やまりすがたべるもの

dasenkakc.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:日立市( 20 )

油そば専門店 油゛油゛ 大甕店 その2  世界の油そばへ

b0219835_1456255.jpg
小皇帝くくぅ人形「おや、この店は、さっき来たばかりの店だぞ。」
人形くくぅ人形「そうだ。さっき出たばかりだ。
ミニくくぅ人形「おかしいなあ、また、入るのかなあ。

住所 茨城県日立市大みか町3-22-1
電話番号 0294-33-6905
営業時間 11:30~24:00
定休日 不定休
席数 カウンター10席
喫煙 不可
http://bura-2.com/
b0219835_14563320.jpg


こくまくくぅ「仏教には、大乗仏教と、小乗仏教がある。小乗は、悟りの追求は個人の問題だ。本来あるべき純粋な教えを、徹底的に究めるべく、無私(禁欲的)に追及する。しかし、誰もがそのようなエリート的な追求をすることはありえない。そこで、大乗は、現実的な煩悩を断念できない多くの人のために、無理であれば、きびしい修行や教義の理解などをしなくてもいいから、最低でも、ただ拝むだけもいい、というように、教えの間口をゆるく最底辺にまで広げるのだ。それでも、みんな一緒に救われる、とする、いわば民主主義的な配慮だ。」
人形くくぅ「みんなで渡れば怖くない、みたいな。まあ、そうして、幅広く凡人たちにも、倫理的な行動規範を定める方途なわけだ。
こくまくくぅ「まあ、ざっと考えても、世の中、だいたい、そんな風にできているわけだ。たとえば、団体旅行やパックツアーなどは、個人で活発に活動できない人向けだ。手取り足取りやってくれる。外食産業も、わかりやすい大乗的なチェーン店から、小乗的な個人店まであったりする、というわけだ。」
人形くくぅ「小乗的なエリート主義的なラヲタ志向なんかは、カジュアル的な機能重視のチェーン店というだけで、小ばかにしたりする。まあ、どの分野でも、昔から、愛好家(ディレッタント)の世界はそうした傾向にあるわけだ。差をつけたがる。我こそ、救われる、というわけだ。
こくまくくぅ「しかし、大乗、小乗、いずれにしても、われわれは、真実(理想)を極められない。というのも、そもそも、真実(理想)とは、われわれに手の届かない空虚であることが、その定義だから、なのだ。いずれにしても、人は、真実(理想)の空虚に到達し得ないで、宙に吊られたままなのだ。」
人形くくぅ「永遠の待機状態のままだ。
こくまくくぅ「そして、そのような待機状態こそが、目的なのだ。というのも、真実(理想)の空虚の穴埋めは、人々に災厄をもたらすからだ。」
人形くくぅ「民主主義とは、そうしたことが経験的わかっているからこその、その認識の到達点なわけだ。つまり、民主主義は、中心の真実(理想)の空虚を、空虚のままにしておく、ということだ。
こくまくくぅ「この形式的な空虚を、誰かが実体化すると、必ず、真に中立でない、偏った特殊な内容物で満たされるために、この世の優遇の不均衡を招くからなのだ。」
人形くくぅ「この幻の真実(理想)の約束の存在化は、常に差し迫った危険(独裁者、独裁体制)となることが歴史的に明らかなわけだ。
こくまくくぅ「とはいえ、空虚は空虚のまま維持できない。この真実(理想)の幻を維持するには、何らかの実体化が必要不可欠で、常に、その僭称が起こらざるを得ない。そこで、民主主義的な配慮となる。しかし、民主主義という、中心を誰にも独占させず、空虚のままにしておく、という、終わりのない作業を支えている理想の概念は、結局、真理(理想)が、永遠に、中身のない空虚な形式でしかない、のと同じなのだ。」
人形くくぅ「つまり、幻であるしかない。何もなく、実質的にあるのは、偽りの不法占拠ばかりとなる。

b0219835_14571587.jpg
b0219835_14573950.jpg
辛味油そば 特盛 790円

こくまくくぅ「さて、再び舞い戻った。油そばが食べたい。しかし、どうせなら、さっきとは違うバージョンの別メニューにするか、迷った。別のメニューとしては、辛味油そばと地獄油そばがある。ところが、地獄油そばは売り切れランプが点灯していた。ので、やはり、ノーマルな油そばにした。」
人形くくぅ「アブノーマルはやめて、アブラノーマルになった。
こくまくくぅ「まあ、これは、神様の采配だったかも。写真を見たところ、地獄油そばは、辛いひき肉ダレの模様。きっと、台湾混ぜそばみたいな感じなのだろう。この辛味油そばも辛いラー油まみれなので、その二品では、くどかっただろう。なくて、むしろよかった。油そば二杯目の満足度も超高かった。」
人形くくぅ「辛い×辛い、では、きっと、油そばが心残りになっただろうね。
こくまくくぅ「油そば、で、ノーマルなスタイル以外の別バージョンは食べたことがない。いや、油そばの老舗、珍来軒(吉祥寺)では、キムチ油そばを食べたことがあるか。まろやかな油と甘くて辛いうまいキムチがよく合ってうまかった。」
人形くくぅ「まあ、ノーマルな油そばにラー油を入れれば、これと同じようになりそうでもあるけど、でも、たっぷり赤い油とタレで、質感や濃度がかなり違う、という感じだ。混ぜていくと、真っ赤になる。もちろん、辛い。気を抜くとむせるくらい。
こくまくくぅ「混ぜると見た目は、濃いオレンジ色に染まった麺で、ナポリタンに似ている感じだ。見た目の印象に引きずられるために、ケチャップ的なトマト味のない、辛いナポリタンを食べているような気にもなるかな(?)。」
人形くくぅ「はじめはけっこう辛いが、だんだん慣れてくるので、後半、ラー油を追加する。ダブルで効く。かなり激辛でうまい。しかし、もう一つも地獄で辛い、だったら、やや飽きたろう。これも、やや単調になるので、いろいろとチョイ足しをした。辛くてつらくなったら、ポッカレモンが辛さを和らげます、と張り紙にあるので、それを冷蔵庫から出してもらった。入れてみると、まあ、和らぐが、それより、レモン果汁なので、かなり酸っぱい。酢よりずっとすっぱい。韓国からタイエスニックに移行する感じだ。
こくまくくぅ「にんにくを足すと、ちょっと韓国風の味だ。まあ、こういう色物の油そばは初めてだけど、悪くはない。ただ、はじめての人は、やっぱりノーマルがいいだろう。全然別物になるので、やはり、ノーマルでシンプルなところを吟味はしてもらいたいよね。ノーマルが気に入った上での応用編だろう。」
人形くくぅ「台湾混ぜそばは、喜元門がうまいけど、あれも、変わったミートソースを食べている雰囲気だ。辛味とニンニクが効いている。まあ、地獄は、混ぜそばっぽくなるのだろうなあ。

b0219835_1501215.jpg
b0219835_1503542.jpg
油そば 油多め 特盛 690円

こくまくくぅ「本日は、コーンのトッピングが無料サービスデイ、となっているのだけれど、すべて、断っている。まあ、油そばにコーンはいらない。ここは、ベーコンのトッピングもある。まあ、若者ターゲットのアイテムなのだろうけど、まあ、そうなのかな。自分も見た目が若いので(笑)、本当は老人だが(笑)、よく売り場などで、店員さんに、商品をススメられる時に、ベーコンと炒めて・・・、とか、マヨネーズで食べても・・・、などと言われることが多い。若者イコールそれ、という鉄板の紋切り型の発想なのだろう。」
人形くくぅ「古い人間なので、ラーメンにベーコンはなあ、という抵抗はある。唐揚げとかもね。それ自体は好きだけど。
こくまくくぅ「コーンというのも今一つ疑問なところだ。しかし、麺遊心では、いよいよポテト・ラーメンが販売になった。写真を見ると、じゃがいも系ポタージュにミックスベジタブルが載り、生クリームがトッピングできるようになっている。古臭いこと言っている場合じゃあなさそうだ。」
人形くくぅ「まあ、でも、油そばは、東京の多摩地区の老舗や新店でも、やはり、若者パワーが中心だよね。老舗だから、年配者も幅広くすごく多いけど、やっぱり若者に人気、は、間違いない。
こくまくくぅ「具はそつなくうまくていいね。具が少なくてさびしい、と言う人もあるかもしれないけど、自分はこれで十分。変に多くない方がむしろベストだ。」
人形くくぅ「スープがなくて物足りないという人もいるよね。まあ、割スープはおいてある。
こくまくくぅ「自分は、スープ派ではなくて、麺派なので、ラーメンでも、麺がうまくないと食べられない。スープのない、つけ麺や油そばの方が、むしろ良好に感じる方、なのだ。うまい麺の味わいが楽しめること、これが重要なのだ。スープ割はしたことがないくらいだ。あれ、変な習慣だと、訝しく思っている。だから、そういう麺派の向きの人がいるであろうことは、予想できる。まあ、そういう人たちで大いに盛り上がるといいなあ。」
人形くくぅ「だいたい、パスタだって、通常はスープ・オフだからねえ。別に問題ないはず。
こくまくくぅ「それに、イタリアンとかフレンチ、オシャレって思うのも、いい加減、後進国根性だ。明治の文明開化の頃からの単なる惰性だ。いまや、日本の方が、経済、文化ともに一流国だからね(たぶん)。」
人形くくぅ「日本から世界への流れの方が主流だ。妙に、なんか、いまだに、ヨーロッパコンプレックスみたいなのがある。
こくまくくぅ「だからなんだってわけでもないけど、パスタより油そばの方がうまい、と強弁しておきましょう。」
