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カテゴリ:いわき市( 123 )

yotsukura 喜一  脳髄を一撃で打ち砕く、簡にして要のラーメン

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こくまくくぅ「あれ、セルフサービスの水をとりに行って戻ってきたら、見知らぬ子供が、いつの間にか、勝手に、われらのテーブル席に座っているぞ。」
人形くくぅ「ほんとだ。やな予感。あれは、また、子供ブロガーか。
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赤魂 喜一「ようこそ。お待ちしておりました。どうぞおかけください。
こくまくくぅ「おかしいだろ。うちの席だぞ。」
人形くくぅ「君は誰だ。
赤魂 喜一「あかだま、きいち、と申します。よろしく。
こくまくくぅ「わざとらしい名前だ。迷子か。」
人形くくぅ「名を聞いてもしょうがないし。いったい君は・・・
赤魂 喜一「すてきなフードコートですな。きれいで広いし。海もよく見える。
こくまくくぅ「消費税値上げで、どこのラーメン店も値上がりしているようだな。」
人形くくぅ「ここ、喜一も60円ほど上がったようだ。けっこう、たいへんそうだ。
赤魂 喜一「こんな時だからこそ、いいものを食べたい。
こくまくくぅ「ラーメンもそう安くはないからな。」
人形くくぅ「いたずらに、あれこれと食べる気もなくなってきた。
赤魂 喜一「なんであれ、やれることをやりつくす、ということです。
こくまくくぅ「え? なんだって・・・」
赤魂 喜一「いろんなラーメンがあるでしょ。
人形くくぅ「そう、たくさんある。
赤魂 喜一「こうして、ありとあらゆるものをつくる、ということは・・・、
こくまくくぅ「あらゆる方法論が試され、それが、新鮮なうちは、珍しがられ、ウケる。」
人形くくぅ「すぐに飽きられるからな。店主さんは、ウケようと、人がやっていないことを探すのに、躍起になる。
赤魂 喜一「そうです。しかし、もともと、そうした商魂たくましい千変万化の差異創出の中で、スタンダードとなる商品は、鍛え抜かれた、選りすぐりの、生き残り、のものです。
こくまくくぅ「いろんなことが試される中、自ずと勝ち残った・・・」
赤魂 喜一「すると、一方では切磋琢磨でスタンダードが形づくられ、他方では、まだやられずにいるままの手つかずの領域が残っている、そうしたものは、そもそも、くだらない、と見做され、人が手をつけなかったようなもの、ばかりなわけです。
人形くくぅ「わかったぞ、それが、ジャンク、だな。最後は、ジャンクの流行りだ。
こくまくくぅ「他に、やることがなくなってきたというわけか。」
赤魂 喜一「その通り! ジャンクとされてきたようなものは、まあまあ手つかずだから、そこに踏み込めば、とりあえず、新鮮、ということはあるわけだ。
人形くくぅ「手詰まりなら、変なものでも、新しい、と。ローカルな変わりダネの、奇天烈なご当地ものにもスポットライトがあてられ、おもしろがられる。
こくまくくぅ「逆に言えば、退屈している、ということだ。」
赤魂 喜一「馬鹿馬鹿しいような、おもしろずく、は、商品開発の最後の砦、でもある。結局、大衆資本主義とは、下剋上のニュアンスで、市場開拓をすることです。
人形くくぅ「なるほど。民主主義は、反権威だ。権威を否定しているその間はやることがある。だから、変化は常態となる。
こくまくくぅ「何でも権威の座につくと、反独裁だから引きずりおろされる。素人の時代だ。素人的な初心な手つきに新鮮さを感じる。」
赤魂 喜一「しかし、それも、すぐに消費されつくされる。スタンダードにはならないから、サイクルは短い。
人形くくぅ「裾野も一巡りすれば、結局スタンダードがいい、ということにもなってくる。
こくまくくぅ「スタンダードや王道が生き残ってきた意味が分かってくる。」
赤魂 喜一「ネット・メディアの普及によって、些末的な素人芸的な領域までが掘り下げられて、楽しい、わけだけど、しょせん、飽きられるのも早い。
人形くくぅ「欲望に引っかかれば、ゴミ屋敷だって、人によっては有難がるし、ある意味素人の、耳の聞こえない音楽家だってもてはやされる。
赤魂 喜一「神も同様です。
こくまくくぅ「え、なんだって・・・?」
赤魂 喜一「神については、あらゆる存在規定が試されてきたわけですが、スタンダードもあれば、個人的な勝手な思い込みもある。
人形くくぅ「人の数だけ、とすらいえる、のかもしれないわけだ。
赤魂 喜一「そうです。本体を突き止めることができず、そうした、存在の規定の試行ばかりがある、とすれば、試行そのものこそが、神なわけです。
こくまくくぅ「なるほど。結局、誰も、本物を知るわけではない。」
人形くくぅ「想定だけなら、人の数ほどあるわけだ。そういうところのもが、神である、とするしかない。
赤魂 喜一「誰もが知る通り、神は、理論上の苦境にあります。つまり、超越性というものを、どうしてわれわが知りうるのか、という矛盾です。
こくまくくぅ「解決不能の矛盾だ。知っている、と言う人がいるのもおかしいわけだ。」
赤魂 喜一「神の不完全な例、しかない。とすれば、考えるべきは、この舞台全体だ。
人形くくぅ「ほう。状況は、現にある、わけだから。
赤魂 喜一「どうやっても、不完全な例証しかあげられない、とすれば、それが、神の属性だ、ということです。
こくまくくぅ「なるほど。料理だって、料理人の神業、と言ったり、入魂、とか言ったり、するわけだから、それも、神の変奏なわけだ。」
人形くくぅ「スタンダードも、ジャンクへと裾野を広げることも、神を求めている、と言えるかもなあ。結局、どちらも、不完全なわけだから。
こくまくくぅ「プロっぽい手つきも、素人っぽい手つきの初々しさも・・・、で、君はいったい・・・あれ?」
人形くくぅ「あれ? 子供がいないぞ! いつの間にか、そこに、代わりに、ミニくくぅがいる!
こくまくくぅ「おかしいなあ、ミニくくぅ、子供を見かけなかったか?」
ミニくくぅ「いいえ、別に。
人形くくぅ「今、ここに、いやらしい子供がいたんだがなあ。不思議な子供だ、消えた。
ミニくくぅ「でしょうね。
こくまくくぅ「え?」
ミニくくぅ「いや別に。
人形くくぅ「急にいなくなって・・・、神隠しか。イリュージョンか。
ミニくくぅ「気の迷いでは?
こくまくくぅ「ふむ。・・・変な子が確かに・・・、おかしなこともあるもんだ。」


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住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可



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熟成味噌ラーメン 810円

こくまくくぅ「今日も、熟成味噌ラーメンに、下の赤魂塩ラーメンの赤魂(唐辛子味噌玉)を拝借してきて、投入! 脳髄を一撃にして打ち砕かれる、かのようだ。すさまじい、うまさだ。」
人形くくぅ「ただでさえ、激ウマが、+赤魂コラボで、マックス激ウマに!
こくまくくぅ「唐辛子玉の熟成した深い味わいに、クリーミー白湯を裏打ちしている味噌の、これまた深い熟成風味が、呼応して、抜群の絡み合いになる! こんなうまいもの、他に知らない。」
人形くくぅ「味噌スープも唐辛子玉も、巷にありふれている。ここのは、そうしたあれやこれやとは、完全に一線を画している、のだけれど、その二つが重なり合う、震撼もののコラボ感の衝撃だ。
こくまくくぅ「赤魂味噌、神撃の巨人です。」
人形くくぅ「薄くて品のいい、パリパリしたメンマもうまい。チャーシューも品がよく、肉の部分と脂身の部分の食感の違いがうまい。温玉の黄身の味も、ベストなあまみの黄身味だ。こうしたこと、は、簡にして要なのだ。本体ラーメンも具も、誰でも、同じようなものは作る。でも、違う。その違いは何か。簡にして要、といえば、事足りるだろう。
こくまくくぅ「もう、それがわかんなければ、だめ、だな(笑)。味噌なら味噌を徹底精査することだ。完全なスタンダードにまで鍛え上げる。妥協なし、だ。その結果があらわれている、としか言いようがない。」
人形くくぅ「手を抜かない、って、当たり前のことのように聞こえるけど、本当に手を抜かないのは、大変なことだ。それは、狂気に近づく。そういう鬼気迫る味わいだ。
こくまくくぅ「簡にして要、を徹することで、その果てに、降りてくる、んだよね。そこが、他店との違いだ。ラフでうまい、なんて嘘だ。うまいものは、降りてくる、のだ。だから、真似ができない。」
人形くくぅ「レシピの問題ではないね。感応だよね。

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赤魂 760円

こくまくくぅ「入魂とは、これ、です。他店使用禁止(笑)。この赤魂、抜き取って、微かに溶け出た分、その微量でも、効果は絶大だ。魂だからだ!
人形くくぅ「わずかでも魂は、活きる! ピリピリした魂の繊細な刺激が、それはそれで、十分! なのだ。
こくまくくぅ「というか、何度かやっているけど、ちりちりと、赤い油が点々と浮いているだけの、残り香のような状態が、あるいは、この塩ラーメンにベストかも! ともいえそうです。うまいんです、これが。この微細な刺激が、それはそれで、たまらなく、エキサイティングで、美味だ。塩ラーメンとも違う。」
人形くくぅ「下の本体スープのやわらかい甘みの潤沢な鶏のうまみを最大に引き立てる赤い刺激なのだ、けれど、量の微調整も楽しめる!
こくまくくぅ「赤魂自体も、こんなにうまい唐辛子玉はそうそうない、だろうなあ。僅かな量、でも、これほどうまいのだからねえ。すごい、としか言いようがない。これ、も、は、や、霊気、ですよ。」
人形くくぅ「自然の霊気というかな。こうまでして、簡にして要の、澄み切ったうまさ、となると、その秘密は、鍛練の果てにやってくる、山の神、海の神、が入った、ということ、だろう。
こくまくくぅ「人智を尽くして天命を待つ、だな。製錬の上でしか成り立たない。こうした境地にまで達すると、わずかな変化が大きな違いを生み出す。コンマ数ミリのズレが、絶妙さを生み出す。天才的な精緻な領域なのだ。」
人形くくぅ「この絶妙なスープ感の中、この細めの喜多方麺も光る。これ、神事に使われるかのような、清廉潔白な透明感のある麺だ。やわらかすぎずかたすぎずの食感が、快感にまで達する。
こくまくくぅ「存在感の希薄さに達した存在感ともいうべき、透明に光り輝く麺の味わいだ。」
人形くくぅ「麺力、スープ力、至極だ。
こくまくくぅ「フードコートの奇跡。感じ取るほかはないだろう。」

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by dasenkadasenka | 2014-04-01 18:35 | いわき市

ラーメン山岡家 いわき店

住所 いわき市鹿島町船戸字京塚15-2
電話 024-658-8840
営業時間 24時間営業
定休日
P あり
分煙
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醤油ラーメン すべて普通 590円
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塩ラーメン すべて普通 590円


山岡家はいわき店と牛久店しか行ってません。ので、他店との比較はできないのですが、牛久店のいまどきのFCらしからぬグランジ感、魔窟感は忘れられないものがあります。
佇まいもそうなんですが、圧倒する匂い。あれ、クセになるだろうな。
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by dasenkadasenka | 2014-03-31 16:24 | いわき市

