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油そば専門店 油゛油゛ 大甕店 その1 油そばインスパイヤー・ザ・ネクスト

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住所 茨城県日立市大みか町3-22-1
電話番号 0294-33-6905
営業時間 11:30~24:00
定休日 不定休
席数 カウンター10席
喫煙 不可
http://bura-2.com/
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油そばインスパイヤー・ザ・ネクスト

こくまくくぅ「日立市は海沿いのなだらかな山間に位置し、ゆるやかな起伏に富んだ独特の優雅な地形だ。農地は少ない感じで、住宅地という感じだ。まあ、日立グループの企業城下町なのだろう、なんとなくインスパイヤー・ザ・ネクスト感がある。しかしながら、ラーメン店事情では、自分的には、まだ、ややネクスト感が足りない、かな。」
人形くくぅ「どちらかというと、旧態な感じが多い。
こくまくくぅ「今日は、ピンポイントで、油゛油゛(ぶらぶら)を目指してきた。赤坂や横浜にも店がある新店だ。できてからだいぶ経つが、麺遊心(いわき)、鉄平(水戸)、の油そばニュータイプをいただいて、すっかり油そばづいたので、やってきたのだ。」
人形くくぅ「なんだか新しい息吹を感じる、新しめの油そば、が、来そう、なネクスト感だ。
こくまくくぅ「ちょっと、再燃(ブレイク)というか、気持ちが盛り上がってきて、そしてぶらぶらで食べたら、やっぱり、盛り上がった。いいぞ。ぶらぶらを出て、2軒目、いつもこの日立あたりは通過点になってしまうので、もう一軒どこかへ行こうかと、周辺を経巡ったが、まあ、新店なんかも数軒見た(和なり、仙人掌、宮本商店、勝味屋、とか)が、なんとなく、食指が動かない。スタミナという手もある(三四郎、覇気とか)が、これも、食指が動かない。」
人形くくぅ「三四郎はぶらぶらのすぐ斜め前だ。スタミナの店を回るなら、徹底して全部まわりたい、が、どうもその気になれない。えるびす(水戸)で、マックスな感じだ。ちなみに、えるびすの古典タイプの油そばもいいぞっ。勝味屋、あづま、麺や亮、など、博多豚骨ラーメンもどうも今一つマイブームではない。
こくまくくぅ「で、あたりをぐるぐるまわって、結局一時間後くらいに、また、ぶらぶらへと舞い戻った。このテンションの高まりを癒すのは、やはり、同じ油そばでしかない、という結論だ。」
人形くくぅ「なので、今回も次回も、ぶらぶら、だ。倍返しだっ(?)。
こくまくくぅ「しかし、日立市は、これから、だろうなあ。これから、もっとラーメン店が進出してきておかしくない感じだ。そろそろきてそうだし。」