人形くくぅ「和製パスタにしても、すぐれている。吸収して、潜り抜けて、とんでもない化け方をする。この化け方が、たぶん、尋常でなく、どこより先鋭的なんじゃあないかね。
こくまくくぅ「うまく、シャープに、クールにやれば、油そばは、世界レベルだ(笑)。独特のうまさの世界がある。」
人形くくぅ「何度食べても、チョイ足し微調整の、無限の味わいの発見がある。
こくまくくぅ「微調整しながらの自分の好みのポイントを探り当てる追求は、毎回、道半ばで終わる。何度食べても、毎回、味の冒険、味わいの発見、となるのだ。今日も、同じもの2杯目だが、興味は尽きない。」

~~~~~


b0219835_1562997.jpg
b0219835_1564255.jpg
b0219835_157088.jpg


b0219835_1210820.jpg

[PR]
by dasenkadasenka | 2014-01-09 18:28 | 日立市

油そば専門店 油゛油゛ 大甕店 その1 油そばインスパイヤー・ザ・ネクスト

b0219835_1564353.jpg

住所 茨城県日立市大みか町3-22-1
電話番号 0294-33-6905
営業時間 11:30~24:00
定休日 不定休
席数 カウンター10席
喫煙 不可
http://bura-2.com/
b0219835_1595277.jpg



油そばインスパイヤー・ザ・ネクスト

こくまくくぅ「日立市は海沿いのなだらかな山間に位置し、ゆるやかな起伏に富んだ独特の優雅な地形だ。農地は少ない感じで、住宅地という感じだ。まあ、日立グループの企業城下町なのだろう、なんとなくインスパイヤー・ザ・ネクスト感がある。しかしながら、ラーメン店事情では、自分的には、まだ、ややネクスト感が足りない、かな。」
人形くくぅ「どちらかというと、旧態な感じが多い。
こくまくくぅ「今日は、ピンポイントで、油゛油゛(ぶらぶら)を目指してきた。赤坂や横浜にも店がある新店だ。できてからだいぶ経つが、麺遊心(いわき)、鉄平(水戸)、の油そばニュータイプをいただいて、すっかり油そばづいたので、やってきたのだ。」
人形くくぅ「なんだか新しい息吹を感じる、新しめの油そば、が、来そう、なネクスト感だ。
こくまくくぅ「ちょっと、再燃(ブレイク)というか、気持ちが盛り上がってきて、そしてぶらぶらで食べたら、やっぱり、盛り上がった。いいぞ。ぶらぶらを出て、2軒目、いつもこの日立あたりは通過点になってしまうので、もう一軒どこかへ行こうかと、周辺を経巡ったが、まあ、新店なんかも数軒見た(和なり、仙人掌、宮本商店、勝味屋、とか)が、なんとなく、食指が動かない。スタミナという手もある(三四郎、覇気とか)が、これも、食指が動かない。」
人形くくぅ「三四郎はぶらぶらのすぐ斜め前だ。スタミナの店を回るなら、徹底して全部まわりたい、が、どうもその気になれない。えるびす(水戸)で、マックスな感じだ。ちなみに、えるびすの古典タイプの油そばもいいぞっ。勝味屋、あづま、麺や亮、など、博多豚骨ラーメンもどうも今一つマイブームではない。
こくまくくぅ「で、あたりをぐるぐるまわって、結局一時間後くらいに、また、ぶらぶらへと舞い戻った。このテンションの高まりを癒すのは、やはり、同じ油そばでしかない、という結論だ。」
人形くくぅ「なので、今回も次回も、ぶらぶら、だ。倍返しだっ(?)。
こくまくくぅ「しかし、日立市は、これから、だろうなあ。これから、もっとラーメン店が進出してきておかしくない感じだ。そろそろきてそうだし。」

b0219835_15113972.jpg
b0219835_15115563.jpg
油そば 大 690円

こくまくくぅ「われらが故郷の味だ。しっかり古典タイプで、かつ、新味をうまく導入している。冴えがあり、良好だ。これは、ハマる人がいる、だろう。」
人形くくぅ「午後の昼時を外れた時間に2度訪れたが、常時、コンスタントに、ぽつぽつと客がやってきている状態だった。なにしろ、この店は、営業時間 11:30~24:00 だ。いいなあ、幅広い。安心できる。やはり、スープがないので柔軟性があるのかな。
こくまくくぅ「街っぽくてね。いいよね。駅前のぶらぶら歩きがてら、の風情。男性客が多かったけど、男性はもちろんだけど、むしろ、女子にオススメだ。これ、パスタですよ。しかもイタリアンよりうまい(笑)。」
人形くくぅ「まあ、駐車場は欲しいけどね。駅前取りの突き当りは海、だ。オシャレな町だ。
こくまくくぅ「定番中の定番のうまい油の風味だ。ハイクオなうまい油だ。なんていうか、ちょっと卵みたいな風味というかな。醤油ダレの風味もいい。合わせて立ち上がる香気がいいぞ。申し分のない、古典タイプの現代風、だ。麺も、うまい。麺が、一番気になるところなんだよね。やはり、ウマい麺でないと、台無しだ。これは、パスタ感覚もあるような、しゃれた中太麺だ。さすがに、すべてがこなれている。」
人形くくぅ「油そばは、東京の文化だからね。ツボ、がある。そこをはずさないでほしい。まぜ麺は、ゆるいことが多すぎる。なんか、なんでもあり、みたいに勘違いしている。それで、ここのところ、こうした汁なし系へのテンションが下がっていた。やはり、きちんとした油そばで、盛り返さないといけない! だろう。油そばは、逃げ、が効かない。
こくまくくぅ「まあ、純正オイルパスタなわけで、和製のオリジナルパスタ、といった感じだ。ここは、麺、油、タレ、の三拍子のレベルが、文句なく整っているので、心置きなく、薬味類。調味料類のチョイ足し、も楽しめる、というものだ。」
人形くくぅ「本体ができている、と、その懐で、チョイ足しの、チョイ違ううまさが、倍増だ。
こくまくくぅ「麺量は、普通150g大盛225g特盛300gから選べるが、初回なので、様子見で、大盛にした。が、ウマいので、楽勝でペロリとたいらげてしまう。」
人形くくぅ「特盛でもよかった。ものたりない。
こくまくくぅ「なので、舞い戻って、特盛を食べた(次回)、大盛225gと特盛300gで、525gだ。まあ、特盛2杯はイケるかもしれない。店内の貼り紙によると、最高に食べた人は1350gとある。それは、ムリだな。」
人形くくぅ「麺遊心でも、大盛は200gだけど、400g食べる、油そば好き、な人がいる、ということだった。頼もしいぞ。絶対いるんだそういう人。
こくまくくぅ「まあ、つけ麺でもそうだけど、麺量の満腹感は、1~2時間くらいで楽になる。最近では、ロゼオ(松戸)と守谷二郎のラーメン連チャンがきつかった。寒気がした。濃厚白湯系の連チャンは、もう、ムリだなあ。」
人形くくぅ「清湯なら4杯くらいはイケそうだけどね。やったことあるし。でももう、老体なのでね。
こくまくくぅ「特盛の二杯目は油多めにしてもらった。ウマ油がうまい。ここは、油とタレはセパレートで来る。ぶぶか(吉祥寺)の油そばは、あらかじめ店員さんが撹拌して、油とタレをやや乳化させたものが出てくる。花月嵐(いわき)でも、ある時から、あらかじめかき混ぜるようになった。まあ、どちらでもいいんだけどね。」
人形くくぅ「乳化した独特のうまさもあるけど、味が単調になるということもある。はるばる亭(経堂)やめんや(水戸)などは、店主さんが立ち合いで、かきまぜ方をレクチュアする。
こくまくくぅ「セパレートだと、徐々に混ぜられる。今回もそうしたけど、少しずつ混ぜていくと、いろんな味わいの段階を楽しめる。この刻々変わる諸段階の味わいがスリリングでいいのだ。2度と同じ味はない! 厳密に、食べ始めから食べ終わりまで、無限通りに表情が変わるのだ。これは楽しい。」
人形くくぅ「まずは、麺だけつまんで食べて。次いで、ざっくり混ぜて。混ざり具合にムラがあるときもいいのだ。油やタレの、きの味が楽しめる。うまい店ほど、油、タレ、のセパレートの味がうまい。
こくまくくぅ「濃いところとかね。ムラがいい。それから、徐々に天地返しを繰り返して万遍なく混ぜていく。良好な状態を見つけるのがおいしい楽しみだ。」
人形くくぅ「そして、後半は、いろいろな薬味類、調味料類チョイたし、していく。↓下は、調味料類。
b0219835_17185692.jpg
こくまくくぅ「まあ、やはり、すでに基本形が十分にうまくないと、チョイ足しはおもしろくない。基本形が良好だと、チョイ足しは、効果抜群で興味深く楽しめてうまい。ここには、いろいろな付け足しアイテムがある。酢、ラー油、は定番、だけど、ここの、ラー油は自家製の本格派だ。赤い油の中に粒とうがらしがたくさんあり、かなりシャープな辛さだ。」
人形くくぅ「あまり辛くない、ありふれたラー油もいいんだけどね。自分は、後半、酢とともに、どばどば入れる方だ。
こくまくくぅ「あと、すりごま、おろしニンニクの油漬け、玉ねぎのみじん切り、ポッカレモン果汁、などがある。実は、このすべて、はじめてだ。いろいろと、組み合わせて試すとおもしろい効果もある。たいくつしないどころか、試しきれない組み合わせが残ってしまう。やりたりない。しかも前後、順序も重要なファクターだ。」
人形くくぅ「量配分、順列組合せの食の冒険だ。
こくまくくぅ「少しずつのチョイたし効果で、けっこう劇的な変化がたのしめる。最初から最後まで、そのまま、でいい店もある。ここでは、味変が楽しめた。よくできている。」
