法師グループの萬来で喜多方ラーメンをいただいたことがある。店内の狭小さも都会並だ。ひょっとして、これだけのメニュー数の充実もあるので、もっと大きい、そして、しゃれのめした店舗だと、より大当たりしそうな気もするが
こくまくくぅ「そして、ラーメン本体も、しゃれた都会的なラーメンで、今風の志の高さが感じられる店だ。いろいろ勉強しているのだろう。奥手なことが多い、福島県の中では、ずいぶん、さばけた垢抜けた手つきだ。」
人形くくぅ「まあ、ただ、どうも、喜多方では、最近、背脂入りと、ブラック系醤油使用が、新しめ、として、まあ、前からあるんだけど、流行りとして、多くの店が取り入れ始めている、ようだけどね。まあ、単調さに、気軽なチョイ足し感なのだろう。あとは、激辛か。
こくまくくぅ「前回もそんなようなこと書いたけど、スープには2種類ある。加算的に足していくのと、ついで、その飽和から翻って、過剰分を差し引いていくスープだ。足していく方向にある、ということは、既存のものが物足りなく、飽きている、ということだろう。背脂や黒醤油など、足す傾向にある。」
人形くくぅ「これでもか、これでもか、と、強すぎるウマさを追求していくと、今度は、逆に、うんざりして引き算を覚えるようになる。プラスプラスで、確固とした力強さを主張していくことから、余計な力を抜いて、はずしながら構成していく。たぶん、引いていく方が難しい。足している時は安心感があるが、引いていくのは不安なのだ。でも、そろそろ、シンプルなプライマリーが魅力的に感じられる時期に、あるいは、差し掛かっているかもしれない。なんだかんだ、J系と詰め込み型のジャンクなまぜ麺とラーメンとで、頭打ち、みたいな感じだし。
こくまくくぅ「ジャンク・フードなどに使われる、ある種の匂いやうまみは、脳に、習慣性、常習性をもたらす、と、最近の研究では報告されているようだ。それで、たとえば、ポテトチップなどは、食べ出すとやめられず、たくさん食べてしまうらしい。」
人形くくぅ「やめられない、とまらない、だ。油脂や化調や香料などは、クセになる。もちろん、業者や店は、そこを狙うわけだ。習慣性を利用したがる。
こくまくくぅ「ファブリーズのコマーシャルにもあるように、ファストフードの匂いは強烈だ。国会では、ジャンクフード税を検討している向きもあるようだ。ジャンクフードの食べ過ぎで、成人病などの病気になる人が多いからだ。因果関係を調査してる。もちろん、人の健康を気遣って、という以上に、医療費増大のために、財政がひっ迫しているからだ。」
人形くくぅ「自分のからだから、どうなってもいい、と開き直る人は多いからね。アメリカも財政難だから、そういう人に対する無自覚無責任への風当たりはきびしい。保険も効かなくなっている。
こくまくくぅ「まあ、あまり、関係ないけど、自分は、わりと、一つの店、一つの地域で、食べ続けない。たまたま結果的にそうなだけだけど、繰り返しはなんとなく偏る気はする。なので、うちは、あまりいいリピーターではない、のだ。」

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平成ガッツ(20食限定) 醤油 700円

こくまくくぅ「喜多方では珍しく、白湯だ。鶏と豚のブレンドのようだ。表面にコラーゲンの薄膜の皺が寄っている。いい光景だ。不透明な色合いもいい。こんな視覚世界を見せてくれるだけで、この店は貴重だなあ。」
人形くくぅ「ガーリックオイルの風味で輪郭づけをしているので、吉祥寺ホープ軒を思い出す感じだ。一時、あそこの常習者になったことがある。すさまじい行列が連日できていたころだ。
こくまくくぅ「スープは、スマートに、センスよく仕上げられていて、高い志を感じる。すごくうまい。ただ、ある意味、ウマすぎ、というか、しょっぱさとうまみで、かなり、ぎりぎり、びりびり、しているところは、やはり、喜多方、という感じだ。」
人形くくぅ「味の濃さは土地柄なのかねえ。このくらいじゃあないと、だめなのかな。
こくまくくぅ「すごーくうまいんだけど、濃い目でうますぎるために、なんとなく、カップ麺のスープくらいの強度がある、ノリだ。まあ別に、それはそれで、いいんだけど。ジャンク路線は、可能性が大だからね。おもしろいし、うまいんだけど、まあ、しょっぱい。」
人形くくぅ「カップ麺風の味つけに似ている。平成風と言えば、確かにそうなのだろう。しかも、カップ麺より、味がきついかもしれない。
こくまくくぅ「まあ、スープはいいとして、ホープ軒の例も出たので、だけど、このスープに喜多方麺が合っているのかどうかだ。スープとの対比で、太い麺がやや水っぽく感じられるかな。まあ、好き好きなんだろうけど、思ったのは、違うタイトなしまった麺だったら、もっと大化けするかもなあ、と。なんとなくね。」
人形くくぅ「ノリ、としても、プレゼンテーションとしても、なんか、麺も、スープと同様に、いっそ、もっと、現代風で魅せたら、しっくりきて、よりばかウケしそうな。
こくまくくぅ「好奇心旺盛な凝り性で、スープは、がんがんやっているんだけど、凝り性が、自家製麺にまで及ぶといいのかもね。まあ、喜多方麺しばり、なんだろうけど、どうなんだろう。」
人形くくぅ「なんか、カップ麺とご当地フードコートが混じったような印象なのかな。別に悪くはないけどね。
こくまくくぅ「自家製麺で凝っていくと、凝ったスープに見合っていくような。凝ったスープに見合う麺を開発する、フィット感、一貫性、盤石感、というか。」
人形くくぅ「喜一も、だいぶ昔の印象なので、あまり、確かじゃあないけど、開店当初以来、やはり、同じように思った。喜多方でやるなら喜多方麺というしばりなのかもしれないけど、何となく中途半端な気がしないでもないような、と思った気がするんだけど、新生 喜一では、喜多方麺が、ぐっと垢抜けていて、スープに見合っていい感じになっていた。
こくまくくぅ「喜多方麺も、本当にいろいろだからね。チルド麺っぽい感じから、凝ったものまで。」

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平成チャッチャ 塩 650円

こくまくくぅ「こちらも、スマートで、垢抜けている。背脂の細かさや、質感が、上品でおしゃれだ。背脂がすっきりとうまい。」
人形くくぅ「背脂も、いろいろだからね。たとえば、新潟の燕三条系でも、杭州飯店以外は、どうも、ぱっとしない。鬼あぶら、とか言っているけど、どうも、ただただ背脂を入れました、こってりです、という感じしかしない。背脂+スープの、こなれた妙味を感じないのだ。
こくまくくぅ「背脂自体も、違いがあるし、さらには、単に、背脂を入れれば、こってり好きが喜ぶだろう、くらいの安易な動機で、誰でも入れられるからね。つまらない背脂入りって、多いんだよね。」
人形くくぅ「チャッチャ系、と言うには、それなりの品格が欲しい。東京のチャッチャ系って、洗練された使い方で、むしろ上品なんだよね。さらっとして、ほんのり甘いのが心地いい。地方では、背脂入れればこってりでしょ、みたいな、ラードっぽいこってり感になることが多い。まあ、それが好きな人にはいいんだろうけど。
こくまくくぅ「自分も、昔は、こってりならなんでもいい、というところもあったんだけど、歳のせいか、ラードっぽいのは、あまり好きでもなくなってきた。仙川二郎で、あぶらおおめ、を頼んだことがあって、そしたら、半端なくあぶら、だった。不透明な脂身もたっぷりだ。信じられないほどこってりで、食べたけど、二度と二郎で、あぶらおおめ、はやらない、と思った。あれが、ターニング・ポイントかなあ。」
人形くくぅ「山岡家本店(牛久)や、純連、も、ラードきついよねえ。
こくまくくぅ「平大周やてらっちょなんかは、背脂がたっぷり大量でもくどくない。ラード系の重さではない軽さでうまい。」
人形くくぅ「ここのも、上質で、くどくない。さすがだ。ただ、やはり、塩気やうまみがきついスープだ。隣の上海も、ほぼ同様の印象だった。これくらいじゃあないとだめなのかなあ。仙台も、醤油のかなりしょっぱい味つけだけど、それよりも気になるかな。
こくまくくぅ「背脂より、スープの味の濃さの方に気を取られる。舌がビリビリしてくる。喜多方麺も、やはり、微妙に、合っているのかどうか、気になるかな。自分は、味の濃さは、さほど気にしない方なんだけど、うまいスープなので、がぶがぶ飲めるコンセプトにした方が、よりいいような。好き好きなのでいいのかな。しかし、うまいあじ庵でした。黒いスープも気になるところだ。」

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by dasenkadasenka | 2013-11-18 18:25 | 喜多方市

天高盛 と 天高く舞うくくぅ凧

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住所 喜多方市豊川町米室アカト5246-115
電話 非公開
営業時間 11:00~14:30(スープがなくなり次第終了)
定休日 火曜日
P 店舗前にあり
禁煙

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小皇帝くくぅ人形「おや、おもちゃ人形が、どこかへ行っちまった。どこにいるかな?」

こくまくくぅ「この店舗自体が、一歩足を踏み入れた時から、気に入っている。清浄な空気感とでもいうか、空間が気持ちいいのだ。」
人形くくぅ「シンプルでゆったりとした、気持ちのいい空間を構成している。店は空間性によるところが大きい。
こくまくくぅ「過剰な装飾もなく、さっぱりしている。とりわけ、黄色が印象的なブラインド・カーテンの、半ば閉じた、薄板の隙間から入り込んでくる外光のかがよいが、店内を、いくぶん黄色っぽい光線で満たしているさまは、一種独特の、うっとりするような雰囲気をつくり出している。」
人形くくぅ「この明るく黄色い色味には、何らかの心理的な効果があるかもね。
こくまくくぅ「店主さんと、そのお父様だろうと思しき店員さんの、なんだか、どこか味わい深いキャラクターも、いい雰囲気だ。」
人形くくぅ「お父様、まあ、おやじさんと言わせていただこうか、一度、ブラインドを勝手に少し開けたら、わららが食べ終わって出て行ったあと、おやじさんが、甲斐甲斐しく、きちんとブラインドをもとの通りに戻していた。窓辺の置物の端正な置き方など、几帳面なようだ。乱雑な感じはない。きちっとした整えた空間をつくる、という配慮の徹底している感じがうかがえる。
こくまくくぅ「このシンプルにきれいに整った黄色っぽい空間が、なにか、ちょっと夢のような効果というか、夢のようなラーメンが出てくるかのような、印象的なムードを醸し出している。」
人形くくぅ「そして、本当に、極上のラーメンが出てくる。喜多方の頂点のラーメンだろう。いや、福島の、いや、ラーメン界の最高到達点の一つだろう。
こくまくくぅ「この極上の、ノーマルのラーメンに、味濃いめのオーダーで、気軽にタレ味の追加を回しかけてくれる、ラフな手つきもいい。ざっくばらんで、ふとっぱらだ。ラーメンなんてこんなもんでしょ、みたいな、さばけた大きさ、がある。」
人形くくぅ「そして、昼間、3時間くらいしかやっていないところもいい。好きなタイプだなあ。
こくまくくぅ「このシンプルな空間は、あっという間に空っぽになる、のだ。まるで、空っぽが生産されたかのようだ。午後には、忽然と、すべての賑わいの痕跡が消え失せて、静寂が訪れる。」
人形くくぅ「いい、メリハリだ。このスタイル、好きだなあ。おいしいところ、いいものは、ちょっとだけ、だ。
こくまくくぅ「何か、幻のラーメン、みたいな郷愁がある。」
人形くくぅ「そんなわけで(?)、今日は、3度、時間をあけて、この店の前を通ってみた。まず、10時20分くらいに着いた。車の中で暖簾が出るのを待っていると、おや、もう、やってくる人が中に入って行くではないか。それで、10時30分くらいに入店する。すでに数人いるし、そのあと、バタバタと客がやってきて、すぐに満席、そして、中待ち客もできる。
こくまくくぅ「11時開店だけど、もう、はじまっている。毎回、4人席テーブルに1人で座っちゃう人も見かけるけど、おとがめなしだ。相席もない。おおらかで、本当にいい店だ。さっぱりしていて大きい。食べ終わって、外に出ると、駐車場は車であふれていて、車を出すのも容易ではないほどだ。さすが土曜日だ。」
人形くくぅ「さて、それで、しばらく、あたりをまわって、再び、11時20分くらいに、店の前に戻ってきた。お向かいのボーリングのピンと一緒に店舗の撮影をしよう、と思ったのだ。それが、下の写真だ。
こくまくくぅ「この写真を撮る前には、暖簾は出ていた。しかし、カメラを構えようとしていたら、おやじさんが出てきて、なんと、そそくさと暖簾をはずして、それを持って店内に入ってしまった。えっ、ええ?! もう閉店?! 開店時間の11時から、わずか20数分で?!」
人形くくぅ「こんな店、さすがに知らないよねえ。はやっ!
こくまくくぅ「まあ、10地30分からやっているとしても、1時間も経っていない。すごすぎる。狐につままれたみたいだ。客はまだ、押し寄せている。いま席待ちで待っているお客さんでラスト・オーダーということなのだろうか。それをさばいても、12時には終わりそうだ。」
人形くくぅ「詳しいことはわからないが、なにしろ、暖簾を下げたんだからねえ。終わったんだよねえ。
こくまくくぅ「すごいし、おもしろすぎる。本当に、夢のような、幻のような店だ。」
人形くくぅ「こんな、夢のような店、で思い出すのは、華丸(小美玉)と、小櫻(土浦)だ(下の参照写真)。華丸(かわん)は、朝から並んでいると、開店時間に店主さんが、青い顔をして出てきて、頭を下げて、すいません! スープ失敗しましたっ! って唐突に宣言する。ええっ!! という待ち客の声なきどよめき。
こくまくくぅ「小櫻は、これも名店なのに、大好きな店だったのに、少し前に、こつ然と閉店した。何の前触れもなく、唐突に、だ。貼り紙のことわりなども一切ない、から、そんなため、何度か行ってしまった。あれ? 今日も、もう終わってる、とか言って。行くたびに、人けのなさが深まっているので、どうやら閉店したのだと悟った次第だ。なんというぶっきらぼうさだ。最後まで謎めいた店だったなあ。」
人形くくぅ「小櫻閉店はショックだった。もう、ラーメンの食べ歩きしなくてもいいっか、と思ったくらいだ。独創的なだけにあの損失は大きい。せめて、誰かにレシピを伝えてほしかったなあ。ああいう店こそ、復活すべきだ。喪に服して、土浦には近づけないでいる。
こくまくくぅ「胸をしめつけられる店、というものが、ある、のだ。こんな、名店と同じく、ここも、名店だし、なんだか、やはり、ファンタスティックな名店なのだ。」
人形くくぅ「夢のようなラーメンだし、取り巻く環境全体も、なんだか夢のようだ。
こくまくくぅ「もうすぐ、雪に閉ざされて、われらにとっては、まさに、夢のような店になる。雪の中のこの店も、思い描くと、なんだか、ファンタスティックな光景だ。そろそろ、道路凍結が怖いので、行けなくなる。」
人形くくぅ「最後に、2時近くに、この店の前を通った。当然、もう、やっていなかった。終了の立て看板。それを見て、喜多方を後にした。

