住所 茨城県ひたちなか市元町2-4
電話番号 029-273-8263
営業時間 11:30~14:00/17:00~21:00(火水木~14:00まで)
定休日 毎週月曜日・第2,4火曜日
P 無(近隣に市営駐車場、コインパーキングあり)
喫煙可
http://www.hitachinaka-eshop.com/shop.php?shop_id=136
こくまくくぅ「アクシデント続きだ。前回に引き続き、焼肉冷やしを頼んだのだけれど、焼肉ホットに間違えられてしまったのだ。」
ミニくくぅ「
あちゃあ。」
人形くくぅ「
だから、都合、3回続けてホットになってしまったぁ。」
こくまくくぅ「最近、臨休にあたることも多く、何度かフラれたあと、ようやく、やっていた、という感じで、そういう意味で、今日こそは、久々に、冷やしを、と食べたかったんだけどなあ。注文して、待っている間に、まさか、今日も間違えられたりして、まさかぁ~、なんて思っていたら、まさかの坂で、本当にホットがきてしまったんだよねえ。」
ミニくくぅ「
がび~ん。」
人形くくぅ「
前回と同様に引き受けましたけどね。他に引き取り手もいないようなので。」
こくまくくぅ「前回も、今回も、満席なのに、タイミング悪く、運悪く、ホットを頼んでいる人が居合わせていないんだよねえ。」
ミニくくぅ「
くすん。」
人形くくぅ「
まあ、おいしいので、冷やしでもホットでも、どっちでもいいんだけどね。とはいえ、でもね、気合も入れてきているからね、そのつもりで。そろそろ、冷やしが食べたいよね。」
こくまくくぅ「次こそはね。」
ミニくくぅ「
まさか、ね。」
人形くくぅ「
まさか、まさか。」
こくまくくぅ「まさかぁ、というネット上の記事を読みましたよ。おやじさんが、やめようかな、とつぶやいていました、とかいう噂で、詳しいことや真偽のほどはわかりませんが、いたずらに騒ぐのはよくないけど、衝撃走るなあ。ラーメン界ではよくあることなので、心配です。最近、臨休多いし。お元気そうなご様子ではあるけどね。」
ミニくくぅ「
小櫻もなくなったようだしなあ。本当に、まさかの坂がある。」
人形くくぅ「
新店もよくできるけど、やめていく店も多い。」
こくまくくぅ「昨年の秋には、郡山の名店、じゅらく、が、店主さん高齢のため、おやめになったけど、ぽっかり穴が開いて、なんだか、そのあと、郡山に行く気がしなくなっているしなあ。」
人形くくぅ「
ラーメンは、けっこうなくなるからね、一回、一回、気合を入れていただかないと。」
こくまくくぅ「そういえば、新店といえば、6号沿いのその前をよく通るので、今日も見かけたけど、日立駅前に移転した、北茨城の長浜とんこつ、あずま、の旧店舗跡地に、みなとらーめんまるすず、という店ができていて、ネット上の情報では、1月オープンの前に、オペレーション・テスト、おひろめ、で、無料の日があると書いてあったなあ。」
人形くくぅ「
脱サラの方で、メニューは、喜元門みたいな、多彩な取り揃えのようだ。豚骨白湯と、鶏だしと、マグロや鯛などの魚だし、のようだ。」
焼肉ラーメン 640円
こくまくくぅ「焼肉ホット、まあ、ほぼ、冷やしと同じ味、と思えば、そうでもあるんだけど、当然、違うといえば違う。こちらは、スープに、浸っているので、揚げ肉、餡、麺、ともに、食感が違うからね。」
人形くくぅ「
でも、うまいので、食べ始めると、動揺もややおさまってくる。」
ミニくくぅ「
うまい、うまい。」
こくまくくぅ「今日は、なんだか、辛い。一味唐辛子が、見た目にも、多く見える感じかな。」
人形くくぅ「