人形くくぅ「粒々ラー油を麺の山の上に落とし、その塊めがけて酢を上からかけて、それらの滲んだその下の麺を食べると、まあ、うまいね。
こくまくくぅ「古典タイプは、酢とラー油だけを使うことが、ほとんどだけど、ぶぶかなどは、マヨネーズなどもある。ラー油の胡麻油的な風味や苦さが加わると、なぜかまた、うまいんだよねえ。さらに、酢のにおい、酸味と相俟ってね。独特の風味、うまさがある。下手な店は、判で押したように、ただ単に、ラー油と酢をそろえているけど、基本ができてないと、絶妙感が出ない。あれがわかってない店はだめだなあ。」
人形くくぅ「微調整しながら、好みのポイントを探り当てていく繊細な楽しみだ。うまくやればビンゴ感が何度も来る。
こくまくくぅ「これに比べると、ごた混ぜをぐちゃぐちゃに混ぜるまぜ麺なんて、杜撰などろどろの一様さで、味の否定だろう。」
人形くくぅ「やはり、ここは、生卵はなく、温泉卵となっている。生卵は駄目だろ。ぶぶかにはあるけどね。高校生がよく、生卵とマヨネーズをっ混ぜていたなあ。
こくまくくぅ「基本は、やはり、酢とラー油だ。これが、魔法の一振りとなる。」

b0219835_1512513.jpg
b0219835_1513722.jpg
味噌油そば 大 790円

こくまくくぅ「みそ味の油そば、は、はじめてだ。なんだか、うれしい。これもうまい。かなりうまい。まあ、想像できる範囲の想像通りの味だけどね。ちょっと甘めの味噌味で、油との相性もいい。まあ、そうだよね。」
人形くくぅ「豚味噌、とかね、田楽とか、まあ、けっこう王道の味わいだ。
こくまくくぅ「柚子こしょうがアクセントでついている。時々舐めるとうまい。まあ、柚子こしょうは、やや飽き気味の味だな。椿家(東海)のつけ麺が柚子こしょう味だったけど、イマイチ、かな。既製品っぽい感じになるというか。龍郎(つくば)のまぜ麺にもついていた。そういえば、あそこで、味噌味のJ系をたべたなあ。」
人形くくぅ「なので、柚子こしょうは混ぜ込みはしなかった。柚子、の方がいいかもね。やはり、こちらも、上と同様の食べ進め方だ。酢やラー油やニンニクや玉ねぎなど、足して調整するととうまい。すりごまは、どちらでもイマイチかな。あまくなる。
こくまくくぅ「味噌ダレがかなりどろっとしたペースト状なので、流動性がないぶん、混ぜにくく、また、ぼそっとした食感になるが、麺がもたもたとべたついた感じもそれはそれで楽しい。基本形でも、かなりの満足感だ。はじめてなので、たのしい限り。」
人形くくぅ「味噌の濃厚なくどさの分、食べごたえはあるかな。オイルパスタの味噌味、和風仕立て、という感じで、新鮮な感jだ。
こくまくくぅ「まだまだ、油そばの拡がりがありそうな予感だよね。ネクストだ。」


b0219835_15134126.jpg


ぶらぶらくくぅ
b0219835_12142664.jpg
こくまくくぅ人形「さまよう旅人のわたしは、日立駅に降りた。構内には、こんな、海の見える展望ロビーがあるぞ。」
b0219835_12145893.jpg
b0219835_12152314.jpg
小皇帝くくぅ人形「おや、あれは、いつも通っているバイパス道路だぞ。」
人形くくぅ人形「そうだ。
ミニくくぅ人形「そうだ。


b0219835_1210820.jpg

[PR]
by dasenkadasenka | 2014-01-08 18:38 | 日立市

麺屋せんり

住所 茨城県日立市森山町5丁目10−21
電話 0294-53-7114
営業時間 11:30~21:30
定休日 月曜日
P 店舗前3台ほど
喫煙可



こくままん「依然として、焼肉回路受信中なので、大進(勝田)へ行った、ら、」
灰色ねこにゃんた「にゃんと、またお休みだぁ。このあいだも水曜日が休み。ひょっとして水曜日が定休日になったのか。」
こくままん「水曜日、どうなんでしょうか。それにしても、この焼肉電波はどこから来るのか。」
灰色ねこにゃんた「焼肉依存症だよ。」
こくままん「またしても、さまよえるラーメン難民となって、ふらふらと街へ。」
灰色ねこにゃんた「今日は、気分を変えて、というか、まあ、くやしくて、極太麺つながりで、久しぶりに、せんりへ行った。」

b0219835_1423537.jpg


こくままん「せんりは、一昔前、まだ、茨城に、あまり、これ、といったラーメン屋さんがなかったころ、時折、訪ねたお店だ。そのころは、東京に住んでたんだけど、日立の、浜の宮食堂、とか、めん吉、とか、ひたちなかにあったころの、天天、とか、行ったなあ。水戸では、まぐろラーメンに行ったりした。」
灰色ねこにゃんた「浜の宮食堂は、先日閉店したようだ。店内にご主人の描いた油絵がかかっていたなあ。」
こくままん「せんりは、河原子にあった。なんとなく、変わった立地でおもしろかった。日立市役所のそばにもあったらしいけど、そちらは、行ったことがない。」
灰色ねこにゃんた「せんりによく行ったのは、そのころは、めずらしい、自家製の極太麺が目当てだったからだ。」
こくままん「今みたいに、巷に太麺が溢れていなかった。東京でも、嗟哉(初台)や稲荷(経堂)など、新進気鋭のつけ麺屋ができはじめ、いずれも、自家製太麺でならしはじめていたころだ。せんりのような極太麺は、ほとんどなかったんじゃあないかなあ。貴重な感じだった。」
灰色ねこにゃんた「スープもおいしかった。魚介系が効いていて、とりわけ、昆布昆布だしのあまい風味が効いている。極太麺も、昆布だしの効いたスープも、健在だ。ちょっと変わったような気もするけど。」
こくままん「麺は、もうちょっとしろかったような。スープは、もうちょっと淡かったような。でも記憶違いかな。」
灰色ねこにゃんた「おそらく、昆布をたっぷりと、潤沢に使っているのだろう。そのためか、当時、値段は、けっこう高めな感じだった。極太麺の醤油ラーメンが800いくらか、だったかな。」
こくままん「いまは、100円下がった感じだ。いまでも、ちょっと高めかな。贅沢に、ふんだんに昆布を使っているからじゃあないかね。」
灰色ねこにゃんた「かなり濃い、強い、昆布のうまみだからね。」

b0219835_14243992.jpg
b0219835_14244980.jpg
b0219835_14253146.jpg
極太つけめん 正油  880円

こくままん「昆布だしというと、雷文(町田)を思い出す。ずんどうの表面いっぱいに、ぎゅうぎゅう詰めに昆布が詰まっているのが見えたなあ。上から、隙間に押し込むように、昆布を追加していたなあ。」
灰色ねこにゃんた「春木屋郡山店も、昆布だしが効いている。わりと、有名店は、昆布の効いているところが多い感じだ。日本人の好きなうまみだからね。」
こくままん「ただ、効かせすぎると、おでんつゆみたいになる。大門(いわき)も、ガヤ(いわき)も、効いているなあ。」
灰色ねこにゃんた「今日は、かつての、せんりの味の再確認という感じかな。まあ、積年の思いひとしおだなあ。」
こくままん「センチメンタル・ジャーニーといった感じだ。せんり自体は、たぶん、味も、4種類ほどの麺の選択システムも、さほど変わっていない感じだけど、むしろ、変わったのは、こちらの味覚というか、志向かな。」
灰色ねこにゃんた「そうだね、新しい味に触れると、とたんに、それまで慣れ親しんでいた味が、古臭く、あるいは、弱く感じられてくることがある。最近、知らず知らずのうちに、白湯系など、濃度やうまみの濃い、こってりした、流行りの強い味に感化されて、シャバ系というか、さらっとしたあっさり系のスープは、物足りなく感じがちだ。昔ながの、は、耐えられない時もある。少し前のタイプのラーメンの味は、スープも麺も、素朴に感じちゃう、というか、弱く感じられがちだ。」
こくままん「スープの、うまみを、どんどん、強くする傾向にある感じだしね。これでもか、という、うまみが一口目から、ガツンと来るような。少し、神経や感覚が、麻痺してきているかもなあ。」
灰色ねこにゃんた「とら食堂(白河)のご主人が、このあいだテレビで、企画ものの限定ラーメンをつくるときに、白湯にすると、味を全部もっていかれちゃう、と言って、反対していたのが印象的だったなあ。」
こくままん「まあ、文脈を抜きにしても、象徴的な感じだなあ。だいたい、一世を風靡するお店というのは、新しい味覚を打ち出す、わけだけど、すると、とたんに、それまでの味覚センスが、古臭く感じられてくる。」
灰色ねこにゃんた「昔、すごくおいしかったとしても、今現在、必ずしも、おいしく感じるわけだはないよね。お店が、時々、味を変化させてしまうことがあって、惜しまれることがあるけど、まあ、とら食堂もそうだと思うけど、店主さんも、それまでの味が、自分でも、自覚的に、古いと思うようにもなるのじゃあないかねえ。」
こくままん「懐かしの味は、それはそれで、単なるリバイバルではなくて、むしろ、新しい味の再発見だしね。」
灰色ねこにゃんた「うまいものは、うまい、というわけでは、必ずしもない。おいしいものは、理屈抜きでおいしい、という単純なことでもなくて、強い味覚センスが、ドミナントを形成すると、おいしさの価値基準そのものが、変更になる。」
こくままん「そうだね、強い味が出現すると、基準となるような座標軸そのもが変わっちゃうから、ひとたび、座標軸が書き換えられると、多くの人が、それを自然なものと受け止めて、追従するようになる。たとえば、二郎系や大勝軒系やとみ田なんか、そういう感じだ。喜元門グループや活龍グループなんかも、そんな感じだ。」