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油そば 大 690円

こくまくくぅ「われらが故郷の味だ。しっかり古典タイプで、かつ、新味をうまく導入している。冴えがあり、良好だ。これは、ハマる人がいる、だろう。」
人形くくぅ「午後の昼時を外れた時間に2度訪れたが、常時、コンスタントに、ぽつぽつと客がやってきている状態だった。なにしろ、この店は、営業時間 11:30~24:00 だ。いいなあ、幅広い。安心できる。やはり、スープがないので柔軟性があるのかな。
こくまくくぅ「街っぽくてね。いいよね。駅前のぶらぶら歩きがてら、の風情。男性客が多かったけど、男性はもちろんだけど、むしろ、女子にオススメだ。これ、パスタですよ。しかもイタリアンよりうまい(笑)。」
人形くくぅ「まあ、駐車場は欲しいけどね。駅前取りの突き当りは海、だ。オシャレな町だ。
こくまくくぅ「定番中の定番のうまい油の風味だ。ハイクオなうまい油だ。なんていうか、ちょっと卵みたいな風味というかな。醤油ダレの風味もいい。合わせて立ち上がる香気がいいぞ。申し分のない、古典タイプの現代風、だ。麺も、うまい。麺が、一番気になるところなんだよね。やはり、ウマい麺でないと、台無しだ。これは、パスタ感覚もあるような、しゃれた中太麺だ。さすがに、すべてがこなれている。」
人形くくぅ「油そばは、東京の文化だからね。ツボ、がある。そこをはずさないでほしい。まぜ麺は、ゆるいことが多すぎる。なんか、なんでもあり、みたいに勘違いしている。それで、ここのところ、こうした汁なし系へのテンションが下がっていた。やはり、きちんとした油そばで、盛り返さないといけない! だろう。油そばは、逃げ、が効かない。
こくまくくぅ「まあ、純正オイルパスタなわけで、和製のオリジナルパスタ、といった感じだ。ここは、麺、油、タレ、の三拍子のレベルが、文句なく整っているので、心置きなく、薬味類。調味料類のチョイ足し、も楽しめる、というものだ。」
人形くくぅ「本体ができている、と、その懐で、チョイ足しの、チョイ違ううまさが、倍増だ。
こくまくくぅ「麺量は、普通150g大盛225g特盛300gから選べるが、初回なので、様子見で、大盛にした。が、ウマいので、楽勝でペロリとたいらげてしまう。」
人形くくぅ「特盛でもよかった。ものたりない。
こくまくくぅ「なので、舞い戻って、特盛を食べた(次回)、大盛225gと特盛300gで、525gだ。まあ、特盛2杯はイケるかもしれない。店内の貼り紙によると、最高に食べた人は1350gとある。それは、ムリだな。」
人形くくぅ「麺遊心でも、大盛は200gだけど、400g食べる、油そば好き、な人がいる、ということだった。頼もしいぞ。絶対いるんだそういう人。
こくまくくぅ「まあ、つけ麺でもそうだけど、麺量の満腹感は、1~2時間くらいで楽になる。最近では、ロゼオ(松戸)と守谷二郎のラーメン連チャンがきつかった。寒気がした。濃厚白湯系の連チャンは、もう、ムリだなあ。」
人形くくぅ「清湯なら4杯くらいはイケそうだけどね。やったことあるし。でももう、老体なのでね。
こくまくくぅ「特盛の二杯目は油多めにしてもらった。ウマ油がうまい。ここは、油とタレはセパレートで来る。ぶぶか(吉祥寺)の油そばは、あらかじめ店員さんが撹拌して、油とタレをやや乳化させたものが出てくる。花月嵐(いわき)でも、ある時から、あらかじめかき混ぜるようになった。まあ、どちらでもいいんだけどね。」
人形くくぅ「乳化した独特のうまさもあるけど、味が単調になるということもある。はるばる亭(経堂)やめんや(水戸)などは、店主さんが立ち合いで、かきまぜ方をレクチュアする。
こくまくくぅ「セパレートだと、徐々に混ぜられる。今回もそうしたけど、少しずつ混ぜていくと、いろんな味わいの段階を楽しめる。この刻々変わる諸段階の味わいがスリリングでいいのだ。2度と同じ味はない! 厳密に、食べ始めから食べ終わりまで、無限通りに表情が変わるのだ。これは楽しい。」
人形くくぅ「まずは、麺だけつまんで食べて。次いで、ざっくり混ぜて。混ざり具合にムラがあるときもいいのだ。油やタレの、きの味が楽しめる。うまい店ほど、油、タレ、のセパレートの味がうまい。
こくまくくぅ「濃いところとかね。ムラがいい。それから、徐々に天地返しを繰り返して万遍なく混ぜていく。良好な状態を見つけるのがおいしい楽しみだ。」
人形くくぅ「そして、後半は、いろいろな薬味類、調味料類チョイたし、していく。↓下は、調味料類。
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こくまくくぅ「まあ、やはり、すでに基本形が十分にうまくないと、チョイ足しはおもしろくない。基本形が良好だと、チョイ足しは、効果抜群で興味深く楽しめてうまい。ここには、いろいろな付け足しアイテムがある。酢、ラー油、は定番、だけど、ここの、ラー油は自家製の本格派だ。赤い油の中に粒とうがらしがたくさんあり、かなりシャープな辛さだ。」
人形くくぅ「あまり辛くない、ありふれたラー油もいいんだけどね。自分は、後半、酢とともに、どばどば入れる方だ。
こくまくくぅ「あと、すりごま、おろしニンニクの油漬け、玉ねぎのみじん切り、ポッカレモン果汁、などがある。実は、このすべて、はじめてだ。いろいろと、組み合わせて試すとおもしろい効果もある。たいくつしないどころか、試しきれない組み合わせが残ってしまう。やりたりない。しかも前後、順序も重要なファクターだ。」
人形くくぅ「量配分、順列組合せの食の冒険だ。
こくまくくぅ「少しずつのチョイたし効果で、けっこう劇的な変化がたのしめる。最初から最後まで、そのまま、でいい店もある。ここでは、味変が楽しめた。よくできている。」
人形くくぅ「粒々ラー油を麺の山の上に落とし、その塊めがけて酢を上からかけて、それらの滲んだその下の麺を食べると、まあ、うまいね。
こくまくくぅ「古典タイプは、酢とラー油だけを使うことが、ほとんどだけど、ぶぶかなどは、マヨネーズなどもある。ラー油の胡麻油的な風味や苦さが加わると、なぜかまた、うまいんだよねえ。さらに、酢のにおい、酸味と相俟ってね。独特の風味、うまさがある。下手な店は、判で押したように、ただ単に、ラー油と酢をそろえているけど、基本ができてないと、絶妙感が出ない。あれがわかってない店はだめだなあ。」
人形くくぅ「微調整しながら、好みのポイントを探り当てていく繊細な楽しみだ。うまくやればビンゴ感が何度も来る。
こくまくくぅ「これに比べると、ごた混ぜをぐちゃぐちゃに混ぜるまぜ麺なんて、杜撰などろどろの一様さで、味の否定だろう。」
人形くくぅ「やはり、ここは、生卵はなく、温泉卵となっている。生卵は駄目だろ。ぶぶかにはあるけどね。高校生がよく、生卵とマヨネーズをっ混ぜていたなあ。
こくまくくぅ「基本は、やはり、酢とラー油だ。これが、魔法の一振りとなる。」