茨城大勝軒直系 優勝軒(小名浜店)  神様のつけそば  聖なるもの-神人-貨幣

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こくまくくぅ「茨城大勝軒直系の優勝軒、いわきに3軒目だ(知る限り)。」
人形くくぅ「勿来店は、オープニングに行った。しばらくすると、湯本にもできた。元、巨醤屋のところだ。巨醤屋は一度行ったことがある。いろんな凝った醤油ラーメンがあった。巨塩屋という姉妹店も鹿島街道沿いにあった。
こくまくくぅ「優勝軒の湯本店は行ってない。まあ、破竹の勢いで、小名浜にもできた。すごい増殖ぶりだなあ。」
人形くくぅ「茨城大勝軒も行ったことがある。佐貫駅の近くで、カウンターのみの細長い店だ。前は、茨城大勝軒、という店名だったけど、今は、佐貫大勝軒、というのかな。
こくまくくぅ「上の写真の、まさにその店舗の、東池袋大勝軒にも行ったことがある。この店舗だ、なつかしい。あんな風に並んだ。」
人形くくぅ「あれ? 誰かいる! いつの間にか、われらのテーブル席に、知らない子供が座っているぞ!
こくまくくぅ「誰だ? きみは? ・・・ひょっとして子供ブロガーか・・・。」
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小名 浜夫「こんにちわ、おな はまお、とお申します。
こくまくくぅ「なんか、わざとらしい名前だなあ。・・・浜っ子か。」
小名 浜夫「ハマの番長、と恐れられています。
人形くくぅ「嘘だな。
小名 浜夫「ハマー、と呼ばれています。どうぞ、気にせず、そのまま続けてください。このあたりのラーメン店の話ですか?
こくまくくぅ「あ、ランドセルから、帳面を取り出している。」
人形くくぅ「小名浜ラメン・ノト、と書いてある表紙の帳面をめくっているぞ。
小名 浜夫「近くには、こんラーメン店がありますよ。
こくまくくぅ「なるほど、店名が列挙してあるぞ。何々・・・」
人形くくぅ「かくれんぼう・・・
小名 浜夫「町中に隠れています。
こくまくくぅ「味世屋食堂・・・」
小名 浜夫「老舗で、五目ラーメンが有名です。近所の人によるとスープのうまい時間帯があるそうですが、午前中がいい、と言ってましたが、詳しくは知りません。
人形くくぅ「悠悠・・・
小名 浜夫「ひっつめの女将さんのラーメン、うまかったんですがねえ、最近、閉店しました。あとに、新しいラーメン店ができています。
こくまくくぅ「のぞみ家・・・」
小名 浜夫「家系です。移転して、今は、勿来にあります。
人形くくぅ「チーナン食堂・・・
小名 浜夫「老舗です。震災直後に行ったときは、あたりががれきだらけでたいへんでした。お店の方が、津波で胸まで海水に浸かったと、言っていました。壁に水跡の筋がありました。無事に再開できてよかったですね。白いストレート麺が特徴。見世屋もそう。その手の麺使用が、小名浜ラーメンと言われる。
こくまくくぅ「一力・・・」
小名 浜夫「建て替え前から知っています。佐野実氏の弟子だそうです。自家製麺です。
人形くくぅ「朱雀・・・
小名 浜夫「すぐ近所、この通りの並びです。担担麺が有名。
こくまくくぅ「輝・・・」
小名 浜夫「近場で1度、移転しています。移転後は行っていません。
人形くくぅ「ラーメン・ショップ小名浜・・・
小名 浜夫「味噌ラーメンがうまいので有名。
こくまくくぅ「むらさき・・・」
小名 浜夫「朱雀の近くです。昼むらさきで、昼だけラーメンをやっています。古典タイプ油そば、があります。うまし。
人形くくぅ「久の屋・・・
小名 浜夫「とんこつで、自家製麺。初期の自家製麺が、かなりやわらかい独特の食感でおもしろかったんだけど、普通っぽい感じに変えてしまった。風の近くにも、分店があったんだけどね。
こくまくくぅ「ガキ大将・・・」
小名 浜夫「味噌ラーメンが絶品。油そばもうまい。
人形くくぅ「がんこらーめん・・・
小名 浜夫「真っ黒いチャーハンが人気。
こくまくくぅ「ノア・・・」
小名 浜夫「ここのすぐ目の前ですが、未訪。デポット出身です。デポットは何度か行っているけどね。
人形くくぅ「楽笑・・・
小名 浜夫「美食ホテル内にあった小名浜ラーメン、ですが、震災後なくなりました。おいしかったんですけどね。いまいる、このスペースに、震災後、美食ホテルが仮店舗を出していました。
こくまくくぅ「五鉄ららみゅう店・・・」
小名 浜夫「本店は知っていますが、ここは未訪。
人形くくぅ「豊、どさんこ・・・
小名 浜夫「目の前のリスポ内にありますが、二軒とも未訪。北茨城のサンユー敷地内のどさんこと、同じクマの暖簾がかかっているなあ。
こくまくくぅ「で、ここ、優勝軒。」
小名 浜夫「そうです。つけ麺を発明した山岸一雄神は天才です!
人形くくぅ「あれ、別の帳面を取り出したぞ。表紙に、歴史、と書かれている。
小名 浜夫「天才とは、天の才能、つまり、人間業ではない、ということです。
こくまくくぅ「ふむ。天、つまり、人の外のどこか、からやってくる才、だ。」
人形くくぅ「降りてくる、という感覚だ。
小名 浜夫「人間や、その共同体、という経験体の外部から、それはやってくる。
こくまくくぅ「日常の外から、それはやってくる。」
小名 浜夫「平安時代の話です。
人形くくぅ「え、平安時代ですか。
小名 浜夫「11~12世紀頃、共同体と共同体の間、にいる人々を無縁、といいました。
こくまくくぅ「俗世間から縁を切った人々だ。悪党、海賊などだ。」
小名 浜夫「無縁は、神聖な権威(神 仏 天皇)と結びついて、神人組織となります。
人形くくぅ「供御人、寄人、だ。
小名 浜夫「神人は、聖なるもの(神 仏 天皇)の直属民です。彼らは、共同体と共同体の間、を、縄張りとして取り仕切り、聖なる権威(神 仏 天皇)が保証元となって、信用状、通行許可書を持っている。神人は、共同体間の、交易の媒介を司り、信用を保証する組織となる。
こくまくくぅ「ふむふむ。共同体間の、流通や交通網を自律的に支配するわけだ。」
小名 浜夫「各地を巡り歩いて、媒介となり、交易、金融、にたずさわる。
人形くくぅ「離れた別の場所の物を、同じ価値があると認める、保証人だ。
小名 浜夫「縄張り、つまり、共同体と共同体の間、で、勝手にふるまう者を取り締まり、負債を滞らせる者に対しては、実力で、荷物を、海や道で差し押さえる。
こくまくくぅ「手形が、自由に、安全に、流通するためには、そうした媒介人の保証がなければならない、わけだ。」
小名 浜夫「遠隔地貿易を円滑にすすめる、信用保証の機能を果たします。
人形くくぅ「そのおかげで、遠隔地の交易や金融的な活動が可能になり、活発になる。
小名 浜夫「交易や金融が、無から有(利益)を生み出すので、それが、神人たちの神秘性を高め、聖なるもの(神 仏 天皇)の聖性や権威をも強めることになる。こうした神秘性は、貨幣になるわけです。
こくまくくぅ「神人とは、媒介、まさに、貨幣のことだ。」
小名 浜夫「なので、貨幣そのものが発達すると、無縁は、世俗化し、神人たちの組織もゆらぐ。
人形くくぅ「その一部が、博奕打ちなどになる。
こくまくくぅ「金融、交易は、世俗化して、無縁に属する独占物ではなくなる、と・・・、あれ、なんの話だ。」
小名 浜夫「山岸一雄神にも、、直属の、目利きの、有能なお弟子さんたちがいて、こうして、遠隔地にまで、商売を広げ、つけそばやその志を広めている、という話ですよ。
人形くくぅ「なるほど。・・・で、そういう君は・・・。あれ、顔をはずしている。お面だったのか!
こくまくくぅ「お面の下は・・・、ミニくくぅだ! なんだ、おかしいと思ったよ。ははははは。」
人形くくぅ「すっかり、だまされたよ、ははははは。

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住所 福島県いわき市小名浜字本町18-1
電話 024-684-7474
営業時間 11:00~23:00(LO20:30)
年中無休
禁煙
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もりそば中(小~中まで同一料金) 756円税込

こくまくくぅ「東池袋から、時も場所も離れて、思えば遠くへ来たもんだ。すばらしい普及状況だ。みんな、つけそばを好きになるといい。」
人形くくぅ「優勝軒は、つけそばのエッセンスを守りながら、エンターテインメントに徹する、というコンセプト、のようだ。カレーやとんかつや唐揚げなどもあり、ざっくばらんに、カジュアルに、広く楽しめるようになっている。
こくまくくぅ「勿来の優勝軒では、つけダレが、もっと清湯っぽい気もしたけど、これは、かなり白湯だ。濃厚白湯魚介の趣だ。茨城大勝軒の特徴であるひき肉は、しっかり入っている。こなれたわかりやすいうまさでいい。クリーミーで、魚粉風味もほどよく、食べやすく、よくできている。麺も、食べやすい。そつないね。」
人形くくぅ「この甘さがいい。かなり甘いけど、これがいい。
こくまくくぅ「これが、特徴だし、クセになる。えびバージョンなどもあるので、白湯の方がそういう展開に向いているのかな。他の優勝軒もそうなったのか、それとも、違いをつけているのかな。」

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豚つけ麺中(小~中まで同一料金) 819円税込

こくまくくぅ「豚白湯と豚三枚肉と背脂、の、トリプル豚効果、で、ウマウマのつけダレだっ。新しいタイプで、これいいなあ。」
人形くくぅ「甘くて、コクがある。これねえ、かなりいい。魚粉が好きでないなら、こっちがオススメだ。
こくまくくぅ「ちょっと、うっとりする、うまみ、あまみ、だ。誰からも上手いをもらえそうな、絶妙な線をはじき出している。」
人形くくぅ「精度の高いカジュアル化路線という感じだ。
こくまくくぅ「近辺のラーメン店で、つけ麺は、あまりない。ウケるといいよね。」

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by dasenkadasenka | 2014-03-26 18:25 | いわき市

yotsukura 喜一  量的な実験的お遊びをくぐり抜けた質的な本格志向へ  純化された喜多方ラーメン

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こくまくくぅ「おや! ラーメンをカウンターにとりに行って、戻ってきたら、われらのテーブル席に、誰かが座っているぞ。」
人形くくぅ「小さい子供だ。あ、もしや、また、恐るべき、子供ブロガーか!
こくまくくぅ「テーブルの上でキーボードを打っているようなしぐさをしているが、置いてあるのはただの帳面だ。帳面の表紙を打っている。」
人形くくぅ「素振りだけの、エアー・キーボードだ。モニター画面もないのに、あたかも見ているように中空を眺めている。ブロガーのふりだな。
こくまくくぅ「あ、こちらに気付いた。」
藻塩 喜一郎「あ、ちょうど今、四倉喜一の記事を入れていたんですよ。
人形くくぅ「もしかしてだけど、エアーでしょ?
藻塩 喜一郎「エアでも十分です。導入部を入れときました。
こくまくくぅ「うそだな。帳面の表紙にキーボード絵が雑に書いてある。」
藻塩 喜一郎「あ、申し遅れました。ハンドルネム、藻塩 喜一郎、です。
人形くくぅ「あやしい名前だな。
藻塩 喜一郎「遅かったですね。
こくまくくぅ「何を言っているか意味がわからない。」
人形くくぅ「あ、こんどは、キーボード表紙の帳面を開いた。便利だな。
こくまくくぅ「ページをめくっている。演技派だな。指で探しているような、わかりやすいアクションをする。」
藻塩 喜一郎「君たち! 子供ブロガを舐めてはいけない。ひやかしは、やめたまえ。
人形くくぅ「意味が分かんない。下をむいたまま、次々にページをめくっている。
藻塩 喜一郎「聞こえているよ、誹謗中傷はやめたまえ。大人のくせに。
こくまくくぅ「口の減らないガキだ。」
藻塩 喜一郎「だいたいなんだ、ラメンばかり食べて。
人形くくぅ「大きなお世話だ。
藻塩 喜一郎「たまには、海鮮丼でも食べたまえ。
こくまくくぅ「なんで、上から目線なんだ。」
藻塩 喜一郎「まあ、いい。あった、ここだ。
人形くくぅ「探している帳面のページを見つけたようだ。文章を指さしている。汚い字だ。読みだした。
藻塩 喜一郎「ラメンは、いまや、超ラメンの時代に入ったのです!
こくまくくぅ「いきなり本題か。」
藻塩 喜一郎「今日のお題は、実験的なお遊びをくぐり抜けた本格志向へ、です。
人形くくぅ「大きく出たな。いつの間にかこんなスタイルになったのか。
藻塩 喜一郎「、既成のラメン界の地平の中での、新しい刺激を求めての流行変化で、とめどもない差異化の進行に、かつての名店さえもあやうく、内容をまったく変えてさえいる。可能性をやり尽くすドミノ倒しのようだ。
こくまくくぅ「うまいこと言ったつもりだ。一拍置いた。」
藻塩 喜一郎「閉じた地平、だから当然です。その地平とは、20世紀的な大衆消費社会だ。
こクマくくぅ「大衆という市場の開拓だ。大衆的な需要に合わせて、大衆趣味へと、すべてを作り直せば、その間は、大きな需要を確保できる。」
藻塩 喜一郎「つまり、ジャンク化であり、エリート主義から大衆主義への変換過程が、消費を創り出す、という局面なわけです。大衆的な好みへと、すべてを置き換えていく作業の間は、安定して、消費の賑わいが延命できる。
人形くくぅ「気張らない、草の根運動だね。だって人間だもの、なんかは、象徴的だ。政治的には民主主義の名のもとに進行した。
こくまくくぅ「でも、その、ええじゃないか、みたいな秘策も、いきづまってきたと。」
藻塩 喜一郎「ジャンク化の乱痴気騒ぎも手詰まりになってきた。大衆的なものへの焼き直しで、消費の裾野を広げたけど、一通りやったし、それに、実はあまり、変化はない。
人形くくぅ「いまや、末期的だからだろう、有名人もテレビ番組もすべてが総動員で広告媒体だし、ブロガーやネット投稿者なども、そうなわけだ。まさに、素人の時代で、素人目線の開拓を進めている。でも、それも、飽和してきた。
藻塩 喜一郎「そして、いよいよ、差異化をやり尽くして、こうした土台そのものが見直されてきてもいるわけです。差異作りのための実験的なお遊びの時代は終わりつつあるようなのです。
こくまくくぅ「差異化の勢いに追いつかないので、限定の乱発になる。でも、限定は、そろそろ問題になるだろう。差別的だからだ。一部の人しかありつけない。みんなに安く平等に行き渡らせる配慮がない。客に迷惑や負担をかけ、いたずらに混乱を招く。出し惜しみで、供給側優位なわけだ。」
人形くくぅ「差異化競争なので、これは、まだ誰もやっていない、という方法論を探すのに、ラーメン店主さんたちは血まなこだ。本家、元祖と争う。
こくまくくぅ「これは、自分が初めてです、と、しょっちゅう聞く(笑)。そこ、とも思うんだけど。」
藻塩 喜一郎「しかし、みんなが同じ発想をして、身動きがとれなくなってきている中で、新しいムーブメントも、確実にあるのであります。本格志向、であり、ラメンのシンプルでタイトな見直しを図っているのであります。
人形くくぅ「聞いたことある語尾だな。大衆好みでも、いいものを、本物を食べたい、になってきている。
藻塩 喜一郎「そうです! それが、ここ・・・
こくまくくぅ「あれ? どうしたんだ、口ごもってきたぞ。あ、口を動かし過ぎて、子供のお面がずれてきて、話しにくくなってきたんだ!」
人形くくぅ「ずれたお面を付け直しているぞ。・・・あ、お面が下に落ちた!
こくまくくぅ「あ、藻塩 喜一郎の下は、ミニくくぅだ! なんだ、すっかりだまされたよ。はははは。」
ミニくくぅ「ばれたか。ははははは。
人形くくぅ「そうか、ずっと、出ていなかったんで、我慢できなくなって、出てきたんだな。はははは。
こくまくくぅ「虎視眈眈と機会をうかがって、こんな準備をしていたわけか。」