灰色ねこにゃんた「強い味がヘゲモニーをとると、味覚の革命がおこるわけだけど、まあ、ラーメンも、エンターテイメントで稼いでいる以上、避けられない話だ。」
こくままん「優勢な味覚が確実にあり、それに、適合していないと、なんだか、ぴんとこない気がしてくる。」
灰色ねこにゃんた「それでも、まあ、主流はあっても、常に、同時に、いろんな味覚の幅が混在しているから、一概に、何がうまい、とも言えない。魚粉が飽きている人もいれば、これから目覚める人もいる。十代の、初めてラーメンを食べる人なんかはそうなわけだし。」
こくままん「需要と供給の多様性の中に、ドミナントがある、ということだけど、商売の力学が、一過性でも、大ウケするような、欲望や好奇心を一生懸命、煽り立てようとするのだろうし、一方には、セールスはやらずに、真心を信じてものづくりをする、という姿勢もあるということだ。」


b0219835_14261497.jpg
b0219835_14263370.jpg
正油らーめん 中太麺 780円

灰色ねこにゃんた「麺にもスープにも、トレンドがある。時代とともに、移り変わる流行歌みたいなものだ。長いスパンで見れば、何がいいんだか、よくわからない感じだ。まあ、せんりで、ラーメンをいただきながら、ちょっと、感傷的な感慨にふけった、というところですかね。」
こくままん「ラーメンは時代とともに、時代はラーメンとともに。ごちそうさまでした。」

b0219835_1428569.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-10-11 18:27 | 日立市

ラーメン 麺や 亮

住所 茨城県日立市大みか町2-23-8
電話番号 0294-54-0147
営業時間 11:00-15:00/17:30-22:30(スープ切れ終了)
定休日 月曜日
昼の部禁煙
駐車場 あり(店隣のコイン駐車場有(駐車券を見せると「100円」分のパーキングチケットをくれる)駐車場:30分/100円 ※750円以上注文)



こくままん「焼肉回路受信中、なので、大進(勝田)へ行ってみたが、なんと、まさかの臨休のようで、人けのない小暗い店内が静まり返っている。OMG!」
こねこにぃにぃ「世の中に、こんなにさびしい光景はあるだろうか! そうして、さまよえるラーメン難民となって、お定まりのコースへと流れるのだ。つまり、虎の道や大盛軒などへ、であるが、今日は、ちょっと気分を変えて、麺や亮へ。」
こくままん「亮は、しばらく御無沙汰だった。実は、豚骨は好きなのだけれど、近年、好きすぎて、やや食傷気味なので、ここのところ、豚骨店には、やや、足が向かない傾向にある。きらいじゃあないんだけどね。」
こねこにぃにぃ「というわけで、久しぶりに入店。2時を過ぎているのに、けっこう、入れ代わり立ち代わり、お客さんが来る。若者がほとんどかな。さすが、味がいいのもさることながら、立地が、駅前、大学近く、だからでもあるのだろうなあ。」
こくままん「電信柱に学校名が記されているのが見える。今日は、楽勝で、30分以内で食べ終わったので、コイン駐車場は無料だった。大進は、30分以内無料をしくじることが多い。ま、しかたない。」

b0219835_12575013.jpg


こくままん「小さな商店街の一角という外観も、店内もなんだか、奇妙に、東京のような気がしてくる。なんとなく、くつろげるんだよねえ、と思いながら、カウンター席に着くと、店長さんが、いつもの方ではなく、大盛軒おさかなセンター店にいる方だった。ドキッとしたなあ。」
こねこにぃにぃ「大盛軒ひたちなか店に行った時も、前におさかなセンターにいた方が、厨房にいらした。ローテンションしていて、おもしろいなあ。」
こくままん「麺や亮は、製麺機を5台も持っているそうだ。いろいろな麺をつくっていて、たのもしいなあ。」

b0219835_12581069.jpg
b0219835_12584562.jpg
元味 600円

こくままん「おや、細麺が、いっそう極細になった気がするが。見た目だけで、インパクトのある、インパクトがすごい、極細麺だなあ。これは、知っている極細麺の中でも、最極細ではないだろうか。」
こねこにぃにぃ「もうこれ上細くなれない、という感じだ。麺遊心(いわき)も、まっさおな感じだね。いやあ、凝りに凝っている感じで、いいなあ。」
こくままん「一食の価値あり、どころか、一見の価値ありだなあ。見た目、チョーうつくしい。」
こねこにぃにぃ「ラーメン好きなら、ぜひ食べておきたい麺じゃあないかねえ。カリスマあふれる極細麺だ。やることが、徹底している。高技術な感じの極細麺だなあ。俗っぽくなく粋だ。気持ちがいい。」
こくままん「博多系、長浜系でも、なかなかこんなに細いのないと思うけど。しかも、かなり、うまい味わいの麺だ。」
こねこにぃにぃ「博多系と長浜系の区別は、よく知らないけど、長浜系は、純豚骨で、博多系は、必ずしも、そうではないらしい。ここは、豚骨と鶏ガラのダブルスープのようなので、博多系という感じなのかな。」
こくままん「この、純粋に豚骨という味ではないスープが、また、うまい。かなり独特の、不思議な、おもしろい味で、純豚骨とは、だいぶ違う。香味油も、独特の感じなのかな。いい香りがしている。」
こねこにぃにぃ「そうした、ちょっと豚骨ではないような、妙にうまいスープの風味を、絡み抜群の、極細麺が、よくひろって、その感じが、すごくうまい。文字通り、麺とスープと油の三位一体の味わいだ。」
こくままん「極細麺が、スープの風味をたっぷり絡め取るね。まとわりついたスープの風味と、麺自体の風味が相俟って、絶妙な一体感のうまさだ。だから、その雰囲気を壊したくないので、その風味で十分なので、いつもは条件反射的に入れる、すりつぶしにんにくを、今日はめずらしく最後まで入れないで、いただいた。」
こねこにぃにぃ「豚骨臭さはない、なんともまろやかな、あまいうまみのスープだ。麺は、はじめは、普通、で、替え玉を、ハリガネ、でいただいた。ハリガネが好きなんだけど、でも、ハリガネより、普通の方が、この麺は、おいしいかな、という気がする。触感はともかく、麺自体の風味が、その方がいいような感じだった。」
こくままん「チャーシューは、しっかり味が浸みていてうまい。卓上に、激辛の辛子高菜もある。最後に入れた。これもうまい。」

b0219835_12594272.jpg
b0219835_130798.jpg
つけ麺 730円

以前のつけ麺

こくままん「つけ麺は、麺が変わったと聞いていたので、食べてみたかったのだけれど、おとなしくなった感じかな。不揃いでぶちぶち千切れている感じが、個性的でおもしろかった以前の極太麺から、すっきりした、スマートな感じの太麺になった。」
こねこにぃにぃ「だいぶ細くなって、ことぶきや、や、むじゃき、や、TETSU、など、くらいの太さの感じだけど、最近、これくらいの、細めの太麺が、主流で、多い気がする。ゆで時間の時短と、太麺と名打つ太さとの、ぎりぎり折り合いのつく落ち着きどころなのかな。もう少し太いのも食べたい気がするんだけどね。」
こくままん「つけダレは、ほぼ、そのままかな。オーソドクスな感じで、なんだか、懐かしいような感じもするんだけど、やや地味な感じだ。」
こねこにぃにぃ「豚骨スープのあまみがあってうまいんだけど、やはり、酢と魚粉が入ると、その味に支配されて、よくありがちな感じにもなってしまうようだ。大盛軒のつけダレにも、同じことが言える感じだ。」
こくままん「胡麻もね、おいしいんだけど、ありふれた風味になりがちだ。まあ、定番の落ち着きを守っている感じだ。トマトやベジポタも今一つぱっとしないからなあ。うわついた軽薄な外連味に走らないで、オーソドクスに落ち着いて、いいともいえるような」
こねこにぃにぃ「安定感はあるよね。自分のスタイル、ペースがあるような。そこがよさでもあるのだろう。」

b0219835_133115.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-10-05 18:15 | 日立市

中華大連酒家 あか土 昼麺(ちゅうかだいれんしゅか あかつち ひるめん)

住所 茨城県日立市田尻町2-41-27
電話番号 0294-42-9099
営業時間 11:30~14:00(L.O.の時間に気を付けてください)
定休日 月
P あり
昼の部禁煙
http://akatsuchi.co.jp/hirumen.html



あかげらん「一周年記念、ということで、盛況なようで、何よりですね。」
こくまくうた「このあたりは、山ばかりなのかと思いきや、よく見れば、けっこう山肌に家々が立ち並び、住宅地として人もけっこう多そうだ。」
あかげらん「このあか土のある10号線は、国道6号から一本奥の山中を走るのだけれど、地元の人の道という感じだ。いわきへ通じるので、だいぶ前からよく知っている道だ。」
こくまくうた「夜は居酒屋だし、地元の人の憩いの場所となっているのかなあ。」

b0219835_12221386.jpg