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らーめん 500円

こくまくくぅ「喜多方麺は、太くて、水っぽい。なので、たぶん、思い込みとして、スープやチャーシューなどの具を、濃いめの味つけにするきらいがあるのではないだろうか。」
人形くくぅ「白っぽい味なので、濃いめの味にしないと合わない、という思い込み。白いごはんでも、それはある。白いごはんには、味がないので、おかずの味は濃いめがいい、という思い込みだ。
こくまくくぅ「でも、ごはんそのものの、あまみやうまみを、最大に引き出してくれるのは、案外、淡い胡麻塩だけで、十分だったりする。軽い塩気の白むすびとかね。ごはんそのもののうまさをうまいと思える。喜多方麺も、ひょっとして、この厚みのある水っぽい麺をうまく味わうのは、ここのような、薄味のスープなのだ、と、ここのラーメンを食べて、そう思った。」
人形くくぅ「なにしろ、そもそもこの麺の自体がうまいんだけど、このスープが、それを引き出すようにして、この麺のあまいうまみの味わいをうんと際立たせる。喜多方麺が、こんなにおいしく味わえたのは、この店がはじめてだ。
こくまくくぅ「麺そのものの、あまいうまみの魅力を最大に引き立てている。知っている限り、こんな喜多方ラーメンはじめてだ。」
人形くくぅ「それに、ここは、ラーメンのみ、という、美しいシンプルなメニュー構成に、白ごはんを用意している。おそらく、こうした白い味に通じているところからして、この白いごはんも、すごくうまいだろう。まだ、いただいていないが、きっとうまいはずだ。しかも、このスープ、麺、肉との組み合わせで、うまいだろう。
こくまくくぅ「素材の味が引き立っているのは、麺だけでなく、肉も、肉自体のシンプルな持ち味のうまさが、うまく感じられるスープなのだ。濃いスープに引きずられない。」
人形くくぅ「さらには、ナルトまでがうまい。実際、これは、いいナルトだ。こういうところのこだわりは、大事だ。構成にスキがなく、揺るぎがない。
こくまくくぅ「たとえば、業者が、10種類ナルトがありますけど、どれにします? と言った時に、ナルトなんて、見てくれのしるしだけだから、一番安いやつでいいよ、と言う店はそれなりだろう。一事が万事だ。」
人形くくぅ「ナルトは、あってもなくてもいいけど、使うなら、ラーメンの要になる、その象徴というか品格だからね。家紋みたいなものだ。ばしっとキメたい。色もきれいで、食感も、味もいいものがいい。白河あたりは、いいものを出す店が多い。ショッキングピンクとか、かたいやつとか、よくないなあ。単なる、飾りとしても、形状や色の安っぽいのはね。おまけ、でなく、つかみ、なのだ。
こくまくくぅ「ナルトの扱いで、その店のスタンスの目安になる。あと、駐車スペースの不備があっても、カネをかけず、放っておく店とかね。客人に対する思いがわかる。一事が万事だ。ラーメンもそのくらいのものになる。」
人形くくぅ「麺が醤油色の味に染まらずにいただける。だいたい、喜多方ラーメンは、スープやチャーシューの味つけの醤油味がきつい。なんでも醤油をいっぱいつけて食べる田舎風なのだろうか。
こくまくくぅ「まあ、ある意味、田舎風がウリなのかもね。観光客にとっては、なつかしいような昔風の名残みたいな。」
人形くくぅ「でも、しばらくぶりで、いろいろ食べたら、以前よりも、ますます味が濃くなっているような気も、なんとなくしたなあ。
こくまくくぅ「今時、めずらしいくらいに、塩気、うまみが、ギリギリ、ビリビリ、するような感じだ。まあ、個性と言えば個性なんだろうけど。他の土地では、コメントとかで、味がしょっぱい、という、初心者的な、初歩的な指摘をする人がやたら多くて、うんざりするくらい、なんだけどね。」
人形くくぅ「自分は味濃いめも平気なんだけど、でも、濃いなあ、とは思う。リハビリも必要なんじゃあないかと思うほどだ。もう、慣れきって麻痺しているのかもしれない。
こくまくくぅ「ウマさの、微妙なビブラートというか、波動みたいなものが出てればいいんだけどね。ただ、濃いめのだしや醤油などで押し切られるとねえ。」
人形くくぅ「微妙なバランスの波動があると、感動するんだよね。
こくまくくぅ「ここは、中太麺と肉とスープが、それぞれにうまい、上に、それらの織りなす波動をびんびん感じる。濃い味ではなく、波動が漲っているのだ。」
人形くくぅ「観光客は、まあ、たいがいは、一回こっきりだからね。わかりやすい強い印象があれば、それでいいんだろし、それで、俗っぽいインパクトがエスカレートするのかな。目立つ、一口目の強烈なつかみ、みたいな。競争で、行き過ぎる、のかもしれない。

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special 500円

こくまくくぅ「ラーメンは、歌や曲と同じで、時間芸術だから、食べ始めから、食べ終わりまで、の流れを統御するうまさで、人を惹きつけるものだし、それで、勝負が決まる。一口目で、十分すぎる強いうまさだと、食いつきはいいが、最後には、くどくて飽きるか、口が麻痺する、ということもあり、うまい食後感、にならない。」
人形くくぅ「一口目でうますぎる、は、危険だが、意外と、多いし、また、それがウケることも多い。とっつきやすいからね。
こくまくくぅ「だいたい下手だと、全体の流れを見ない。うまい店は、累積的な陶酔感をコントロールする。」
人形くくぅ「まあ、そういう意味で、スペシャルは乱調だ。 ♪ 時には娼婦のようにぃ、みだらな女になぁりなぁ~、みたいな。時には、それもいい、みたいな。
こくまくくぅ「ちょっとバランスを崩したところで、ノーマルの妙味との落差を楽しめる。」
人形くくぅ「チャーシューを細切れにすると、その旨味が溶け出してスープの味わいが濃くなるとするなら、チャーシューは、その分、味が抜けるわけだしね。やはり、一枚切りを一口で食べた方が、肉の醍醐味は大きい。ただ、チャーシューから、トン汁みたいになった楽しみにはなる。
こくまくくぅ「一味をガンガン振ると、トン汁みたいな感じになる。トン汁うどんみたいな、ちょっと下世話な楽しみになる。」
人形くくぅ「この、清濁併せのむ、ようなところが、このラーメンの大きさだ。
こくまくくぅ「スペシャルは、リハビリ第一段階、ノーマルは、リハビリ後、みたいな。凝ったうまい味の飽和に倦み疲れた心をリハビリしてくれる。」
人形くくぅ「フラットな次元に戻してくれる。あらためて、ここから、始めよう、みたいな。
こくまくくぅ「麺の成分濃度とスープの成分濃度が、ノーマルでは、たぶん、麺がよりおいしく感じられるバランスで、うまく釣り合っている。スペシャルだと、醤油ダレの味が目立って感じられる分、そうした拮抗関係を邪魔する感じだ。麺の持ち味が、やや後退するのだ。」
人形くくぅ「究極のスープは、お湯のようになるという、逆説がある。はじめ、お湯に味やうまみを足していくのだけれど、足し算足し算で、ある飽和、やり過ぎまで行くと、こんどは、逆に、引き算に向かう。差し引くことを覚えるようになる。それは、足し算と引き算を経た効果-帰結だから、最初から薄いのとは違うのだ。過分な、余計な、夾雑物を排していく。最後には、お湯に近い、おいしい水、になる。
こくまくくぅ「要素をはずしながら構成する。スープの一番内側と、お湯の一番外側とが、一致するような離れ業の構成だ。」

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    〇 〇 〇



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    〇 〇 〇




こくまくくぅ「喜多方からの帰りがけ、猪苗代湖で凧揚げ。くくぅ凧は、チャッチャッ、と、音を立てて飛ぶ。車のトランクを開けると、中に納まっているくくぅ凧が、腕を振るわせて、チャッ、と言う。早く飛ばせ、と言うのだ。
まあまあ飛んだかな。風があまりない。やはり、凧は、風次第のようだ。時々、真上に上がる気配も見せるから、風によっては、高く真上に上がりそうだ。
動画の最後の犬に注目。空中の凧に、散歩中の犬が、興味を示して、ずっと反応していたのだ。最後にフレームに入ってきた。」
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by dasenkadasenka | 2013-11-17 18:39 | 喜多方市