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住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可

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藻塩ラーメン 600円

こくまくくぅ「さて、藻塩ラーメン、です。三日間限定です。道の駅よつくらの春の感謝祭の期間中です。」
人形くくぅ「本店と同じもの、です。お見逃しなく。あと二日ある。行くべし。
こくまくくぅ「まあ、ラーメンは昼食、というのが、自分の習慣だけど、喜一本店では、喜多方の多くの店と同様に朝ラーをやっていて、朝7時からの通し営業だけど、噂によると、朝からの行列で、午前中に品切れで、お昼にはやっていない、という話を見かける。」
人形くくぅ「天高盛、も、早々に終了して、昼にやっていないよねえ、という噂だ。
こくまくくぅ「まあ、それを考えたら、ここは、穴場だ。並ぶ苦労せずに、楽勝で食べられますからねえ!」
人形くくぅ「うまいし、らくちんだし、いいよねえ。苦労なく食べられて幸せ!
こくまくくぅ「フードコートなので、もちろん混雑時、満席のこともあるけど、まあ、座席数は多い、からね。日や時間を選べば余裕だ。」
人形くくぅ「スープは、本店からの直送だ。麺だけは、ここオリジナルで、やや細麺の仕様だ。
こくまくくぅ「で、なんと、この藻塩ラーメンは、麺も、一緒に直送してきているので、麺も本店と同じ仕様だ。本店は、太麺と細麺から選べるけど、味噌ラーメン用の細麺が、たぶん、この藻塩のと、同じ、じゃあないかな。」
人形くくぅ「今日は、麺が、直に比べられて、おもしろかった。色艶や味は同じ感じ、なので、組成は一緒だと思う。形状が違う。四倉オリジナルは細めで丸太、縮れているけど、それを、さらに手もみして、薄く平たくしたような感じ、なのが、この藻塩ラーメンの麺だ。
こくまくくぅ「やはり、食感がまるで違う。四倉バージョンは、当然固めもっちりで、藻塩バージョンは、ぴろぴろしたもっちりだ。楽しい食べ比べだ。この、ひらひら麺もいい、なあ。食感比べも楽しいので、できれば、導入されると嬉しいね。」
人形くくぅ「さて、藻塩、ですが、すでに、喜一は、塩は、ノーマルな塩ラーメンの他に、山塩ラーメンと藻塩ラーメン、と3種類出している。塩、に凝っている。
こくまくくぅ「考えてみれば、喜多方は、醤油が多いから、塩は、じもらーにも、ウケる、のかもね。それに、下の味噌、も強烈な魅力だし。」
人形くくぅ「魅せる、やり方が上手だ。塩だけでも、すでに話題性をつかんでいる。引き込む、よねえ。
こくまくくぅ「まあ、喜一自体が、ニューウェーヴだけど、この塩が、また、鮮烈なニューウェーヴな塩、だ。喜多方で、こんな店はない、だろう。」
人形くくぅ「まあ、遠くから来るなら、できたら、ここへきて、一気に、塩、味噌、醤油、3種類は食べたいね。合間に腹ごなしに海岸でも散歩して(笑)。味だけでなく、ぜひ、3種のベーススープの違いを比べたい。うーん、赤魂も入れたいか。
こくまくくぅ「喜多方の粋、を堪能できる。しかも、並ばずにだ! 昼に! だ(笑)。これ、大きい。」
人形くくぅ「藻塩ラーメンの色は、塩ラーメンと違って、なんか薄い醤油ラーメンみたいな色をしている。塩ラーメンと同じ鶏スープだと思うけど、薄い茶色っぽい色のついた、藻塩ダレ、を使用している模様。
こくまくくぅ「味わいは、塩に比べると、あきらかに、ほのかな磯の風味が漂っている。山塩は一度しか食べていないので心もとないが、しょっぱさの角がなく、まったりした感じのイメージかな。」
人形くくぅ「藻塩は、海水を煮詰めているだけあって、やはり、ミネラル質の質感も感じる。
こくまくくぅ「まあ、いずれも、おだやかなもので、ギリギリはしていない。でも、これが一番、塩気主張がある、かな。」
人形くくぅ「微妙な、うまみ、なんだよね。それが、鶏スープを活かしながら絶妙に融合する。
こくまくくぅ「塩を味わい分けている人は通ですなあ(笑)。どれも、まろやかさと塩気の緊張が張りつめている。」
人形くくぅ「地質学的なラーメンとでもいうべき、情趣がある。山塩は、山の地中の岩盤の中に閉じ込められ、圧縮された海水から抽出されたものだ。藻塩は海水。
こくまくくぅ「と、まあ、地球の鼓動を分け持ってでもいるかのような、センシティブな感動もある一杯だ。」
人形くくぅ「茶室のように風流で、室内の一杯に器の中に、自然を感じる、ような趣だ。
こくまくくぅ「まあ、食べながら、窓から、海が見えているけどね。何か、響き合う、かもね。」
人形くくぅ「人間の血液は海水と同じ成分だし。小さな海を陸に運んで歩いている。
こくまくくぅ「ひらひら麺の甘い小麦の味わいも活きるスープだ。地球のおすそ分けの、干渉し合い、響き合う、心地よさを、極めようとしているのが伝わるに十分なだけのシンプルさ、だ。質的な転換点にあるラーメン店だ。」

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熟成味噌ラーメン 750円

こくまくくぅ「さて、こちらも、地球の息吹きを最大に発揮できるように調理された傑作だ。味噌の可能性を、従来型とは違う切り口で魅せる。」
人形くくぅ「先日食べた、一直(水戸)の味噌つけそばの味噌の香気も素晴らしいが、でも、さほど、未知の領域、でもない。うまいんだけど、既知の地平の地続きだ。
こくまくくぅ「あまりにもよくできている点で未踏の領域だけどね。」
人形くくぅ「でもこれは、既知の感じとは全く違う。こんなふうに思ったの一福(初台)だけだ。あれ以来の衝撃作だ。ともに、独自の世界観を確立しているけど、共通して、自然の息吹、かもしれない。
こくまくくぅ「ため息ものだよね。これは鶏白湯スープ仕様だけど、白湯を使った濃厚味噌系とも違う。まあ、濃厚味噌って、意外とありふれた味わいだし、そういう意味では退屈なところもある。みな同じ、紋切り型の発想の、濃さの質、にとらわれている感じだ。」
人形くくぅ「白湯をこんなにおしゃれに使い切っている店も知らない。まったく異質な作り方を平然とやってのけている感じだ。
こくまくくぅ「クリーミーさが増してきたかな。こなれたまろやかさだ。それを、やや重厚な味噌風味が引き締めていて、独特の良質なまったり感を作り出している。たとえて言えば、ミルクとコーヒーの関係かな。ある意味、味噌ラーメンですらない。」
人形くくぅ「クリーミーなコクが絶妙で、単においしいだけでなく、引き込むような吸引力がある。
こくまくくぅ「喜一は、和と洋の風味の融合が巧みだ。冴えているし、知的でさえある。ありきたりな和洋折衷ではない。」
人形くくぅ「洋シェフの、風変わりな、わざとらしい和洋折衷ラーメンも珍しくない、けど、なんか、やり過ぎが多い。いきおい、トリッキーな実験になる。そういうのと違って、無理なく、自然なすり合わせ、という感じだ。
こくまくくぅ「自然体だ。喜多方という田舎がいい方に作用しているおかげか。落ち着いている。上っ調子な感じがない。」
人形くくぅ「逆に田舎者臭いんだよね、変に奇抜な和洋折衷やると。
こくまくくぅ「これは、それどころか、なんか、おりてきている、という感じだよね。無我夢中の、無心の、毎日の試行錯誤の中で、おりてきた、という感じの、きらめき、がある。おいしさ、ということ以上だ。」
人形くくぅ「やはり、それか、本物志向は。


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by dasenkadasenka | 2014-03-21 18:21 | いわき市

yotsukura喜一 今風のラーメンと昔ながらのラーメンの二項対立をあっさりのりこえて。

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こくまくくぅ「おや! ラーメンをカウンターにとりに行って、戻ってきたら、われらのテーブル席に誰か座っているぞ!
人形くくぅ「小さな人影・・・、あ、あれは、子供ブロガじゃないのか?!
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四倉 喜一「こんにちは。四倉 喜一 と申します。よろしくね。
こくまくくぅ「また今日もか。・・・ずいぶんと、でき過ぎた名前だなあ。」
人形くくぅ「なんか、かわいくねえガキだなあ。
こくまくくぅ「あ、またランドセルから何か取り出した。」
人形くくぅ「帳面だ。たくさんある。哲学ノートとか、いろいろある。
四倉 喜一「あ、それは、今日はお休みです。
こくまくくぅ「あ、喜一メモ、と表紙に書いてある帳面を取り出しぞ。」
人形くくぅ「喜多方の本店とか山塩店のことが書いてある。読みだした。
四倉 喜一「えへん、えー、喜一本店では、毎週火曜日に、塩の特別メニューを出しています。いつもは山塩、ですが、先回から、新作、藻塩バージョンの塩ラーメンが出ました。
こくまくくぅ「ふむふむ。それで?」
人形くくぅ「あ、帳面にはさんであった広告チラシを取り出して広げた。
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四倉 喜一「そこで、これです!
こくまくくぅ「ここ、道の駅四倉の春の感謝祭の広告だ。」
人形くくぅ「なんか、〇がしてあるぞ。
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四倉 喜一「見てください。なんと、その藻塩が、ここ、四倉喜一でも、食べられます!
こくまくくぅ「ほんとだ。」
人形くくぅ「こりゃあ、来なきゃね。君、役に立つねえ。感心感心。
四倉 喜一「よかっぺ。今日は塩ラーメンを食べて、味をよく覚えておいてください。次に藻塩ラーメンを食べて比較します。いいですね。
こくまくくぅ「へえ。」
人形くくぅ「なんか、えらそうだなあ。・・・あれ、もう一つ〇がしてある。
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四倉 喜一「これは、ハレ・ダビドソンがやってくる、です。かっこいいぃー。
人形くくぅ「君、好きなのか。いいねえ。顔に似合ってないけど。
四倉 喜一「これも、見に来るのであります。土日であります。爆音がたまんね。前にも見に来たのであります。各地からいっぱい来て集結するんですよ。何百台かな。
こくまくくぅ「その、あります、って口癖どこかで聞いたことあるなあ。」
人形くくぅ「あ、チラシをたたんだ。
四倉 喜一「詳しくは、ウェブで。
人形くくぅ「今度は地政学と表紙に書いてある帳面を取り出したぞ。
こくまくくぅ「読みだした。」
四倉 喜一「えー、今風のラーメンと昔ながらのラーメンの二項対立をあっさりのりこえて。というお題です。
人形くくぅ「なんだ、また、ラーメンの話なのか。
四倉 喜一「すっかり地図が変わり、視界が変わったのです。
こくまくくぅ「なるほど。測量のし直しだ。」
四倉 喜一「ラーメン事情が変わってきているのです!
人形くくぅ「地殻変動か。
四倉 喜一「土壌が違ってきているのです。土壌が一つなら、そこで、かたっぱしから食べるわけですが、最近、別次元の土壌があらわれてきて、その新しさに惹かれると、古い土壌のは、もう、食べなくてもいいや、と思うようになってきたのであります!
こくまくくぅ「なるほど、探究心も薄れてきたなあ。」
四倉 喜一「新しいラーメンが醸成されているので、二項対立もむなしくなった、というわけです。今日、食べてもらえればわかるでしょう!
人形くくぅ「なんか、上から目線だ。古い地平のラーメンは、もういいっか、という気になっている、と。
四倉 喜一「そうです。この新しいラーメンは、元門や、直です。で、どうです、頭文字をとって並べると? ・・・喜と一で
こくまくくぅ「あ、喜一、だ。なるほど。」
人形くくぅ「うまいな、よくできてる。うまいことやった。
四倉 喜一「ガッテンしましたか。まあ、これから、という若者にも、もちろん、おススメですが、今まで、さほどラーメンに関心なかった年配の方々にも、ぜひ、おススメしたい!
こくまくくぅ「君、若者より若いくせに。」
四倉 喜一「たいして、好きでもないな、と思ってた人にこそ、です。質が違うからです。おや? と思えるはずです。
人形くくぅ「おや、なんか違う、・・・が大事だ。
こくまくくぅ「まさしく、ターニング・ポイント。」
四倉 喜一「ご高齢の方々にも、訴える、耐えうる、満足していただける、説得力や落ち着きがあるのです。新しい狂ったようなラーメンや、古くさいラーメンとも違います!
こくまくくぅ「高品質だからなあ。」
人形くくぅ「シンプルだし。
四倉 喜一「見直す時期です!
こくまくくぅ「あ、夢中になって喋っているので、お面が、ずれて、はずれかけているぞ。子供じゃない!」
人形くくぅ「あ!お面が落ちた! お面の下は、ミニくくぅ、だ!
こくまくくぅ「なんだ、ミニくくぅだったのか、驚いたよ。ははははは・・・。」
ミニくくぅ「ばれたか、ははははは・・・。
人形くくぅ「そうだったのか、すっかりだまされたよ、ははははは・・・。
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住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可