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味噌油そば 大 790円

こくまくくぅ「みそ味の油そば、は、はじめてだ。なんだか、うれしい。これもうまい。かなりうまい。まあ、想像できる範囲の想像通りの味だけどね。ちょっと甘めの味噌味で、油との相性もいい。まあ、そうだよね。」
人形くくぅ「豚味噌、とかね、田楽とか、まあ、けっこう王道の味わいだ。
こくまくくぅ「柚子こしょうがアクセントでついている。時々舐めるとうまい。まあ、柚子こしょうは、やや飽き気味の味だな。椿家(東海)のつけ麺が柚子こしょう味だったけど、イマイチ、かな。既製品っぽい感じになるというか。龍郎(つくば)のまぜ麺にもついていた。そういえば、あそこで、味噌味のJ系をたべたなあ。」
人形くくぅ「なので、柚子こしょうは混ぜ込みはしなかった。柚子、の方がいいかもね。やはり、こちらも、上と同様の食べ進め方だ。酢やラー油やニンニクや玉ねぎなど、足して調整するととうまい。すりごまは、どちらでもイマイチかな。あまくなる。
こくまくくぅ「味噌ダレがかなりどろっとしたペースト状なので、流動性がないぶん、混ぜにくく、また、ぼそっとした食感になるが、麺がもたもたとべたついた感じもそれはそれで楽しい。基本形でも、かなりの満足感だ。はじめてなので、たのしい限り。」
人形くくぅ「味噌の濃厚なくどさの分、食べごたえはあるかな。オイルパスタの味噌味、和風仕立て、という感じで、新鮮な感jだ。
こくまくくぅ「まだまだ、油そばの拡がりがありそうな予感だよね。ネクストだ。」


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ぶらぶらくくぅ
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こくまくくぅ人形「さまよう旅人のわたしは、日立駅に降りた。構内には、こんな、海の見える展望ロビーがあるぞ。」
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小皇帝くくぅ人形「おや、あれは、いつも通っているバイパス道路だぞ。」
人形くくぅ人形「そうだ。
ミニくくぅ人形「そうだ。


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by dasenkadasenka | 2014-01-08 18:38 | 日立市