たしか、手でつまんで入れていたと思うけど、なので、その都度、多少の、微妙な差はあるのかな。」
こくまくくぅ「そういうことも、ひょっとして、飽きさせないコツかもね。」
人形くくぅ「
スープが熱々なので、よけいに際立って、けっこう辛く感じる。時折、高校生などが、辛子抜き、と言っていたりするけど、わからないでもない。けっこう、効いているからね。」
こくまくくぅ「でもまあ、この辛みは、重要なポイントではある。辛みと、醤油餡のあまがらさと、揚げ油の香ばしい風味とが、織りなす、黄金のコンビネーションだからなあ。」
ミニくくぅ「
日本人にお馴染みの定番のど真ん中の味つけだ。」
人形くくぅ「
このバランスがすこぶるいい。はっきり言って、たいていの凝っただしスープも、あっけなく負けちゃうなあ。ごく素直にうまい、というか、うますぎる。」
こくまくくぅ「そして、この、自家製の手打ち太麺、でなければ、だめだ。」
人形くくぅ「
この太麺の、もっちりしたかたい触感と、つるっとした口当たりのいいさっぱりさ、が、絶妙に効くんだなあ。この白い味が、タレの茶色い味に、よく絡む。」
こくまくくぅ「激ウマの揚げ肉と、相性抜群だ。」
人形くくぅ「
まあ、とにかく、この太麺が、なんだかやたらに、うまいんだよねえ。」
こくまくくぅ「結局、この素朴なシンプルさに、勝てない、たいていの麺が。」
ラーメン 440円
こくまくくぅ「さて、というわけで、醤油ラーメンもうまい。この太麺だからね、なにしろ。」
人形くくぅ「
シンプルな醤油ラーメンに、太麺が、合わなそうだけど、実は合うんだなあ。」
こくまくくぅ「シンプルなスープ、今日は玉ねぎの甘さを感じるかな。長ネギかもしれないけど。」
人形くくぅ「
今日は期せずして、」
ミニくくぅ「
(笑い)」
人形くくぅ「
醤油スープの、異なるバージョン比較という格好になった。言うまでもなく、基調が同じでも、ずいぶん表情が違って、おもしろい。」
こくまくくぅ「単調にならないね。」
人形くくぅ「
醤油ラーメンのシンプルさと、焼肉ホットの複合的なハーモニーとが、楽しめ、おたがいに、相手を引き立てあう感じだ。」
こくまくくぅ「特筆すべきは、チャーシューのうまさだ。やわらかく、品のいい味わいで、繊維に沿って、ほろほろと崩れるようにほぐれる。」
ミニくくぅ「
すごくおいしい肉だ。」
人形くくぅ「
味つけも、薄味でシンプルながら、満足感あるうまみだ。けっこう厚めのものが2枚入っていて、ボリュームもある。この、重量ある太麺、チャーシュー、という個性的な特徴を持って、440円は、超破格だ。もし、焼肉がなければ、もっと食べられていいはずだ。」
こくまくくぅ「440円とは思えない、満足度がある。オススメだけど、でもやっぱり、焼肉にいっちゃうんだろうなあ。」
人形くくぅ「
醤油をはじめ、味噌もいいし、数々の太麺ラーメンを堪能できる、んだけどねえ。」
こくまくくぅ「おもしおいんだけどねえ。この太麺の魅力に惚れ込むと、スープによる表情の違いを味わってみたくなる。同じく、太麺感覚が斬新な、あの自家製太麺ラーメンの雄、文太(水戸)も、ここで太麺をいただいているために、ついつい、御無沙汰になってしまっている。」
人形くくぅ「
ノリは似ているからね。東京にも、三幸(あきるの市)、小森(東大和市)、松屋(瑞穂町)、など、自家製手打太麺ラーメンのおもしろい店がある。福島では、壺の華(磐梯)、あすなろ(山都)、など、やはり自家製の太麺ラーメンの店がある。」
こくまくくぅ「まあ、焼肉は、ガッツリ系のヘビー級、というか化け物、だからなあ、もっていかれちゃうんだろうけどさあ。」
人形くくぅ「
まあ、こんな贅沢なおもしろさ、超貴重だ。」