あかげらん「ここは、何より、上質なラーメンを食べさせてくれるし、店内も快適な空間だ。」
こくまくうた「今日のような暑い日には、冷房も効いていて、ほっとする。ムーディな、やや薄暗い店内には、半分くらいあいたブラインドからの外光がさしていて、ちょっと居心地のいい穴倉みたいな感じだ。」
あかげらん「客層の幅は、けっこう広い感じで、サラリーマンや、家族連れや、老人など、多彩な年齢層の人々を見かける。みなさん、地元民の感じかな。」
こくまくうた「後ろのテーブル席に、ちょっと歩くのが不自由そうなおばあさんがやってきたが、イケメンの男子店員さんが、手を取って席に着かせるエスコートをしていた。さすがの好感度だ。おばあさん、喜んでた。これなら、常連になるだろうなあ。」
あかげらん「ちょっとした会話も気さくだしね。接客、食事、ともに、上質だ。ちなみに、後ろのおばあさんは、梅塩ラーメンをたのんでいた。」
こくまくうた「今日は、一周年記念ということで、梅塩と梅とんこつは、ワンコインでの提供サービスとなっている。ということで、こちらも、一つは梅塩にした。」
あかげらん「12時をまわってたので、案の定、限定5食のつけ麺は、なくなっていた。自家製ラー油のつけ麺が出ていたので、食べよう食べようと思っているうちに、どうやらそれは、終了した模様。代わりに、一度終了になっていた、あの、うまうまの、旨辛つけ麺が再登場となっている。これは、うれしい。けっこう、限定品が多く、メニュー構成が不規則の感もあったけど、評判のいいものを定番にする形で、落ち着いてきているようだね。」
こくまくうた「今日は、それがすごく食べたくなってきたんだけど、あと、豚骨醤油をオーダーした。」

b0219835_1225373.jpg
b0219835_1225789.jpg
秘伝 豚骨醤油 細麺 680円

あかげらん「ここの豚骨醤油は、うまい、という印象が強く、今日も、うまい。のだけれど、ちょっと感じが変わったかな。もうちょっと濃厚な感じもしていたんだけれど。さらっとした感じになったかなあ。」
こくまくうた「そうだね。前は、太麺でいただいて、家系の豚骨醤油みたいな感じでうまかったんだけど、今日は、細麺にしてみて、ちょっと、あのこってりスープに細麺はどうかなあ、と、一抹の不安を抱きつつ、だったのだけれど、いざ、きてみると、果たして、スープがさらっとした感じなので、むしろ、うまい具合に、この博多風の極細麺がよく合っている、という感じだ。」
あかげらん「まあ、いずれにしても、洗練された、上質なうまさだ。ここをプロデュースしている、鉄風(東海)の豚骨に似てきた感じだ。あそこの豚骨ラーメン、本丸が、濃い目の醤油味版、になったようなノリだ。」
こくまくうた「鉄風もここも、どちらも、キレのある、おしゃれなうまさ抜群の、豚骨ラーメンだ。ハマるなあ。」
あかげらん「この、洗練された博多風の極細麺が、豚骨スープの洗練されたうまさと、ばっちり合っている。逆に、これだと、太麺の方が合わなそうな。」
こくまくうた「事実、下の梅塩ラーメンの太麺を参考にし、その感じを合わせてみても、細麺の方がいいような気がしてきた。いやあ、ラーメンを食べていると、本当に、しょっちゅう、変節漢になるよ。しょっちゅう、前言撤回だ。」
あかげらん「ラーメンも食べ手の感性も、しばしば、微妙に変わるからね。」
こくまくうた「この、別皿で添えられてくる、マー油も、前よりも、ますます、冴えわたる香味、うまさ、となっている気がする。途中からこれを入れると、マジで、2倍楽しめる。」
あかげらん「豚骨スープは、豚骨臭くなく、食べやすいが、けっこう、ガツンとくるうまさでもある。濃いめの醤油味がまたうまい味わいだ。新しさと、手堅さの、バランスがいい、という感じだ。」
こくまくうた「へんな、あざとさや奇抜さや気取りがなく、素直に、垢抜けたおいしいものをつくっている、という感じで、とても好感の持てる感じだ。」
あかげらん「チャーシューも変わって、よりうまくなったようだ。」

b0219835_12255179.jpg
b0219835_12255615.jpg
梅しお 太麺 500円(昼麺感謝祭価格)

あかげらん「梅塩ラーメンははじめてだ。ゆず塩ラーメンがやたらにうまかったので、今日は、それをいただこうかとも思っていたんだけど、前述の通り、500円サービスなので、こちらにした。実は、普段から、梅+ラーメンという組み合わせに、それほど特に心惹かれるわけではない。塩なら、塩だけ、の方がいいんだけれど、まあ、たまには、気分転換に、いいかな、というくらいだ。」
こくまくうた「まあ、ご年配の方や女性の方は、その名だけで、注文しそうな気配は濃厚だよね。」
あかげらん「しっかり梅風味で、さほど意外性のある感じでもないけど、洗練された味わいで、ストレートにうまい。カリカリ梅のみじん切りとゆかりのシソ風味の合流した香気なのかな。品よく、まあ、間違いのないところだなあ。ちょっと、バターの風味もするかな。」
こくまくうた「万人向き、といって差し支えないだろうね。梅風味+鳥だし、で、さわやか、かつ、コクのある、小気味よいうまさだ。最後に、スープを飲んでいると、梅茶漬けを連想するな。日本人の好きな、和風への傾斜だなあ。」
あかげらん「鉄風で、梅おろしとんこつをいただいたことがあるけど、やはり、同じカリカリ梅のみじん切りが入っていた。居酒屋ならではのアイテムという感じでもある。サラダなどでも登場しそうだ。」
こくまくうた「鉄風の梅とんこつと、ほぼ同じノリだね。その時は、小梅ちゃーん、と叫んだけれど、やはり、同様の印象で、ほんのり甘酸っぱい、ほのかな色気が漂う、というような感じだ。スープの色もほんのり赤く染まって、あでやかだ。」
あかげらん「小梅太夫、じゃあなくてよかった。まあ、マー油+豚骨醤油、が、若い男子、なら、こちらは、若い娘、といったところか。」
こくまくうた「旨辛つけ麺のつけダレは、かなりこってり濃厚で、場数を踏んだ熟女、といった感じか。」
あかげらん「1度食べた印象ではね。再食してみないとね。」

b0219835_18104248.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-08-25 18:23 | 日立市

大盛軒(たいせいけん)

住所 茨城県日立市みなと町5779-25
電話 0294-53-7070
営業時間 11:00-15:00 17:30-22:00(麺切れ終了、日曜は夜20:30閉店)
定休日 月曜日
P 他店舗共有
禁煙


くろぶた「二郎をいただいたばかりなので、しかも、二郎でも、野菜なし、をオーダーしたので、スープと麺のみからなる、シンプルでストレートな味わいを確かめられた感じなんだけど、大盛軒との違いもよくわかった感じだ。やはり、麺もスープも、だいぶ違う。」
ももんがあ「二郎のラーメンは、絶妙な構築物だ。相当に、細心の苦心をもって練り上げられたバランスの妙がある、精緻なラーメンだ。インスパイア店が、安易に接近することは、そもそも無理、至難の業、だろうね。ほとんどの二郎インスパイア店は、うわべの形態だけを模倣し、見た目のノリや雰囲気や格好だけが似ているのにすぎない。二郎を食べたことがない店主さんが、二郎風を出している例も知っている。安易といえば安易極まりなく、苦心への肉迫もくそもあったもんじゃあない。完全に想像的なイメージだけでも、形式だけならやれるわけだ。ある意味、立派だ。」
くろぶた「二郎インスパイアの店からのインスパイアとかね。雑誌で見ただけとか。まあ、真似は真似で、それなりに、おもしろい味になっていればいいのだろう。思わず、化け物が生まれる可能性もある。二郎の胸を借りているうちに化けてしまえば、いいわけだ。」

b0219835_91695.jpg


くろぶた「大盛軒の、インスパイアの成果は、ともかくとしておいといて、この野菜の山をはずしたところに出現する、いわば、肉そばは、思わぬ伏兵というか、野菜の山の陰に、逸材というか化け物というか、おもしろいラーメンが、潜んでいた、といった体のものだなあ。ある意味、この、ほぐし肉たっぷりの、肉そば、というノリでも、十分に成立していて、一本立ちできそうなうまさだ。」
ももんがあ「二郎のしばりをはずしても、独自の商品として成立している感じだよね。なんか、突如、二郎インスパイアを脱皮して、オリジナリティあふれるラーメンに変身した感じだ。」
くろぶた「模倣だったのに、模倣の覆いを取ったら、立派に、オリジナリティの高い、ベースのポテンシャルが、不意に出現した、という感じだ。独自の名物にさえなりそうな迫力があるよね。」
ももんがあ「労せずに、野菜をはずしさえすればいいんだからね。まあ、二郎のおかげだ。そのまま、アナザー・ワールドだ。」
くろぶた「この、存在感のある、極上の自家製極太麺も、スープも、うまいから、成り立つんだけど、決定的なのは、ほぐし肉のうまさかもね。文字通りガツンとくる、肉そばだよ。名前も、そのまま、豚そば、で、オッケーだしさ。ダークサイド・オブ・ザ・二郎インスパイアの楽しみだ。」

b0219835_9165763.jpg
b0219835_9174696.jpg
小豚そば 野菜なし ニンニク ネギ  680円