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熟成醤油チャーシュー 850円

こくまくくぅ「チャーシューメンがうまかったので、もう一度。われは、それほど、肉、肉、という方でもないので、さほど、チャーシューメンはたのまない(痩せてるし)。」
人形くくぅ「それに、たくさん食べたい、ほど、好きだ! と思うチャーシューもそうそうないしね。
こくまくくぅ「はっきり言って、ごく最近の、われにとってのチャーシュー革命、華丸やことぶきややえるびすや喜元門や天高盛や喜一や、などなど、のチャーシューとの出会い、以前は、チャーシュー、毎度同じようなの食べ過ぎて飽きていて、やや恐怖症ですらあったくらいだ。」
人形くくぅ「それを完全に治して逆転させたのが、何より喜元門だ。目から鱗、だ。
こくまくくぅ「自分的に、ですけど、うまいチャーシューに出会っていなかったんだ! と、まじで思った。もちろん、点々と過去にも、これはいい、は、ありますけどね、それ以外、たいていは、普通にうまい、くらいな、わけだ。」
人形くくぅ「そういう意味でも、チャーシュー、麺、スープ、において、最近の新機軸は、これまで、ラーメンって、どうも、あまり、ぴんとこない、という向きにも、反転する契機があるように、身をもって、思えるわけだ。
こくまくくぅ「そして、こうして、スープにチャーシューの脂やエキスが溶けてうまい、という実感も、同様に、最近特に思ったわけだけど、今頃気づいた、というよりも、そういう明確な方法論のラーメンに出会っている、という実感がある、わけだ。」
人形くくぅ「ただなんとなく、惰性的な添え物、感覚でなく、意識的な戦略や意気込みを感じさせる、つくり手なわけだ。
こくまくくぅ「自分でそう思っている、ではなくて、そう相手に思わせる、というところまでね。届いているかどうか、だ。」
人形くくぅ「それに、単に、チャーシューだけの話ではなくて、スープや麺や具材などのトータルのプレゼンテーションの冴え、コーデュネートの見事さ、の中で、細部が、そう感じる、よく思える、ということ、だからね。
こくまくくぅ「前ふりがあるからさびがある、みたいなね。いいとこだけ抜いても、よくはない。全体の中でこそ、細部はある。相互補完的な活かし方だ。」
人形くくぅ「チャーシューだけが、仮にすごくうまくても、スープや麺が、ぱっとしなければ、台無しだ。
こくまくくぅ「そこのところをすごく気を使って、有機的にパーフェクトな全体感を構成する、ということがね。当たり前のことなんだけど、はっきり言って、新機軸以前はできていない。最近の新しさは、そういうことを、精査している。」
人形くくぅ「たとえば、バランスでいうと、スープが、ものすごーく、よくできている、なら、絶対に、ブラぺを振ったり、珍奇なデコレーション具材を入れたり、なんかしたくない、に決まっているわけだ。
こくまくくぅ「もったいない、と思うよね。そういう意味で、デコは、まあ、誤魔化しだよね。スープ本体がよくない。なんか足りないから、こしょうでもふるか、とか。」
人形くくぅ「自分で自信作なら、これだけで、飲んでくれ! って、思うはずだよね。それを汚すようなものは入れたくはない。それくらいのを、ほしい。
こくまくくぅ「そういう精度が新機軸は高い、のだ。スープだけでなく、スープ、麺、チャーシュー、について、完全に作り、その組み合わせも完璧にする。」
人形くくぅ「スープはよくできたから、なんとなく、テキトーな麺をそこに当てればいい、とかね。どこか、ゆるい。ゆるさの妥協をしない、新機軸は。
こくまくくぅ「だから、組わせがシンプルだ。たとえば、ここ喜一では、塩は鶏スープ、醤油は豚スープ、味噌は鶏白湯と使い分けている。」
人形くくぅ「ラフな使い回しはしない。
こくまくくぅ「ということは、それぞれの調味料に、最適のスープを用意している、ということだ。こういう練り上げ方が、旧来とは違うし、違う、と思わせる、のだ。」
人形くくぅ「組み合わせの最適化だ。素材をすり合わせギリギリと完成度の高さをしぼりだしている。みんな、そうするんだけど、やり方が徹底しているのだ。
こくまくくぅ「まあ、才能とスキルだよね。全身全霊を、感性に、感覚に、注いでいる、並でない仕事がでてきた、と。」
人形くくぅ「結局デコレーションに胡麻化される食べ手が多ければ、それでいい、になっちゃうわけだ。
こくまくくぅ「てきとーに褒める人が多いところでは、褒め殺しになる。だれてくる。なあなあで、うまいよ、うまいよ、で終わる。たいていは、そういことだ。」
人形くくぅ「食べ手が育てる。批判もしないとよくならない。みんなで、いいよいいよってやっていると、結局、不活性になるだけで、結局は、そういう地域は停滞する。
こくまくくぅ「長い停滞に入る。お愛想で褒め合うようなローカルヒットは、たいていつまらない。」
人形くくぅ「ランキングも警戒するよ(笑)。裏読みもしなければならない。
こくまくくぅ「遠出して損するからね。それが多い。」
人形くくぅ「おちゃらけの表面であることは多い。人目をひくおしゃれ感とか、派手なデコレーションとかは、本体の実態はたいしたことない。
こくまくくぅ「シンプルな次元でうまければ、必要最低限以上はむしろ、入れたくない、と思うようになるはずだ。いいものできたら、もったいなくてね、できない。」
人形くくぅ「まあ、この醤油の香ばしい香り高さ、なんかも、選びに選んでいる、はず。どこまで妥協しないか、だ。
こくまくくぅ「味噌みたいなコクもある。でも、強すぎない。バランス、という言葉の濫用はやめた方がいいな。そんことできているの、わずかな店しかない。」
人形くくぅ「あちこちでたくさん食べて実感する他はない。

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塩ラーメン 500円

こくまくくぅ「まあ、塩と醤油、同時に、食べ比べると、いい。スープはまるで違う。調味料でなく、スープが別物だ。」
人形くくぅ「こちらは、鶏メインだ。塩の透明感の中で、鶏のよさがわかる、ように仕組まれている。ほんのり、洋野菜っぽいのかな。セロリとかタマネギかな? 色も、やや緑っぽいような。
こくまくくぅ「しゃれた洋風スープのようでもあり、米を入れてリゾットでもよさすな。」
人形くくぅ「ちょうどいいところを、ちょうどいい濃度で、という感じだ。必要なものを必要なだけ。この精査が徹底している。やはり、まるで違うものが出てくる。
こくまくくぅ「足すよりは引くんだよね。限りなくまろやかにうまい。それだけ、でいい。感性よりも、コンセプトだよね。やり抜く矜持ができているかどうか。はじめにそれがないと、単なる風見鶏になる。流行りの手法を取り入れて、とか。」
人形くくぅ「だから、初期段階でわかるんだよね。はじめから、やろうとしていることが見えない店って、たぶん、どうにもならない。核がない、というか。
こくまくくぅ「代表作とかね。この店の核となるラーメンこれなんだな、っていうのが、ない、店って多い。」
人形くくぅ「ちゃらんぽらんに何でもやる店。メニュー数が多いのに、核心の見えない店。たぶん、店主さん当人が見えていない。何がしたいか。
こくまくくぅ「それでも、ウケてることはある。多才で、話題性あり、みたいな。限定乱発とかね。まあ、儲かればいい、のだろうけど。」
人形くくぅ「新機軸はもっと地味だ(笑)。地味にすらできない、実力がないと。
こくまくくぅ「基本のラーメンをまず、完成させてから、だろう。それだけでも一生もの、だ。」
人形くくぅ「ゆくゆく差は歴然とでるだろう。そろそろ変わり目だ。これだけ、実力派の新勢力があるからね。
こくまくくぅ「一見地味に見えかねないけどね。」

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by dasenkadasenka | 2014-03-19 18:48 | いわき市

麺遊心 らぶあごあぶら×らぶあごだし   裸の王様

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住所 福島県いわき市平中町14-2 武藤ビル1F
電話 024-621-0774
営業時間 11:00~15;00/17:00~21:00
定休日 月曜日
P なし
禁煙
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こくまくくぅ「王様が裸であること、は、王の普遍的権威の否定にはならない。王様は、ただの人間にすぎない、という、庶民の慧眼は確かにその通りなのだが、それでも、なお、だからこそ、そう、なのだ。」
人形くくぅ「習慣上、担ぎ上げているだけ、というのではなく。
こくまくくぅ「秩序世界とは、有限な全体性、という逆説によって定義される。有限性の刻印を帯びているということは、つまり、われわれ人間が秩序を創設しているということは、主体化を媒介とする(ばねとする)、先験的な超越性の経験があればこそ、生じうるのだ。」
人形くくぅ「単なる主観的展望以上のものがなければ、秩序は起こりえない。
こくまくくぅ「この先験的な超越性は、われわれという秩序的存在の有限性の範囲内でしか、生じない。」
人形くくぅ「先験的な超越性と、言語的秩序世界とは、符合する、わけだ。
こくまくくぅ「この関係は、両者を隔てる溝、が、存続する限りでしか生じない。つまり、超越性は、到達不可能なままである限りでしか、生じない。」
人形くくぅ「もし、この溝が埋まるようなことがあれば、そうなるや否や、超越性も秩序も終わりを告げる。
こくまくくぅ「われわれは、この無能な有限性の地平の内部に、そっくりとどまっている、がゆえにこそ、絶対的なもの、をつかむことができるのだ。」
人形くくぅ「地上に呑み込まれている地平の内部からこそ、無限性(理性、神、など)を語れるのだ、という事実こそ、人間の歴史に他ならない。
こくまくくぅ「われわれは、歴史的現実に制限されている特殊なもの、にすぎない、という立場から、絶対を説明する。絶対とは、これ以外の何ものでもない。」
人形くくぅ「絶対の方こそ、このようにして以外にあらわれようがない、のだ。
こくまくくぅ「絶対知は有限な本の中に含まれる(ヘーゲル)、というわけだ。」
人形くくぅ「歴史における、超越性の顕現は、自由な創設的行為を通じてあらわれる。それが主体化だ。通常の事物の流れにとらわれながらも、自由な選択、が起こりうるのだ。
こくまくくぅ「それは、ある意味、意識的なものではない。やむにやまれぬのだ。後になって、その行為が切り拓いた秩序(地平)の中で、その自らの起源の出来事(空白)を知る、のだ。」