味采食堂 と 旅人のわたし

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住所 福島県喜多方市北町上1
電話 024-122-3027
営業時間 11:00~21:00
定休日 月曜日
P あり
喫煙可
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こくまくくぅ「天高盛に行けたので、今日の本命は果たしている。このために来たので、ここさえ、行ければ、まあ、帰ってもいいのだ。ただ、旅人のわたしは、まだ、喜多方を彷徨っていた。」
人形くくぅ「そして、超ブランドのはせ川にも行った。」
こくまくくぅ「旅人のわたしは、ぶらりと、あじ庵食堂にも立ち寄ってみた。ここでは、限定のガッツ系とかいうものを食べ損ねている。前に、それを食べに行ったら、もう品切れになっていたのだ。たぶん、背脂が載ったものだ。宿題を果たそうとしたのだが、なんと、不定休のお休み、だった。」
人形くくぅ「まあ、仕方ない。また、食べ損ねた。」
こくまくくぅ「で、わりと、背脂に目のないわたしは、背脂ラーメン、がある、味采食堂、に行ってみることに。」
人形くくぅ「この店は、まったく知らない。今回、初めて店名を知る。背脂つながり、あじあん、から、あじさい、と文字もつながる気もしたので選んだ。」
こくまくくぅ「素朴な好奇心の持ち主でもある、旅人のわたしは、まあ、むきになって、メジャー店ばかりを回ることもない。自分にとって、未知のお店に行って、一息入れよう。前知識、予備知識もなしだ。」
人形くくぅ「ブランド志向も疲れるしね。悪食のメタボでもないし。貪欲な人気店巡りで、口角泡飛ばすのも、疲れちゃうし。」
こくまくくぅ「がつがつモードから、のんびりムードで。気持ちのいい白紙の状態で、川沿いの店の前に着くと、確かに、知らない店だ。店の奥に、砂利肌の駐車場がある。入り口に、大きな水たまりがいくつかある。なんだか、えるびす(水戸)を思い出す感じだ。まあ、穴は埋めるといいなあ。」
人形くくぅ「店内に入ると、女性店員さんが二人。母娘、かな。」
こくまくくぅ「背脂ラーメンを注文すると、たまたま背脂が入荷待ちでない状態で、背脂ラーメンは、ない、とのこと。ガーン。軽いショック。で、しかたなく、ラーメンを。」
人形くくぅ「気ままな、旅人のわたし、は、動じないはずですよ。」
こくまくくぅ「喜多方では、背脂は、定番で、わりとあるようだ。一平、こうへい、あべ食堂、などで、いただいたことがある。郡山の喜多方ラーメンの店、北方、でも、いただいた。北方の背脂は、ものすごく脂っぽくて、きつい。成、も、きつい。日の出屋もきつい。でも、日の出屋の、背脂たっぷりの、こってりラーメン(絶対、極太麺チョイス)は、絶品だ。知っている限り、最太、の、強烈な、メガ極太麺、がうまい。脂は、半分にしても、きついくらいだ。東京豚骨げんこつ屋は軽かったなあ。」
人形くくぅ「背脂ちゃっちゃ系で、一世を風靡した、スズキヤスオ、は、少し前に閉店になった。用賀の駒沢通り沿いにあるカッコいい店だったが、かっこよすぎたのか。いま、背脂、流行っているのかどうか、わからない。」
こくまくくぅ「平大周(品川)は、背脂がすごく多いのに、軽い。背脂も結構いろいろだ。最近では、えるびすで、背脂三昧をした。ほとんどの、メニューを、背脂入りの、こってりバージョン、に、特注で、していただいて、食べたのだ。わがままをきいてくださって、ありがとうございました。うまかったなあ。えるびすの背脂も軽くて上質でうまい。充実の背脂の日々、だったなあ。」
人形くくぅ「今年の大きな思い出ですなあ。超旨い店ですよ、おススメ。そろそろ行くかな。」


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ラーメン 500円(ランチ価格)

こくまくくぅ「おや、この丼は、坂内食堂、宝夢蘭、と同じものだなあ。福島屋も、同じ模様のサイズ違いかな。なんだろう。伝統なのか、このあたりで売っているもの、なので、偶然そうなったのか。」
人形くくぅ「最近は、喜一、香福、など、白い器が、主流なのかな。」
こくまくくぅ「さて、ラーメンは、ほのぼのした素直なラーメンだ。特に目立ったクセもない。麺は、やはり、最近食べたどの店とも違う。喜多方麺のバリエーションはすごく多いなあ。ちょっと、細めで、あまりもっちりしたタイプではない。さらっと、食べやすい感じだ。」
人形くくぅ「まあ、旅人のわたし、の癒し系ですかね。のんびり、静かに、しみじみとうまいラーメン。これに背脂かあ。どんな感じなのか、また、いつか、食べに来よう。」
こくまくくぅ「享楽的なディレッタントではない旅人のわたしは、マイペースな気持ちで、素朴な喜多方ラーメンを味わい、店を後にするのだった。」

  ・ ・ ・


猪苗代湖南あたりでの、旅人のわたし
 
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by dasenkadasenka | 2013-11-04 17:39 | 喜多方市

はせ川

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こくまくくぅ「来た。緑はせ川は久しぶりだ。」
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住所 福島県喜多方市松山町大飯坂字大荒井6
電話番号 0241-24-5180
営業時間 11:00〜15:00 (早仕舞有)
定休日 木曜日・毎月第1水曜日/ 日曜は 「黒はせ川」として営業
喫煙 不可
p あり

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こくまくくぅ「絶対的なうまさ、と、自らのラーメンを、店内の貼り紙で自己賞賛的に豪語している。すぐに、この世に、絶対はない、と言う懐疑的な声が聞こえてきそうだが、しかし、実はそうではない。」
人形くくぅ「絶対はある、と。
こくまくくぅ「世界の問題は、絶対(つまり普遍)、がないこと、ではなくて、むしろ、逆に、普遍(絶対)が、あり過ぎることなのだ。」
人形くくぅ「なるほど。普遍(絶対)を名乗る者、普遍(絶対)の僭称者、が、むしろ、たくさんいる。われこそは、普遍(絶対)なり、と。
こくまくくぅ「普遍(絶対)は、むしろ、溢れていて、ありふれている。だからこそ、戦争が起こる、わけだ。結局、世の戦争とは、いくつもある普遍(絶対)を、一神教という、唯一の普遍(絶対)で統一しようとすることに他ならない。」
人形くくぅ「いまなお、そうなのは、世界情勢を見れば明らかだ。
こくまくくぅ「多神論的な、汎神論的な世界が、常態なのだ。それは、肯定できるもの、ではなくて、不可避的な混乱として、そうなっている。それでは、まとまりがつかないからこそ、一神教的な覇権争いが、いまなお続いている。」
人形くくぅ「唯一の普遍(絶対)を確立すべく、躍起になっている。
こくまくくぅ「口論が絶えないのは、人の数だけ、普遍性があるからなのだ。おらが村根性もそうしたものだ。」
人形くくぅ「井の中の蛙、夜郎自大、的な思い込みで、なら、どこもが、普遍(絶対)、なわけだ。自分の知っている、自分の周りの世界(世界観、価値観)だけが、すべてだと思い込むことが、田舎者なわけだ。
こくまくくぅ「普遍(絶対)は、ごく普通にありふれたものであり、だから、このばらばらな、ありすぎる普遍(絶対)をまとめることができるのは、普遍(絶対)ではない。だって、普遍(絶対)はいっぱいあるんだから。中心化が図れない。」
人形くくぅ「通常、普遍(絶対)は、人間を超えた、手の届かないところにあるものだ、とされる。が、実際には、人間が語る普遍(絶対)、しか、存在しない。
こくまくくぅ「人間には手の届かない彼方の超越性が、普遍(絶対)なのだとすれば、そうした普遍(絶対)そのもは、何か悲惨で、根源的に偶然的な、残りかすとしての、みすぼらしいもの、の中に、自らを具現化しなければならない、という事実にこそ、普遍(絶対)の最後の秘密がある。」
人形くくぅ「普遍(絶対)があり過ぎるので、もっとも、普遍(絶対)でないような残りもののような特殊なもの、こそが、逆説的にも、あり過ぎる普遍(絶対)を束ねて、中心化する、一者となりうる、ということだ。負の中心への逆転が起こるわけだ。
こくまくくぅ「つまり、およそ普遍(絶対)を主張しない、普遍(絶対)らしからぬもの(ジャンク)、こそが、最終的には、現に、真の、普遍(絶対)となりうるものだ、というパラドクスなのだ。」
人形くくぅ「確かに世界の流れは、反権威(普遍)主義的なジャンク化、になっている、というわけだ。旧い権威は、どんどん解体されている。ゆるキャラや非公認、とかもそうだ。ラーメンも、恐ろしげなジャンク化が進行しそうだし。
こくまくくぅ「現に、こうして、ラーメン店でも、気軽に、絶対、と語られている。まあ、本来、言いたくても、他人が言ってくれるのを待つべきところ、だけど、ラーメン店風情でならご愛嬌なのかな。」
人形くくぅ「自分で言うなよな、となるところだけどね。ラーメン店は多いんだよね、自画自賛的自己PR。とら食堂でも、匠の技、みたいに言っちゃうし。

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醤油ラーメン 600円

こくまくくぅ「最近、一般ウケするラーメンの感じは、わかっている。ああ、これね、っていう味わい、風味なんだけど、あえて、共通項を一言で言えば、おでんつゆ的な風味だ。特に、昆布と煮干しがうまく効いていれば、その感じになるんだけど、ここも、まさにそうだ。」
人形くくぅ「正月屋、めでたいや、春木屋郡山分店、大勝軒系、などもそうだ。例はいくらでもある。繁盛店に多い。
こくまくくぅ「わかりやすいイメージは、セブンイレブンのおでんの匂いだ。あの風味を出せば、たぶん、だいたい、ヒットするだろう。」
人形くくぅ「そもそも、コンビニで、あのおでんのいい匂いを、学習づけ、されている。すでにインプットされているから、ああ、これこれ、この感じ、となる。もちろん、全く同じ、と言うのではなくてね。
こくまくくぅ「結局、コンビニで実証しているように、あの、おでんの匂いは、日本人の多くが好む匂い、のようだ。煮干しは、つみれや魚系の練り物の風味だ。そして、おでんは、ごった煮だから、その昆布-煮干しベースに、チャーシューダレやするめや野菜系や魚粉系の風味で変化を工夫してもいいわけだ。それでも、まさに、おでん、だからね。」
人形くくぅ「煮玉子や、ナルトも入っているしね(笑)。てっとりばやく行列店を作りたければ、おでん風(煮干し-昆布系)で、攻めればだいたいイケる。もちろん、上手い下手はある。上手くやらなければダメなのは当然の前提だ。煮干しの行列店は多いし、昆布系の行列店も多い。たいていそうだ。
こくまくくぅ「鶏、かつお節系、ガラ、などもウケるんだけど、より一般ウケするのは、おでん風(煮干し-昆布系)が強いようだ。さらに、麺は、ちくわぶ、みたいな風味の役割を果たすとうまくいく。小麦粉の香りが合うんだね、おでん風(煮干し-昆布系)には。わりと、ちょっとクセのある小麦粉臭さを匂い立たせるといいし、食感ももっちりしているといい。」
人形くくぅ「まさに、ここだ。それに、そもそも、喜多方麺は、分厚くて、ちくわぶっぽい食感、風味だ。なので、ざっくばらんに、庶民的で、大衆ウケ、するわけだ。かつお節とかだと、ちょっとエリートっぽくなって、むずかしい。
こくまくくぅ「ラーメンが来た時に、スープと麺の匂いたちで、すぐにわかる。あ、これだっていう線がある。それを出している店は名店だ。もちろん、おでん、といっても、もろにおでんの味、じゃあだめだ。うまい具合に、それと気づかぬくらいに、おでん風、でないとね。」
人形くくぅ「外で、並んでいる時から、換気扇から漂ってくる匂いでも、もう、わかるよね。とりわけ、煮干しはいい匂いが漂って、刺激される。もちろん、この話は関東圏かもね。豚骨臭が、いい匂いになる南方圏などもあるだろう。
こくまくくぅ「だから、おでん風(煮干し-昆布系)は、わりと大衆ウケで、差別化を計って、エリート意識の高いラーメンマニアとかは、かつお節とか純鶏とか豚骨とか、むずかし系に喰いついたりする。」
人形くくぅ「純煮干しの苦いの、とか、鮭節とかね。思いっきり濃い、とか。昆布は、下手にあまり効かせると、あまい、んだよね。わかりやすすぎてしつこい感じになる。化調は、昆布だしに代わるもの、という感じだ。
こくまくくぅ「この、おでんの感じは、下の塩ラーメンの方がよりわかりやすい。この醤油ラーメンは、やや独特の醤油の香りがきつく立っている。前は、こんな感じの醤油じゃあなかった気がするけど。最近は、凝った醤油風味を使うのが流行りのようで、ここでも、そんな感じだ。この醤油が、ちょっと面白い風味で、なんていうか、イメージなんだけど、貝みたいな、不思議な匂いがする。」
人形くくぅ「ひょっとしたら、醤油ダレに、貝エキスが入っている、ということもあるかもしれない。
こくまくくぅ「塩ラーメンにはこの匂いはしないから、だしスープ由来ではない。この醤油だろう。華丸(小美玉)の絶品豚骨ラーメンで、やはり、貝みたいな独特な匂いがする。あそこの醤油は、何年ものかの、すごく凝った、貴重な秘蔵の醤油使用なので、これも、やはり、そんなところなのではないだろうか。」
人形くくぅ「古い熟成醤油が、醸し出す風味なのかな、この、ちょっとだけ生臭いような、貝のような風味は。焼きハマグリのような、でもあるかな。醤油に凝ると、なんか、ちょっと、しゃれた感じになるんだよね。
こくまくくぅ「まあ、ちょっと、醤油が派手に自己主張して、やや構成バランスがちぐはぐな気もする、かな。目立って、気になる。」
人形くくぅ「絶対的なバランス、と言っていますけどね。
こくまくくぅ「煮干しや昆布なども、強い。全体に風味要素が強く出張って、わかりやすいんだけど、まとまりある一体感に、やや欠けるような。」
人形くくぅ「味も濃いめだよね。味の濃さも出張る。喜一の方が、穏やかな自然な、調和的な一体感があるかな。
こくまくくぅ「チャーシューも、醤油味が、かなり濃いめに染みている。かなり、全体に味濃いめだ。やはり、この辺は、このくらいがウケるのかなあ。前は、こんなに、角が立っていなかった気もするので、代替わりでセンスが変化したのかな。」
人形くくぅ「張りがあってわかりやすい、けどね。メリハリの、ハリばかりが強いような。押しつけてくる感じだ。