くろぶた「シンプルかつパワフルな肉そばに、野菜は、無料トッピングのタマネギのみじん切りとニンニクだけで、十分だ。わしわしと食べ進められるうまさだ。野菜がないと、食べる順序や配分、等を考えなくていい。ひたすら、無心に、肉と麺を、むさぼるように口に運び、頬張ればいいのだ。」
ももんがあ「肉と麺とスープだけでも、バランス悪くないんだよね。パンチがあるし、味わい深さもある。肉味への集中力が高まって、食欲も増進する。」
くろぶた「まあ、日ごろ、野菜を食べていれば、ここで、むきになって野菜を摂る必要もない。もちろん、野菜が好きなら、そのままでもいいしね。味は若干濃い目だけどね。」
ももんがあ「ひたちなか店と、ここ、おさかなセンター店とでは、いくらか味が違うかな。こちらのスープの方が、やや甘めな気がするんだけど。」
くろぶた「そもそも、プラスマイナスのトッピング制で、もともと、いろいろとアレンジ可能なんだからね。キャパシティのある完成度をもっているラーメンというか。双方向的な参加型の面白さを活用できる利点の産物だなあ。」
ももんがあ「押してもだめなら引いてみな、か。まあ、懐の深い、おもしろい商品だ。」

b0219835_918406.jpg
b0219835_919427.jpg
汁なしまぜ麺 野菜なし 生卵なし チーズなし  ニンニク ネギ カラシ 760円

くろぶた「調子に乗って、汁なし、も、野菜なし、生卵なし、チーズなし、だ。スープもなくなった。もはや、主役は自家製極太麺とほぐし肉に絞られた、とはいえ、濃いめのスープも、この濃いめのタレも、似たようなノリではあるなあ。」
ももんがあ「やはり、すっきりして、わかりやすくうまい。複合的な複雑な味わいの、おもしろいけど、やや混沌とした印象から、単純化した力強さへ、といった具合だ。やはり、味濃いめだけど、まあ、野菜があっても、濃い目だからなあ。野菜があってもなくても、からだに入る塩分量は同じなわけだし。」
くろぶた「魅惑の中心の極太麺が、値千金という感じだなあ。」
ももんがあ「飾りじゃないのよ、ラーメンは、HA、HAN、ってところか。飾りの野菜は、なくても大丈夫だ。必要最小限でも成り立つのだから、実力なのだろう。」

b0219835_17402528.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-08-03 17:56 | 日立市

大盛軒(たいせいけん)

住所 茨城県日立市みなと町5779-25
電話 0294-53-7070
営業時間 11:00-15:00 17:30-22:00(麺切れ終了、日曜は夜20:30閉店)
定休日 月曜日
P 他店舗共有
禁煙



ぶたまるぴっぎぃー「お互い、どんぶりマークつき、の、グレード・アップ・バージョンだ。」
ねこまるにゃんにゃん「それに、僕たちの顔のまるさは、完全無欠の形態に近づいている証拠だ。」
ぶたまるぴっぎぃー「よくわかんないけど、そういうことだな。きっと。」
ねこまるにゃんにゃん「たぶんね。」
ぶたまるぴっぎぃー「まあ、なんでラーメンを食べているか、っていうと、うまいとか、満腹になるとか、栄養がとれるとか、単に、そういったこと、とは別に、食事-栄養、ということ以上に、端的に、テンションが上がる、ということが動機なのだろうから、テンションが上がるラーメンなのかどうかが問題の核心なのだろう。」
ねこまるにゃんにゃん「ラーメンを食べた感想って、結局、テンションが上がるか下がるか、だよね。やはり、下がると、機嫌が悪くなって、みんな、当り散らすように、ぶつぶつと文句を言いだす。文句の内容は、さまざまな切り口でも、結局、要は、テンションが下がった、ということだ。上がれば、上機嫌で、笑顔だ。」
ぶたまるぴっぎぃー「大うけしているラーメンを食べに行くのは、テンションを上げたいからだ。でも、何がそうさせるのか、は、むずかしいいところだ、けど、みんな、わざわざ、食べたものについて、あれこれ語っているのは、まさに、それを探るためなんだろうなあ。」

b0219835_15274138.jpg


ねこまるにゃんにゃん「今や、完成度、決定力、において、まぜ麺-汁なし、二郎風、を語る上で、はずせない店だろうなあ。」
ぶたまるぴっぎぃー「へんな時間に来ても、つまり、昼時を過ぎた時間帯でも、けっこうコンスタントにお客さんが来ている感じで、常時、7~8割は、席が埋まっている、という感じかな。集うなあ。」
ねこまるにゃんにゃん「ここへ来ると、あまりよく知らないんだけど、いつも日本のロックというのか、ハードな、というか、いかれた、というか、少し狂ったような曲が、がんがん流れていて、こちらの感性も、少し乱れ、まあ、少しいい感じ、かな。」
ぶたまるぴっぎぃー「なんか、必ず、クレイジー・ケン・バンドが流れているんだよねえ。必ず食べている時に、なんちゅう歌詞だ、こりゃあ、とか言って、必ずクレイジー・ケンのだみ声が流れているから、ここのラーメンには、クレイジー・ケンのカラーがかぶっちゃっている。」
ねこまるにゃんにゃん「っていうか、海が、すぐ前だから、海が近いっていうのも、感性に影響を与える。海側に開けた窓から流れ込む自然光が、また、気のせいか、特別な、格別な、光線のようで、気に入っている。」
ぶたまるぴっぎぃー「ちょっと薄暗い店内に、一方向からの外光がきれいに射して、そして、クレイジー・ケンが流れていて、ハードボイルドな感じだ。」
ねこまるにゃんにゃん「ハードボイルドだぜぇ。」
ぶたまるぴっぎぃー「違うよ、ハードボイルドだど、だろ。」
ねこまるにゃんにゃん「まあ、この、ちょっとアブノーマルな食べ物にふさわしい、ちょっとだけアブノーマルな雰囲気、かな。そうでもないか。」

b0219835_15274572.jpg
b0219835_15284076.jpg
小豚そば 野菜少なめ ニンニク  680円

ぶたまるぴっぎぃー「うまい! かつ、が入る。」
ねこまるにゃんにゃん「食べると、気分がすっきりする。」
ぶたまるぴっぎぃー「いやな気持も吹き飛ぶ。」
ねこまるにゃんにゃん「元気をくれる、ごはんだ。」
ぶたまるぴっぎぃー「自家製の太麺は、文句なく、うまい。知っている二郎系の中で、一番だ。ちょっと細くなった気もするが、気のせいか。」
ねこまるにゃんにゃん「かたくて、上出来だ。食感も、味も、抜群の麺だ。」
ぶたまるぴっぎぃー「何もかもが、きちっとしている。」
ねこまるにゃんにゃん「今日は、気分で、野菜少な目、にした、ぜぇ。」
ぶたまるぴっぎぃー「ハードボイルドだねえ。」
ねこまるにゃんにゃん「モヤシは飽き気味だ。」
ぶたまるぴっぎぃー「うん、麺とスープだけでも、イケるような気がしてきた。二郎や二郎系の、あの野菜の山は、ほんとに必要なんだろうか?」
ねこまるにゃんにゃん「言ってみたい感じもしているんだけど、でも、なかなか、野菜なし、と言う勇気は、ないんだよねえ。」
ぶたまるぴっぎぃー「正気か? て目で見られそうかもね。店員さんだけじゃなく、お客さんからの方の視線が怖いかもね。特に二郎だったらね。野菜少な目で、あらためて見てみると、けっこう浮き脂は多めだ。こってりしてうまい。」
ねこまるにゃんにゃん「スープは甘じょっぱい味で、醤油味がクセなる風味だ。この前にいただいた時も、前より甘くなったような気がしたが、また今日もそんな気がするなあ。」
ぶたまるぴっぎぃー「やっぱり甘い、というか、さらに甘くなったかのような。気のせいかな。まあ、うまいので、いいんだけど。野菜が少なめだから、水気が出なくてスープの濃さが保持されているせいもあるかな。でも、基本的には安定していて、味に信頼感がある、という感じだけど。」
ねこまるにゃんにゃん「まあ、文句なく、ガツンとくるね。ほぐし肉も、特徴的で、うまいんだなあ。」

b0219835_152840100.jpg
b0219835_15293696.jpg
汁なしまぜ麺 生卵抜き ニンニク ネギ カラシ 760円

ぶたまるぴっぎぃー「汁なしは、生卵抜きで!」
ねこまるにゃんにゃん「おっ、ハードボイルドだねえ。」
ぶたまるぴっぎぃー「しかも、まったく混ぜずに、食べ進めるぜぇ。」
ねこまるにゃんにゃん「うーん、ハードボイルドだ。汁なし、というネーミングも、考えてみれば、ハードボイルドだ。汁? そんなものいらねえぜ、みたいな。」
ぶたまるぴっぎぃー「タレと油があれば、十分だ。考えてみれば、ヘンな、というか、ワイルドな食べ物だ。」
ねこまるにゃんにゃん「トッピングに、一味、タマネギ、ニンニク、これで、より、パンチが効く。チーズは、ぎりぎりゆるすか。」
ぶたまるぴっぎぃー「どうですか、この、ザラザラした物質感。いろんな食材のいろんな触感が、ザクザクしていい感じだ。楽しいなあ。」
ねこまるにゃんにゃん「甘濃いタレに、たっぷりの油と黒こしょう、で、金属質な、重厚な物質感だ。」
ぶたまるぴっぎぃー「このザラザラした鉱物的な物質感を率いている、というか、纏っている、この重厚な太麺が、また、黒々した存在感にあふれていて、うまいなあ。物質と一体化したい欲望だな、こりゃ。」
ねこまるにゃんにゃん「中毒性の欲望だ。食感、色彩的におもしろい。やはり、生卵は、イメージが似合わない。やわ、すぎる。」
ぶたまるぴっぎぃー「お子ちゃまっぽいね。汁なんか入れねえぜ、なんだし。」
ねこまるにゃんにゃん「やはり、太麺が魅力的だし、ほぐし肉も、食べやすくてうまい。」