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しおラーメン 無料替え玉 700円

こくまくくぅ「さて、時折、塩ラーメンは、雰囲気が変わる。季節によっても変わるのかもしれない。今日は、すごく、すっきりしている。スープの透明度が高い。飲んでみると、あごだしが、なんとも心地よい味わいだ。限りなくシンプルで、震撼ものだ。いつも、ここの塩は好きなんだけど、ひょっとして、今日のは一番かも。」
人形くくぅ「詳しくは知らないけど、いつもは、鶏だしとあごだしのブレンドと思うけど、今日は、あごだしのみ、になったかのような。
こくまくくぅ「やさしいあごだしに、少し主張の強いあご油の風味が輪郭づけして、魚心×魚心、のインパクトだ。魚好きには、たまらない一杯だ。」
人形くくぅ「やはり、魚スープでならしている喜元門にも、あごだしがある。こことまた違う雰囲気だ。次には、ぜひ喜元門のあごだし塩、を食べて、しっかり比べてみよう。あご対決だ。
こくまくくぅ「喜元門はしっかりしたうまみ、で、こちらは、じわーっと引き込まれるようなうまみだ。双方とも、独特の麺仕様で、創作性が高い。スープに独自の麺をしっかりと合わせてくるやり方に、半端ない冴え、がある。しかし、今日はまた、極めたような、達観したような、ひきしまった冴えがあるなあ。」
人形くくぅ「冴え冴えとしている透明なうまみだ。安易なたとえで申し訳ないけど、和風の創作料理店とかのような趣さえある。
こくまくくぅ「そうなんだよねえ、惜しいのは、最近、店舗替えしたんだけど、いっそ、創作和風料理店、みたいな雰囲気の店舗でもよさそうなんだよね。まあ、でも、派手さがウケるかは微妙だけど。なにしろ、活力屋のあのチョーおしゃれな店舗、結局、ポシャッたわけだしねえ。賛否あったようだし。前の山中のログハウスが好きだった人は、拒絶反応を示してた。むずかしい。」
人形くくぅ「まあ、手狭にはなった。今日も、食べてたら、すぐにいっぱいになってしまう感じだった。
こくまくくぅ「まあ、駅の近くだから、都会的でいい。近くに、龍次、風、とあるわけだけど、いずれにしても、都会的、だ。というか、この3店で、ぐっと都会的になったなあ(笑)。少し離れているけど、あと四倉喜一も加えないといけない。これで、いわき、大都会です。」
人形くくぅ「街中、の方が似合う、というかね。郊外にポツンとある雰囲気でもないのかもしれない。
こくまくくぅ「まあ、とにかく、麺遊心は、もはや奇形的に創造性にあふれている。こんなに創作意欲に燃えているひたむきさは、そうそうない。こんな麺を作れるということ、このあたりでは衝撃的というか、茨城でも、そうそうなく、喜元門、ことぶきや、華丸、などに匹敵する。」
人形くくぅ「まあ、非常に凝った麺なので、好き嫌いは出てしまうのは想像に難くないわけだけど、やり通したところに、敬意をこめて、拍手を送らなければならないだろう。
こくまくくぅ「まあ、製麺所でもいいんだけど、自家製麺の店は、独特の創造性への傾斜を感じる。つまらない自家製麺も多いけどね。理屈でなくて、つくりたくてたまらない、という衝迫に、引き込まれるものはあるなあ。」
人形くくぅ「自家製麺のうまい店、は、商業的オンリーではない、精神性というか、気迫というか、情念というか、表現力の高まりを、感じて、ウマい以上に、感動的なものがある。
こくまくくぅ「作品に近くなるかもね。単なる身過ぎ世過ぎの商品、ではなくて。スープまではやるけど、麺までやるのは、かなりな踏込みだ。やはり、熱意は賞賛に値する。」
人形くくぅ「この塩ラーメンも、自己完結的な、独特の小宇宙感がある。うまい、だけでない、感服がある。やはり、軽佻な、きざな店舗、は駄目だな(笑)。
こくまくくぅ「もう、茶室のお抹茶、的な高まりはあるよ。文化だな。」
人形くくぅ「こんな麺とスープつくる創作能力、ド凡店にはない。どうして、こんなのできたのだろう。

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油そば 750円

こくまくくぅ「この、あご油の、油そば、は、わたしにとっては、大宇宙です(笑)。うまさの粋、だ。よくぞ、創ってくれました。」
人形くくぅ「まあ、スープのない、ところでの、この細麺もうまい。ものづくり大好きで、麺もがんがんつくる店主さんもけっこういるんだけど、そう言ってはなんだけど、ものづくり、だから、いかんせん、下手、ってことはある、んだよねえ。店名はいくつも挙げられるけど、もちろん挙げないけど、なんか、びしっときまらない、素人っぽい手つきも多い。そんな中、技術的にも、ここはうまい、よねえ。
こくまくくぅ「技術やセンスね。製麺所の麺を選ぶセンスさえおぼつかない。まあ、たいていは、要するに不器用で、とてもこわくて、自家製縁まで踏み込めない、だろう。」
人形くくぅ「つけ麺だと、前に食べた限りだと、極細なので、いかんせん、のびやすい。これは、のびないので、そこが、いい。
こくまくくぅ「さて、下になんかありますよ。(↓写真)」
人形くくぅ「あれは、試供品です。まず、これを出されました。まかないで食べているもの、だそうで、試してみてください、とのこと。ありがとうございます。正直、うれしい。油そば、ですからねえ。油そば、なんですが、味付き、です。唐辛子味噌、のようなものが入っている感じなんですが、辛さはあまりなくて、唐辛子の風味味噌、という感じです。豆板醤とかコチュジャンか、と尋ねると、類したものだけど、それそのものではないそうです。
こくまくくぅ「うーん、いろいろ頭をよぎるなあ。まず、鶴也(いわき)やぶらぶら(大甕)の味噌味の油そば。ノーマルな古典タイプにはない、味噌味だ。やや、共通する線だ。あとは、四倉喜一で最近ハマっている、赤魂。ついに、麺遊心赤魂もできるのか! とかね。」
人形くくぅ「しかも、うまい。さすがに、鶴也やぶらぶらの、ポップなノリの、カジュアルなわかりやすい味噌味、ではない。赤魂とも、違うけど、そちらに近いノリだ。そういえば、ぶらぶらでは、辛バージョンも食べた。激辛ので、比較にはならないかな。
こくまくくぅ「抑えた、地味だけど味わい深いような、奥ゆかしい赤い味で、その上はあご油、なんだけど、やはり、このあご油がすぐれもののうまい風味で、それを倍増させるような効果的な味つけ、だ。これをメニュー化するつもりはないそうだけど、ポテンシャル高いなあ。いずれ、味噌味、もありそうだ。」
人形くくぅ「考えてみたんだけど、やりようによっては、あごだしラーメン、喜一の赤魂みたいなバージョンもありえそうだ。なんか、頭の中で、すごくうまい感じも思い描けるぞ!
こくまくくぅ「ま、あご油がとにかくうまいので、この赤い味も、本家の油そばの、シンプルな味も、イケる。この赤い油そばを食べた後、なので、これまた、油そばの一際シンプルな味わいも、再発見できた感じだ。素晴らしい趣向で感謝だ。シンプルな方はやはり力強い。ぐいぐい食べられる。誰もが好き、とは思わないけど、油そば、ハマったら、油地獄だ(笑)。」
人形くくぅ「みんな、油に狂えぇーっ!(笑) 油地獄症状です。
こくまくくぅ「これ、油そば、といっても、やはり、創作的です。完全オリジナル、です。すごすぎです!」
人形くくぅ「真似するのは簡単だけど、初めの一歩を踏み出すのは、そりゃー大変なことですよ。そうそうできませんよ、こんなこと。
こくまくくぅ「古典タイプとか応用新感覚タイプ、のくくりの外で、黙々と奇形的なモンスターを作っちゃうすごさだ。新しいのに、昔からある食べものみたいに、よく、出来上がっているし。」
人形くくぅ「堂に入って、落ち着き払った風格さえある。浮ついたところは微塵もない、確かなうまさだ。


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油そばX



✧✧✧✧

こくまくくぅ「すぐそばの、やっちゃば、で買物。パクチーを買ったり、魚を買ったり。地元、なんでね。」
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by dasenkadasenka | 2014-03-08 18:12 | いわき市

yotsukura喜一  メニュー完全制覇の価値あり!

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小皇帝くくぅ人形「あの窓辺の席にいたんだ。」


住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可
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こくまくくぅ「主体化は、動物的な生の自己充足的再生サイクルを断ち切る。」
人形くくぅ「つまり、自由とは、この、自然から解放された、空無、のことだ。
こくまくくぅ「かくして、われわれは、自由と身体(自然)との中間、としてある。こうして、中庸(アリストテレス)とは、原初的な創始の身振り(主体化という狂気)に、直接向かうことの回避、と、身体的な経験的現実性の宇宙に直接浸ることの回避、との、間にある、ということだ。」
人形くくぅ「つまり、主体性としては、人は、少なからず、一切の制約に束縛されない、乱暴な自己主義的自由、への個人的な執着、としてあり、要するに、それは、自由な主体性が、動物的な利己主義と合体した中間状態としてある、ということだ。
こくまくくぅ「自由という空無が、身体を通してあらわれる、という、あり得ない地点、として、主体性はあり、そのために、社会的道徳が制約するのは、利己主義への固執だ。しかし、まさに、その強固に規則に(自然に)従わないところは、他ならぬ道徳(普遍的な法)そのものをもたらす、主体化という自由の可能性、でもあるのだ。」
人形くくぅ「このために、人間には、道徳や教育が必要不可欠なわけだ。中庸を、つまり、すべての可能性を、ほどほどにしなければならない、という度量を、教える必要があるのだ。秩序においては、ある種の変数の枠内で、管理された自由(変化)が望まれることになる。
こくまくくぅ「自由について譲歩しないと、身体的な破滅(自己破壊)に至る(死に至る病)。しかし、自由をあきらめると、人間性(主体性)を喪失する。」
人形くくぅ「この不可能な中間(両義性)を維持しなければ、ならないわけだ。
こくまくくぅ「こうした、二つの選択肢の間に引き裂かれたダブルバインド状態こそが、人間なわけだ。」

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塩チャーシュー 850円

こくまくくぅ「これで、全部のメニューを食べたぞ!
人形くくぅ「完全制覇の価値あり、だ。
こくまくくぅ「完全制覇に意義を見出せる店は、そうそうない。たいてい、数品は、ぱっとしなくて、そのために、全体の印象も弱くなる。特に基本のラーメンのぱっとしないのは、致命的だ。」
人形くくぅ「やはり、名店は、隅々まで、カチッとキマッテいる、というのがその定義だろう。
こくまくくぅ「新しめの、色物のラーメンを食べて、なんとなく面白くても、基本形がぐだぐだなことは、意外に多い。ただなんとなく、醤油ラーメンとかおいている、みたいなの、よくある。まずいだけでなく、ラーメンへの冒涜、なのだ(二度と行かない)。やっぱり、基本形はデコレーションの誤魔化しが効かないから、食べてみるべきは、一番質素なノーマルなラーメンだ。それを馬鹿にしている店は、ラーメン店じゃあない。」
人形くくぅ「特製を頼む人も多いけどね。やはり、基本がなってないと、がっかりだ。
こくまくくぅ「喜び組(喜一×喜元門)によって、ラーメンは、生まれ変わっている。最近、古いラーメンを食べる気がしなくなってきた。ここへ来ると、安堵する。」
人形くくぅ「ある種の解放感がある。
こくまくくぅ「何でも、古い分野が終わる、ということは、もっともっとの欲望に対して、そのポテンシャルを使い切る、ということだ。だから、終わり頃になると、欲望を満たせない閉塞感から、すでに顕在化した可能性を、とっかえひっかえつぎはぎして、いじくりまわすようになる。」
人形くくぅ「そうなったら、終盤のサインだ。出尽くすまで、加速度的に、順列組合せを試すほかはなくなる。
こくまくくぅ「喜び組は、別のポテンシャルを開発することに成功している。まだ、こんなやり方があるのか! というところが、順列組合せではなくて、質的な変換として起きているのだ。」
人形くくぅ「基盤そのものを変えている。旧態依然の小手先、ではない。
こくまくくぅ「だから、まるで、はじめてラーメンを食べているかのような、初々しさがあるのだ。」
人形くくぅ「手詰まり感がない。既存の座標軸の上で一生懸命アイデアをしぼりだしたのではない、まるで、一からやり直している、かのような、優雅な、すがすがしさがあるのだ。
こくまくくぅ「つまり、20世紀レジームからの脱却だな(笑)。まあ、どうなるかわからないけど、20世紀文化には、傾向的な徴候はある。大衆社会化の徹底だ。」
人形くくぅ「ジャンク化だ。キッチュの横行を良しとする傾向に拍車がかかってきた。
こくまくくぅ「ところが、すでに、終盤に差し掛かっているような、爛熟-退廃ぶりだ。たとえば、歌謡界で言えば、今は亡きブルースの女王、淡谷のり子さんの世代は、ちゃんと声楽をマスターしたような歌手だ。淡谷のり子さんは、よく後輩の歌唱のなってなさを嘆いてらした。しかし、その頃よりも、はるかにそういった事態は進行しているだろう。たぶん、どんどんまします素人に近くなってきている、し、それがむしろ好ましい、とされる、のだ。上手い下手ではなくて、フィーリングが、大衆化しているのだ。」
人形くくぅ「カラオケ素人も上手い人続出だし。その延長上くらいの歌手が流行る。超うまい人から素人に毛が生えたのまでが、ひしめいて爛熟する。プロと素人との二元論が成り立たなくなる。そういう民意を反映する戦略が練られている。故郷を想う演歌も流行らなくなってきたしなあ。
こくまくくぅ「歌は世につれ世は歌につれ、だ。ある意味、ネットやコンビニや通販やケイタイや車などの普及で、どこに住んでていても変わらなっくなってきた。」
人形くくぅ「だから、都会-田舎の二元論の問題設定はすたれる、だろう。いま、まだ、それやっているけど、終わり頃、なのだ。問題は、情報の共有とあらゆる偏差の是正だ。
こくまくくぅ「政治でも、官僚(エリート)より、庶民の民意で政治を、というスローガン、なわけだけど、それも、爛熟して、すでに、ややこけているところもある。やはり、もしかすると、20世紀レジームからの脱却が必要かもしれない。」
人形くくぅ「生まれ変わり、やり直す、創意が必要なわけだ。過渡期かもね。古いお題が頭打ちだ。まだ、一見、華やかに見えるけど。
こくまくくぅ「と、喜び組を食べながら、思うわけですよ(笑)。いいんじゃあないですかね。ラーメンからインスパイアされるのも。重大なヒントもありそうだ。」
人形くくぅ「新しいやつでね。再吟味して、出直す。ラーメン再編。
こくまくくぅ「21世紀ビジョンは必要だ。欲望は、ずっと同じではない、のは明らかなのでね。」
人形くくぅ「新しいものを提示できなくて、根本的に欲望の対象が間に合わないから、百花繚乱の狂い咲きのようになる。
こくまくくぅ「さて、見た目は驚くほどオーソドクスな(笑)、塩スープのチャーシューメンなのだけれど、やはり、醤油スープのチャーシューメンと同様に、チャーシューがスープに、大きな影響を与えているので、ただの塩スープの時と、まるで、味わいの印象が違う。」
人形くくぅ「なんか、見た目も、妙に無色透明で、違うスープみたいに見える。
こくまくくぅ「一口目、表面のスープをすすると、おや、これは鶏スープではなくて、豚ガラスープか、と思うくらいだ。どうやら、チャーシューエキスに影響され支配された上層と、鶏スープの下層との、二層構造になっているもようだ。」
人形くくぅ「二層構造スープは、時々あるけど、福島では、三春の丸信ラーメンがそうだ。上は、無色透明な塩スープみたいなのに、下は、醤油スープだ。食べているうちに、だんだん混ざってくる。あの店長さん気合が入っていて、いい人だなあ。ロック・スターみたいだ。目指せラスベガス、だけあって、そういうド派手なアメ車が店の前に停まっていたなあ。ラーメンの代金は、自分で勝手に籠の中に入れて、帰る。度量が大きい。
こくまくくぅ「チャーシューの影響で、ノーマルの鶏スープとは、全然違う味わいだ。おもしろいなあ。魅せるなあ。本当に、これは豚ガラなのかな、と途中まで思った。最後の方で、やはり鶏スープだな、と思った。ギリっとした旨味から、マイルドな旨味になったのだ。」
人形くくぅ「こういう、繊細さで魅せるあたりも、次世代型だろう。大ぶりでなくて、些細なところから、じわじわと直撃してくるインパクトなのだ。
こくまくくぅ「大見得切って攻めるのではなくてね。だから、一見おとなしく見える。騒々しいラーメンに慣れてしまった目には。しかし、目から鱗が落ちるのだ。倦み疲れた鱗が。」
人形くくぅ「まだ誰もやっていない、という線で攻める、の、もう終わり頃、だろう。