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しおラーメン 600円

こくまくくぅ「塩も、味つけは濃いめだ。おでん風(煮干し-昆布)の風味も効いて、強く張り出してくるあじわいで、まあ、どうだ、これでもか、という、ウマさの強調、という感じだ。中太麺も、重厚だ。中太麺は、先日いただいたばかりだけど、喜一のSIO-YAにそっくりだ。喜一のいわき四倉店の細めのしゃれた喜多方麺に比べて、やや、鈍重かな、と書いたんだけど、この間、新生、喜一本店に行ったら、麺は、分厚い感じではなくて、平打ちが強調された、ひらひらした形状になっていて、つるりで、歯切れもよくて、ずいぶん軽い仕上がりの、しゅっとした、垢抜けたものになっていた。」
人形くくぅ「ここは、スープのきらびやかな派手派手しいうまさの、グラマラスな輪郭に呼応して、中太麺も、がっしりと、もっちりと、厚ぼったい。噛んでいると、やや、小麦粉感がもたつく感じだ。まあ、庶民的な、ちくわぶテイストだ。
こくまくくぅ「喜多方は、この手の中太麺が多いわけだけど、最近は、細めになる傾向もあるのかもしれない。」
人形くくぅ「まあ、ラーメンって、けっこうマイナーチェンジはするよね。時流や飽きさせないためや、店主さんの世代交代もある。
こくまくくぅ「代替わりすると、センスが変わることは多い。たいていそうなる。そして、同じ店主さんでも、経験を経るごとに、スキル・アップや素材のグレード・アップなどを図っていく。味が変わったという客の不平などはしょっちゅう、ざらだ。」
人形くくぅ「ここも、今風の凝った感じになったかな。輪郭を際立たせて。
こくまくくぅ「まあ、味の変化を通じて、一定の恒常的な顧客獲得ができていれば、それでいいわけだ。必ずしも、同じ客でなくてもいいわけだし。人そのものは経年変化するし、来る人もけっこう入れ替わるからね、いつも変わらぬ味、もあやしい。」
人形くくぅ「まあ、かなり、ぎりっとした味だ。坂内よりも、強いかも。そして、うどんに通じるような食感の麺。やはり、このくらいのグラマラスが、わかりやすくて、メジャーによりウケるところなのだろうなあ。


  ・ ・ ・


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こくまくくぅ人形「おや、りんご、に、かき、が、木になっている。店のすぐ裏だ。さらに奥へ行くと川が流れていた。」
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こくまくくぅ「川沿いのサイクリングロードだ。多摩川ではよく使った。いっぱい走っていたなあ。ここは誰もいない。すっ飛ばしたら気持ちがよさそうだ。」



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by dasenkadasenka | 2013-11-03 18:26 | 喜多方市

天高盛

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こくまくくぅ人形「来た!」
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住所 喜多方市豊川町米室アカト5246-115
電話 非公開
営業時間 11:00~14:30(スープがなくなり次第終了)
定休日 火曜日
P 店舗前にあり
禁煙

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小皇帝くくぅ人形「ウマカッタ、キタカッタ。」


こくまくくぅ「やはり、うまい! ただ、うまいのではない。何か、おそれ、や、興奮、を感じる、うまさ、なのだ。」
人形くくぅ「ただごとではない、と。見た目の美しさだけで、わかる人にはわかるかも。
こくまくくぅ「ま、人によっては、なんの変哲もないラーメンなんでしょうけどね。」
人形くくぅ「ラーメンとしては、やはり、観光地、という感じの喜多方で、その分、派手派手しくて、やや疲れるところもあるような、なんだけど、ここは、なんていうか、観光地の神社の境内の賑わいの奥にある、ふっとその喧騒が途切れた奥ノ院のようなイメージ、とでもいったらいいだろうか。
こくまくくぅ「このあとで、本当は喜一に行きたかったんだけど、タイミング悪く今日は定休日なので、それで、やはり超ブランドの、はせ川に行ったんだけど、はせ川の、よくできた、あるいは、できすぎた、がっちりした重厚なうまさ、に比べると、ここは、何か、ふっと力が抜けたような、突き抜けたような感覚がある。それがすごくいいのだ。こんなラーメンは、他に、そうそうない。」
人形くくぅ「はせ川のラーメンは、優等生的な感じで、やや、ウマさを強調して、これでもかと畳み掛けるように、こてこてっとしたような、強いうまさをゴリゴリと押しつけてくるような印象があるんだけど、それに対して、これは、引いていくというのかなあ、すぅっと突き抜けていくような感じのうまさだ。
こくまくくぅ「はせ川は、絶対的、と、自らのラーメンのうまさを自画自賛している貼り紙が店内にあるけど、なるほど、確かにうまいですよね、っていう感想になる。だけど、そういう中身の詰まった感じとは、また別の感動、うまくいえないけど、余白の美しさのような感動、かな、が、ここのラーメンにはある気がする。」
人形くくぅ「滅多にないね、こんな達観したようなタイプは。たいていのラーメン店は、まあ、常識的に一様に、ウマさのグレードアップを見せつけよう、魅せつけよう、とするけど、そのやり方が、微妙に違う感じ、なのかな。
こくまくくぅ「うまさってこれでしょ、っていうような、へんに肩に力の入った力説感がない。媚びない、というか。ごり押しでないというか。」
人形くくぅ「といって説得力がないわけではない。このすぅっーと突き抜けた感じが、すがすがしいし、ほっとするするし、稀有な感じでもあり、何か、感動的なのだ。
こくまくくぅ「もちろん、すごくうまいんだけどね。たいていの凡庸なうまさの店とは、けっこう違う、質の違う、次元の違う、シンプルなうまさだ。」
人形くくぅ「奥へ引いていくような感じがあって、こちらが前のめりになる感じだ。むこうから、ぐいぐいやってくるんじゃあなくて。
こくまくくぅ「思わず、もう一口、もう一口、となる。追いかけたくなるうまさだ。へんに、うまいと、むしろ、ただ疲れるんだよね。もう、わかりました、みたいな。」

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らーめん 500円

こくまくくぅ「なにしろ、ラーメン500円、という表示がこんなに美しく見えることはない。」
人形くくぅ「ちょっと、ぐらっときますよね。泣けるというか。
こくまくくぅ「すべて、ほめ言葉、として言うんだけど、ブレがあるんだよね。」
人形くくぅ「二郎なんかでも、ブレがあるのを、一期一会と、評している。
こくまくくぅ「今日で、3度目、だけど、このラーメンの要となる豚の三枚肉チャーシューが、今日は、やわらかめだ。前回はかため、その前はややかため、な感じ。だが、どれでも、うまい。完全に、お好みだろう。今日のやわらかいのもいい。抜群の絶妙な食感だ。かための歯応えも、肉感満載でうまい満足感だ。まあ、とにかく、まず、肉がうまいね。まず、ここにハマる。」
人形くくぅ「ブレがあっても、いい、と思えるなら、まあ、それでも、いいわけだ。一期一会のディープな世界になる。今日はこんな、みたいに語る。逆に、なぜ、いつも同じじゃなきゃあ、いけない? みたいな。そんなのたいくつだろ、って。
こくまくくぅ「まずい、時があるといやだけどね、どれでもうまいなら、その感覚がすごい。」
人形くくぅ「スープの味わいは安定しているかな。ただ、今日は、煮干しを感じる。今日が一番はっきり煮干しがある。
こくまくくぅ「スープのうまさは、ほぼブレがないんだけど、今日のはぬるい。前二回はそうでもなかった。ぬるい、というコメントが多い、のは、このことか。なるほどぬるい。実は、作っている様子が見える席だったんだけど、丼にスープと麺を入れてからが、長い。驚くほど長い。数人分をまとめ作りで、しかも、スープと麺を丼にセットしてから、チャーシューを切るからなのだ。その間が、やたら長い。しかも、スペシャルがあると、さらに、丹念に、チャーシューを細切れに刻んでいるので、滅茶苦茶に長い時間を要している。これ、冷めないわけがないし、麺ものび気味だ。」
人形くくぅ「前回二回は、自分の分だけの調理だったからね。その場合はいいようだ。今日は、開店と同時に入った数人分をまとめて調理、なのでね。このタイミングだとヤバいようだ。まあ、米沢の龍上海なんかは、20杯くらいまとめ作りするけどね。圧巻の手際のよさ、とはいえ、すごく心配になるけど、意外と、熱いし、のびていない。
こくまくくぅ「東池袋大勝軒の山岸さんは、やはり、数人分、まとめ作りだったけど、麺も小分けざるではないから、麺量もまちまちっぽくて、順番の最後の方のはややのびているんだけど、でも、神業的な手つきで、感動的に目に焼き付いている。大きい、んだなあ。」
人形くくぅ「ざっくばらんな、人間的な大きさが、むしろ感動的。まさに、ちっちゃいことは気にするな! という神の啓示です。
こくまくくぅ「それにしても、え、と思うほど、ここは、尋常ではない時間のかかり方で、案の定のぬるさ、なんだけど、でも、多少ぬるめでも、うまい! しかしながらうまい、のだ。この鷹揚さは、すごい。」
人形くくぅ「前から、ぬるい指摘はたくさんあるようだからね。なのに、さほど、改善するふうでもない、ということなのだろう。軽い衝撃だ。今日なんか、暑いくらいだ。真冬はどうなるのか。
こくまくくぅ「おおらかなうまさに、感動し、脱帽するしかない。器が大きい。このラーメンは、大きい!」
人形くくぅ「ちまちました、浅はかなうまさ、ではない。このラーメンは、少しくらいぬるくてもうまいのだ!
こくまくくぅ「ひょっとして、むしろ、やや時間をかけたくらいが、ちょうどうまい、とかね。本当に、強弁ではなく、正直、いやではない、うまいのだ。」
人形くくぅ「なんか、全体に、このざっくりした感じが男らしくて、気ざっぱりした魅力でさえある。この圏内に巻き込まれる。
こくまくくぅ「このうまさの大きさは何だろうね。ジロリアンがブレを肯定的に楽しんでいるのがわかる気がしてくる。ある種のスタイリッシュなダンディズムなんだよね。硬派な世界だ。」
人形くくぅ「スピリットからして、これ、絶対にジロリアンにウケる、と思うけど。
こくまくくぅ「一瞬、対極的だけどね。二郎をこっち側に持って来たら反転してこうなりました見たいな。反転しているけど地続きみたいな。」
人形くくぅ「メビウスの環の表裏とかね。来たれ、ジロリアン!
こくまくくぅ「責任は負いませんよ。これ、こんなふうになかなかできないよね。どうしても、びくびくして、他人によく見られたくて、優等生ぶっちゃう。うまくやれます、うまくできます、ってなって、卑小に凝り固まっちゃう。そういう感じを突き抜けている。」
人形くくぅ「改善しないなら、そういう流儀ということでいいのだろう。いやなら来なければいい。
こくまくくぅ「味が薄いとかいう意見も、受け流しているようだしね。頼もしい。もちろん、それでいいのですよ。われは、これ、完全肯定です。」
人形くくぅ「男気ですなあ。よく、がんこおやじ、っていう神話があるけど、やたらに人の意見に左右されるようなのは所詮だめ、ということでもあるのだろうねえ。
こくまくくぅ「ちっちゃいおじさんも、ウケてますけどね。まじめすぎて、よくできても、つまらん、ってことはあるからね。この店はおもしろみ、あるよねえ。」

