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やまりすがたべるもの

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ひかり食堂

住所 茨城県日立市千石町1丁目11-24
電話 0294-33-1028
営業時間 11:00-15:30/17:00-20:30
定休日 月曜日
P 5台ほど
喫煙可

ととり「おや? 今日は、出現の導入部がない、ようですね。」
ばっぷくどん「面倒くさくなったんだろう。あるいは、アイデアの枯渇かな?」
ととり「かっこよくキメたかったのになあ。残念・・・」
ばっぷくどん「まあ、なくてもいい、ことに、気づいたんじゃないのかな。無理にやらなくても。」
ととり「それに、予定では、いくよ食堂、に行くよ、ってはずだったのに、臨時休業だった。」
ばっぷくどん「そう、それで、急遽、こっちに変えたんで、ごたごたして、いろいろと段取りが狂ったのかも(ってこともないか)。」
ととり「いくよ、も楽しみにしてたのにな・・・、あ、あいさつが遅れました・・・、まよえる子羊、ととり、です。」
ばっぷくどん「なんか、ややこしいな。」

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ばっぷくどん「ああ、君か、すぐに慣れたという新人だな。」
ととり「まあ、みなさん、新人だと思いますけど・・・」
ばっぷくどん「噂通り、というわけか。まあ、設定だよ、設定。」
ととり「はあ。」
ばっぷくどん「ラーメン俳句もたしなむそうだな。」
ととり「いや、ほんの真似事です。」
ばっぷくどん「ふむ。」
ととり「でも、一句できました。」
ばっぷくどん「ほう、では、お手並み拝見といこうか。」
ととり「多賀町に にぼしが光る ラーメンだ」
ばっぷくどん「ぬう、確実に、うでをあげとるようじゃな。」
ととり「ふふ。たいしたことは・・・。」
ばっぷくどん「勉強しているな。」
ととり「実は、ばななりす先生の俳句集、りすの細道を、やまりす図書館に借りに行ったんですけど、なかったんですよ。」
ばっぷくどん「ああ、あの本は、ページがどんどん木の葉化していて、いまや、幻の本と言われているんだ。」
ととり「ひえー・・・」
ばっぷくどん「出版元の、きつね書房も、もぬけのから、だし。きつね書房の事務所を訪ねた者によると、事務所の中には、何もなく、ただ、おびただしい数の木の葉だけが、散乱していたそうだ・・・」
ととり「くやしい・・・遅かったか・・・」
ばっぷくどん「残念だったな。」
ととり「・・・あ、また、整った。」
ばっぷくどん「なに! よし、聞こう。」
ととり「新味に 飽きたならここ ひかりだよ」
ばっぷくどん「ぬぬう。すごい・・・隠れた才能の爆発か・・・(くやしい、忘れて、気を取り直そう)」

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濃厚魚介系つけ麺 180g 650円

ばっぷくどん「今日は、お目当ては、つけ麺と餃子だ。」
ととり「つけ麺は、太麺とありますが、そんなに太くはないですね。まあ、ラーメンの細麺に比べれば断然太いけど。」
ばっぷくどん「丸太で、生江食堂(会津美里)、の、つけ麺の麺に形態がちょっと似ているかな。」
ととり「濃厚魚介、とありますが、いわゆるどろどろした濃厚魚介系、魚粉系、とは違いますね。」
ばっぷくどん「やっぱり、煮干しだ。にぼつけ麺だな。」
ととり「濃い煮干しスープで、おいしいですね。」
ばっぷくどん「多めの浮き脂も、煮干し風味でうまいなあ。さゆり食堂(喜多方)の、らうどん、が、やっぱり、濃い煮干しスープで、こういう浮き脂だったなあ。」
ととり「なんか、出色のできばえ、ですね。」
ばっぷくどん「本当に。正直、どんなつけ麺が出てくるのか、ちょっと心配だったんだけれど、いい意味で驚いた。」
ととり「軽薄な感じがなくて、よかったですね。流行りに便乗した、にわか仕込み、みたいな。」
ばっぷくどん「急ごしらえ、は、君のトレードマークだろ。お店の雰囲気に沿った、しっかりした味の、手堅い一品だな。」
ととり「熱々で、出てきましたね。思い切った甘さと、濃い醤油味で、おいしいですね。」
ばっぷくどん「若干、醤油味が濃いかなあ、という気もするけど。」
ととり「そうですね。もうちょい、がぶがぶ飲める感じでもいいかも。」
ばっぷくどん「でも、新鮮な驚きだった。いただいて、よかった。」

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焼き餃子 400円

ととり「当店一押し餃子は、丸々と太ってますね。」
ばっぷくどん「これまた、うまいなあ。皮が、思い切り分厚くて、小麦粉の味がして、こういうの好きだなあ。」
ととり「人によっては、この分厚さが、ダメかもしれませんね。」
ばっぷくどん「スープ溢れる、ジューシーな具も、さっぱりしてて、うまい。」
ととり「熱い汁が飛び出しますね。」
ばっぷくどん「女性店長さんが、テレビ出演などで有名な、好味房(祖師ヶ谷大蔵)、で、いただいた餃子を思い出すなあ。」
ととり「近所の薬丸さんが御用達の店ですよね。」
ばっぷくどん「餃子を注文すると、この二三倍はある、でかい餃子が出てくる。やっぱり、皮がやたらに厚めで、肉汁たっぷりの肉餡が詰まっていて、忘れがたい、うまい一品だった。」
ととり「甘くない、シャープな味の具もさることながら、むしろ、もっちりした皮が主役ですよね。」
ばっぷくどん「ぼくは、普段は、ラーメンをいただく時に、あまり餃子はいただかない。ひと頃、よく頼んでいたんだけれど、飽きちゃって。割と、どこも、同じような味だし。それに、ラーメンに集中したいし。でも、これは、いけるなあ。」
ととり「ちょっと、接着面が弱いですね。」
ばっぷくどん「そうだな、箸で持ち上げると、割れやすいな。もうちょっと、ぎゅっとくっつけてもいいかも・・・。でも、頼んでよかったなあ。」
ととり「幸せな気持ちになりますね。」
ばっぷくどん「大きいけど、一人で、ペロリだな、小麦粉好きなんで。」
ととり「まさに、爆腹、ですね。」
ばっぷくどん「まさに、慣れきっている・・・。」
ととり「他のお客さん、見ていると、食べきれないで、お持ち帰りにしている方も見かけますね。」
ばっぷくどん「そろそろ、また、整う、んじゃないだろうな。」
ととり「整いました。」
ばっぷくどん「またか・・・」
ととり「餃子の 太った姿 至福かな」
ばっぷくどん「うーん、やられたかも・・・」

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にぼしラーメン 500円

ととり「何日か前にいただいたばかりだけど、また、食べてくなって、煮干しラーメンを頼みました。」
ばっぷくどん「本当に、最近流行りの、新しめのラーメンに飽きたら、ぜひここへ、っていう感じだね。」
ととり「反転して、こういう昔ながらが、逆に新鮮になる。貴重ですね。今日は、前回よりも、煮干し味が、あっさりしている感じだ。」
ばっぷくどん「まあ、この店の難点は、喫煙と相席だけど、それも、反転して、よさ、と思う人もいるんだろうから、仕方ないのかな・・・。ごちそうさまでした。」
ととり「ごちそうさまでした。」


(まよえる小鳥 ととり)
by dasenkadasenka | 2011-10-09 10:40 | 日立市