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熟成味噌ラーメン 750円

こくまくくぅ「掲示板の貼り紙が、赤魂、から、この味噌ラーメンに変わった! フレンチ・シェフの作る味噌ラーメン、とある。いよいよ本格始動か。」
人形くくぅ「今年あたり大ブレイクあり、かもねえ。こんな味噌ラーメン、他にない。
こくまくくぅ「たぶん、他でまねできない。まあ、なんでもすぐにまねされるからね。たぶん、ネット上で見ただけも、インスパイアされちゃう。でも、そういう軽薄な焦燥感とは、無縁の転生を果たしているので、次元が違うはずだ。」
人形くくぅ「底の浅い、手垢まみれの新感覚、ではない。
こくまくくぅ「第五、だか、第六、の、未知のスープ、とかいうノリもやめてもらいたいなあ(笑)。話題作りのための安易な新味。醤油で、塩で、味噌で、やってみろ、って話だ。」
人形くくぅ「マジックみたいなの、いらない(笑)。げんに、やりきっているからなあ、喜び組は。
こくまくくぅ「この、ありふれたスタンダードなままのスタイルで、生まれ変われるかどうか、じゃあないかねえ。力量だけが試される。アイデア勝負は、実がない。空回りする古い欲望だけを当てにしているやり方だと、21世紀に乗り遅れるだろう。」
人形くくぅ「久々に、そのまま、いただいた。赤魂は今日はなしだ。
こくまくくぅ「もちろん、このままで十分だ。本当に薫り高い。なんだろう、この、いきなりスタンダードみたいな名品感。」
人形くくぅ「これだけ、続けて食べても飽きない、この品のいいうまさの麺。古いタイプの麺から解放される透明感だ。
こくまくくぅ「クリーミーな口どけへの、このコクのある深い味噌風味感の裏打ちが、一流品、だ。従来の味噌ラーメンのスタンダードの絶品感も好きだけど、このうまさは、あまりにも異質だ。」
人形くくぅ「一朝一夕のにわか仕込みではない、どころではない。数千年来の郷愁を感じるような、深みだ。マジで(笑)。
こくまくくぅ「ジャンクや素人ウケのホンモノが乱立している。しかし、確実に別次元が台頭してきているのだ。しかも、フードコート、ですからねえ。作家的個人店の形態すら、もう古い、のかもしれない。」
人形くくぅ「シブい隠れ家みたいな店で店主と顔馴染みになる、なんて古い。そういう通ぶり方自体が、手垢まみれで、安っぽくて、通っぽくすらないのだ。何もかもが、模倣犯の薄っぺらい表層雪崩のようになっているのだ。
こくまくくぅ「ラーメンっていうと、脂ぎったドカ食い、とかね。パターンが古すぎ。」
人形くくぅ「みんな飽き飽きするよね。

❦ ❦ ❦ 四倉海岸春霞


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ここくまくくぅ人形「晴れているのに、なんだか大気が霞んでいるなあ。」
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こくまくくぅ人形「引き潮のようだ。湿った砂浜に、奇妙な三角の突起がいっぱいあるぞ。」
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こくまくくぅ人形「大きなクレーンだ。堤防工事をしているからなあ。」
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by dasenkadasenka | 2014-02-26 18:32 | いわき市

中華そば 風KAZE

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住所 福島県いわき市平作町一丁目1-14 第2鈴木ビル
電話 非公開
営業時間 11:00~14:00/17:30~材料なくなり次第終了
定休日 月曜日(祝でも休み)
P あり(『ほっともっと』さんを間に挟んだ、二軒隣共有スペースに5台分)
禁煙
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こくまくくぅ「主体性が空っぽなのは、秩序の外部だからではなく、まさにそれが、秩序に内在している外部だからで、つまり、内部と外部は、この秩序世界内にあるのであって、それ以外(秩序の外部)は何もない。」
人形くくぅ「主体は、空っぽであることにおいて、例外的な中心の0となりうる。秩序の内部も外部も、この主体が想定する、主体-客体、なのだ。
こくまくくぅ「この中心の空無のために、秩序は決してそれ自身になることができず、その自己完結(アイデンティティ)を達成できない。主体性は、自らの空虚の補填として、常に、空っぽの等価物たる、ありえないもの、を欲望することになる。」
人形くくぅ「ありえないものを欲望するという否定的な身振りのために、結局、主体性自身は、絶えず失敗する欲望、として示されるだけ、なのだ。
こくまくくぅ「つまり、主体性は、意味作用の対象とはならず、それを指し示すには、意味作用の中断、故障、として、見せる他はない、ということになる。」
人形くくぅ「だから、要するに、欲望とは、不可能を追い求める、ということだ。欲望は、欲望の達成を目指す過程の失敗、としてのみ、演出されるだけのものだ。
こくまくくぅ「こうして、秩序の中心たる主体性は、不安定で、常に、それ自身に対して変位する(ズレる)ので、そのために、秩序も、静態的、固定的、ではない、のだ。」
人形くくぅ「秩序の可能性の中心は、まさに、その障碍でもある、わけだ。
こくまくくぅ「そうした、内実のない主体性、であるからこそ、秩序は、自然から遊離、独立した、宙に浮いた象徴的な秩序(言語ネットワーク)を形成しうる。」
人形くくぅ「しかし、この主体性の空虚を埋めようとする欲望のために、絶えず、中心の内容にズレが生じてしまうから、社会的現実は、それが意味するらしい、とされる、ことも、決して意味しなくなる可能性に満ちている。
こくまくくぅ「社会を、与えられた、客観的な全体性、として把握できるようにしてくれる中心の主体は、存在しない(あるいは欲望の主体である)、このために、中心の原理たる、普遍性の直接的な指示は、すべて、いつも、特殊な形で偏向し、その文字通りの意味に対して、転移してしまうことになる。」
人形くくぅ「つまり、メタレベルの見かけはあっても、真のメタレベルは存在しない。
こくまくくぅ「こうして、普遍性(真理)は、漸近線的にのみ接近しうると想定される、究極の欲望の対象でしかない。」
人形くくぅ「この、普遍性(真理)という究極の欲望の対象は、通常、神という幻想の表象で担保される。社会の中心化は、この想定された神、という絶対的な主人の形象のもとで安定化する。
こくまくくぅ「だから、神の表象に変化が起きると、社会形態も変わってしまうことになるわけだ。こうしたズレは、歴史的に見ても不可避的に起きている。」

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つけ麺 200g 780円

こくまくくぅ「やはり、うまい。ここのところ四倉喜一を続けて食べていたので、つけ麺欠乏症になった(笑)。すごーくつけ麺がたべたくなってくるのだ。」
人形くくぅ「いわきにつけ麺のうまい店ができて、ありがたい。
こくまくくぅ「まあ、福島では、つけ麺の人気度は、あるいは、認知度すら、イマイチのようだし、茨城でもそうだ。茨城は、つけ麺店がぐんぐん増えて、市民権を得ている過程のようだけどね。でも、時折、ラーメン好きだけどつけ麺は・・・、とか、食べたことない、という人も見かける感じ。どうも、つけ麺も、東京の独特の文化なのかもしれない。まだまだ、半信半疑くらいで扱われている気がする。」
人形くくぅ「人気のようだから、取り入れるとかね。動機にパッションがない。本格的となると、ぐっと少ない。自家製麺で、自慢の麺で押してくる、という迫力も弱い。ことぶきや(水戸)の自家製麺みたいなのね、ないよねえ。
こくまくくぅ「なにしろ、喜一もやらないし天高盛(喜多方)もやらない(笑)。華丸(小美玉)もやらないからなあ。自分の感覚だと、ラーメン店ならやっていて当たり前、くらいの感じだけど。地方だと、なくて当たり前みたいな。」
人形くくぅ「五鉄(いわき)が、つけ麺専門店になったけど、終了してしまった。ラーメン店に戻ったようだ

こくまくくぅ「濃厚魚介のつけダレは、かつての、くどい魚粉にうんざりしていた自分にとってターニングポイントになったのは、活龍(つくば)だった。洗練の極みの、あまいチョコレートのような味わいの魚粉+白湯、で、活龍→TETSU→ロゼオ→喜元門→ほむら→一直、などと、その同傾向の路線がやはりよくて、堪能してきたんだけど、これは、そのさらなる洗練の極みの真打だなあ。」
人形くくぅ「いいよいよここまで来たか、という達成感がある。もっと、吹っ切れている。
こくまくくぅ「無駄を極力そぎ落とした感じだ。くどさもない。さっぱりした透明感さえある。しかし、この圧巻の魚粉量だ。この魚粉がとにかくうまいし、効いている。タレの味もそれにピンポイントで合わせてきている。そこが、すごく上手だ。」
人形くくぅ「上に挙げたのとは、がらりと変わって、もはや、甘くない。そこが、超ー新鮮だ。
こくまくくぅ「まったく甘くなかったんだけど、少しだけ甘くしたかな。今日はやや甘みを感じるような。でも、味も薄めで、そのもとでの、計算された風味力で、威力抜群だ。冴えに冴えている。」
人形くくぅ「いわきという、浜、の土地柄、だろうか。魚に長けている。麺遊心のあご油の油そばも魚に長けている。品のいいうまさを知り尽くしている感じだ。これも、魚好き、狂喜乱舞、だと思うけど。
こくまくくぅ「えぐさやくどさがない。すっきりしているけど、魚風味は強烈だ。」
人形くくぅ「それに、この麺もうまいし、合っている。後載せのネギもいい効果を上げる。
こくまくくぅ「このつけダレの見た目もいい。堂に入ってきた。しぶい色彩で、ウマそうに見えるし、魚粉の島のテクスチュアも、泡だったどろどろの不透明な液体の質感といい対比だし、湿った縁どりなんか、大自然を想わせるようだ。もはや、宇宙的な、器の中、だ。この浮島を、箸でかきまぜるスリリングな快感。ザラザラ感が少し重く箸に引っかかって、プリミティブな官能的な興奮を煽る。これ、こうした過程からして、うまいなあ。」
人形くくぅ「麺との絡まり方の相性も、ぴか一だ。タレの流動性や量もちょうどいい。
こくまくくぅ「おススメは、麺を食べながら、レンゲでタレをすする、ことだ。だから、最後には、タレは、麺とともに、ほぼなくなる。今日は少し残して、割スープでわったけど、薄くのびた風味も美味だ。でも、そのままが、やはり、ガツンとくる。なにもなくなったところに、スープを注ぐのもいい。」
人形くくぅ「まあ、とにかく、魚心だね。精緻な魚粉だ。配合がすばらしい。
こくまくくぅ「魚粉もピンきりだし、また、合わせるタレにもよる。誰でもやっているし、やれるけど、たいていは、納得できない。今まで、食べたほとんどが納得できない、と言っても過言ではない。自分的には、とみ田や六厘舎も、だいぶ前の話だけど、ちょっとくどいと思ったかな。魚粉テクスチュアのないものでは、道(亀有)が、ダントツでいい。神です。ここと同様、ネギは後載せだ。」