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special 500円

こくまくくぅ「これは、正式メニューではなくて、副次的な裏メニューです。調理過程を見ていたら、肉を半分ほど、細切れに刻み、丼に入れて、その上から、さっと、醤油ダレを追加で回しかけていました。だから、やや味濃いめになるんですが、どうも、その、回しかける醤油ダレも、一定量と厳密に決まっているのではないようだ。目分量のようで、なので、やはり、3回とも、スープの色が違う。で、今日は一番、はっきりと醤油色が濃い。」
人形くくぅ「ノーマルと比べると、スープのうまさのバランスの絶妙さが崩れているんだけど、この身を持ち崩したようなウマさの幅も肯定していくような力量、というか度量、が、やはり、大きい。店主さん、大物では?
こくまくくぅ「羽目を外しても、涼しい顔で許容する。おおらかな、太っ腹だ。なので、今日は、このスペシャルに、一味唐辛子をじゃんじゃん入れて、食べた。うまい。とりわけ、豚の脂身の細切れのあまみと一味がすごくよくあう。あくまで、二次的な楽しみ方、副次的な効果、としてね。」
人形くくぅ「ノーマルと食べ比べると、劇的に違う味なので、むしろ比較がおもしろい。これ、両方いっぺんに食べ比べることがオススメだ。刺激的な相互参照で、ノーマルは、より、完成度高くうまいことがわかるし、スペシャルは崩れたうまさの魅力もある。
こくまくくぅ「相互反射の温度差、高低差がおもしろい。ノーマルの輝きが増す、し、スペシャルの落ちぶれた魅力もある。ウマさ倍増というわけだ。これ、破天荒というのか、破格のラーメンだなあ。そうそうお目にかかれないだろう。」
人形くくぅ「天才的です。これだけある喜多方ラーメンのバリエーションの中でも、似たものはない。別次元といっていい。しかも、喜多方ラーメンの粋、という感じですらある。
こくまくくぅ「喜多方麺のあり方の極めつけの精髄ではないかね。それも、ある種のゆらぎさえ肯定している。」
人形くくぅ「希少な貴重さもある。普通に人が求めがちなベクトルとは違ううまさだ。ラーメンの面白さは、ウケ狙いの、常識的で素朴な感性にがんじがらめになってしまう中に、こういう突然変異的な凄さが、ぬっと、あらわれるところだ。
こくまくくぅ「一言でいうと、シンプル・イズ・ベスト、なんだけど、ラフ・イズ・ベスト、ともいわなければならなそうだ。もちろん、いい加減、というのではない。そういうスタイルにおけるうまさ、なのだ、たぶん。」

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小皇帝くくぅ人形のおもちゃ「♥♡♥♡♥♡
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こくまくくぅ人形「食ったぜ!」
人形くくぅ人形「満足だぜ!
ミニくくぅ人形「また食べたいのであります!





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こくまくくぅ人形「これは、店内に貼ってあった店休日予定を記したカレンダーです。急な予定変更には対応できませんので、その限りで参考にしてください。」
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by dasenkadasenka | 2013-11-02 18:19 | 喜多方市

福島屋 と その周辺散策

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こくまくくぅ人形「来た。古い作りだ。初めてなのだ。」

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住所 福島県喜多方市字一丁目4634
電話 0241-23-2702
営業時間 10:30~19:00
定休日 水曜日 祝祭日は営業
駐車場 有 
禁煙
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こくまくくぅ「さて、前回、アクセス数が多くて関心が高まっているらしい、と思われるので、いわきの風、を間に挟んで載せて、中断したけど、喜多方モードを再開だ。」
人形くくぅ「気を取り直して、喜多方の旅へ戻りましょう。
こくまくくぅ「まあ、この前回3回、は、喜一、天高盛、風、と今や注目度、最高ランク(と勝手に思っているんですがね)のお店に続いて、なわけだけど、実は、この福島屋、については、自分自身、何も知らない、初訪だ。」
人形くくぅ「店の存在自体は、その前をよく通りがかるので、以前から知ってはいた。ふれあい通り、あのリオンドール(前は、ライオン堂っていう名前だったんだよねえ?)の少し先の同じ並びにある。
こくまくくぅ「まあ、実は、喜多方ラーメンの、古臭いノリも、すこし食傷気味なので、店舗外観から判断して、古そうなタイプと、勝手に思って、はずしてたんだけど、ね。」
人形くくぅ「ところがどっこい。
こくまくくぅ「まあ、自家製麺、という前情報で、関心はあった。喜多方で、自家製麺はめずらしい。遊泉、が自家製麺だけど、あそこは、製麺所なわけだからね。なので、まあ、オーソドクスな喜多方麺が出てきた。あそこでも、味噌と醤油を食べたな。」
人形くくぅ「そうね。あと、朝昼夜が、確か、自家製麺だ。あそこは、凝っていて、やや、喜多方っぽうくない麺でうまい。その特徴を活かして、裏メニューに、油そばもある。これもうまい。阿部食堂の斜め前あたりにも、油そばを出す店があった気がする。朝昼夜は、ここも、無化調で、禁煙だったかな。これは、記憶が確かではない。でも、すっきりした印象の淡い色のスープだった、気がする。
こくまくくぅ「ただ、ここと同じで、朝昼夜も、店の佇まいのイメージが、観光客相手っぽい、というのか、やや古臭いというのか、なんか、イメージでのれないようなところもあるんだよねえ。」
人形くくぅ「今日、味噌を食べたけど、喜多方で、味噌があるのも、まあまあ、めずらしい方ではある。昔、味噌ならここ、という触れ込みなので、大喜、大三元、で、食べたけど、まあまあだったなあ。長谷川でも食べたか。まあ、普通にうまいで、あまり、ぱっとした印象がないので、喜多方で味噌を特に期待していなかった。どちらかと言うと、あの水っぽい中太麺に合わない、とさえ、思えるかな。
こくまくくぅ「白河麺よりはいいかもね。白河ラーメンの味噌も、なんか、イマイチだ。鈴木かな。有名なのは。白河も、喜多方も、味噌ラーメンは、味わいはオーソドクスで、味噌味も薄いような感じ、なんだよね。野菜入りは食べないし、最近のは食べてないけど。」
人形くくぅ「ところが、喜一、で、喜多方麺味噌ラーメンは大ブレイクだ(自分的には)。あれは、すごすぎる。もはや、喜多方の範疇で、ではなく、国際的に、だ(笑)。
こくまくくぅ「ところがここも・・・。と、それは下で言う。まあ、それに、無化調も、引き、だ。しかも、禁煙。日頃、あたりまえのことが、喜多方では、ありがたすぎる!」
人形くくぅ「満席でも、安心。昼時、ほぼ満席だった。
こくまくくぅ「この古い建築様式の店舗外観に惑わされてはいけないね。上に見た、かなりハードルの高い、最新鋭の連チャンに、負けていない!」
人形くくぅ「こんかい、ここへ行こうという勘は、当たった。
こくまくくぅ「外観からは、なんとなく旧態のイメージだが、そして、実際中に入っても、店内は、やはり、そういう、昔ながら、な感じなんだけどね。」
人形くくぅ「何しろ、新装、喜一は、あれですからねえ。いろんな意味で、カルチャー・ショックでしょ。あれで、観光客も来るならば、観光風な蔵のまちのイメージ作りの考え方も変わってくる。店って、けっこうプレゼンテーション如何で、違ってくるからね。
こくまくくぅ「古い観光地的な佇まいというかね、中に入っても、観光地にほどよく歩調を揃えている風情、なんだけど、まあ、あまり、そこに引っぱられて、惑わされない方がよさそうだ。」
人形くくぅ「ほんと、惑わされてしまいそうだけど、意外にも、新味だ。
こくまくくぅ「やはり、無化調と禁煙は、セットだ。喫煙で舌をやられている人対応の店は、化調なのだろう。」
人形くくぅ「ほんとに、経験的に知る限り、喫煙者はどぎつい味を好む。知り合いは、皆、そうだし、お店で、長年見ていてもそうだ。たっぷりの一味やこしょうも好きだ。刺激がないと、味が持たないのだろう。
こくまくくぅ「ここは、煙草の代わりに、ソフトクリームがある。子供がターゲットというところもあるのかもしれない。家族連れターゲット。だから、子供を気遣って、禁煙だ。からだにも安心な無化調。子供優先に特化したのかも。だいたい、喫煙可の店って、安心して子供連れて行けないよね。」

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ミソラーメン 600円

こくまくくぅ「いつもながら、誤解を恐れずに言えば、これがねえ、喜一ばり、なんですよねえ。味噌も醤油も、軽くだけど、その感じがある。」
人形くくぅ「洋風とか熟成素材とかに、もうちょっと凝れば、そうかもね。肉迫しているというか。いい具合に、味噌と醤油の対決、好対照、となった。なにしろ、ちょっと前に喜一で食べたばかりだ。フィーリングとかセンスが、似た傾向かも。
こくまくくぅ「それに、やはり、無化調のすっきり感が、やはり、いい。違うよねえ。清涼だ。」
人形くくぅ「この清涼感を、味がないと言って埋めなければならない人たちもなんだろう。その分、余計なものを摂らなくてはならなくなるわけで、過多、になる。だいいち、飯豊山からの、豊かなきれいな神聖な湧き水を活かさないのはもったいない。水の極上のすっきり感があるからこそ、酒どころなのだろう。なのに、なぜ、あえて、それを汚す?
こくまくくぅ「都会からすれば、もったいない話な気がするけどね。なぜ、それを売りにしないのか。逆に穢れに憧れているのか? この店は、もうすでに、絶品スープ、と巷でささやかれてもいるようだけど、まさに、納得だ。スープをおいしくする水、ではなくて、水をおいしくいただくためのスープだ。これは、天高盛のスープにも言える。」
人形くくぅ「そういってもなんだけど、プレゼンが違えば、味の印象も、さらに、違う、かもなあ。喜多方モードの先入観に引っ張られすぎちゃうんだよね。
こくまくくぅ「味噌が、やはり、会津味噌、なのだろう。なので、喜一と同じではないけど、雰囲気が似ている印象なのかもしれない。」
人形くくぅ「そうとうに、香りのいい味噌で、匂いたっている。仕込味噌に、たぶん、ニンニクが加えられている。ニンニクの風味がパンチを与え、メリハリをつけている感じなんだけど、それが、無化調の穴埋めになっている感じかな。味噌とニンニクの合わせ技が、インパクト大だ。
こくまくくぅ「もちろん、野菜が入っていないのもいい。喜一もそうだけど、今、の、味噌ラーメンに野菜はなし、でしょ、と断言しよう。醤油ラーメンに通常野菜がないのと同じ理由による。ただ、ここのメニューには、野菜味噌ラーメンもある。」
人形くくぅ「そういう選択制がいいよね。好きな人は入れればいい。習慣的なものもあるからね。そう決め込んでいる人とか。味噌って、やたらそればかり好きな人がいて、特に地方は多い感じだけど、味噌がない、と、なんだ、味噌もないのか、もう来ねえ、って捨て台詞吐いて、怒って帰っちゃう人いるよね。
こくまくくぅ「ラーメン専門店は、味噌がないことは多いからね。それに、理由はわからないけど、茨城は、味噌がかなり少ない。チェーン店にはあるけど。」
人形くくぅ「豚骨もだめっぽい。その代わりなのか、鶏白湯はやたらある。しかも、みんな、味が違う。もし水戸なら水戸とか、どこかの町に、集中して、鶏白湯の店ばかりあれば、それで有名な、喜多方みたいな観光地になりそうだけどね。食べ歩きにはくどいのでむかないか。
こくまくくぅ「この味噌ラーメンのうまさには、この自家製麺にも関係があるはずだ。普通の喜多方麺の味噌だと、なんとなく、重く鈍い感じというか。」
人形くくぅ「麺は、喜多方麺より、身質が詰まっている感じのやや細めの中太麺かな。なにより、あっさり感がいい。どうせなら、もう、形状が、喜多方麺っぽくなくてもいいかもね。
こくまくくぅ「とにかく、味噌の香りのいい味噌ラーメンだ。そして、スープも麺も、混じりけのないような、すっきり感がある。そこが、その、冴え冴えしたところが、うまい。」
人形くくぅ「ひょっとして、バター入れれば、ちょっと喜一風で、いいかもなあ。