ぶたまるぴっぎぃー「この自家製の太麺の力がまとめ上げている感じなんで、他店には、マネのできない品質、という感じだ。」

b0219835_17594764.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-06-23 18:15 | 日立市

らーめん 竜屋(りゅうや)

住所 〒319-1222 茨城県日立市久慈町6丁目101
電話番号 0294-54-0223
営業時間 11:00〜15:00/17:00〜21:00
[土・日・祝] 11:00〜21:00
定休日 水曜日
P 店舗前2台
喫煙 可(ランチタイム11:00~13:30まで禁煙)

ぶじかえる「また、ご一緒ですね。」
らーめんぽりす「ひさしぶりだなあ。」
ぶじかえる「ところで、赤いきつねと緑のたぬきは捕まったんですか。」
らーめんぽりす「開口一番、痛いところを突かんでくれよ。」
ぶじかえる「あら、失礼しました、へへ。」

b0219835_14544524.jpg


ぶじかえる「このお店は、ずいぶん、前から知っていたんですけどねえ。なぜか行きそびれていて。行こうと思うと休みの日だったりとか。すでに、店の前まで来たこともある。」
らーめんぽりす「まあ、立地が奥まっていることもある、かな。国道6号線から254線に入って、すぐなんだけど、さらに道を2度曲がって、見知らぬ街中へと、奥深い地域性へと、分け入る感じだ。」
ぶじかえる「その254線をさらに先へ進むと、大甕駅の前に行く道との交差点があって、そこを、最近よく通るんだけど、その交差点に、この店の案内の小さな看板があって、何度か見ているうちに、うながされて、来てみた、という次第。わかりにくくて迷うことを考慮して、通り過ぎた人のために、あそこに貼ってあるんだろうなあ。」
らーめんぽりす「看板には、久慈中学前と書かれているが、まさに、中学校の真ん前で、店の斜め前の校門から次々と出てくる中学生の群れをかき分けながら進む感じだ。」
ぶじかえる「わかりにくいというか、奥まっていて、地域の人以外、通りすがりの客は皆無だろうなあ。」
らーめんぽりす「駐車スペースも2台分ほどだしなあ。」
ぶじかえる「あきらかに、教員や父兄など、学校関係者御用達みたいな感じで、安牌確保として、手堅く、賢い、のだろうけど、あまりに手堅すぎるかな、というほど、学校の前、というか、地域密着的雰囲気、だ。」
らーめんぽりす「まあ、学校関係者を中心に賑わっているのだろうなあ、という、この立地だと、自己完結的なローカリティへの埋没へと閉じこもってしまっていそうだ、という予感を抱く人も多いだろなあ。」
ぶじかえる「まあ、なんとなく、広く門戸を広げる気のない、内向き姿勢を読み取ってしまう、かもしれないね。」
らーめんぽりす「そう、なんとなく内向き志向的な立地の感触が、広く外からやってくる客の足を、無意識のうちに、鈍らせがちにする、かもしれないね。」
ぶじかえる「常連客の社交場的な雰囲気が嫌いな人もいるからね。部外者にとっては、そういう他人のふところに入り込むのは、余計な緊張感だからね。事実、今日も、長居の教師風のお客さんと、四方山話で盛り上がっていたしなあ。」
らーめんぽりす「まあ、ついでに言えば、単に食べるだけでなく、食事だから、一時の居住性のよさ、というか、くつろげる、落ち着ける、感じもほしいからね。店主さんとの対面にも緊張を感じて、いやがる人もいるし。」
ぶじかえる「オープンキッチンのカウンターのみだとね。透明性があっていいし、店主さんの人柄とのコミュニケーションも食事の内、だけど、見通しのいいところから、見られる角度だと、監視されているみたいで、気まずく思う、苦手意識の人もいるし。まあ、ゆったりできる配慮、というか、リラックスできる工夫も必要なんだろうなあ。」

b0219835_14564351.jpg
b0219835_14565526.jpg
ラーメン 500円

ぶじかえる「醤油ラーメンは、焦がしネギ入りの、なかなかしゃれたラーメンで、香りよくうまい。」
らーめんぽりす「うーん、なんとなく、ほろっとするような、懐かしい感じの味わいだ。焦がしネギといえば、香湯ラーメンちょろり(恵比寿)とか、永楽(大井町)、喜楽(渋谷)、なんかを思い出すなあ。」
ぶじかえる「福島では、正月屋(郡山)、頓珍館(郡山、会津)、三嶽屋(郡山)、まんまや(いわき)、などで、焦がしネギ入りラーメンをいただいたなあ。」
らーめんぽりす「焦がしネギは、インパクトが強い、というか、風味が強いので、好き嫌いは分かれるところだろう。気に入ればクセになる。」
ぶじかえる「作り方によって、けっこういろいろで、スマートにやらないと、くどいし、どろくさい感じになる。これは、いい感じだ。いい香りでうまい。」
らーめんぽりす「醤油スープも、多めの浮き油も、しっくりくるうまさだ。なんかバランスがいい感じだ。細麺もコリコリしていてうまい。チャーシューも柔らかくておいしいなあ。シナチクも手裂き風で繊細な感じがいい。」
ぶじかえる「オーソドクスな感じの黄色い細麺だけど、久しぶりに、懐かしい感じだ。500円で、この精度の高さは、お値打ちな感じだなあ。」
らーめんぽりす「手堅いうまさだね。ある意味では、こじんまりとまとまっているのかもしれない。」

b0219835_1457557.jpg
b0219835_14581016.jpg
タンタンメン 650円

ぶじかえる「タンタンメンも、うまい。やはり、この値段はお値打ち感があるなあ。安くてうまくて申し分ない。」
らーめんぽりす「まあ、基本的に、担担麺は、胡麻ペースト自体が、うまみのかたまり、だからね、たいてい、うまいことはうまい。」
ぶじかえる「自ずとね。まあ、だから、どの店でも、だいたい似たような味わいの、手堅くうまい一品ではあるよね。だから、担担麺は、うまい、といっても、かすんでしまいがちだ。」
らーめんぽりす「そうね。ここはうまいよ、と言っても、ここも、あそこも、となりそうだ。実際、甲乙つけ難くなりそうだし。」
ぶじかえる「ぼくも、お気に入りがあるよ。すこぶるうまい店を知っている。」
らーめんぽりす「知ってますよ、店頭に、かわいこちゃんが待ち受けている店、でしょ。坦々麺は、安全牌的な食べ物だ。無難に誰もが好きそうだし、比較的誰もがおいしいという味を実現しやすい。」
ぶじかえる「でも、これは、通り一遍な、表面的なうまさではなくて、ちょっと奥行きのある、立体的なうまさがて、なかなかいい感じだね。」
らーめんぽりす「濃厚、かつ、余韻がある、ようなね。けっこう複雑なので、うまく表現できないけど。太めの麺も合っていておいしい。やはり、オーソドクスながら、歯応えも味もいい。」
ぶじかえる「そつなく、よくできていて、優等生的だ。」
らーめんぽりす「かなり、いいセンスって感じだけど、心配なのは、常連客の顔を見過ぎて、内向きのスパイラルになること、だろうなあ。もちろん、それでいい、といえば、それでいいんだけど。」
ぶじかえる「手堅くね。世の中には、そういう店はたくさんあるわけだし。安定性と冒険性との間で、揺れ動くわけだ。」
らーめんぽりす「人が揺れるのは、恒常性と自己拡大の狭間、なんだろうね。あまり安定しても、つまらないと思われるし、珍奇なウケ狙いもそうそう当たらないし、ね。」




b0219835_18105290.png

[PR]
by dasenkadasenka | 2012-05-11 18:23 | 日立市

中華大連酒家 あか土 昼麺(ちゅうかだいれんしゅか あかつち ひるめん)

住所 茨城県日立市田尻町2-41-27
電話番号 0294-42-9099
営業時間 11:30~14:00(夜もラーメンはあります)
定休日 月
P あり
昼の部禁煙
http://akatsuchi.co.jp/hirumen.html



だいだらりす坊「ブラインドを落とした小暗い店内には、軽快なジャズの音色が響き渡っている。」
こりすてぃあーの「ブラインドを開ければかなり明るいんだけどね。」

b0219835_15412434.jpg


だいだらりす坊「まあ、小暗い店内には、演劇的な効果はある。日常から、少しだけずれる、というか。」
こりすてぃあーの「ナルシスティックな恒常性を軽く揺るがしてくれる、という刺激的な要素がラーメン界にはある。味覚は頑固な習慣性の中に閉じこもりがちだけど、それを爽快に崩してくれる意外性があるよねえ。ここにも、そんな感じがある。」
だいだらりす坊「意外性ありすぎも困るけどね。ラーメンは、なかなか実験的なおもしろい分野だ。おいしさは、少しずつ、自分を乗り越える、というか。」
こりすてぃあーの「何しろ、最小限の要素ながら、組み合わせは無限大だ。大いに、実験すべきだろう。」

b0219835_15451684.jpg
b0219835_15453530.jpg
清流 にごり和だし醤油 680円

だいだらりす坊「前にいただいた醤油ラーメンは、黒流 黒武士 だ。これは、清流 にごり和だし だ。うーん、眩暈をおこさせるようなネーミングだ。ともに、お品書きには、鰹、秋刀魚、煮干し、昆布、を朝一番に、低温でじっくり煮だしたスープ、とある。すると、違いは、醤油、なのか。こちらは、かなり淡い色だ。」
こりすてぃあーの「味も、色に準じている。あっさりと品のいい、じんわりとした味わいでうまい。でも、浮いている旨み油が多いので、コクがある。」