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【限定】赤い中華そば 750円

こくまくくぅ「さて、限定は食べないかなあ、と思ってきたんだけど、下の写真の貼り紙を見たら、なんだか、ほろっときて、思わず、ボタンを押してしまいました(笑)。なんだか、素朴な書きっぷりで、いいなあ。赤文字で赤い中華そば、って。からいです、って。懐柔された。」
人形くくぅ「辛いです。この手の感じで、まあ、辛めの方かな。
こくまくくぅ「最近、御存知かもしれませんが、やまりすブログは辛い料理続きで、その自分の食べているタイ・エスニック系の料理の辛さに比べれば、まあ、ぜんぜん辛くはありません。もともと辛い物、食べられるんだけど、ここのところ、また復活して、かなり激辛も、再び食べられる、今日この頃、だ。口の中が辛いのはもちろんなんだけど、それより、本当に辛いと、後頭部の毛穴が開くような、スースーした感じがしてくる。その頭皮の内部には、ぞっとするような寒気が走る、そういう感じだ。」
人形くくぅ「なので、このくらいは、楽勝だ。
こくまくくぅ「どんな感じかというと、中華風の感じで、ラー油テイストだ。揚げネギや山椒やニンニクや生唐辛子など、の風味づけの入った赤いラー油だ。ニラが載っているので、その風味が、これぞ中華風という感じだ。」
人形くくぅ「下のスープは、塩スープのようだ。唐辛子+塩スープ、という、このあたり、喜一の赤魂、えるびす(水戸)のペペロンチー麺、などと、同じ仕様だ。
こくまくくぅ「まあ、喜一の絶品赤魂、を連日取り上げた直後なので、その個性にくらべると、ややおとなし目だ。ここは、味をそつなく作る才に長けている。ものすごくそつなくこなして、バランスよくできているんだけど、そのぶん、インパクトが弱い、ということもあるかもしれない。こうしたラー油・ラーメンでは、小櫻(土浦)の苦いような迫力のラー油が、過去最高にうまかった。」
人形くくぅ「小櫻では、食べていた時に、ラー油づくりをしていて、店内の空気が辛くてすごかった。何人もせき込んでいた。あの、羽目を外した感がないんだよね。うまく出来過ぎている、良くも悪くも。ちょうどよく収めるのが好みなのだろうなあ。
こくまくくぅ「ぺペロンもうまいし、鉄風のラー油もうまい。一直(水戸)の麻辣も、ちょっと怪しい雰囲気を持つ個性的な仕上がりだ。ここは、入っている諸風味も控え目で、ラー油自体は、やや、こじんまりとよくできた、という感じなんだけど、感心したのは、この細麺とすごく合っている、という発見だ。」
人形くくぅ「さすがに、こういう中華風には、こういう極細の中華麺が、よく合う、という感じだ。
こくまくくぅ「辛いバージョンの、麺食感では、かなり、いいかも。ぺペロンも、やはり、細麺だし、どうも、こういうのには、こういう細麺がよく合うようだ。」
人形くくぅ「いつも、どのスープでもおいしい、細麺だけど、とりわけ活きる、というか、ウマさが引き立つ感じだ。この麺をよりうまく食べる方法かもね。
こくまくくぅ「この、麺がスグレモノだな。味わいもしゃれているし、食感もすごく魅力的だ。細さがいい。」
人形くくぅ「ラーメン界も、やることがなくなってきて頭打ちだから、辛いバージョンは、すでに多いし、激増しそうだ。放っておくことはない一手だからね。

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by dasenkadasenka | 2014-02-19 18:24 | いわき市

らあめん花月嵐 いわき湯本店 らぶあぶら計画  バブルよりアブラ(?)

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住所 福島県いわき市常磐下船尾町古内132-1
電話 0246-43-0307
定休日 12月31日 1月1日
営業時間 11:30~
駐車場 店舗横に10台ぐらい
11:00~15:00まで禁煙
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こくまくくぅ「花月嵐では、ずっと、世に出ている、人気の楽しいラーメンの数々を、網羅的に紹介するプロジェクトもくもくとを続けている。」
人形くくぅ「期間限定のシリーズだ。
こくまくくぅ「飽和化し、反省化時代に突入しているラーメン界を象徴している、かのようだ。もちろん、商売という側面なわけだけど、そうした側面はおいといて、世に流行っているラーメンのリスト作りをしているような、考現学的な、博物学的な、知的好奇心をくすぐるようでもある。」
人形くくぅ「自ら、作っているところがおもしろいよね。内側からなぞり返す、生きたコレクションだ。
こくまくくぅ「およそ、ラーメン界の流れの外観がざっくりわかるわけだ。まあ、チルド麺やカップ麺などでもしているけど、もっとライブだからね。自分で作ってみる、というかなり知的好奇心にあふれた模倣行為の実践だ。各種スキルも手中にあるというわけだ。」
人形くくぅ「なにしろ、ずっとやってるからね。いくつかは知っているけど。これを全部食べている人がいたら、おもしろいなあ。
こくまくくぅ「それに、おもしろいのは、それが、世の中の縮図というか、結局、あらゆるタイプのラーメンが、ひとたびプロトタイプとなると、それの際限のない模倣反復がおこなわれる手詰まり状況があるわけで、それが豊かな創造的模倣となることもあれば、劣化し粗雑な模倣と化すこともある、シュミラークル宇宙となっている。」
人形くくぅ「あらゆるローカル化、方言化、奇形化、稚拙化、が進行する。豊かさともいえるけど、エントロピーの増大というのか、乱雑な無秩序化、でもあるわけだ。
こくまくくぅ「まあ、そうした混沌とした現況をシンプルにシュミレーションしているかのようでもあって興味深いものがある。」
人形くくぅ「つまり、圧縮、凝縮しているわけだけど、このように、あらゆる店が、物真似、擬態、借用、流用のつぎはぎ細工のようにラーメンをつくっている乱痴気騒ぎ、が、よくわかる感じだ。
こくまくくぅ「しかも、限定、だしね。限定というあり方自体が、節操なく、熟成がなく、短絡的で、日和見的で、刹那的だ。そこも、シミュレートしている。」
人形くくぅ「日々、流行りが変わっているかのような。それを追いかけるだけで、精一杯のような生き方だ。本質的な価値よりもうわべの意匠の流れだけ、みたいな。じっくり考える暇なし。
こくまくくぅ「つまり、バブリーなわけだ。実体がない。目立とう精神だけのスタンド・プレーのラーメンも多い。それを鮮やかな手つきと称賛し、才気、ともてはやす人も必ずいるわけだ。バブル的狂乱になると必ずはしゃぎだす人がいる。行き場を失った空回りする欲望には救いの手のように見えるのだろう。バブル期にお馴染みの光景だ。」
人形くくぅ「まあ、生卵も、最近バブルっぽいアイテムだ。猫も杓子も入れる。見せかけのゴージャス感だ。安易で、安上がりだ。最近は、バターとかね。バブリーな店の目印だ。
こくまくくぅ「大衆的なブランド買いあさり趣味とかね。」
人形くくぅ「限定を乱発する店は、中味が薄くてたいしたことない割には、才能と勘違いされる。そういう噂が独り歩きする。
こくまくくぅ「まあ、ある意味、いい加減、遅ればせな、ポストモダン状況なのだろう。モダンの次、と思われているけど、モダンの総決算なのだ。」
人形くくぅ「モダン、あるいは、20世紀文化、に代わる新しさ、ではなくてね。
こくまくくぅ「モダンの欲望の、終息の形態なのだ。結局は、モダンのくくりの中にある。」
人形くくぅ「パラダイムというか、古い欲望の、古い考え方の、同じ座標軸の中なので、閉域で、際限のない模倣反復が起きる。
こくまくくぅ「それがそっくり終わったのがバブルの崩壊なわけだけど、新しい欲望に形を与える座標軸が、まだ、見いだせず、その燃えカスの惰性の中にある感じだ。」
人形くくぅ「結局、モダンの欲望の総括とバブル期がきれいに重なる。ラーメンも、遅れて、当然、同じ経路を反復している。
こくまくくぅ「モダンのプログラムである、近代市民化と民主主義化、が極限に達したわけだけど、民主主義というよりは、それを意図的に民衆主義と読み間違えた、大衆資本主義の頂点というか行き詰まりなわけだ。」
人形くくぅ「ポピュリズムというか、大衆主義的なジャンク化が極限的に進行して、飽和してはじけた。今もそうなわけだけど。
こくまくくぅ「20世紀の左翼化も、結局、民衆主義の流れだ。それも、行き詰って、バブル期と軌を一にして崩壊した(ソ連や東ドイツの共産主義体制の崩壊)。要するに、20世紀の欲望は、草の根運動というか、エリート文化やブルジョワ文化を、大衆文化に置き換えたのだ。」
人形くくぅ「その前には、王侯貴族文化が、ブルジョワジー文化に置き換えられた。歴史は、民主主義化の流れだ。
こくまくくぅ「まあ、ただ、置き換えただけで、やることは、けっこう、卑小な貴族趣味、ブルジョワ趣味、なわけだけど、それが、エスカレートし、爛熟し、行き詰まり、バブル崩壊の自己破綻に至る。」
人形くくぅ「ゆるきゃらや、百均や、B級グルメや、ネット・ランキング、など、まだ、際限のない、草の根的な、反権威主義的な、キッチュ化やパロディ化やジャンク化はくすぶるように進行している。しかし、それも空転する。結局、手詰まりで、つぎはぎだらけなのだ。
こくまくくぅ「フェイス・ブックの株も急落したとか。ブログやツイッターなども、どんどん飽きられ、消費され尽くされるだろう。欲望は極限まで追いかけ回すから、やり尽くしの蕩尽が訪れるのだ。」
人形くくぅ「自己消尽するまで使い果たす。
こくまくくぅ「でも、まだ、やり残しがある。たぶん、民主主義の真意が読み込まれる段階なのだ。」

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THE油そば 600円

こくまくくぅ「最近、限定は、もう行かないかなあ、とも思うんだけどね、虚しいから。結局、本腰じゃあない。」
人形くくぅ「やる方は楽だよね。逃げ道がある。証拠が残らない。幻影的な空中戦だ。
こくまくくぅ「ネット上の情報戦だよね。尾ひれの着いた噂ばかりが広がる。でも、最近、飽きて、噂にもならない(笑)。」
人形くくぅ「また? あそう。くらいだ。
こくまくくぅ「しかし、油そば、なんでね。やっぱり行きますよ。楽しんでおいて損はないだろう(笑)。実際、楽しめた。」
人形くくぅ「詳しくは、下のパンフで(笑)。
こくまくくぅ「600円と安い。レギュラーの油そば、もんじゃ、は、660円だ。比べると、麺量が、その値段差くらい分くらい多い。味的なレベルは同じくらいだ。」
人形くくぅ「そう変わりはない。麺は一緒だし。
こくまくくぅ「大きく違うのは、もんじゃは油とタレがあらかじめ撹拌してあり、酢も少し加えられていて、すぐに味を楽しめるように、調整してある点だ。まあ、いい状態を用意してある、ということなのだろう。ザ・油そばは、アブラとタレがセパレート。前は、もんじゃも、こうだったはず。自分はやはり、セパレートの方がいい。」
人形くくぅ「たぶん、油もタレもほぼ同じ感じかな。撹拌すると均一マイルドになって、わかりにくいが。ザ・油そばのほうが、醤油ダレの風味がパンチがあるかな。
こくまくくぅ「その、角が立った油とタレも楽しみたいんだなあ。舌にじかに当たって、刺激的でうまい。それぞれの持ち味もよくわかる油だけ、タレだけ、が、ついた麺のところもうまい。撹拌すると一様な味で、出来過ぎた味になりすぎる、というか。」
人形くくぅ「混ぜるのさえ、面倒くさがる人が多いからなのか。なので店員さんがあらかじめ混ぜるのか。
こくまくくぅ「やっぱり、このセパレートの方が楽しいなあ。もんじゃは、だんだん、味つけ自体も整いすぎたものになってきている気がするし。出来上がってない、ところの味、が好きなんだけどなあ。」
人形くくぅ「まぜ麺もしつこいくらい、よく混ぜてお召し上がりください、っていうけど、本当かなあ?
こくまくくぅ「せめて、自分で混ぜさせて!」