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ラーメン 550円

こくまくくぅ「醤油も、喜一張りで、独特の熟成感のある醤油味だ。醤油の凝った風味がうまい。それで、ぐいぐい引っ張る。」
人形くくぅ「化調に代わる、ベースのうまみは、昆布のようだ。昆布が効いているようなので、ほんのりとあまい風味だ。
こくまくくぅ「昆布って、効きすぎると、ややあまい、よね。やはり、特筆すべきは、すっきり感、だ。これに、慣れると、化調のどぎつさは嫌になる。びりっとする。あるいは、口の中に、うまみがあり過ぎるのがわかる。」
人形くくぅ「最近は、化調もよくなっていて、前ほど、ビリビリしないし、食後に口にぬるぬると薄い膜をはったように残らないけどね。だから、なかなかわからないけどね。
こくまくくぅ「でも、無化調は、やっぱり、お湯感を感じる。そこが、化調は、一定の味で通底している感じだ。ある意味、うますぎるんだよね。食べ物って、味だ、っていう思い込みだよね。あとは、舌が、味を感じないようなばかになっているか。それは病気だ。」
人形くくぅ「ピュア、な印象があって、ここに意識的になると、無化調に、やみつきになる。澄んだ、透明な至福感だ。とはいえ、化調も食べますけどね。すごくこだわりはしない。でも、たまに、こういうのに当たると、やはり、いいなあと思う。
こくまくくぅ「天高盛とかも、いいよねえ。基本に戻るような。リセット感がある。なんか、無理に戻して、濃くしようとするけど、いやなら、そもそも食べなきゃいい。」
人形くくぅ「そうまでして食べるのは、肉が多くて安いからか。
こくまくくぅ「ここも、他の喜多方の店もそうだけど、肉は多いよねえ。肉で食べさせる、のが、喜多方の特徴だろうなあ。どこも、うまいし。」
人形くくぅ「麺がやっぱり、もたついた小麦粉の味、もったりした食感、ではない。切れがいい。かたい歯応えもいい。そつなく食べやすいけど、ただ、太さが、なんとなく、中途半端なのかなあ。
こくまくくぅ「スープも麺も、最後まで飽きずに、すっきりおいしくいただける。やはり、自家製麺、無化調のよさだ。」
人形くくぅ「あざとさが、きれいに削り取られて、ほっと安心するうまさだ。


        ・ ・ ・


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こくまくくぅ人形「おや、水だ。飯豊山の湧水なのか。水のまち、だ。」

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こくまくくぅ人形「造り酒屋。前に中を見学したことがある。」

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こくまくくぅ人形「杉玉。お酒ができているお知らせ。はじめ緑なのが、茶色くなった頃、お酒ができて、売り出す。そういえば、この並びに、杉の子 という、女性店主さんのラーメン店があったけど、だいぶ前になくなっているんだなあ。」

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こくまくくぅ人形「おや、水だ。ここは八百屋さん。古い造りの店構え、なのだ。」

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こくまくくぅ人形「旅人のわたしは、野菜を買った。安い!」




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by dasenkadasenka | 2013-10-25 18:16 | 喜多方市

天高盛

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こくまくくぅ人形「来た。このボーリングのピンが目印だ。この前に店はある。」
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住所 喜多方市豊川町米室アカト5246-115
電話 非公開
営業時間 11:00~14:30(スープがなくなり次第終了)
定休日 火曜日
P 店舗前にあり
禁煙

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こくまくくぅ人形「やっている。この前の臨休は、店内カレンダーに書いてあった。よく見ればよかっあなあ。時折、不規則に臨休はあるようだから、要チェックだ。」
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小皇帝くくぅ人形「ててててて。」


今、喜多方が熱い  ・ ・ ・

こくまくくぅ「前回、遅ればせな初回の、天にも昇る、強烈な衝撃的な印象の中で、冷静に吟味しえなかった分が、今日は、落ち着けて、きちっと構えて、初めからその気で、検証できたと思うけど、やはり、ため息もののうまさ、だ。」
人形くくぅ「ノーマルとスペシャルも、よくよく違いを確認した。
こくまくくぅ「正式メニューは、ノーマルの一品のみ、なので、まずは、これからいただくことを、完全に、おススメするね。」
人形くくぅ「スペシャルは、あくまで、非公認の裏、と考えた方がいいだろう。
こくまくくぅ「はじめに、スペシャルを食べるのはお勧めしない。」
人形くくぅ「スペシャルは、食べ続けてちょっと飽きた時の味変、くらいに考えた方がよさそうだと思うけど。
こくまくくぅ「ノーマルとスペシャルは、同時に食べ比べると、かなり、味や食感が違う。スペシャルは、やや多めに、醤油ダレが入っているので、その分、ノーマルの精妙なバランスが、崩れている。」
人形くくぅ「やはり、スペシャルは、表メニューにはすべきではないだろう。あくまで、裏で、二郎の、お好みでの、増し増し、扱いだろう。
こくまくくぅ「ノーマルのスープは、淡いうまさの極致、なので、それに、加えられる醤油ダレも、当然、それに見合うものになっている。」
人形くくぅ「ノーマルは、けっこう、かなりな抜群のバランス感覚を切り出している。
こくまくくぅ「釣り合うものでなければならない醤油ダレ量を、スペシャルは、やや超過してしまっている印象だ。圧巻の見事なバランスが崩れ、やや凡庸な味になってしまっている。急に、普通のチャーハン・スープみたいになってしまっているのだ。」
人形くくぅ「もちろん、それがいいなら、それだ。
こくまくくぅ「しかも、ノーマルな味が、薄い、と言われるので、そうした客の反応に対応して、応急的にそうしているのだろうけど、逆説的にも、淡麗スープの中で、醤油味が出張ってしまった分、スープのうまみ感が、むしろ逆に、より薄く感じられてしまう印象なのだ。むしろ、味がない感じがしてきちゃう。」
人形くくぅ「ノーマルでは、醤油風味と淡麗スープとが、ぎりぎりと張りつめて、最適のうまさでせめぎ合っているわけだからね。醤油が強くなると、その分、邪魔しちゃうので、スープのピーンと張りつめたような緊張が崩れちゃう。
こくまくくぅ「チューニングの失敗している楽器みたいだ。肉を細切れにして、そのだし味や塩味を出して、スープに足しているわけだけど、それでも、うまく合っていない。きっと、もちろん、それでうまくいけばいいのだろうけれど、実際、バランス感が壊れて、うまくいってなくて、精巧さが欠ける印象だ。」
人形くくぅ「微妙にだけどね、大きいよね。うまい、まずいの印象の差が出るくらいだ。

ラーメン好き必食の極上極薄味 全国から来たれ  ・ ・ ・

こくまくくぅ「まあ、客自身が、自分で、味の濃い薄い、あっさり、こってり、などを調整できる柔軟なシステムをありがたがる人がいるけど、店主のプロとしての絶対線をこそ、望みたいけどね。その絶妙なさじ加減のために、プロに金払ってんだからなあ。」
人形くくぅ「まあ、基本、客もなめているよね。自信のない店主さんが、やることだ、フレキシブル対応。お客さんが、お好きなようにって。どんなふうにしても、うまい、フレキシブルな逸品を作ってるならともかく、まあ、そんなわけではないのだし。まあ、バランスなんかどうでもいいんだろう。
こくまくくぅ「二郎なんかは、まあ、フレキシブル感は高いのかも。あれは、傑作だから、というか、化け物だ。」
人形くくぅ「まあ、たいていは、客も、味なんかわかんないんだし、ラーメンなんか、しょせん、ぐだぐだでもいいのかもしれないけどね。こしょうだって、味見する前に、どばどば入れる、デリカシーない人多いし。
こくまくくぅ「要するに、味って濃いとか薄いとか、どこでも、個人差で文句の多いところだけど、単純に、濃い薄いというよりも、どんな濃さのレベルでも、バランスの強度、があればいいわけなんだよね。」
人形くくぅ「まずいものは、濃かろうが薄かろうが、バランスの強度が低い、のだ。強度がない、というか。
こくまくくぅ「ノーマルは、バランス強度が高く、スペシャルは、ややずれて、変調をきたしている。」
人形くくぅ「とってつけ、やっつけだからね。肉を細かく切った分に合わせてあまり、うまくバランスとれていない。あちら立てればこちら立たず、みたいになっている。
こくまくくぅ「まあ、面倒だから、勝手に、卓上の濃いダレを、自分で足すようにすればいい。他の店でも、よくあるように。」
人形くくぅ「細切れにした肉の変則的になった分を、うまくカバーしきれていないわけだけど、逆に言えば、ある意味、こうした微妙なバランス感や、そのむずかしさが分かって、むしろ、楽しめて、すごくおもしろい、とも言えるけどね。ので、ぜひとも、このエキサイティングな食べ比べはオススメしたいところではある。違った角度の反応もあるだろう。そうやって、味わいの楽しみが倍加する。できれば、2杯同時に食べるといいだろう。ただ、最初から、スペシャルは、精度を欠く分、インパクトに欠ける、ので、ファースト・コンタクトの印象的には、もったいない気がする。

ラーメン精神論序章  ・ ・ ・

こくまくくぅ「まあ、絶妙なバランスを照らし返す鏡としてね、活用できるわけだけど、スペシャルはスペシャルで、崩しの妙もあるし。次は、スペシャルに、たっぷり、一味とブラぺをいれて、激辛、ジャンク・モードで食べてみたいと思っている。味変は、飽きの解消にはいいだろう。」
人形くくぅ「要するに、スペシャルはジャンク・バージョンだよね。遊び、崩し、実験。
こくまくくぅ「まあ、ひょっとして、喫煙者などは、舌が麻痺ヒしている分を、補ってくれて、余剰分を相殺して、それでちょうどいい醤油加減になっているのかもしれない。」

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らーめん 500円

ストイック・・・からだから余分なものをたたき出せ」  ・ ・ ・


こくまくくぅ「まあ、ヤニで汚れきった身体をきれいにフレッシュしてくれそうなラーメンの時代が来ている気もするんだけど、なので、このラーメンの味の薄さは、稀有な、強力な武器だ、と思うけど。」
人形くくぅ「これから、来そう、だよね。これからの、という感じがする。従来のは、もう飽和しているし。
こくまくくぅ「この、ぎりぎりまで切り詰めた、最小限の、張りつめた、淡いうまさ、は、スープ自体のうまさ、なだけではなく、その淡麗なスープの中で、驚くほど、麺が、それ自身の、ピュアなうまさとして感じられる。」
人形くくぅ「麺のゆで汁感まで、感じられる、というかね。釜揚げうどんや、水そば、の麺感に匹敵する。このそれ自体、突出してうまい感じの喜多方麺が、すごく、うまく感じられる。これも、発見だ。強い味の染み込んだ麺の味ではない。
こくまくくぅ「喜多方麺の持ち味が100パーセント堪能できて、なんだか、やたらに、新鮮な感じなんだよねえ。今まで食べた喜多方ラーメンの中で、最も、喜多方麺をおいしく感じた瞬間だ。」
人形くくぅ「このスープのために、喜多方麺があったのだ、といえそうなほどにね。
こくまくくぅ「味、ではなく、限りなく素材感、へ接近している。無科調なのも、このことと無縁ではない。ただでさえ、喜多方ラーメンは、もとより、概して、濃い味、どぎつい味、で、ウマさのレベルを押し切っているきらいがあるし。」
人形くくぅ「この麺のピュアな味わいを、このスープがもたらしている。これ、けっこう驚愕すべき事実で、こんな、ラーメンは、そうそうないだろう。よくぞ、できた、えらい!
こくまくくぅ「生(き)のうまさが味わえるのは、麺だけではない。肉にも、同様のことが言える。チャーシューじみていない、チャーシューくさくない、このシンプルな塩味の肉が、肉そのものの味わいとして、この淡麗スープの中で、すごくうまい食感となって活きてくるのだ。」
人形くくぅ「実は、この点でも、ノーマルの方がよさそうだ。このノーマルな方の肉片を、その大きさのまま、一気に口に押し込み、頬張って、いっぺんに食べると、えもいわれぬ肉の味わいの至福感だ。細切れは、それができない。ちまちました味わいになる。醍醐味が、やや、小ぶりになる。まあ、口の小さい人、あごの弱い人、は、食べやすくていいかもしれないけどね、やや、面倒くさくもあるし。かかずらって、スピード感がそがれる。
こくまくくぅ「わしわし食べるリズム的にも、一口で頬張るのがベストだ。肉の味わいが、じゅわーっと出る。うまい! 肉のかたさもいいんだよね。肉らしい歯応えが、最適で、憎らしい、くらいだ。」
人形くくぅ「一応、音をかけて、洒落たんですよね。脂身も、まったくいやみがなく、食感もよくて食べやすい。
こくまくくぅ「前回よりも、今日はちょっとだけ、肉がかたいような気もするけど。この方法論で、最適なかたさや味わいを叩き出して、ブレなく確立すれば、スゴうま、の爆発力になるだろう。」
人形くくぅ「このラーメンは、とにかく、肉が、ポイントだからね。肉のバカウマ感が出せていれば、間違いがない、だろう。
こくまくくぅ「この肉のシンプルな味つけも、うまいよねえ。」
人形くくぅ「まあ、どの、ラーメン店でもそうなんだけど、こういう風に、肉が多いと、冬場は、スープがぬるくなりがちだ。しかも、このあたり、寒いんだろうし。頭を悩ませるとところだろう。今は大丈夫だ。みなさん、今のうちが、よりいい、ですよ、たぶん。