だいだらりす坊「表面に、さっと、山椒の粉が振ってあって、その小粋な香りが、ラーメンの表層を支配している感じで、やんわりとながら、小気味よく味をひきしめている。スープも中太麺も、高品質だけど、小技も、高品質な感じで、手堅く、脇を固めている。スマートなまとまりのある感じだ。」
こりすてぃあーの「ほうれん草がけっこう載っている。清流の水草といった風情か。青ネギの小口切りとともに、新鮮な青色で、絵的にいい感じだ。きれいな洗練された盛りつけだ。」
だいだらりす坊「清流、と、にごり、は、やや、ぶつかっている感じだなあ。見た目と味のことなのか。」
こりすてぃあーの「生わさびが添えられている。時々、あるよね。龍のひげ(水戸)の塩系ラーメンにもあった。福島の鯛だしラーメンの薫(ことぶき)や、でもついてくるけど、以前は生だったらしいが、行ったときは、お刺身によくついている、ビニールの小パックのわさびだった。機能的すぎるというか。」
だいだらりす坊「そのままで、かなりうまいので、最後の最後に、わさびは入れてみた。まあ、つけダレに蕎麦湯をいれた、お馴染みのあの感じに近いかな。締めの気分転換にはいいのかもしれないけど、最初から入れると、強すぎるかな。」

b0219835_15463553.jpg
b0219835_15464971.jpg
b0219835_154751.jpg
秘伝 豚骨魚介 780円

だいだらりす坊「豚骨醤油は、かなり、ハードな豚骨風味だったけど、これは、食べやすい、まろやかな味わいだだ。豚骨スープ自体がマイルドになったのだろうか。それとも、魚だしとのダブルスープで、まろやかになっているのか。」
こりすてぃあーの「濃厚なんだけど、魚粉入りではなく、魚粉入りの濃厚魚介とは、違う、やわらかい口当たりだ。節味噌というのが、小皿でついてきて、そのままで、箸でつまんでなめてみると、かつお節とラー油が練り合わせられているような味だ。ちょっと、京都系のラーメン店にたまに置いてある、かつお節と唐辛子が混ざった、あのザクザクしたふりかけみたいなもの、に、味は似ているかな。もともとは、台湾系のふりかけなのかな。あれ、ご飯にかけると、うまいんだよねえ。」
だいだらりす坊「その節味噌を、ラーメンに投入すると、あっという間に、見事に、魚粉入りの味になる。ほんのちょっとでも、効くねえ。」
こりすてぃあーの「魚粉が苦手の人にはやばいね。ただ、ピリ辛も加わるから、ちょっと変わった味変の感じでもある。」
だいだらりす坊「別枠の限定メニューだった、つけ麺が、スタンダードなメニューに繰り込まれている。前は、旨辛つけ麺、だったけど、辛つけ麺、になっているし、自家製ラー油のつけダレと書いてあるから、別物なのだろうか。旨辛つけ麺、斬新でよかったんだけど、もう、終わってしまったんだろうか。だとしたら、残念だなあ。でも、自家製ラー油のつけ麺は、心魅かれるなあ。鉄風(東海)同様、サイクルが早いなあ。」
こりすてぃあーの「目まぐるしく変わるね。代わりに、今度は、梅おろし豚骨ラーメンと梅塩ラーメンが、別枠の限定メニューで出ている。いやはや、鉄風と微妙にリンクしているなあ。」
だいだらりす坊「まあ、姉妹店なんだけど、似ているようで似ていない、似ていないようで似ている、双子のようだね。同じ系統のようで、微妙に異なるバージョンの、多数の多彩なメニュー構成で、相乗的に反響し合いながら、多次元的な、味覚の磁場を形成して、おもしろい効果を上げている感じだね。」
こりすてぃあーの「東海‐日立ラーメン・ホットラインの味覚の競演で、楽しさ倍増といったところか。この感覚、意外と新しいかも。」




(東海‐日立ラーメン・ホットライン だいだらりす坊 こりすてぃあーの)
[PR]
by dasenkadasenka | 2012-04-12 18:12 | 日立市

中華大連酒家 あか土 昼麺(ちゅうかだいれんしゅか あかつち ひるめん)

住所 茨城県日立市田尻町2-41-27
電話番号 0294-42-9099
営業時間 11:30~14:00(夜もラーメンはあります)
定休日 月
P あり
昼の部禁煙
http://akatsuchi.co.jp/hirumen.html



さる小路「日立のヒル・トップだ。ワイルドな春風が吹きわたっているぜ。」
ぶた吉「青空も鮮やかだ。風にのって、セ、セ、セイヤ、の掛け声が、遠いこだまのように聞こえてくるような気もするなあ。」
さる小路「幻聴だよ。春風のいたずらだ。千の風、いや、鉄の風か。」

b0219835_15205066.jpg


さる小路「こちらも、店内には、威勢のいい元気なかけ声が小気味よく響いている。」
ぶた吉「ここは、単においしいというだけでなく、プロフェッショナルな、高技術なキレを堪能できる。茨城のラーメン度の高さだなあ。」
さる小路「茨城県内でも、驚きのハイ・クオリティだ。垢抜けている。」

b0219835_15252885.jpg
b0219835_15255080.jpg
UMA辛つけ麺 780円 (1日限定10食)

さる小路「今までに食べたことがないような質感、そして味わい、の、つけダレだ。濃度が濃くて、どろっとしている、というより、ねろっとしている、という感じだ。」
ぶた吉「非常に滑らかな、高濃度、高密度だ。ちょっと、ブラウン・ソースみたいだ。」
さる小路「そうそう、シチューのソースという感じだよね。あれ、どこかでもこんなこと書いたなあ。うーん、忘れた。」
ぶた吉「色も、うまそうな、濃厚な赤褐色のソースだ。」
さる小路「赤土色というべきか。」
ぶた吉「味わいもきわめて濃厚だ。肉系の味だ。豚骨を極限まで煮詰めたのか。」
さる小路「動物系のコクだね。魚系の味はない。」
ぶた吉「何由来のとろみなのか、よくわからないけど、かなり滑らかな、リッチな舌触りが独特でうまいね。」
さる小路「とろみは、へたにあると、嫌味な感じのこともあるけど、これは、味わい深く、ひたすらな濃厚感が、ゴージャス感と直結しているし、それに見合った、密度の高い旨味を伴っているね。」
ぶた吉「ねろねろのまったり感にパンチをきかせるべく、赤唐辛子片がたくさん投入されている。このピリ辛が味をよく引き締めて、かつ、味わいを複雑にして、うまい。」
さる小路「シェフが作った斬新なソース、という感じだね。」
ぶた吉「新機軸だなあ。新機軸を打ち出すと、逸脱性が気になるけど、ラーメンにぴったり寄り添っている。料理がうまくても、ラーメン・センスがないと台無しだからね。」
さる小路「そうそう、ラーメン以外の料理人が腕をふるうと、うまさを勘違いした、ラーメン・センスのない奇天烈なごちそうを作ってしまうことが多くありがちだ。ラーメンをよくわかっていない、というか。うまけりゃいいだろ、みたいな。」
ぶた吉「ここは、ラーメン・センスがいいなあ。きっちり守り、きっちり理解している、という感じだなあ。それがないとねえ、やっぱりねえ。」
さる小路「スマートなラーメンのセンスだよね。すっきりしていて安心できる。太麺は、かちかちとかたい感じのもちもち感を楽しめて、うまい。それに、否応なく、ソースがたっぷりと絡んできて、美味だなあ。」
ぶた吉「味も、触感の重層感も、文句ないリッチ・テイストだ。」

b0219835_15271053.jpg
b0219835_15273374.jpg
香流 柚子塩 680円

さる小路「限定から、定番になった塩ラーメンだ。うーん、アロマ勝ちだなあ。ゆずが、これほどおいしいと思ったことはない、といっていいくらい、かも。衝撃的な一口目だ。」
ぶた吉「心地よい、香、うまさ、触感、が、口の中に広がるなあ。」
さる小路「ゆずは、へたに使うと、かえって、野暮ったいし、シロートくさい感じになりがちだ。気の利いた使い方をするのは、案外むずかしいのじゃあないかなあ。」
ぶた吉「これみよがしのおしゃれ感になるだけでね。今回も、注文の前に、少しあやぶんだ、し、出てくるまで、ドキドキした。へたこくと、へたこくからね。でも、いい意味で裏切られてよかったあ。」
さる小路「心配を払拭してあまりあるね。ソフィスティケートされた、出来のよさだ。芳醇というのは、このことだなあ。」
ぶた吉「柚子の香りをどうやって出しているのかはわからない。油なのか、塩ダレなのか。底に微細なゆず片がある。すりおろしたものか。その、いやみのない、しっかりした柚子の香りと、穏やかな鳥だしの香りが相俟って、贅沢な、品のいい風味を演出しながら、ラーメンの表面に漲っている。そこを潜り抜ける極細麺は、抜群のうまいこりこり感だ。」
さる小路「これは、最近いただいた、鳥系透明塩スープのラーメンの中では、群を抜いて傑出している感じだ。純朴ではなく、洒落ている、という点で、きらめきがある。」
ぶた吉「細麺が、かなりうまいよね。まだのびないうちの、最初の何口かは、まさに、至福だなあ。でも、最後まで、柚子の香りが衰えない感じで、ずっと冴えた味わいが楽しめる。」
さる小路「煮玉子も、黄身の濃厚な甘い味わいを最大に活かしたような、塩味系のうまさだね。チャーシューも、肉っぽいワイルドな味わいを活かしたつくりだ。」




(うまい&スマート さる小路 ぶた吉)
[PR]
by dasenkadasenka | 2012-03-22 18:30 | 日立市