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もんじゃそば 660円

こくまくくぅ「さて、昼時、なんですが、メチャ混みです。人気ありますなあ。近くの優勝軒も駐車場満車でした。こういう店は人気あるなあ。」
人形くくぅ「きれいになったし、禁煙になったし。優勝軒との競合のせいもあるのかな?
こくまくくぅ「もんじゃは上に書いた通りだな。まあ、そつなくうまくて油そばを楽しめるので、ホームシックの私には重宝だ。」
人形くくぅ「ザ・油そばは、具もごてごてしてなくて、ほっとした。油そばは、やはりシンプルが身上だ。混ぜそばは、油そばのジャンク化だ。
こくまくくぅ「黄身はいらないんだけど、はじめて、卵黄+を食べた。もちろん、味はいい、んだけど、やはり、油そばにはいらない。混ぜそばにもいらないな。その味になり過ぎるのだ。釜玉うどんまで、だ。」

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by dasenkadasenka | 2014-02-18 18:26 | いわき市

yotsukura喜一 バブルよりジョイフル 四倉海岸雪だるまくくぅ幻想

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住所 福島県いわき市四倉町字5丁目218 道の駅よつくら港 2階フードコート内
電話番号 0246-32-8075
営業時間 10:00~18:00
定休日 第3火曜日
喫煙 不可
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こくまくくぅ「ラーメン界は変わり目だ。新しい欲望が芽生え、育ち始めているからだ。」
人形くくぅ「従来の欲望そのものが古くなる。古いラーメン観が通用しなくなる。
こくまくくぅ「古いラーメン観のままだと、新しい欲望に対応できない。新しいものが見いだせないし、わからない。」
人形くくぅ「古い欲望の総決算が、バブルなわけですよね。欲望の転換期なのだ。
こくまくくぅ「新しい欲望にうまく対応できないと、古いスタイルやアイテムを引っ掻き回して、寄せ集め、つぎはぎして、なんとか斬新さの見せかけを作ろうと躍起になる。」
人形くくぅ「既存の、古い欲望には、そうしたシャッフルやブリコラージュが、気の利いた斬新なテクニック、のように見える。ブリコラージュは、寄せ集めて自分で作る、という意味だけど、元来はフランス語で、繕う、ごまかす、を意味する。
こくまくくぅ「なので、すごい、と騒ぎ出す。それがバブルだ。新しい欲望についていけていない、遅れたどんくさい欲望が、にわかに、こぞって踊り出す。」
人形くくぅ「退屈な、バブル期の焼き直しだ。そうした、苦し紛れの、アレンジのセンスが、才能、スター性、だと思うのだ。
こくまくくぅ「虚仮おどしの、やっつけなおひゃらかしが、新鮮な、鮮やかな手つき、と勘違いされる。」
人形くくぅ「実際には、古い欲望(世界観)の行き詰まりの延命策、というか、弥縫策なわけだ。
こくまくくぅ「結局バブル期って、単なる経済の問題、過剰投資の経営破綻、という単純なことではない。古い欲望が総決算され、やれることのポテンシャルの使い果たしが行われるのだ。」
人形くくぅ「華々しい狂い咲きの自己消滅だ。
こくまくくぅ「古い欲望が、これでもか、とやって、自らにとどめを刺す。」
人形くくぅ「たいてい、それをやった分野は、燃え尽き症候群のような停滞に入る。
こくまくくぅ「燃えカスの惰性は続くが、たとえば、ロックや演歌や小説や映画などの諸文化が、バブル期で一端燃え尽きたのだけれど、要するに、昭和の欲望、あるいは、20世紀の欲望、の、総決算が起きたのだ。」
人形くくぅ「古いメディアの終焉とかね。ラーメンは遅れた文化なので、生き延びた。今、遅まきにバブルだ。
こくまくくぅ「だいたい、バブル期以降って、戦後の高度成長で追い求めてきた繁栄の頂点が、たかだか、バブルの、こんなものだったのか、という、虚しさが、その後の停滞期(デフレ)を招いたのだ。」
人形くくぅ「失意が空転し、目的が見いだせなくなる。つまりは、新しい欲望が準備できない、ということなのだ。
こくまくくぅ「てっとり早く儲けたい、という、二番煎じをもくろむ浅知恵で、経済効果だけで、バブルの再来を望む人もいるけど、バブルは単に経済だけの問題ではない。文化や欲望の問題でもあり、欲望の行き詰まりが、膨らみ上がるのだ。」
人形くくぅ「新しい欲望との端境期に、古い欲望の空回りが起こるわけだ。そして、パチン! 新しい欲望に対応できないからだ。
こくまくくぅ「単に、人心が荒れるだけ、ではない、のだ。それは、創造的な転機の儀式なのだ。」
人形くくぅ「単なる経済的な投機だけではない。大規模な欲望の変動が絡んでいるわけだ。古い欲望や古いシステムの決済なのだ。
こくまくくぅ「わけのわからない有名人のサインとかね。古臭い欲望だし、バブルっぽい。一般人のお客さんのサインを飾っている、醤屋(水戸)は賢い!」
人形くくぅ「ちなみに、こくまくくぅ、もあります(笑)。
こくまくくぅ「喜一は、既存のラーメンの総決算、を成し遂げている。それは、同時に、プライマリー・ベースの徹底的な見直しだ。」
人形くくぅ「つまり、醤油、塩、味噌、の完全形への、転生だ。これこそ、新しい欲望だろう。既存のテクニックの手垢まみれの使い回しは、もう、いらない。いい加減、遅れている。
こくまくくぅ「限定、は、おずおずとした、小出し、だ。分をわきまえているのだろう。短期間しか通用しない、と。」
人形くくぅ「福島は遅れているので、これから、限定ラッシュが来そうな気配だ。茨城では、やや終息したような。
こくまくくぅ「限定は、実力のうち、と見做さないほうがいい、だろう。やるなら、やる、やらないなら、やらない、だろう。評価が定まらないうちにどんどん逃げてしまう。」
人形くくぅ「まあ、限定も時々食べるけど、後で、再確認作業ができないので虚しい印象しかない。
こくまくくぅ「店の印象も散漫になる。限定の乱発は、店の寿命を縮めるような気がしないでもない。」
人形くくぅ「まあ、バブルの目安という感じだ。落ち着きのない、腰の定まらない、虚仮おどし的な試し打ち、ブリコラージュ的な実験の乱発だけど、素敵! って言う人もいるんだよなあ。
こくまくくぅ「トリッキーな限定、より、本命力、だよね。ラーメンは、コミュニケーション・ツールなのだ。だから、はじめに、びしっと、本命のラーメンをキメなきゃあいけない。長年かけて、育てられる、これぞ! という一杯を提示する。それができていない店は、まず、だめだな。」
人形くくぅ「そこに、お客さん(ファン)がつく。その一杯を、時間をかけながら、少しずつ、改良し、長年かけて、いいものに、成長させる。それが、理想だろう。大上段に構えた、上から目線で、うまいもの食わせてやる、っていうんじゃあなくて。
こくまくくぅ「そういうフレキシブルな可塑性のあるもの、が、いいもの、だよねえ。お客さんも、育ててる、守っている、という、愛着がわく。うまさの可能性の、あたり、をつけ、最適の範囲を手探りで徐々に狭めていく共同作業だ。」
人形くくぅ「全員で、喜びの場所を、ピンポイントで、探し当てるのだ。
こくまくくぅ「だから、ころころと、ラーメンを変えてはいけない。それだと、ファンはつかない。みんなで、いつくしんでなんぼ、だろう。」
人形くくぅ「客に見守られながら、継続させることが大事だ。途中でやめたり、変更されると、がっかりする。
こくまくくぅ「裏切りは禁物。信用が大事だ。いつ行っても変わらぬ味。なかなかできないよねえ。多少は変わってもいい。それで、どだこうだ言うのが楽しい。ラーメンは、手段であって、目的ではない。とりもつ仲立ちなのだ。」
人形くくぅ「こうした信頼関係が根強いファンを生む。えるびす(水戸)なんか、好例だろう。潜在的な常連さんの固定ファンがどれくらいいるか知れない感じだ。
こくまくくぅ「メニューも値段も変えない。古くなってもはがさない。店も汚くなっても変えない。何も動かさない。だいたい、名店とはそういうものだ。」
人形くくぅ「思いのほか大事なことだけど、けっこうできないよね。わずかでも、みだりに変えると、ファンは離れる。

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醤油チャーシュー 850円

こくまくくぅ「さて、まだ、衝撃があるとは、思わなかった。喜びの一杯、を食べて、数多いチャーシューから、味が出て、かなりスープに影響を与えることは、わかっていたので、普段、あまり頼まないチャーシューメンを注文した。驚きの一杯、でした。」
人形くくぅ「まあ、たくさん肉を食べるのはやや不得意だし、たいてい連食するから重荷になるし、それに、そもそも、そんなにおいしいチャーシューの店なんてない(笑)、ので、チャーシューメンは、あまり頼まない。
こくまくくぅ「それに、スープは、基本形で、味わいたい。ここの醤油スープも絶妙な旨味があるんだけど、やはり、その繊細さがこわれるのは、いなめない。しかし! あまりある、肉そば! のうまさだ。そもそもうまみの強いコクのある豚ガラベースのスープに、薄い肉の脂や旨味が加わり溶けて、コクが数倍に、コックリうまい!」
人形くくぅ「かなり、コテッとした仕様になっているね。醤油ラーメンの延長上、というより、別物、単独の一品、という感じだ。
こくまくくぅ「富士雄(常陸大宮)の肉そばを、思わせないでもない。まあ、そうとうな肉脂味が加わって、かなりうまい。繊細さがややなくなって、骨太な味になるかな。俗っぽくなる、とも、わかりやすい、とも、言えるかもしれないが、文句なく、かなりうまい味だ。これで、一つのジャンルだ。」
人形くくぅ「こうなると、次は塩チャーシューメンを食べなくてはならない! まろやかな鶏スープ+豚の肉脂味、となる。すごそうだなあ。
こくまくくぅ「チャーシューもたくさんあっても苦にならない。苦になる店が多くてね、なかなか食べない。」
人形くくぅ「喜多方のチャーシューは、どの店も、まあ、はずれない。天高盛の肉そばも、絶品だしなあ。
こくまくくぅ「まあ、こっくりうまい、としか言いようがない。しかも、後半、下の赤魂を、半分、こちらに移動!これがまた、バカウマだっ!!!」
人形くくぅ「なんて説明すればいいんだろう。赤魂入れると、ものすごく激ウマになるよねえ。単に、辛くなる、というレベルではない。
こくまくくぅ「異次元化するね。このコックリに合うぅうう! 辛味というよりも、うまみが倍増するのだ。赤魂の風味が、スープのうまみを最大に引き出す作用がある。」
人形くくぅ「しかも、少量でも効果的。どのくらいの量でも、それぞれにウマイ。これ、もう、魔法だ。
こくまくくぅ「これは、天才です。たぶん、唯一無二です。たぶん、こんなふうに書くと、すぐにまねする、というか、取り入れようとする店もあるだろうけど、まねできません! たぶん。」
人形くくぅ「これ、衝撃だよねえ。肉そばで激ウマ。赤魂プラスで激激ウマだ。
こくまくくぅ「そもそも、チャーシューメンにして、これだけ、劇的に、別のうまさを引き出している店もそうそうないだろう。スゴ業だ。感服する。」

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赤魂 700円

こくまくくぅ「いい加減、続けて食べているので、醤油スープと塩スープがまったく別物であることははっきりわかる。質が違ううまさなのだ。このこと自体すごい。もちろん、赤魂は半分でも効力は絶大!」
人形くくぅ「ここに、チャーシュー・プラス、未知の領域だ。何オクターブ出しているんだ、この店は。
こくまくくぅ「比較するから、ことさらよくわかるけど、塩はマイルドで品がいいうまみだ。しかし、うまみの絶対値がすごい。それに、この麺。だんだん、喜多方麺ではない、と思えてきた。これ、新しいタイプの麺だよ。これがすごくうまい。」
人形くくぅ「たぶん、この麺のファンは増えるはず。喜多方のイメージ、でありながらも、喜多方のイメージを払拭する。
こくまくくぅ「これかなり、万能だよね。いい麺を見つけたなあ。たいていの店が麺でしくじっている昨今だ。スープは、ままでも、麺が魅力なくて再訪しない店は多い。」
人形くくぅ「さて、完全な蛇足ですが、水戸のエクセルに、鉄風が入ったもよう。東海村店は、豚骨ですが、その、鶏白湯版のようだ。鉄風うまいからね。かなり期待できそう。
こくまくくぅ「なんと、あの美豚が、ロッソという名前で出ているようだ。あれ、ウマいからねえ。」
人形くくぅ「そのうち行きましょう。


☀☀☀ 四倉海岸雪だるま幻想


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こくまくくぅ人形「おや! あれは!!!」
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こくまくくぅ人形「目の錯覚だろうか?」
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こくまくくぅ人形「雪だるまくくぅ・・・」
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小皇帝くくぅ人形「われらにも見えるぞ。」
ミニくくぅ人形「この間、作った、雪だるまくくぅの精なのか!
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by dasenkadasenka | 2014-02-16 18:39 | いわき市