完全なシンプル・イズ・ベスト  ・ ・ ・


こくまくくぅ「麺は麺に、肉は肉に、戻ることに、必要なことだけを・・・、というスープ・コンセプトだ。」
人形くくぅ「薄い、などと言われても、めげずにやってこられた信念が素晴らしい。地方だと、けっこう、往々にして見かけることだけど、お客さんに、この辺じゃあ、こんな感じはウケないよ、なんて言われると、すぐに、びびって、めげて、びくびくしちゃう、弱気なない店主さんが、数人の客の意見に惑わされて、味変えて、それまで、いい感じだったのに、結局、どんどん凡庸になって、最後には、店自体ダメになっちゃうケースがよくある。地元民のアクの強さに潰されちゃう。例は挙げないけど、あるんだよねえ。スープや麺、変えちゃうの。お客さんの意見を反映させて、とか言って。
こくまくくぅ「やっぱり、矜持や信念は貫かないとね。それでだめなら仕方ない。たかが、二、三の知り合いの忠告がすべてじゃあないからね。」

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special 500円

あなたも遅れずにテンコモリアンに・・・、今でしょ  ・ ・ ・

こくまくくぅ「メンマや、ナルトにさえも、そういうことが言える。淡いうまさのスープが、具材をそのものの味として、強烈に引き立てている。ちょっと、目から鱗、だ。」
人形くくぅ「ほんの一振り塩のさじ加減で、食べ物って、劇的にうまくなる。あの感覚だ。繊細かつ大胆だ。
こくまくくぅ「味わいの粒立ちのようなものがあらわれて、生きる。このシンプルな味わいの衝撃は大きい。濃い味つけは、結局その味だけを単に食べている。その味が好きだ、っていうなら、それだけど。」
人形くくぅ「無化調は、完全にそこに絡んでくる。
こくまくくぅ「化調の強いベースが抜け落ちた、そのあざとさの代わりを務めるのは、非常に緊密なバランス強度だ。この見事は、ラーメンそのものの核心をついた見事さだ。」
人形くくぅ「喜多方は、肉は、概して、とろけるタイプ一辺倒だから、このかための肉感の新鮮さで、惹きつけられている人も多いだろう。肉量からいっても、男子のハートをつかんでいるだろう。
こくまくくぅ「肉そのものの味わいを引き出すだけの塩味だ。へんに甘い醤油ではない。このこざっぱりした、シンプルなストイックな硬派感はウケるよねえ。軟弱でない肉感、薄味、男気受けするスタイルだ。男は、黙って、これ、だろう。」
人形くくぅ「ストイックに鍛えている人のからだにもいい、しね。心身ともに、シェイプアップを目指す人は、これ、だろう。すっきりシンプルな、昔ながらの、白い帽子と白い白衣に向かって、ややぶっきらぼうに、いつもの、と、言いたくなる雰囲気だ。まあ、一個しかメニューないけどね。
こくまくくぅ「とにかく、うまいっ!気に入り過ぎて怖いくらいだ。遠すぎるのが泣けてくる・・・・・」


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こくまくくぅ人形「店の近くにて。きれいな色の実がなっているなあ。」

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こくまくくぅ人形「店の近くにて。ふるさとの、山も川も、美しい。・・・さて、ここで、問題です。この文句が書かれた暖簾が店内にある、福島県内のラーメン店は? 」

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by dasenkadasenka | 2013-10-23 18:35 | 喜多方市

喜一

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こくまくくぅ人形「来た。」
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住所 福島県喜多方市関柴町上高額字境田635-7
電話 024-124-2480
営業時間 7:00~スープがなくなるまで
定休日 金曜日
P あり
禁煙


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こくまくくぅ人形「新しい店舗だ。ゴージャス!」

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こくまくくぅ人形「店内は、こんな感じ。とてもきれいだ。新しい喜多方を予感させるなあ・・・。奥に、形の独特な会津凧が飾られている。手堅い。」

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小皇帝くくぅ人形「てて。」


こくまくくぅ「よくよく考えてみれば、町をざっと歩いてみれば、そんなに大きくもないこの町が、日本3大ラーメンの一つ、というブランド名になったのは、すごいことだ。」
人形くくぅ「白河も似たような規模だけどね。喜多方、という漢字の変更が功を奏しているのかも、ということもありそうだ。もとは、北方、なんだろうね。おもしろいイメージが人の心をつかんだのかも。
こくまくくぅ「なにしろ、あと二つは、博多ラーメンと、北海道ラーメンだ。ガラが大きい。北海道なんて、東北六県の面積よりも広い。やたら大きいくくりだ。まあ、北海道もイメージ的雰囲気、があるわけだけど、ちょっと、北海道ラーメンって、何を指すのかよくわからないんだけど、まあ、あの、黄色い中太麺、なのかな。どさんこ、とか。」
人形くくぅ「喜多方の町は、中心街なら、1日あれば、十分に、歩いてだってまわれないことはない。
こくまくくぅ「よくぞ名を馳せた、というところだけど、ちょっと観光地イメージや、出回っているチルド麺のイメージに引っ張られて、なんとなく、喜多方麺は、庶民的な食べやすさがウリの分、ややゆるいかなあ、という気もしていたけど、最近、喜多方麺の洗練度が高くて、見直しているところだ。」
人形くくぅ「スープもね。いずれも、バリエーションに、けっこうな幅がある、ということだ。似たようなイメージにくくられがちだけど。その、ありふれたイメージのに出会うと、やや、飽きていて、つまらないかな。
こくまくくぅ「今回の3つ組は、そんなイメージ脱却の、とりわけ、これから、を予感させるような、鮮烈な喜多方シーンを、コーデュネートしてみたつもりなんだけど。」
人形くくぅ「ニュー・ジェネレーション的な、やや別次元に足を踏み出しているような感じのセンスのお店、三傑だ。
こくまくくぅ「今、自分的には、いわきと喜多方が熱い、感じなんだけど、この両方に噛んでいるのが、喜一だ。」
人形くくぅ「喜一は、いわき四倉(道の駅 四倉、内)に来てくれたよかったなあ。広がりを持った気がする。
こくまくくぅ「僭越な勝手な想像ながら、喜一自身が、海辺にも来て、刺激を受けた部分が、広がった分が、ありそうだ。」
人形くくぅ「この間、桧原宿 Sio-YA に行って、海辺の四倉喜一と、微妙に違いがあるので比較したけど、でまあ、ざっとだけど、単純化して、Sio-YAの方がやや重い感じで、四倉喜一の方が軽くて垢抜けている、というようなことを書いたけど、また、印象が変わったかな。
こくまくくぅ「特に麺が違うからね。で、だいぶ来てないので、喜一本店は、どうだろうと、思っていたら、また、いずれとも違って、なんとも超垢抜けている。まあ、進化しているんだろうから、刻々の変化もあるのかもしれない、どの店舗も。ここでは、麺は、細タイプと中太タイプの2種類が用意されている。」
人形くくぅ「選べるけど、通常は、味噌ラーメンだけが、細タイプ仕様のようだ。
こくまくくぅ「また変更があるかもしれないけど、上のいずれの店とも違う、また独特に洗練された喜多方麺という感じで、喜多方麺は、もはや、ずいぶん、すぐれた食感のいい麺になったなあ、と、深く実感した次第だ。」
人形くくぅ「もちろん、この洗練されたスープに対応していればこそ、だ。

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熟成味噌ラーメン 750円

こくまくくぅ「とにかく、これは、洒落た味噌ラーメンの傑作だろう。すでに、四倉喜一で、まるでバターのような雰囲気の風味がする、と書いたけど、今日は、よくよく、浮き油を舐めて確かめたけど、浮き油には、バターが入っていることは間違いないだろう(まあ、当ブログのすべての記事は、推測です)。」
人形くくぅ「それも、かなり、なんともいい芳香のものだ。昨今、バターは、流行っているようだしね。
こくまくくぅ「それに、器の色が、味噌の場合、四倉喜一では、黒で、こちらは白なので、その影響もあるかもしれないんだけど、こちらの方がスープ自体の色が白っぽく感じられる、かな。味わい的にも、エバミルクか何かが入っているかのような、クリーミーさがある、と思うんだけど。」
人形くくぅ「まあ、改良が連動して、四倉店も変わっている可能性もある、けどね。
こくまくくぅ「正確な由来は何にせよ、バター風味も相俟って、とても乳製品的なクリーミーさを感じるなあ。この乳製品的な感じに、会津味噌のちょっと独特な土着的な風味と、酒類の、わからないけど、酒粕とか、白ワインとか、ブランデー的な芳香とが、絶妙に融合していて、なんともいえない、独特に個性的な味噌風味を醸し出している。」
人形くくぅ「バターも味噌も酒も、発酵食品だから、発酵という共通項で、うまく馴染みあいながら、和洋を超えて、おもしろい感じに結びつけられ、融合している感じだ。この手腕の冴えは、見事な感じだなあ。
こくまくくぅ「まあ、洒落た洋風のクリーミー仕立てなポタージュスープのイメージだ。それも、とびきり品がいい。そして、大事なことだけど、かつ、味噌ラーメンのスープになっている。ただなんでも、うまいスープに、麺を投入すればラーメンになると、勘違いしている杜撰な感性とは無縁だ。」
人形くくぅ「結局難しいのはそこのところの、納得線だよね。しっくりくるかどうか。ラーメンとしてうまい、が目的だからね。杜撰な崩壊感覚を楽しむジャンクとしておもしろい、ではなくて。あるいは、単に意地汚い、口に入れば一緒だ、みたいな、うまければなんでもいい、なんでもあり、ではなくて。
こくまくくぅ「品格ですかね。ラーメンの品格。それを求めるんでなくて、いったい何を目指す? と思うけど。」
人形くくぅ「今回は、品格あり、を共通項に選んだ先鋭3店だ。
こくまくくぅ「見出された芳しさ絶品の会津味噌をベースに、だしスープを媒介にして、あまい醗酵系の、未知の食べ物のような味わいが生み出されている感じだ。」
人形くくぅ「ちょっと苦いような深いコクもある。土着的で、重苦しくもなりがちな味噌が、そこも生かしながら、さらに、別次元へと飛躍させられて、軽やかで重厚なうまさになっている。
こくまくくぅ「まあ、牛乳ラーメンって、時々ある。暖宝(ひたちなか)とか田中屋(白河)とかね。その手は、一度も食べたことないんだけど。セオリーの崩壊が怖くて。でもおいしいかもね、って、気がしてきた、かな。北海道の牛乳鍋って、牛乳と味噌とバター、だよね。これは家でやったことはある。まあ、ちょっと和風のホワイトシチューだよね。うまいことはうまいわけだからね。」
人形くくぅ「牛乳屋食堂(会津)が、牛乳ラーメンやるといいと思うけど(笑)。
こくまくくぅ「まあ、でも、これくらいハイレベルでやらないとね。やる甲斐も、やる意味もない。このコクのあるうまみは、ハマる人は多いと思うけどなあ。」
人形くくぅ「和洋中の混淆は、センス次第だよね。ダメな人がやると、安っぽくて、思いつきだけの浅はかさで、うんざりするだけだ。温玉も、気が利いているし。味つけもなく、黄身が、黄身であるためだけのうまさ、だ。これも、下手にハンパにやるとよくないよね。当たり前の話だけど、センス以外にないな。
こくまくくぅ「味覚の冒険は、腕の冴えが要求される。これは、出来栄えのよさの、好例だろうなあ。」
人形くくぅ「すでにそうなっているのだろうけど、これは、世に広く名を轟かせるだろうなあ、という一品だよね。
こくまくくぅ「細タイプ喜多方麺は、四倉喜一よりも、平たい印象だけど。軽くて、品のいい食感だ。喜多方麺の厚ぼったくてどろくさいような感じはない。歯切れがいい、口に残らないもちもち感だ。」
人形くくぅ「喜多方麺も、奥が深い。一見、似たような中太麺も、形状や組成の微妙な変化で、ずいぶんと表情を変えることがわかってきて、おもしろいなあ。

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熟成しょうゆラーメン 500円

こくまくくぅ「さて、こちらも、一回、軽く整理しようか。Sio-YAと四倉喜一とここ本店と、麺もスープも違う。大筋ではなんとなく同じだけど、麺は、順に、太、細、中太という感じ。で、ここのは、平たい。Sio-YAの厚ぼったい食感は、払拭されていて、つるつるした、軽やかな垢抜けた食感だ。」
人形くくぅ「ひらひらした麺の分、軽やかな弾力なんだよね。そして、スープ自体も醤油ダレ自体も、3軒とも、微妙に違う気がするけど。まあ、面倒なので、ここだけの話にしましょうか。統一されるのかもしれないし。いずれもおいしいしね。
こくまくくぅ「まあ、本店の新装、とあって、さすがに、力のこもった、気合の入った、垢抜けた味わいを感じる。堂々たる、気品あふれる迫力だ。もちろん、偶然にだけど、自分的にいろいろ気になった点が、修正されているかのような印象。熟成醤油の、ややくどいかなあ、というあまめの熟成感が、うまくそぎ落とされて、すっきりしている。僅かなバランスの違いで、けっこう大きく印章を変えもするのだろうなあ。どちらかといえば、シンプル、というよりは、複合的な、凝った味わいだしね。」
人形くくぅ「深みやコクのある醤油感が、特徴を活かしつつ、よりすっきりとうまくなっている感じだ。だしスープも微妙に違うのかなあ。四倉喜一では、鶏だしが目立って効いていた気がするけど、あれとはまた違う感じかな。試行錯誤のポテンシャルは高いのだろう。
こくまくくぅ「まあ、とにかく、新しくてきれいで、空間感覚もすごくおしゃれで落ち着ける店内の雰囲気に見合った、カチッと決まった、力の漲る、風格のあるラーメンとなっている感じだ。といって、気取り過ぎ、気張り過ぎ、ではない、角のない、やさしい味わいだ。」
人形くくぅ「朝7時からの提供だしね。朝からでも安心できる味わいというか。朝7時から、スープなくなるまで、一日営業、ってのも、いいよねえ。わかりやすい。単純明快だ。食べ手は気が楽だ。
こくまくくぅ「けっこう朝だけど、お客さん、ほどよい人数で、次々にやって来る感じだよねえ。」

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こくまくくぅ人形「喜多方駅を降りた、旅するわたし・・・(うそ、ほんとは車で来た)。」

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こくまくくぅ人形「駅前の通りを眺める、旅の途中のわたし。」

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こくまくくぅ人形「駅のそばの、直販所で、旅人のわたしは、野菜や果物を買う。」





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by dasenkadasenka | 2013-10-22 18:27 | 喜多方市

坂内食堂 おまけ 磐梯山遠望

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小皇帝くくぅ人形「ばんない、にきた。てててててててて。」
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こくまくくぅ人形「やってきた。」

住所 福島県喜多方市字細田7230
電話 024-122--0351
営業時間 7:00~18:00
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
P あり
喫煙可
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支那そば 600円

こくまくくぅ「東京で、坂内系列の小法子グループでいただいた喜多方ラーメンは、だいぶ前に食べたきりで、記憶は曖昧だけど、こんなに無色透明でなく、もうちょっと醤油色だった気がするし、チャーシューも6枚で、もっと薄く、舌で押してとろけるようなものだった気がするけど、全部、錯覚かもしれない。」
人形くくぅ「チャーシューは、もっととろけるイメージだったけど、確かに脂身の部分は、そうなんだけど、赤身の肉の部分はけっこう肉の歯応えがある。今回、6軒、すべてがほぼ同じ仕様だ。
こくまくくぅ「チャーシュー放射状の並べ方が多いし、枚数、量は、ほぼ、横並びだ。けっこうチャーシューが入っていて、値段も安い。競争が激しいから、他店より、サービス面で、マイナスイメージなことは、滅多にできないのだろう。」
人形くくぅ「禁煙もできないと。
こくまくくぅ「ほとんどの店が、具は、ほぼ、チャーシューで攻めている。あと、ネギなのかな。ネギラーメン。スープが、概して、けばけばしく濃いめな傾向があるので、ネギまし、で、和らげるのかもしれないし、あるいは、喫煙者がネギの刺激好きなこともあるのかもしれないし、あるいは、成人病予防に、せめて、ネギを多くとる心掛け、なのかもしれない。自分は、どちらかといえば、ネギ少な目の方が好みだ。ネギの臭み、辛みが、たいていはうるさく感じられる。多いと、チャーシューと一緒に食べたりしてへらす。まあ、モノによるけどね。多くていい感じのラーメンもある。」
人形くくぅ「ネギ抜き、っていう人も、意外に多く見かけるんだよねえ。ネギ多いと、モツ煮込み、みたいな気がしてくるしね。それなら多めでいい。
こくまくくぅ「まあ、ここは、このラーメンの見た目の引きが大きい、だろう。透明感がうまそうに見えるし、また、珍しいので目立ち、際立つ。観光客が、どこ行こうか、店案内のカタログ写真で、選ぶ時に、有利で、優位な感じがするルッキングだ。これ、かなり大事だよね。店たくさんあるから迷うし、みんな、カタログ写真てに歩いているし。指が止まる写真。」
人形くくぅ「カタログで、目を引くか、どうか、が、分かれ目だ。だいたい、内容紹介文面は、みんな、まあ均一的に、いいことばかり書いてあるし。
こくまくくぅ「ネームバリューとね。なにしろ、有名店だからね。引きは、強いだろう。とりあえずビール、くらいの頻度で、とりあえず、坂内、だろう。」
人形くくぅ「県外から来る観光客はさ、地元の知人に、ラーメン食べてきたんだ、と話して、喜多方以外の福島の地名だったら、相手の反応は、けっこう、? だろう。
こくまくくぅ「まあ、ピンと来ない。次に有名なのは、白河かな。でも、白河は、意外と知られていない。これは、自分の体験談。喜多方を知らない人は、まずいない。日本3大ラーメンは? というクイズもよくある。」
人形くくぅ「それで、坂内で食べた、って言えば、ああ、坂内ね、知ってる、知ってる、となる。他の店だと、・・・、となりそうだ。
こくまくくぅ「なんか、マルちゃん生麺のコマーシャルみたいになってきましたよ。実は、完全な余談だけど、さっき、正麺 カレーうどんを食べた。そのうち、載せようかとも思うけど、従来のスタンダードな、マルちゃんのカレーうどん、とさほど、かわらない。細かくは違うんだけど、大筋はかなり似たテイストだ。まあ、好きなので、ウマかったけど。」
人形くくぅ「それで、坂内の店前での記念写真かなんか、見せれば、おお、すげっ、ってなる。他だと、ふううん、で終わる。
こくまくくぅ「スゴイ並んでてさ、100人くらいかな、へー、で、それで? うまかったの? とくれば、まあ、まあ、うまかったね、とたいてい答える。自慢話だから。」
人形くくぅ「そうした口コミでも、有名度の輪が、波紋のように広がる。ある意味、他人が知っていることが、何より重要なポイントだ。選択基準の。
こくまくくぅ「結局、内容よりも、名前だよね。まずは、知っとかなきゃ。知ることが大事だ。内容的な、うまいものを食べたい、は、やや遅れて二の次だ。」
人形くくぅ「人が集まるようになった理由も、まず、ラーメンを取り巻く環境の、いろいろなお膳立てがよくできているからだろう。まず、ここの、場所がいい。来るとそう感じる。
こくまくくぅ「場の力、土地の力がある。となりに神社みたいなのもあるし。ちょっと、独特の雰囲気を持っている。」
人形くくぅ「その感じ、長谷川にもある。あそこ、何より、場所がいい。店前の雰囲気がいい。大きなワンちゃんがよかった、んだけど、もう亡くなった。池もいい。それから、緑色の暖簾が効いている気がする。風水は知らないけど、そういうものがいいはずだ。空間が開けていて、人が集まりやすいのだ。
こくまくくぅ「ラーメンは、そこそこでもいい(笑)。めでたい屋も店舗がいい。あの大きな正面入り口、上り框。とら食堂も、場所や店舗がいい。正月屋も店舗がいい。あの鈴の絵もいい。ラーメンは、むしろ、それを邪魔しないくらいな方がいいのだろう(笑)。」
人形くくぅ「で、ここも、店舗がいい。中に入った時の、どくとくのオーラがある。打ちぽなしのコンクリートの床がいいなあ。明るさも、広さも、すべて、しっくりくる。店員さんたちも、若いイケメンをそろえている。もちろん、千客万来のためだ。
こくまくくぅ「はっきり言って、プレゼンテーションがよくできているんだよね。あとは、その要となる中心に、ラーメンをうまく嵌めればいいわけなんだけど、これも、ルッキングがよくて、バチッと、カチッと、揺るぎなくキマッている。要するに、外観的には、盤石で、すべてがいい感じなのだ。だから、内容なんて、そつさえなければ、それでいい。」
人形くくぅ「ラーメン的内容も、裏切らない、はずさない、ザッツ・喜多方ラーメン、なわけだよね。いい面悪い面含めて。喜多方ラーメンの代名詞、という感じになっている。
こくまくくぅ「うまい、というより、安心感がある。喜多方ラーメンって、こんなもんだよ、っていう。そこそこのおさまりでいいわけで、飛び抜けてうまい、じゃあ、逆に、多くの人がついて来れないんだ。疲れちゃう。」
人形くくぅ「5人グループなら、3人ウマイって言えばいい。それも普通くらいにね。刺激的ではいけない。旅先で疲れちゃうから。
こくまくくぅ「それが、名物にウマいものなし、ってこと、だよねえ。名物は、うまい、んじゃあなくて、ウケる、なんだよ。」
人形くくぅ「B級グルメ、なんだしね。多少味が濃い目で化調がびりっとしているくらいがちょうどいい塩梅だ。喫煙者対応でもあるだろうし。かなり、ギリギリした味だけど、喫煙者はこれくらいがちょうどいいんだよね。あと、しょっぱいのは、チャーシュー麺対応でもあるかもね。肉いっぱいだと、ちょうどよくなる、的な。
こくまくくぅ「それに、なんとなく、チルド麺っぽい感じでもある。そこが、慣れ親しんだものに近いので、ああ、これこれ、って、馴染みやすい。普段の日常、+アルファ、くらい。旅行はね。観光客を、傷つけてはいけないからね。安心させて、喜んで帰ってもらわないと」
人形くくぅ「狙うは、一般ウケ、だからね。不特定多数に、よし、をもらわなければならない。結局、狙いが何か、だよ。そこがぼやけていると、グダグダになる。
こくまくくぅ「先代の時はもっと味がよかったのに、堕落して味が落ちた、的なことを言う地元の人も多いようだけど、これ、自分もよく言うわけだけど、昔はもっとうまかったなあ、と。ただ、そうだとしても、そのうまいものをそのまま復活させても、現在、ウケるかどうかはわからない。意外と、もう、時流に合っていない恐れも大きい。」
人形くくぅ「タイミングがあるからね。ただうまければウケる、とは必ずしもならない。だからこそ、味を変える。
こくまくくぅ「とら食堂も、前の感じが好きなんだけど、今、それが、ウケるかは、わからないよねえ。」
人形くくぅ「チャーシューメンを模った、ミニチュア・ラーメン模型のストラップなんかも、よくできている。やり方が上手だ。商売上手だ。ジャンク化-大衆化、だからね。ラーメンも、むしろ、そこに、そのシミュラークルに、フィットしている。

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こくまくくぅ人形「隣は、女性店主さんが切り盛りする松食堂だ。ここもおいしいよ。」
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こくまくくぅ人形「一番上の写真の路地の反対側から見た、坂内食堂。」




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こくまくくぅ人形「道の駅ばんだい から、磐梯山を眺めました。」
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こくまくくぅ人形「勉強家なので、看板をよく読む。」
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こくまくくぅ人形「いい景色。ちと雲がかかっている。」
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こくまくくぅ人形「さよなら、またね~。」




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by dasenkadasenka | 2013-10-15 18:31 | 喜多方市